お気に入り記事の保存はアプリが便利!

ほぼ日刊イトイ新聞

2019-12-05

おしらせ

糸井重里が毎日書くエッセイのようなもの今日のダーリン

・いずれ、また何度も言うことになるんだから、
 いまみたいな時期に先走りして言うことないんだけど
 今年も、もう終わりですねぇ。
 泣いても笑っても、と、これまた平凡なこと言いますが、
 後悔もしてませんよ、やるだけやってると思いますよ。
 それでも、もっとできたんじゃないかなんて、
 後悔じゃないんだけど、不満を感じているというか…。

 だけどね、これ、悪いクセだよねと気がついたんですよ。
 あれこれ至らぬこともございますが、
 一年前から、ここまでで、ずいぶんいろいろやったもの。
 ぼくも、だけど、「ほぼ日」のみんなも、
 進化というと大げさだけど、ひと回り成長したと思うよ。
 そういうところを見ないで、「まだまだです」とかね、
 簡単に言い過ぎちゃうのは、ちがうなぁと気がついた。

 あんまりほめてたら、慢心するとか、天狗になるとかね、
 そりゃぁ注意しておく必要はあるとは思いますよ。
 でも、実際、それほどいい気になったりできないもの。
 じぶん自身の経験では、天狗になるとか、
 いい気になることはあったとは思いますよ。
 でも、なんかそれは麻疹(はしか)みたいなもので、
 もう済んでるというか、もう懲りてるという感じです。
 世の中見渡して、ほんとになにかやってる人で、
 何度も、あるいは、いつも、いい気になってる人って、
 あんまり見かけないでしょう。
 なんにもやってないのに自信過剰という人だったら、
 けっこうあちこちにいそうだけどね。

 とにかく、師走のこの時期、
 なにかと反省したりしてそうな年の瀬に、
 「よくやったことを数える」ようにしようと思うんです。
 みんなにも、もちろん、じぶんにもね。
 「ちょっとよくなった」は最高で、
 「かなりよくやった」は、最高の上です。
 「もうちょっとできたんじゃないか」は、来年やろう。
 「だめだったなぁ」があったとしたら、考えればいい。
 反省じゃなくて、やれるように考える、あるいは忘れる。
 それでなくても気忙しくなるし寒くなる12月ですから、
 笑ってあったまるような日々を過ごしましょう。

今日も、「ほぼ日」に来てくれてありがとうございます。
アホかというくらいのオポチュニズムが、いいバランスさ。


ここ1週間のほぼ日を見る コンテンツ一覧を見る



カート