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ほぼ日刊イトイ新聞

2020-04-06

おしらせ

糸井重里が毎日書くエッセイのようなもの今日のダーリン

・東京では、土曜と日曜の人の動きは、
 先週に続いてずいぶん抑えられたらしい。
 しかし、会社のはじまる月曜からは、どうなるのだろう。
 休みにできない仕事は絶対にある、それはよくわかる。

 社会の基本的なインフラ、
 人の日々の生存に関わるような仕事は、止められない。
 それをしてもらえるおかげで「STAY HOME」ができる。

 なかでも、いま医療の仕事をしている人たち、
 それを支えている人たちには、ただただ感謝しています。
 マスクをつくれとか、配れとか配るなとか言っても、
 マスクをつくって梱包して運ぶための人がいる。
 そういう人たちは、今日も「行ってきます」と家を出る。
 食料の心配はないとも言われているけれど、
 秋に稲刈りをしておいしいお米を収穫するためには、
 農家の人たちは、いまの時期に苗を育てているはずだ。
 家にいてもネット通販があるから便利だけれど、
 届け物を仕分けしたり運んだりする人たちも、
 毎日「行ってきます」と家を出るのだし、
 そのこどもたちの世話はまた別のだれかがやってくれる。
 介護の必要な人たちは、感染症が流行っても介護が要る。
 介護する人たちもまた、家を出て施設に通ってくる。
 走っているクルマの燃料を売るスタンドも必要だ。
 どれだけ、リモートだとか言ったとしても、
 人間の社会の心臓も呼吸も止めることはないわけで、
 そこに関わる人たちは、いつも以上に働くことになる。

 そのうえで、とにかくできるかぎり、
 「(自覚的には)全員が動かない」で過ごすのが、
 緊急事態というものなのだろうと思う。
 動いて守ってくれる人に支えられての「在宅」なのだ。
 「リモート」で家にいることになった人たちは、
 その想像力を持って「ワーク」したいものだと思う。
 なんていうか、「リモート」で仕事する者の気概って
 どういうものだろうと、真剣に考えるんですよね。
 不要不急は、絶対に「ヤクタタズ」ではないのです。
 いつもとちがう環境にいるから「力が出しにくい」
 …のではなくて、「火事場の馬鹿アイディア」と、
 「動かずいいこにしてる」の両方で活躍しようぜ!

今日も、「ほぼ日」に来てくれてありがとうございます。
医療関係者たちをよろこばせるような「不要不急」仕事を。


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