

6月はフルーツシーズン。
今は、本当は、雨がスコールみたいに降る季節。
なのに、最近は雨が少なめです。
いつか、どしゃっと来そうで怖い。
でもね。
こんな天気が果物の糖度を上げるのにとてもいい。
例えば、パイナップルは5月の終わり頃、
雨がなく28度以上の気温が1週間続いたタイミングで
収穫されたものが一番と言われています。
台湾きってのパイナップルの名産地、
關廟(グァンミャオ)のパイナップルなんか、
産地から送ってもらったものを切ると
パインに向かって「おかしいでしょ」
と言いたくなるくらい果汁があふれ出ます。
先ほど、關廟人にホットラインをしたら、
「今年は出来がいい、そして豊作で安い。」とのことでした。
そう、五月末から六月頭にかけて
この時期の台湾は、まさにフルーツ黄金期。
今が旬。
そして中でも旬は短いのが、
皆さん自動的に飛びつくフルーツ・ライチ。
ライチはぜひ、
玉荷包(ユゥハーバオ)という品種を狙って行きましょう。
ジューシーで肉厚で香り高い夢の味。
少し緑がかっていても、それが完成形です。
台湾スイカは、巨大で楕円で、基本模様なし。
適当に買って食べて、どれも間違いなく甘い。
ジュースも青臭くなくておいしいの。
どうやらタイからやってきたここ数年の新種。
枇杷のように鈴なりに実り、
小ぶりの土芒果よりさらに小ぶりの卵サイズ。
黄色ベースに少し赤みを帯び、想像を超えた果肉量。
買うときに「かぶりついて食べろ」と言うんです。
皮も吐き出せばいいっていうんです。
ナイフ要らずで観光客には最高です。
甘い。本当に甘い。
種周辺までしっかり、ねぶって食べる。
平たく楕円でペランと薄っぺら。
これで、芽が出てくるのか。
この薄さで種の機能を備えているのか。
思い起こせば、お店がオープンした年に
ほぼ日の誕生日で、大勢のスタッフと
糸井さんが台湾に来てくださった。
あのとき、フルーツを食べ歩きました。
LCCで日帰り台湾も流行っている模様。
さぁ、今です。
果物のゴールデンシーズンの台湾へ!
そうはイカンという人は、来年は、この時期を狙って
ほぼ日の誕生日の声が聞こえたら、
台湾を思い出してください。
今年来れない方は、そんな風にして忘れないようにして
来年まで、台湾の果物に悶えて過ごしてください。
マンゴーかき氷の
美味しい店リスト。
マンゴーの産地に近い台南と違って、
台北のマンゴーかき氷は、
あらかじめ切って、
麦芽糖などでサッと味を整えていたり、
冷凍保存している店が多い。
マンゴー経験値が低いと、
それで喜んでしまいがちですが、
食感がフニャッとしています。
旬に来たら、フレッシュなマンゴーを!
頼んでから、カットしてくれるお店を
選びましょう。
上の写真は台南のもの、
安くて量が多いのが食べたかったら台南へ〜。
■冰讃(ビンザン)
家族が果物屋さんをやっている
フルーツかき氷屋さんで、
マンゴーのある季節しか営業しません。
住所:台北市雙連街2號(雙連駅近く)
電話:(02)2550-6769
営業時間:11:00~22:30
■綠豆蒜啥咪(リュウドウスァンシャーミー)
お豆系のデザートも
すごくこだわって美味しい店。
「現削」というのが
頼んでカットするやつですよ。
http://www.waahat.com.tw
住所:台北市伊通街106巷6−1號
電話:(02)2502−6885
営業時間:月〜金 12:00~20:30(土3:00~19:30)
日曜定休
■百果園(バイグォーユェン)
台湾の小さい千疋屋みたいな、
高級フルーツも扱うフルーツショップ。
他の果物のデザートもバッチリ美味しい。
アイスもフレッシュフルーツから作った
間違いないやつです。
住所:台北市敦化南路一段100巷7弄2號
電話:02-2772-2010
営業時間:7:00-19:00(土7:00-17:00)
日曜日定休
2017年3月8日発売の青木さんの新刊です。
青木さんセレクトの
59のmade in Taiwanをご紹介しています。
食べ方、作られた背景、作っている人も登場し、
品物のもつ物語をきちんと書かれています。
台湾に行ったらお土産に買ってこようというものばかり!
新しいお店は「你好我好」の真隣です。
週末は空いていますが、
人手不足の時にはなんとなく開ける形を取ってます。
ご興味のある方はスタッフまでお声がけください。
人手が足りてればご案内できると思います!
ぜひ見てってください。
■電話番号:02-2557-6665
■住所:台北市大同區涼州街45號
台北の有名な観光地でもある、
乾物・漢方の問屋街・迪化街の
そのちょっと先にあります。
■営業時間:11:00〜18:00(水曜日定休)
※青木由香さんの在廊時間は不定期です。