バブー&とのまりこの パリこれ! 住んでみてわかった、パリのあれこれ。


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「赤ちゃんにも
 サングラス?!」

 
     
バブー&とのまりこの パリこれ! 住んでみてわかった、パリのあれこれ。
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「赤ちゃんにも
 サングラス?!」

バブー

ボクたちは今、夏休みのバカンス中。
スペインの海辺の街に来ています。

今年はボクの家に新しく加わった
弟分のべべちゃん(4ヶ月)と一緒の
初めての夏休み。

フランス流にちょっとたくましく、
生後10日くらいから外にお出かけしたり
旅行したりしていた、我が家のべべちゃん。

たくまくしく成長していて
今回はパリから約1,000kmのドライブ。

とのまりこ

まだまだ小さな赤ちゃんを連れて、
長距離を移動して、
海で過ごすバカンス。

「スペインにバカンスに行くのですが
問題ないですかね?」

「海辺で過ごすのですけれど
少しは海岸で遊んでもいいですかね?」

なんて小児科の検診で
一応相談してみたりしましたが。
もちろんここはおフランス。

「な〜に言ってるのよ。
もちろん当たり前じゃない!
バカンス楽しんでいらっしゃい。」

サバサバっと先生。

妊娠中に飛行機に乗って日本に帰ることを
医者に相談した時も、
生まれた直後の検診で
外出を初めていいのかと聞いた時も、
今回のバカンスの件も、

「あら、あなた何言っちゃってるの?
な〜にが心配だっていうのよ。
今を楽しまなくてどうするのよ。」

的な反応のフランス。

毎度のことながら、
「細心の注意を払いながら
何かがないように行動を控え慎重にする」
という日本との真逆っぷりに
お国柄の違いを感じます。

バブー
ただし、もちろんまだ小さな
生まれたばかりの赤ちゃんだからね。

感染などもあるから
海で遊ぶ時は注意するようにとか、
太陽を浴びるから
日焼け止めは塗るようにとか、
水分補給は十分してあげるようにとか、
注意事項は教えてもらったよ。

そしてね、長く旅に出るバカンスに向けて、
「もしも虫にさされたら」
「もしも熱が出たら」
「もしも熱射病になったら」
などなどに備えて
前もって色々な薬を処方してくれるんだよ。

「とりあえずバカンス用に備えての
色々な薬の処方箋を書いておくわ。」
と渡される処方箋。
薬局に持っていけば全て保険でカバー。
支払いはゼロ。

とのまりこ
さすがバカンス大国だなあ‥‥。

そして、海用のボディスーツや
サングラスも買って行きなさいと指示される。

「えっサングラス?
こんな赤ちゃんに?」

とちょっと不思議そうな顔をしていると、

「そりゃそうよ。
サングラスは必須よ。
薬局とかで売っているから絶対買いなさい。」

ということ。
そうか、この国はこう言われるから
ベビーカーに乗っている赤ちゃんとか幼児が
やたらサングラスをしているのか!

オシャレでしているわけじゃなかったのか!
と、今まで思っていた疑問が解決。
白人の人たちは目の色素も薄いので
私たち黒い瞳の人種とは違い
ヨーロッパの強い日差しから目を守るために
サングラスの必要性が高い、
という理由がもちろんあるとはいえ、
赤ちゃんにも
「サングラス」指示が出るんだなあ‥‥。
とちょっとビックリしたのでした。

バブー
薬局に買いに行ったらね。
あるよあるよ。
赤ちゃん用品コーナーに、
ずらりと並ぶベビーサングラス。

ボクの家のべべちゃんも。
これで準備万端!
いっちょまえにサングラスをして。
夏のバカンス楽しんでいます♪

 

※この連載を再編集し、
 書き下ろしも入れて新潮文庫になりました。
 こちらをぜひご覧ください!

フランス雑貨のお店オープンしました。
バブーくんは日本滞在時に、お店にいます。

「Boîte」(ぼわっと)
東京都杉並区西荻北4丁目5−24
【地図】 【駅からの道順はこちら】

 

2017-08-29-TUE


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illustration:Jérôme Cointre