糸井重里が毎日書くエッセイのようなもの

05月28日の「今日のダーリン」

・若くもないのに、
 いつでも、じぶんが「この先にやること」が好きです。
 いままで、あれをしたり、これをしたり、
 いろいろやってきたことも、とてもたのしかったですよ。
 苦しかったりつらかったりあったけれど、
 ちゃんと最後までやりとおせたから、そこにあるわけで。
 こういう過去のことが積み重なっているから、
 「この先にやること」がある、ということです。
 それはわかったうえで、なお、
 「この先にやること」が、いちばんたのしみです。
 わかっていたり決まっていたりすることが少なくて、
 同時に、こころのなかでは成功するに決まってると、
 わくわくしているからだと思います。

・それはそうと、
 いまごろになって、柏餅を食べました。
 自粛の期間、5月の節句に柏餅を食べられなくて、
 とても残念に思っていたのですが、
 昨日、家に買ってあって、ふたつ食べました。

・思えば、
 4月のはじめから、いまに至るまでの約二ヶ月間、
 緊急事態ということで、ずいぶん不慣れなやり方で
 「ほぼ日」の乗組員たちも仕事をしてきました。
 だれかが監督しているわけではないから、
 いくらでも休み気分の時間を過ごせたと思うのですが、
 家にいる時間もうまく使って、連絡したり助け合ったり、
 とても有意義な「留学期間」を過ごしてくれたようで、
 その成果は、いまの「ほぼ日」に表れていますよね。
 まじめで前向きな仲間たちに、とても励まされています。

・お話かわって、
 このごろ、親しくしている人たちが、自身のことを
 「妄想タイプ」だと考えていることが多いのです。
 ぼくは、振り返ってよく考えてみるのですが、
 とても「妄想」をしないタイプの人間だという感じ。
 妄想するかわりに、計画をしたくなるのかなぁ。
 他人のつくった歌や物語の世界を借りているのかなぁ。
 よくわからないんですけどね、妄想はほとんどしてない。
 人にでたらめ言ったりするのは、好きなんだけどねー。

今日も、「ほぼ日」に来てくれてありがとうございます。
いまごろ『アマデウス』を観て、モーツァルト聴いてます。