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2019-04-20

おしらせ

糸井重里が毎日書くエッセイのようなもの今日のダーリン

・しばらく忘れていた「ことわざシリーズ」を、
 「生活のたのしみ展」の最中にふと思い出しました。

 「かわいい子には旅をさせろ」です。
 丸の内で起こっていること、まことに、これは旅です。
 はじまる前日に「隊商」に喩えたのですが、
 ぼくらのキャラバンは、今日ですでに4日目を迎えます。
 この旅のなかで、乗組員のみんなも、
 アルバイトで参加してくれたみんなも、
 めきめきと成長しているのではないかと思っています。

 だれかの指令によって動いているのでは、
 ほんとうにいちばんその場にあった答えにはならない。
 じぶんの頭で考えて、次の瞬間になにをすればいいのか、
 判断して動き出さないとこの旅はたのしめないのです。
 すぐにじぶんで手足を動かすということも、
 方法や道具を探し出すことも、仲間の手を借りることも、
 あらためて指示を求めることも、じょうずに休むことも、
 すべて、じぶんの頭を経過したことです。
 他の人の手助けをすることも、
 目の前のゲストに機嫌よくいてもらうことも、
 マニュアルがあるわけではありません。
 「人がしてほしいことをする。
 人がしてほしくないことをしない。
 じぶんもたのしくやれるようにする」
 おおざっぱな「ルール」があるとすれば、
 こんなふうな曖昧なことだと思います。
 でも、そんなルールが配られたわけでもありません。

 旅とは、ひっきりなしに起こる「新しい場面」です。
 命令とかではなく、「こうしよう」という提案が、
 どこから、誰から、出てきてもいいわけです。
 こういうことをくりかえしているうちには、
 みんなが成長するに決まってます。
 「コンテンツを持ってきている店」の事業者の方々も、
 全身で考えてあのたのしい場をつくってくれてます。
 さらには、お客と呼ばれる人たちだってそうですよね。

 もう、あの場のみんなが「かわいい子」で、
 全員で「隊商の旅」を進めているような気がしています。

今日も、「ほぼ日」に来てくれてありがとうございます。
週末もみんなが機嫌よく過ごせますように。カレーもね。


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