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ほぼ日刊イトイ新聞

2022-06-29

糸井重里が毎日書くエッセイのようなもの今日のダーリン

・24年以上も、毎日書いているのがこの「今日のダーリン」。
 じぶんなりにも、そうとう大変なこと始めちゃったなと、
 ずっと思ってはきたのですが、実際に
 なんとか続いているのだからしょうがない。
 おそらく同じ内容を書いていたことも、
 何度かあるんだろうなと思います、確かめてないけど。
 今日も、前にも書いただろうなと思うことを書きます。
 それは、どうして、毎日休まずにこれを書いているか、
 という理由についてです。
 たぶん、知ってる人は知っている話ですが書きます。

 「毎日休まずに書いていたら、努力が認められるかな」
 というヨコシマな理由で始まったことなのです。
 ぼくは、もともとが「いいかげんなやつ」でありまして、
 そのことが世間的にもバレていると考えていました。
 でも、そういういいかげんでちゃらんぽらんな人間が、
 毎日、四苦八苦しながらでも休まず原稿書いている、
 ということが長く続いて、それが知られていくと、
 「それなりにあいつだって、がんばってるんじゃないか」
 と思われて、いいかげんさが帳消しになるんじゃないかと。
 つまりは、キャンペーンですよね。
 ほめられたくてやり始めたことなのです。
 レストランでも土日も休まずやってる店って、
 なんかありがたいなと思われるじゃないですか。
 そういう効果を狙ってやりだしたことなのでした。
 「ほぼ日刊イトイ新聞」に、どんな取り柄があるか、
 ぼく自身にも説明がつかなかったのですが、
 売り物も読者メリットも不明であるならば、
 「努力賞」だけでももらっておきたかったのです。
 そして、そのまま24年以上休まずに続いてしまって、
 雑に計算したら今年中に8800日になりそうです。

 これは、できないことをしようとしたわけではなく、
 できることを、ほめられたくてやっただけのことです。
 こんなアホな「努力賞」狙い、やる人がいなそうなので。
 ほんとは3年くらいでいったん休めるかなとか、
 ばくぜんと思っていたのかもしれないんですけどね。
 ついつい、休むのがもったいなくて、まだ続いてます。
 なんて、こんなことを書いたって一日の原稿になります。
 むつかしいようで、簡単なことでもあるから続くのです。

今日も、「ほぼ日」に来てくれてありがとうございます。
才能でも運でもなく、ただやればできることってあるんです。


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