バブー&とのまりこの パリこれ! 住んでみてわかった、パリのあれこれ。
2003年、フランスに単身で渡り、 現在はパリを拠点にヘアメイク&フォトエッセイストとして 活躍しているとのまりこさんが、 愛犬のバブーくん(アイルランド出身)を相棒に、 パリ暮らしのちょっとびっくりな出来事や、 へぇ〜っと感心する習慣などなど(*)をお届けします。 *もちろんすべてのフランス人やフランス全土に共通しないこともあります。 週に1回、でも気まぐれにもっと更新するかも? すてきな写真とともに、おたのしみください。 Amusez-vous bien!

 
とのまりこさんと バブーくんのプロフィール
 


   

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世界遺産の古城に、
飼いイヌと一緒に?!

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世界遺産の古城に、
飼いイヌと一緒に?!

バブー

みなさんボンジュ~ル!
先日、ボクは飼い主まりこちゃんと一緒に、
古城巡りで有名なフランス・ロワール地方の
アンボワーズ城に行ってきたよ!

しかも今回は特別なゲストと一緒。
日本からボクの仲間ヨークシャーテリアを
連れてきたお客様のアテンドだったんだ。

 

フランス・ロワール地方は古城が点在する場所。
日本からやってきたお友達ライラちゃんと
パリからの遠足だよ。
川の向こうに見えるのが「アンボワーズ城」だよ!

 

古城、目の前に流れるロワール川、
お城の周りには城下町が広がる観光にも楽しい
ステキなところ。

 

とのまりこ
このお客様、実は2019年の年末年始の
初めてのパリ旅行をアテンドしたときに
バブー(1代目)と出会ったのがきっかけで、
日本に帰国して数日後、
同じヨークシャーテリアをお迎えになったという方!

ちなみにこのご夫婦、ほぼ日の大ファン。
そしてこのコラムの読者でもあった方。
「いつかフランスに愛犬と一緒に行きたい」
というのがずっと夢だったそうで、
その夢がついに叶った旅なのです!

 

世界遺産のロワール一帯に無数にある
人気の観光スポットである古城やお屋敷は、
「イヌウェルカム」なところも多く、
イヌ連れの人もたくさん。
こちらお城の庭でくつろぐ
ステキなムッシューと飼いイヌちゃん。

 

バブー
ボクが人生を変えちゃったってこと?!
って言っちゃってもいいかしら(笑)。

今回の旅の目的は、
とにかく飼いイヌとフランスを楽しむこと!

パリはもちろんだけど、パリから日帰りの
大人の遠足もイヌと一緒に楽しみたいということ。

というわけで、ボクたちがご案内したのが、
フランス・ロワール地方にあるアンボワーズ城。
約280kmにわたるロワール渓谷一帯が
『世界遺産』に登録されていて、
アンボワーズ城はその主要な古城のひとつだよ。

『世界遺産』と言うと、 
厳重に管理された聖域のイメージで、
イヌなんてもってのほか!
と感じるかもしれないけれど、
フランスではなんとボクたちもお城に入れるんだよ。

 

今回のお城は
「お庭はお散歩自由。お城内部では抱っこしておいてね」
というルールだったよ!
ボクたちも一緒に楽しめるなんて最高だよね。

 

とのまりこ
お城によってルールは違いますが、
庭園のお散歩はイヌたちウェルカム。
建物の中では抱っこしたり、
バッグに入ればOKというところが多いのです。

フランスでは、飼い主がきちんと責任を持つなら
家族(=イヌ)も一緒で当然という
スタンスが多い気がします。
レストランでもカフェでもお城でも。

だから、お城でもそのお城を囲む城下町でも、
イヌ連れファミリーにすれ違いまくりです。

 

町はとにかくイヌ連れの人がいっぱい。
イヌ同士のご挨拶だけでなかなか前に進めない♪

 

バブー
ところでこのアンボワーズ城、 
歴史もすごいんだよ!
お城を豪華に改築したシャルル8世という王様が
ここで亡くなっているんだけどね、
その最期がね‥‥。

なんと、お城の低い梁に
頭を強打して亡くなったんだって!
自分が改築した自分のお城で‥‥。

とのまりこ
どんな豪華な城を造っても、
最後は「頭上注意」という生活の基本に
負けてしまったという、
なんとも人間くさい幕引き。
こんなエピソードを交えながら
フランスの歴史を学ぶことも楽しさの一つです。

 

「お庭は自由にイヌもどうぞ」
=イヌたちおトイレしちゃったりもですが、
その辺りにももちろん寛容で自由。
「ここはトイレではありません」なんて
立て札はもちろんありません

 

バブー
そしてこのお城にはもう一人、
すごい人が関係しているんだよ。
みなさんご存知、レオナルド・ダ・ヴィンチ!
あの『モナリザ』のね。

とのまりこ
当時のフランス王・フランソワ1世が
「イタリア文化、最高にカッコいい!」
とルネサンスに夢中になって、
ダ・ヴィンチを
「王の第一の画家・ エンジニア・建築家」
として招待。

お城のすぐそばの館 「クロ・リュセ」を与えて、
晩年の3年間を過ごしてもらったのです。

だからこの城内の礼拝堂には、
ダ・ヴィンチが眠っているのです。

 

 

この町はレオナルド・ダ・ヴィンチが
晩年を過ごしたことでも有名な土地。
なんとお城の敷地内の礼拝堂に眠っているのです。

 

バブー
日本から夢を叶えて古城まで来た
僕の友達ヨークシャーテリアも、
世界遺産の石畳の上を楽しそうに歩いていたよ。

ボクの前身、1代目バブーの影響で
本当にフランスまで来てくれたこと、
なんだかとっても嬉しかったな!

ちなみに、このコラムでも以前登場しているけれど、
エールフランスなどの航空会社では
(というか日系航空会社以外のほとんど!)
小さなイヌであればキャリーに入れて
客室内で一緒に過ごせるんだよ。
飛行機の旅も飼い主と一緒だから、
なんの心配もないんだ♪

 

 

これからももっと、
イヌ連れでフランスに遊びにきてくれる人が、
増えるといいなあ~。
それではみなさん、今週もステキな1週間を!

 

*とのまりこさんの本*


「シンプルシックで心地よい暮らし
パリの小さなアパルトマンで楽しむおうち時間」
出版社 : 世界文化社
発売日 : 2021/5/29

 

 

※この連載を再編集し、
 書き下ろしも入れて新潮文庫になりました。
 こちらをぜひご覧ください!(2015年8月出版)

フランス雑貨のお店オープンしました。
バブーくんは日本滞在時に、お店にいます。

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