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2019-01-22

おしらせ

糸井重里が毎日書くエッセイのようなもの今日のダーリン

・なにかについて、ふと、気づくことがあります。
 「そういえば、おれ…」ではじまる文が思いつきます。
 作文の指導に使われるというやり方で、
 まず文の頭に「せんせい、あのね」と書いてみる、
 というのがありますが、これと似ていますね。

 そういえば、おれ…2年以上も毎日ヨーグルト食べてる。
 そういえば、おれ…あんこう鍋って食べたことないわ。
 なんてことも思い浮かべられますよね。
 そういえば、おれ…油絵って描いたことないな。
 ということだってあるでしょう。
 つまり、これは「発見」を導き出すフレーズなのです。
 もうちょっと、ビジネスっぽく役立てるとしたら、
 そういえば、おれ…もう何年も新宿に行ってないな
 であるとか、立ち食いそばを食べてないなとか、
 消費行動の変化についての発見もいいでしょうね。 
 「ほぼ日」の社内で、ぼくらはいつも、この、
 「そういえば、おれ…」を出し合ってるように思います。
  
 最近、最大の「そういえば、おれ…」がありました。
 そういえば、おれ…
 「もっと頭がよかったらと思ったことない。」
 ちょっと待ってね、生意気を言ってるんじゃないんです。
 ぼくも、頭のいい人たちをたくさん見てきました。
 頭いいとか言われてるけど、そうかなぁという人も、
 あきれるほど頭がいいなぁと思う人も、見てきました。
 頭のいい人の書いた本だって、たくさん読みますよね。
 それなりに頭のいい人をいっぱい知ってしまって、
 じぶんのことも多少は判断できます。
 で、ぼく自身は、実に、たいしたことない。
 そんなんで、よく荒々しい世間を渡ってこられたなと
 呆れられるかもしれませんけれど、まぁ、そうですね。
 頭がいいというのは、歌がうまいみたいなもので、
 頭がよければ「幸せになる」とか、
 「なんでもできる」というものではないんですよね。
 そこ、あんがい、人はまちがってるような気がする。
 頭がいいということはすごいけど、おれには要らない。
 いままで、頭よくなりたいと望んだことはないです。
 たいしたことないからこそ、できることはあるし、
 頭のいいともだちがいるだけで、十分ですから。

今日も、「ほぼ日」に来てくれてありがとうございます。
同じ理由で、イケメンというのにもならなくていいと思う。


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