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ほぼ日刊イトイ新聞

2020-12-02

糸井重里が毎日書くエッセイのようなもの今日のダーリン

・たぶん、ぼくはあんまりケチではないと思っている。
 かつては、一部の芸人さんたちのするような
 「ゴーカイなおごり方」をまねていたこともあるが、
 年をとってから、そういうことはしなくなった。
 いちおうの年長者として、ふつうにしていれば、
 ちょうどいいくらいの感じで収まるような気がする。
 それでも、はっきりとケチなところがある。

 みんなで食事などに行ったとき、
 ビールを飲む人たちがいちばん多い。
 飲めばいい、泥酔するのでなければどんどん飲みなはれ。
 その他の酒についても、飲めばいいではないか。
 高い高いワインなんか頼んだら「ダメ」と言うけれど、
 いろんなお酒を飲んだらええがな。
 で、アルコールを飲めない人は、ジンジャーエールとか、
 コーラだとか、炭酸入りの水だとかを注文する。
 それも、飲んだらええがなである。
 そして、ウーロン茶も頼みなはれ、飲みなはれ。
 ぼくもウーロン茶を頼むことが多い。

 しかし、ここからだ、ぼくのケチなところは。
 「ウーロン茶を何杯も飲むのは、いいとは言えない」
 あえて注意はしないのだけれど、内心では思っている。
 ビールは、飲みなはれ飲みなはれ。
 ジンジャエールでもコーラでも飲みたまえ飲みたまえ。
 しかし、「ウーロン茶は、まぁせいぜい2杯までだな」
 という気持ちで、目を光らせているのである。
 うかうかしていると、
 酒飲み人がビールをがんがん飲んでるとき、
 ウーロン茶を何杯もおかわりしている不届き者がいる。
 「のどを潤す程度にしておきたまえ」と、
 ほんとは言いたいのだけれど、ぼくはがまんしている。

 ビールでもコーラでも飲むのはいい、のだけれど、
 ウーロン茶を何倍も飲むのは「もったいない」のだ。
 それほど飲みたくて飲んでるものでもないのに、
 あんがい500円くらいしちゃうんだぞ。
 ウーロン茶5杯飲んだらうれしくもないのに2500円だぞ。
 ぼく自身は、ウーロン茶は最大で2杯までにしている。
 この「ウーロン茶ケチ」は、死んでも治らないと思う。

今日も、「ほぼ日」に来てくれてありがとうございます。
「ペットボトルのウーロン茶」以外なら、おかわりOKです。


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