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ほぼ日刊イトイ新聞

2020-04-04

おしらせ

糸井重里が毎日書くエッセイのようなもの今日のダーリン

・「善き風見鶏」になろうと努力してきましたが、
 日々、状況は変化し続けています。
 もちろん雑音を聴きすぎないようにしていますけれど、
 重要なサインを見逃さないようにはしているつもりです。

 ●「いつ非常事態宣言を出すのだ?」あるいは、
 「早く非常事態宣言を出せ!」という声が、
 じわじわと溜まってきていたこと。

 お上が、なにかを禁じたり封じたりするような場合には、
 必ず「強権を発動した!」という非難の声が起こります。
 しかも、法律上は「都市封鎖」を実現することなどは、
 できないようになっているわけです。
 例えば、ひと月前の状況で「非常事態宣言」を出したら、
 大変な反対にあったかもしれませんし、
 軍隊が見張るわけにもいかないので、
 外出の禁止を守らない人だって、多かったことでしょう、
 しかし、世論が歓迎しているという状況に至っていたら、
 「やっと決めたか、遅いぞ」ということにもなります。

 ●「医療崩壊の危機」が懸念されてきたなかで、
 日本医師会が「医療危機的状況宣言」を発表したこと。

 ひとりずつの国民が、じぶんの病気としての不安を元に、
 検査や治療を求めて医療施設に殺到しないように、
 じっくり啓蒙してきましたが、いま、ついに、
 「危機」の入り口にあるということを医師が訴えました。

 ●「感染症対策専門家会議」の見解が、
 日本は諸外国に比べて持ちこたえていると見える状態で、
 予断を許さないという感じの表現を続けていたが、
 とうとう「早急に欧米に近い外出制限をしなければ、
 爆発的な感染者の急増を防げない」と提言したこと。

 「感染症数理モデルを利用した流行データの分析」を
 専門とする西浦博教授がまとめた提言です。
 ここからの選択肢は「8割の人の外出制限」しかない、
 と言っていると読めます。もう「ゴーサイン」でしょう。
 覚悟していたことですが、「風見鶏」は家に籠もります。
 自宅での「島流し」のなかで、やれることをやります。

今日も、「ほぼ日」に来てくれてありがとうございます。
考えること、学ぶこと、夢を持つことは、禁じられません。


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