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ほぼ日刊イトイ新聞

2020-08-08

糸井重里が毎日書くエッセイのようなもの今日のダーリン

・そうか、力が入り過ぎてると声も細くなるのか。
 歌は、話すように歌うのか。
 体重の管理ができてないと、踊りのキレが悪くなるのか。
 なんてことをね、いまさら、ぼくが
 勉強になったとか言ってもおかしいかもしれないんだけど、
 いちいち、いろんなことに感心してるんですよ。
 韓国と日本のプロダクションが共同で主催する
 アイドルのオーディション番組「虹プロジェクト」を、
 ぼくはほとんど知らないでいたのですが、
 知り合いが「ドラマシリーズを見ようか、
 虹プロを見ようか迷ってる」とツイートしているのを見て、
 なんだか気になったもので、試しに見はじめてね。
 いま、けっこういい感じで見続けているのです。
 ドラマよりも深刻になることはないし、
 オーディションを受けている候補生たちのがんばりも、
 もちろん目が離せないのですが、ぼくとしては、
 審査員でありプロデューサーのJ.Y.Parkさんという人の、
 審査評や励ましやヒントの出し方なんかが、
 別の世界で生きるおじさんにも響いてくるのです。

 正直言って、ぼくは、アイドルという仕事のことを、
 それほど理解しているとは思っていません。
 しかし、いま「虹プロジェクト」という番組を見てて、
 歌や踊り、演技、会話などを通して、
 じぶんのパフォーマンスを最大限に発揮するアスリート、
 というふうに感じはじめました。
 前から、そんな気はしていたけれど、
 彼女たちは、芸能の場面でのアスリートです。
 競うことも、協調することも、もちろん、
 スポーツ選手たちがそうであるようにやっています。
 思えば、アイドルというアスリートたちと、
 フィギュアスケートの選手たちとのちがいを考えたら、
 どこがどう異なっているのか説明するのは難しい。
 あえて言えば、アイドルというアスリートのほうが、
 1番の選手が何人いてもOKだということでしょうか。
 輝いて魅力的なら、金メダルはいくつでも増えていきます。
 才能と努力と、運と、おそらく心に関わる何か、
 すべてが重なったところにスターが出現します。
 それを、観客席で見ているのは実におもしろい。
 しばらくは、これに、いわゆる「ハマり」そうです。

今日も、「ほぼ日」に来てくれてありがとうございます。
そして総指揮者J.Y.Parkという人の力が重要なんだろうなぁ。


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