先週末はね、
友人ファミリー達と
パリに隣接する森の中でピクニック。

パリを離れて
フランス国内や海外を
旅していた人たちも
だいぶ帰ってきて、
残り1週間となったバカンス。
みんな最後の最後まで楽しもうと、
いろんな計画を立て誘いあいます。

今回集まった友人達とのピクニック、
偶然２人のフランス人パパが
公立の学校の先生。

１人は高校の理科の先生。
１人は中学の音楽の先生。
２人とも公務員になります。

ワインとチーズ片手に
のんびりピクニックをする先生に、
色々フランスの学校の話を聞きました。

フランスの学校はね、
6週間学校に行ったら2週間のバカンスが挟まる。
そして夏休みは約2ヶ月バカンスとなる。
どんだけバカンスがあるんだってほど、
日本より学校の登校日が少ないんだけどね。

先生も一緒にバカンスはバカンスなんだよ。
日本の学校の先生は、
春休みだって夏休みだって
学校に仕事に行くでしょ。
でもフランスの先生たちは行きません。

「本当にバカンス中は行かなくていいの？」
って聞いたら
「だって学校自体に
鍵がかかって閉まっちゃうもん。
行きたくたっていけないのさ。」
と答えが返ってきた‥‥。

「えっじゃあ子供達のバカンス中は
自分もバカンスなの？
仕事ないの？」
には
「いやいや、家で仕事をするんだよ。
だってバカンス中なんだから、
学校に行く必要がないだろ？
家で仕事すればいいじゃないか。
むしろなんで日本の先生は
学校に行くのさ。」
と逆に質問が。

でもでも、
「じゃあ家で仕事って
どんな仕事してるの？」
の問いには、
「授業の準備とかさ‥‥。」
的な若干歯切れの悪い解答が。

やっぱりバカンスは
大した仕事はしてないっぽいぞ？！
ほぼバカンスなのかな‥‥。

じゃあどんだけバカンスがあるのだ！
しかも公務員。
仕事を失うことのない公務員。
うらやましいなあ‥‥。
日本の学校の先生たちが泣くかも（泣）。

しかもね、
フランスの学校は、
給食の時間の面倒を見るのは先生達じゃない。
その専門の人たちが面倒を見る。
以前もちょっとお話したとおり、
生徒が教室の掃除をするわけじゃないから、
そのお世話もしなくていい。
そして、部活の顧問みたいな仕事もない。
学校の色々な行事もない。

ってわけで先生の役割は、基本的に
自分の受け持つ授業だけなんだよね。

日本の学校の先生たちが泣くかも‥‥。
でしょ？！

ちなみに、職員室では
各自の席も決まっていないし、
机すらないんだそう。
職員の数に対して圧倒的に少ない数の
机とかしか置いていないそうで、
日本のように職員室でも
せっせと仕事をする先生の姿とか、
ないんだって。
むしろ休憩にカフェ飲むんだよ、って。

かなり違いそうな学校の先生ライフ。
いつか密着してみたい？！

※この連載を再編集し、
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