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ほぼ日刊イトイ新聞

2019-11-13

おしらせ

糸井重里が毎日書くエッセイのようなもの今日のダーリン

・「やさしく、つよく、おもしろく。」
 ということばは、
 もともと「ほぼ日」の行動指針というか、
 「ぼくらの姿勢」みたいなつもりで考えたものです。
 枠組みやらミッションというよりは、もっと、
 大きな傘のようなことばがいいなと思って、
 こういう1行をつくったのでした
 (このことばを元にして、ながしまひろみさんが、
 じんわり響いてくるコミックを描いてますので、
 よろしかったら、読んでください)。

 「やさしく」ぼくらは、まずこれを前提にしたい。
 と、説明してきました。
 そして、「おもしろく」。これはむつかしいです。
 でも、これがあってはじめて商売も成り立ちます。
 と、そんなふうに言っています。
 「やさしく、つよく」だけじゃ、ふつうになっちゃう。
 というようなことも、よく付け加えます。

 こういう説明をしていると、どうしても、
 「つよく」が軽んじられているように見えてしまいます。
 企業でもチームでも、「つよく」を前面に押し出して、
 「がんばろう!」みたいな掛け声をかけがちですから、
 なにか、旧式の価値観と重なってしまうんでしょうかね。

 だけど、「やさしく」ではじまったことでも、
 「つよく」がなかったら、まぼろしになっちゃうんです。
 「つよく」というのは、意思であり技術であり、
 つまりは「実現する力」です。
 失敗しちゃった、と笑ってもいられないことがあるし、
 うまくできないと迷惑をかけることもある。
 いつまでも「実現」できないと、
 「やさしさ」を語る、口ばかりの人になってしまう。
 「つよく」を身につけるのには、
 けっこう努力とか修練が必要なんですよね。
 「やさしく」も「おもしろく」も、ぼくら、
 ちっとも有り余ってないし、足りないままですが、
 「つよく」がまだまだわかりやすく弱いと思ってます。

 「やさしく、つよく、おもしろく。」
 この姿勢、そんなにふわふわしたものでもないんです。

今日も、「ほぼ日」に来てくれてありがとうございます。
赤ん坊も、自然と「つよく」なろうとしていますものね。


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