台東へ その2


台北で生ビールの時代が来た!
「ほぼ日のTOBICHI」での
川島小鳥ちゃんの「愛の台南」イベントに便乗して
日本に10日ちょっと帰ってる間に
ライチの季節が始まっていました。
私の『台湾の「いいもの」を持ち帰る』
という本でも紹介している、
センスのいい味の、美しいジャムを作る妙から、
「ライチジャム作ってんだけど、いる?」
と連絡が入ったので
日本に滞在しつつもライチが来たのがわかりました。
冷凍で黒ずんだライチしか食べていないアナタ。
ライチは、ほんのり赤いんですよ。
そして、シーズンは短し。
一番美味しいと言われている品種の
玉荷包(ユゥハーバオ)が今出てますから、
近々こちらにいらっしゃる方は
是非、市場やフルーツ屋さんへ。
アップルマンゴー。
マンゴーもゴロゴロ出ています。
今なら、緑の台湾原種 土芒果(トゥーマンゴウ)もあり。
こちらは繊維がしっかりしていて、
しゃぶって種の周りをはむーってやって食べる感じ。
緑でも中の果肉は黄色で香りと酸味甘みがあって、
アップルマンゴーに比べて濃厚な味わい。
そして、話はがらりと変わります。
ビールです。夏といえばビール。
男だけど私のママ友の東君という人がいまして
育ちも生まれも関西の台湾人。
母語は中国語でなく関西弁。
コッテコッテの関西弁で
「青木さん、なに言ってますねん」とか言うし、
中国語の会話は関西弁にしか訳さない、
芸人みたいな東君。
台北の中山駅の近くで、
洒落た雑貨とカフェ飯が食べられる店をやっています。
これだけ台湾のクラフトビールが揃ってるのは、
現在はこの61 BEERのみ。
台湾っぽさ満載の、
ドライ龍眼のスモーキーな香りのするビールもあるし、
「雨水」って名前のビールは、
ミルクっぽい香りで有名な台湾の金萱茶の香り。
1瓶が小さいので3人でシェアしつつ、
私はあれよあれよといろんな味を試しまくりました。
アテには、台湾のローカル美食。
滷味(ルーウェイ)と言われる
豆腐やら肉を煮込んだやつと、
肉を薄く伸ばしたパリパリしたやつがあって、
台湾ぽさもちゃんと残したシャレ店。
台湾ってサーバーの生は少ないんですよ。
サーバーがあったら大体、オリオン。
台湾のクラフトビールが8種って、もう。
ビール部のスペースは四畳半ほどですが、
結構金かけちゃった。
「あんたやるね〜」と言ったら
「うち夜9時までやし、台湾人ビール飲まんから。
もう外国人頼りですわ。」
と言ってるんで、日本のみなさん是非。
台湾ビールの会社が出している
甘いマンゴー味とかパイナップル味が
ケミカルな香料満載で私はダメだったので
こっちのクラフト系が伸びてきたのが
泣くほど嬉しいです。
この夏は、台湾のクラフトビールですわ。
2017年3月8日発売の青木さんの新刊です。
青木さんセレクトの
59のmade in Taiwanをご紹介しています。
食べ方、作られた背景、作っている人も登場し、
品物のもつ物語をきちんと書かれています。
台湾に行ったらお土産に買ってこようというものばかり!
沖縄の空き地で、ずっとコーヒー淹れてる、
知る人ぞ知る有名人、ひばり屋コーヒーのさちこさんが、
沖縄の手ぬぐいを100種類持ち込んでイベントをします!
ご本人はやっぱり外がいいそうで、
店の外でコーヒー淹れてます。
日本でもなかなかお目にかかれない
素敵な柄の手ぬぐいが勢揃いしますので、
ぜひお越しください!
「手拭巾日和 雲雀屋咖啡 pop up shop」
6月3日、4日
(イベント後も6月20日まで手拭は展示販売しています)
くわしくはこちらをどうぞ。
■電話番号:02-2557-6665
■住所:台北市大同區涼州街45號
台北の有名な観光地でもある、
乾物・漢方の問屋街・迪化街の
そのちょっと先にあります。
■営業時間:11:00〜18:00(水曜日定休)
※青木由香さんの在廊時間は不定期です。