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ほぼ日刊イトイ新聞

2022-06-30

糸井重里が毎日書くエッセイのようなもの今日のダーリン

・毎日のように雨が降ってる日が続いていたとき、
 つまり梅雨の時期に、ぼくはつよく思ったものでしたよ。
 「早く梅雨が明けてくれないかなぁ!」とね。
 おそらく、そう思った人も多かったでしょう。
 しかし、早く明けるにもほどがあるというかなんというか。
 6月のうちに明けちゃったんですか、そして、
 少しずつ夏になっていくのではなく、最初から猛暑です。
 ぼくとしては、「早く梅雨明けてくれ」と願ったので、
 その責任もちょっとは感じておりますからして、
 この猛暑について、なるべく文句は言わないようにします。
 願ったのもじぶんなんだから、それが叶ったんだからね。
 それにしても、すごいものですね、体温以上の気温ね。

 もともと夏休みというのは、どうしてあるんでしたっけ。
 学校に出てきて勉強をするには不向きな季節だから、
 遊んだり昼寝したりして過ごしなさいってことですよね。
 ぼくは、そんなふうに解釈しておりました、小学生時代に。
 でも、そういうことが決められた時代には、
 学校にエアコンがなかったんですよね。
 扇風機さえなかったから、教室で勉強なんかできなかった。
 家にももちろん冷房装置なかったのですが、
 ま、多少の風に当たるなり、木陰でだらだらするなり、
 プールに行って水遊びするなり、行水するなり、
 「各自それなりに工夫して過ごしなさい」だったわけです。
 しかしねー、いま学校にはエアコンあるんじゃなかった? 
 ないところもあるのかなぁ、いまでも。知らないけど。
 だって、いまみたいな猛暑日が続くとしたら、
 夏休みに外で遊ぶのも無理でしょう、
 冷房のある部屋にいるしかないですよね。
 公園でも道路でも熱射線がんがん浴びますからね。
 危ないから外に出ちゃいけません、ということになります。
 そうなったら、「夏休み」というよりも
 まるで「自宅謹慎」みたいじゃないですか。
 小学生の代理で、こんなこと心配しててもしょうがないか。

 やっぱり、理想的には「参勤交代」みたいに、
 都市と林間みたいな2ヶ所に住むところがあって、
 季節ごとに場所をかえて暮らすってことでしょうかね。
 会社も学校も、2ヶ所にあってね、ごっそり移動するの。
 夢のようだけれど、言ってるだけなら面倒もないですし。

今日も、「ほぼ日」に来てくれてありがとうございます。
現代版「参勤交代」も、養老孟司さんの発想なんですよね。


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