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ほぼ日刊イトイ新聞

2021-02-25

糸井重里が毎日書くエッセイのようなもの今日のダーリン

・どういうふうにしたらいいのか、ずっと判断もつかずに、
 決めないままでいることがあります。
 それは、社内の「あいさつ」についてのことです。
 マナーというのか、ルールなのかカルチャーなのか?

 世間ではよく「あいさつ」についての考えが語られます。
 昨日も、SNSのなかで、「挨拶のない組織では
 当事者意識や主体的行動が生まれない」というような、
 けっこうハードな記事が紹介されていました。
 「笑顔」だとか「一体感」だとかの単語も見えていて、
 なんか「いい組織」の話なのに、笑えないというか…。

 ぼくも、よその会社に行ったときとかに、
 元気よく「あいさつ」されると、気持ちはいいです。
 それはもう、まちがいなくそうなのですが、
 「仕事を中断させちゃってゴメンね」とも思います。
 実は、ふだん「ほぼ日」のなかでは、あんまり
 「おはようございます!」とか声をかけあっていません。
 出入りや入室退室はひっきりなしなので、
 いちいち「あいさつ」をしているとキリがないのです。
 そうかといって、仏頂面した人どうしが、
 だまってすれちがってばかりいるというのも、ねぇ。
 「あいさつ」しやすい場面では、ぼく自身は、
 「おう」とか「げんき」とか声をかけたりもしています。
 でも、「もっとあいさつをしようぜ!」ということを、
 これまで言ってきたつもりもないのです。
 女性どうしは、ちょっと話したりしてますが、
 どうも男性については、愛想のないことになってます。
 「あいさつしなくていいから、微笑めよ」というのも、
 なんだかへんなものなので、それも言ったりしてません。
 お客さまにあったら、頭を下げるくらいのことは…
 ん? どうなんだろう? してない可能性もあるなぁ。
 それは、だめですよね、しろよ、ちゃんと。

 ぼくに、あいさつについての成功イメージがないので、
 ずっとだらしなくそのままになっているのですが、
 ここらへんで、なんとかしたい気持ちもあります。
 一日中、「おはよう」だの「こんにちは」だの
 言い続けているのは、どう考えてもおかしいと思うし、
 「あいさつ」しないのがいいんだ、とも言えないしねー。

今日も、「ほぼ日」に来てくれてありがとうございます。
みんな、この問題って、どう考えて、どうやっていますか?


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