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ほぼ日刊イトイ新聞

2022-07-03

糸井重里が毎日書くエッセイのようなもの今日のダーリン

・以下の6行は、ぼくが一度ツイートしたことです

 ◆「何が悲しゅうて(そんなことせなならんねん?)」
  という言い方がある。
  「何がたのしくて(そんなことしてるんだろう?)」
  と思わされることもたくさんある。
  わからない。
  人のことは、ほんとうにわからない。
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 ニュースやらネットやら見ていて、
 なんだか、ふと、そう考えて、忘れないようにと
 ツイッターに書き込んだのでした。
 3つの短文で構成されていますが、
 大きなテーマというのは、最後の2行の
 「わからない。人のことは、ほんとうにわからない」です。
 しかし、ほんとうに重要なのは、まんなかの一行目
 「何がたのしくて(そんなことをしてるんだろう?)」
 だと思えます(書き出しの2行は、
 それを書くためのイントロみたいなものです)。

 世の中には、じぶんの目から見たら
 「考えられない」ようなことを
 やったり言ったりしている人がいます。
 いちいち具体的にあげませんが、
 みなさんがそれぞれに、他人のしていることで
 「どうしてそんなことをするのだ!」と
 思っているようなことをイメージしてみてください。
 戦争や、人に危害を加えることから、嫌がらせから、
 いじめから、出来心から、ただのへんなことから、
 ものすごくいろいろと「なんでだよ?!」があります。
 その「どうして?なんで?」の理由を、
 権力だ、金だ、名誉欲だ、自尊心だ、被害者意識だ、
 と説明することも、ある程度まではできるのでしょうが、
 考えても「わからない」ことが、ほんとに多いです。
 「こういう理由かな?」とわかるようなことが少ない。
 でも、これを「向こう側」から見たら、
 「わからない」と言ってるこっちのほうが、
 「どうして?!」というふうに見えているのでしょうかね。
 ぼくも、そういうふうに思われているのかもしれない。
 どんな不思議よりも、人間がいちばん不思議です。

今日も、「ほぼ日」に来てくれてありがとうございます。
千年生きても、万年生きても、わかることは多くなさそう。


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