バブー&とのまりこの パリこれ! 住んでみてわかった、パリのあれこれ。


3 1 7

「保育園の行き帰り、
 親が楽?!」

 
     
バブー&とのまりこの パリこれ! 住んでみてわかった、パリのあれこれ。
3 1 7
「保育園の行き帰り、
 親が楽?!」

バブー

バカンス真っ盛りのフランス。
幼稚園や学校よりは圧倒的に
日数が少ないとはいえ、
保育園も、いよいよ3週間の夏休みに入って、
ボクの家のプチモンスター(1歳3ヶ月)は
毎日ありあまるパワーで
ボクにちょっかいを出してきます。

日中は静かにゆっくり
昼寝して過ごしていた日々が
ちょっと中断の毎日だよ‥‥。

とのまりこ

さて、フランスの保育園に通い始めて
2ヶ月ちょっと。
初めての長期休暇に入って困ったこと。
それは、おむつの消費量が一気に増えたこと。

フランスの保育園、
基本的にすべての保育園で、おむつ支給。
だから毎日保育園に通っていると
おむつの消費量がガクッと
半分くらいに減るのです。

だから夏休に入って一気に消費量が増え、
慌てて買いに走ったりしています。

バブー
日本の保育園では、
名前の書いたおむつを持参したり、
さらには使用済みのおむつを持って帰る?!
なんてところもあるという話を聞いて
とてもびっくり驚いたけれど、
親が負担する毎日の荷物という意味では
フランスはまったく真逆の
ママとパパにやさしい国なんだ。

とのまりこ
おむつ以外にも、
手や顔をふくガーゼやタオル、
食事の時のエプロン、
お昼寝の時のシーツや布団など。

日本では、保育園に通う際の持ち物や
持ち帰るものが多い、
っていう話を聞きますが、
フランスでは一切そんな持ち物もなし。

保育園による多少の違いはありますが、
基本的に持っていくものは
万一の場合の着替えくらいなのです。

バブー
フランスは、
連絡帳のようなものも一切ないよ。
保育園に到着した時、
そして帰る時に直接ひとりひとりが
先生と連絡事項を口頭で伝えあうんだ!

とのまりこ
「週末は熱がありました」
「今日はまだうんちが出ていません」
「ちょっと寝不足なのでご機嫌悪いです」
「朝ごはんあまり食べなかったから
お腹空くのが早いかも‥‥」

などを登園時に親たちが報告すると、
先生たちは自分たち用のメモに記入。

お迎え時には日中の様子、
お昼ご飯、オムツ替え、お昼寝の様子などが
すべて記入されているメモを見ながら
必要なことを報告してくれるのです。

バブー
必要なことはちゃんとやるけれど、
必要以上に親にも先生にも負担になることは
一切やらない。

おむつのこともその他のことも、
親にとってはなんとも助かる
楽チンなフランスの保育園なんだ。

それではみなさん、
暑い日々に負けないで
夏休な人も夏休でない人も。
素敵な夏を過ごしてね!

※この連載を再編集し、
 書き下ろしも入れて新潮文庫になりました。
 こちらをぜひご覧ください!

フランス雑貨のお店オープンしました。
バブーくんは日本滞在時に、お店にいます。

「Boîte」(ぼわっと)
東京都杉並区西荻北4丁目5−24
【地図】 【駅からの道順はこちら】

 

2018-08-07-TUE


まえへ
トップへ
つぎへ
illustration:Jérôme Cointre