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小物に注目! BonBonStore・chisaki・CI-VA
- 太田
- 今回のセール、小物もいろいろ出るんです。
たとえば、日傘。
- 坂口
- 日傘っ!
BonBonStoreですね。
- 伊藤
- おおっ!
- 藤井
- まさにこれからの季節向きですね。
- 南
- いいですね~。
- 坂口
- 日傘に加えて、扇子も出ます。
- 伊藤
- いい!
- 坂口
- 日傘、ちっちゃさがかわいいですよね。
とっても持ちやすくて。
- 伊藤
- かごバックとかに入れても大丈夫だから。
そして、ちっちゃくても、
ちゃんと役目を果たしてくれるんです
- 柳田
- 着物にも、いいですよね。
- 伊藤
- そうなの!
柳田さんに、神戸まで、
森脇ひろみさんの取材に行ってもらいましたね。
- 坂口
- めちゃくちゃすてきだった~!
- 藤井
- このサークルドットエンブロイダリーが、
weeksdaysオリジナル、
スクエアエンブロイダリーは、
BonBonStoreの人気商品。
丸と四角の2種類あるんです。
- 伊藤
- これ、持っていない人、
買ったほうがいいですよ!
‥‥と、強めに言いたい。
- 坂口
- 日傘と扇子はいまや夏の必需品ですからね。
- ──
- 今、どれだけ紫外線をカットするかなど、
世の中の日傘は機能の高さを競い合っていますが、
そういう高機能日傘ほどではないにしても、
こちらもUV撥水コーティングをかけて、
遮蔽率は89%ですから、ちゃんと役目を果たします。
- 伊藤
- あれはあれ、これはこれの良さがありますよね。
使い分けるといいかもしれない。
- 坂口
- すぐに出番が来ますね。
ぜひ、扇子と合わせて。
- 太田
- はい。扇子と共に、一緒に使ってほしいです。
様子がすてきだし。
- 伊藤
- ぜひ。
- 坂口
- 夏必須アイテムとして、帽子も。
chisakiですね。
- 太田
- はい。Leinっていう‥‥。
- 藤井
- つばの広い、おっきな帽子。
- 伊藤
- あ、かわいい!
グレーと白、2色ともあるんですね。
- 篠田
- バオバブの樹皮からとった繊維で
手編みした素材なんですよね。
もう入手が難しいそうなんですが、
デッドストック素材からつくったそうです。
- 坂口
- このシリーズと、ENRIEという、
折り畳める帽子も出ますね。
ラフィア×ベージュという、
いわゆる麦藁帽子っぽい色のものになります。
- 伊藤
- これ、わたし、2色持ってる。
中折れ部分でキュッとなって、
縦に畳むとぺったんこになるんですよ。
- 太田
- 専用のトートも付くんです。
畳んで入れられますよ。
chisakiの帽子は、ひももかわいい。
- 伊藤
- そう、かわいいの。
ヴィンテージのデッドストックのビーズも
付いているんですよ。
- 坂口
- 担当ながら、ビックリしたのが、
CI-VAもセールに出品するんですよ。
「2189 NUVOLA」という
ショルダーであり、クラッチであり、
サコッシュぽくも使える革のバッグ。
- 伊藤
- えっ!
- 太田
- 幾度もつくっている、
「weeksdays」のベストセラーのひとつですよね。
色は、いちばん直近でつくった、
AQUAだけなんですけど、
この機会に知っていただきたいなと思って。
- 伊藤
- なるほどね。
- 篠田
- これは社内でも活用率が高いアイテムですよね。
- 太田
- これ、ほんっっっっとに、使ってます。
- 太田
- すでにお持ちのかたも、2色目、
チャンスですよね。
- 藤井
- しかも、CI-VAは今後、値段が。
- 篠田
- そうですね。
- 伊藤
- そうなの?
- 篠田
- 時流ですよね、輸入品はどうしても。
- 坂口
- 夏に向けてちょうどいいカラーですし。
- ──
- これ、母に買おうかな‥‥。
病院に行くのによさそうで。
リハビリに週3回通ってるから。
- 伊藤
- うちの母もなの。
ななめ掛けにすると手が空くから、
いいって言ってます。
先日、仕事で海外に行った時は、
パスポートなど貴重品入れにしました。
機内では肌身離さずで安心。

セールアイテムをつかった伊藤さんのコーディネートはこちらからどうぞ。
ことしのセール、こんなコーディネートで 05
05 裸足の季節にSPELTAとBARI
待ちに待った素足の季節。
今の時期、コーディネートは
足元から決めることが多い私です。
今回ご紹介するのは、
weeksdaysならではの
シンプルなアイテムにもぴったりで、
かつ、ちょっと愛らしさを添えてくれる、
SPELTAのバレエシューズと、BARIのサンダル。
春夏のおしゃれはこれで決まりです。
SPELTA IMMA NAPPA powder blue
SPELTA OLGA RASO grey
SPELTA OLGA RASO purple
SPELTA IMMA NAPPA beige
BARI レザートングフラットサンダル ネイビー
BARI レザーサンダル スネークベージュ
BARI レザーサンダル クロコブラック
靴もいっぱい。BARIとSPELTA
- 坂口
- これからの季節にぴったりの、
サンダル系も出ますよ。
- 伊藤
- BARIですね。
このスネークベージュ、
強い印象の柄だと思われるかもしれませんが、
履いてみると、あんがい、馴染むんですよね。
肌の色にも近いですし。
- 坂口
- 伊藤さんは、weeksdaysで洋服の撮影のとき、
このスネークベージュのレザーサンダルを
よくスタイリングに使われますよね。
- 伊藤
- そうなんです。服の邪魔をしないの。
- 南
- かっこいいですよね。
- 伊藤
- わたしは今、これを室内履きにしてます。
- 太田
- 室内履き!
- 南
- 室内!
- 伊藤
- 普通に履けますよ。
サンダルってね、派手だと思っても、
あの自分の目から遠いから、
あんがい目立たないんです。
冒険しても大丈夫なんですよ。
- 坂口
- 離れて見るとちょっとベージュの
おしゃれなサンダルに見えますね。
- 太田
- 「ほぼ日」だとも大好きで、
毎日のように履いていると言ってました。
- ──
- この柄がほんとに苦手っていうことじゃなければ、
おすすめっていうことですね。
- 坂口
- もともとの価格も買いやすい。
- 太田
- それがオフになっちゃうわけだから。
- 坂口
- クロコブラックも、
サイズの欠けはありますが、
セールに出ますよ。
- 伊藤
- クロコブラック、かっこいいんですよ。
わたしも両方持ってます。
足の甲をしっかり覆うデザインなのもいいんです。
- 坂口
- かかとのバンドはありませんが、
あんまり脱げないです。
- 南
- 指を通すタイプでもないから、
靴ずれも、起きにくい。
- 伊藤
- 玄関にあると、かわいいんです。
- 太田
- 置いてある姿がかわいい、
っていうのは素敵ですね。
- 坂口
- サンダルはほかにもあるんです。
レザートングフラットサンダルも、
ネイビーだけセールに。
- 伊藤
- これもかわいいですよね。
- ──
- これはかかとがありますね。細い革ひもで。
- 太田
- これがあるだけで、足との一体感が出るんです。
- 坂口
- 続いては、SPELTAのバレエシューズ、
OLGA RASOとIMMA NAPPAです。
- 伊藤
- わたし、このアイテムが大好きで。
パリのチャコさんこと鈴木ひろこさんを訪ねて
コーディネートを披露していただいたんですよね。
とても素敵でしたよね。
- 太田
- 伊藤さんがパリ右岸のご自宅に
取材に行ってくださったんですよね。
- 伊藤
- ちょうど今頃の季節でした。
- 南
- どの色もかわいいです!
- 太田
- 全部かわいい色。
- 藤井
- そして絶妙な色味なんですよね。
- 伊藤
- SPELTAは、好きで前からいろいろ持っていて、
「weeksdays」で紹介できてうれしかったです。
- 太田
- いわゆるバレエシューズは、
もうちょっと浅いんですよね。
指の付け根が見えるぐらい。
- 伊藤
- そう。SPELTAは普通のバレエシューズより
甲を隠すデザインなのもいいですよね。
足元にちょっと色を持ってくるだけで、
すごくかわいい。
素足で履いてもいいし、
タイツを合わせてもいいですし。
- ──
- バレエシューズといっても、底はしっかり?
- 伊藤
- そう。革底なんです。
- 藤井
- ちゃんと外履き用なんですよね。
歩きやすいですよ。
- 坂口
- 「履くだけでおしゃれになる靴」
だと、わたしは思ってます。
- 伊藤
- そうなの。
地味な服のときも、これ一足でね。
- 坂口
- デニムとかでも、これを履くだけで
ちょっとおしゃれになりますよね。
- 太田
- たしかに。そうですね。この機会にぜひですね。
- 伊藤
- この写真がすごい好き。
- 藤井
- このコーディネート、
とてもすてきですよね!
- 坂口
- ちなみにSPELTAは
パープル、グリーン、グレー、
ベージュ、パウダーブルー、
全色揃っています。
- 太田
- サイズは欠けているものがありますが、
セールなので、気になる色で
サイズが合ったらラッキー、
みたいな感じで見ていただければ。
- 伊藤
- そうですね。

セールアイテムをつかった伊藤さんのコーディネートはこちらからどうぞ。
新色が出るんですか
- 小泉
- (ドアを開けてすごい勢いで入室しながら)
お疲れ様ですーっ! 遅くなってすみませんっ!
- 藤井
- わ、びっくりした。
- 伊藤
- あややが来る前に、すでに、
すごくいい話を聞かせてもらいましたよ。
- 小泉
- ほんと、すみません。
混ぜてください。
- 伊藤
- あややはスティルモーダをどこで知ったの?
「weeksdays」で?
- 小泉
- そうですよ。着ているもの、持ちもの、
全部が「weeksdays」ですよ、私。
COGTHEBIGSMOKEもそうですし、
私のワードローブは、
伊藤さんから教わったものばっかりです。
- 伊藤
- いやいや(笑)。
さすがに「全部」は嘘だー。
でもありがとう。
- 坂口
- 今日もHonneteのロングシャツですね。
- 伊藤
- お揃いだ。
- 小泉
- めっちゃくちゃ愛用してて。
本当にいいです、これ。
軽いし、家でも洗濯できるし。
- 藤井
- アイロンいらないんですよね。
- 小泉
- もう私、乾燥機までかけちゃってる。
- 伊藤
- そうなんだ! すごーい!
吊るしておけば乾くけど。
- 藤井
- すぐ乾きますよね。
- 伊藤
- でもあやや、家族が多いからね。
- 小泉
- そう、物干し竿が
曲がっちゃったんですよ!
家族全員の洗濯物を干したら、重すぎて。
- 伊藤
- それって、すごくない?!
- 松尾
- すごいですよね。
- 小泉
- 物干し竿が曲がるって(泣)。
だから、もうこれは私、
乾燥機を使う人生だなって。
- 伊藤
- 全部乾燥機にしなくても、
ふだんのあややの服はハンガーで干して、
タオルとかを乾燥機にすれば?
わたし、そうしてます。
- 小泉
- あ、伊藤さんのマネします。
ムフフフフ。イヒヒヒヒ。オホホ。
- 伊藤
- え、なにその笑みは?!
- 小泉
- 今、直々に伊藤さんからライフスタイルの
レクチャーを受けちゃった!
と思ったらうれしくなって。
- 伊藤
- ハハハ! やだー。
- 松尾
- 照れ笑いだったんですね(笑)。
- 小泉
- weeksdaysはほんと、
ちょっと恥ずかしいことを言いますけど、
ほんと「人生」ですよ。
- 伊藤
- えっ?!
- 小泉
- 大袈裟抜きで、うん。
だって私、お皿も使ってるもん。
箸も。
私の使命はですね、
「weeksdays」を世界に伝えることです。
いまはまだ海外の人たちに知られてないですからね。
- 伊藤
- 先日、ジョンブルの方と話していたら、
インバウンドの人がわざわざ
「日本のデニムを買って帰りたい」と言うんですって。
絶対日本のものっていいからって。
最初、ふらっと買ってくれたかたが広めてくれて、
だんだんお客さんが増えたんですって。
- 小泉
- そうですよ! そういうの目指しましょう!
‥‥えーっと、スティルモーダから
話題が離れちゃいましたね。
- 伊藤
- そうそう。あややの
スティルモーダの歴史を教えてください。
- 小泉
- まず、私、ほんとにずっと、
こういう靴を探していました。
ちょっとフラットで、丸みを帯びてる女性らしい形。
フォーマル的なところでもいけるし、
カジュアルにデニムにも合う、
みたいな靴がずーっと欲しいと思っていたんです。
そんななかのスティルモーダ。
そしてやっぱり値段は魅力でした。
はっきり言うと。
だから私は、なんと! 2足、持ってます!
ふふふ。
- 伊藤
- みんなも色違いで持ってるのよ。
- 小泉
- え。
- 松尾
- 3足持ってます。
- 坂口
- 私も3足。
- 藤井
- 私は4足。
- 小泉
- ガーン! 自慢して恥ずかしい!
でもね、このパターンはないですよ、
私は黒を2足です。
- 伊藤
- そうなんだ? どうして?
- 小泉
- とにかくまったくもう普段使いで、
雨の日でも、傷がついてもいいものと、
ちょっとそうじゃない、
特別な時に履く用です。
ちょっと会食に行く時、みたいな。
それ用のスティルモーダは箱に入れた状態です。
普段用は、ほんとうによく履いてますよ。
やわらかくって履きやすいから。
底のクッションもいいですし、
気持ちいいんですよ、履いていて。
- 伊藤
- 素足で履く。タイツでも履く?
- 小泉
- 両方オッケーです。
- 藤井
- サイズ選びはどうでした?
- 小泉
- サイズは39ですね。
私24.5cmなので。
- 伊藤
- じゃあ、ぴったりか、
ちょっと大きめを履いているんですね。
さっきね、1サイズちっちゃめを買う人もいるし、
1サイズ大きめを買う人もいるっていう話になったの。
革のやわらかさや、甲の深さでカバーできるって。
- 小泉
- 私、この「ちょっと大きめ」でちょうどいいです。
あと、型崩れしなくないですか?
- 坂口
- うん、しないですね、たしかに。
- 小泉
- こういうふうに甲が広めの靴って、
フニャってなってパカパカになっちゃうんですよ。
でも、スティルモーダはならないんです。
ちゃんとホールドしたままで。
だから長距離の徒歩もいける。
私、かなり歩くんですよ。ふだん。
だからほんとです。
そうそう、「生活のたのしみ展」では、
1日3万歩の日もありましたけど、大丈夫でした。
ところで今回は新色が出るんですか。
- 伊藤
- そう、新しい色が2つ、
いままでの色が1つ。
- 藤井
- 定番の「ホワイト」に加えて、
艶のある黒の「パテントブラック」と
「ブラウン」が新色です。
- 小泉
- えー! すごい!
白欲しいんですよね、白持ってなかったから。
でも茶色もかわいい。え、かわいい!
- 藤井
- ちょっと値上がりしちゃうんですけど。
- 小泉
- トランプ関税の影響?!
- 藤井
- ‥‥より前に決まってました。
でも致し方なく。
- 小泉
- でもそれを打ち消すかわいさですよ。
やっぱり白、いいですねえ。
- 伊藤
- 足元が白ってすごくいいんですよ。
軽やかになる。
夏はもちろんなんですが、冬でも、
たとえばほかは全部黒の服なのに、
靴だけ白っていうのもいいんですよ。
- 小泉
- かっこいい!
もう今、心にメモしました。
そしてやっぱり、私、
この靴のフォルムがすごく好きだなあ。
伊藤さんありがとうございます。これ最高です。
- 伊藤
- いやいや、こちらこそありがとうございます。
- 松尾
- 「パテントブラック」の艶感も、
いいですね。
- 坂口
- そう、このエナメル加工が。
- 小泉
- 履き続けてやわらかくなった黒もいいけれど、
この光沢のある黒もいいですね。
- 伊藤
- いいですよねー。そしてブラウンもいいの。
黄色い靴下とか合わせてみたり、
もちろん素足でもいいし。
- 坂口
- 撮影、かわいかったですね!
新しい色、パテントブラックを
買おうと思ったんですけど、
実物を見たら、茶色もすごくいいなと思って。
- 伊藤
- そうなの。
- 小泉
- うん、私もそう思った。
- 坂口
- すごーく、今、悩んでます。
- 松尾
- 私も、履きつぶして手元にないのが不安だから、
追加して買いたいです。
今回、シルバーはお休みだそうですが、
これもまた再販してください。
ストックが欲しいです。
- 伊藤
- なるほど!
ストックで買っておきたい、
っていう声、すごく新鮮。
- 小泉
- シルバー、いいですね。
私、weeksdaysで買いたいから、
他のところでは我慢して、
再販を待ってます。
- 伊藤
- 嬉しい~! ありがとうございます。
ことしのセール、こんなコーディネートで 04
04 ちょっとしたお出かけもSLOANEなら
もはや着ない日はないのではないか?
というくらい頼りにしているブランドがSLOANE。
カジュアルにも、またはちょっとしたお出かけにも。
コーディネート次第でいろんな顔を見せくれるところが、
すごいんです。
今回のセールでは、ニットにくわえてキュロットも販売。
この機会に今まであまり着なかったアイテムに
挑戦してみてはいかがですか?

SAQUI プリーツペプラムブラウス
SLOANE キュロット グレー
SAQUI レースバッグ

SLOANE モヘアシャギークルーネック グレー
SAQUI カラーパンツサフラン
Owen Barry HOLBORN CROMITA

SLOANE シルクワイドフィット半袖モックネック ブルーグレー
SLOANE キュロット ネイビー
CONVERSE weeksdays ALL STAR 100 OX ネイビー
SLOANE、未体験のかたはぜひ!
- 伊藤
- SLOANEからは、キュロットを。
ハーフパンツなんですが、
膝が隠れるかどうかの
絶妙な丈感なんですよね。
- 太田
- これ、グレーとネイビーの全サイズがあります。
ぴったり、シンデレラフィットで穿いていただきたい。
- ──
- SLOANEの服って、ニットにしても、
きちんとしていていいですよね。
- 伊藤
- 野口真紀さんが、すごくきれいに穿いてくださった。
- 太田
- そうでしたよね。すてきでした。
- 伊藤
- これ、ジャケットを合わせたら、
ロングパンツを合わせるより抜け感が出ますよ。
- 藤井
- これ、わたし、持っていて、
じつは冬でも穿いているんです。
タイツの上から。そしてブーツを合わせて。
- 太田
- そうだ、冬も穿いてるよね。
ロングブーツに、すごく似合ってました。
- 伊藤
- その姿見たことない!
- 藤井
- だからこのキュロット、一年中使えるんです。
- 伊藤
- そうだよね。タートルと合わせても、
きっと、かわいい。
そもそも、素材がいいし。
- ──
- 素材はなんですか?
- 篠田
- ウール100%で、裏地も付いていますから、
スルッと履きやすいですよ。
- 伊藤
- そうなの。ちゃんとしてるんですよ。
そしてSLOANEからは、さらに、
シルクワイドフィット半袖モックネック。
- 伊藤
- はい。これもすごくいいのよ。
上品なの。着心地もいいし。
- 藤井
- 光沢感も美しいですよね。
- 篠田
- きれい!
- 太田
- これもね、お買い得になるなんてね。
- 伊藤
- そうだよね。
- 篠田
- ねー。
- 太田
- はい。すばらしい。
- 坂口
- 半袖の裄丈が、肘まであるのがいいですよね。
- 伊藤
- SLOANEのニットはとにかく気持ちがいいので、
未体験のかたはぜひ。
- 太田
- 普通に見えるけど、すごくいいんですよね。
- 伊藤
- そうなんですよ。シルエットもいいし。
モヘアシャギー クルーネックも出ますよね。
- 坂口
- そうですね。さすがに冬物にはなっちゃいますが。
- 太田
- 次の冬に向けて、今のうちに。
- 坂口
- これ、すっごくかわいいですよね!
- 南
- え、これもセールに?
- 篠田
- 出るんです。
- 太田
- 出ちゃうんです。
- 伊藤
- かわいい。
- 藤井
- セールになるなら、買い足そうかな。
- 坂口
- グレーを持っていますよね。
- 藤井
- わたし、グレーとカシスを。
- 伊藤
- え、そうなんだ。両方。
- 伊藤
- モヘアのシャギーの感じがかわいいですよね。
- 坂口
- 色はですね、ライトグリーン、グレー、
ブラック、カシス。全色ありますよ。
- 伊藤
- またサイズ感も、いい。
- 篠田
- レディスのLよりちょっと大きめで、
それがかわいいですよね。
- 太田
- このニット、SAQUIのパンツに合うんですよ。
- 伊藤
- SAQUIのパンツと合わせると、
お互い素材感を引き立てあう感じがする。
- 坂口
- おしゃれが完成しちゃいますね。
- 藤井
- たいへん、欲しい物がどんどん出てくる‥‥。
- 太田
- そうだね。ヤバいね。
- 藤井
- ヤバい(笑)。
- 篠田
- 振り返りながら、どんどん。
- 藤井
- あれ買おう、これ買わなきゃ!
- 太田
- SLOANE、モヘアシャギー トライアングルも
いいですか。
- 伊藤
- そうそう、クルーネックと同素材で、
三角形のショールがあるんです。
- 太田
- はい。セールに並ぶのは、
ライトグリーンだけですが。
- 伊藤
- これもかわいいんです。
- 南
- かわいいー!
マフラーみたいに使えるんですか?
- 篠田
- 使えます。
- 坂口
- スカーフみたいに巻くんですよ。
- 伊藤
- いろんな巻き方ができるの。
- 坂口
- かさばらないから、
カバンにスッと入れておくだけでも安心。
- 太田
- ちっちゃい状態もかわいいんです。
- 坂口
- セールで挑戦しやすいカラーですね。
- 伊藤
- うんうんうん。

セールアイテムをつかった伊藤さんのコーディネートはこちらからどうぞ。
毎日のように履いてます
- 伊藤
- 松尾さんとは、はじめましてですね。
どうぞよろしくおねがいします。
- 松尾
- こちらこそよろしくお願いします。
「ほぼ日」勤怠管理担当の松尾です。
- 坂口
- 松尾さんは「weeksdays」の大ファンなんです。
- 松尾
- そうなんです。
基本的に服や靴は試着して買いたいほうなんですが、
伊藤さんに全幅の信頼をおいているので、
「weeksdays」は特別なんです。
年齢を重ねるごとに、自分が好きだったものが
似合わなくなってきたと感じたと、
伊藤さんがおっしゃっていて、
「まさしく、私だ!」と思えて。
- 伊藤
- それを感じたのはいつ頃からですか。
- 松尾
- 40代になった頃ですね。
- 坂口
- めっちゃわかります。
私もちょうど今、ほんとにそう思っています。
- 松尾
- 身体のフォルムや、肌とか見た目とともに、
自分が普段持つものも変わってきたんです。
今まで好きだった安くてかわいいポップなものも、
もう似合わないな違和感が出て。
その点「weeksdays」は自分に
寄り添ってくれてる気がしています。
- 伊藤
- 嬉しい‥‥!
そうなんですよね、
すこしお姉さん世代の人たちが、
「重いものはダメ」とか
「チクチクした服は無理」と言っていたのが、
理解できるようになるんですよね。
- 松尾
- はい、だいぶ理解できるようになりました。
- 伊藤
- 「weeksdays」では、
どんなものをお求めくださったんですか。
- 松尾
- たとえばt.yamai parisのシルク混のパンツや、
SLOANEのカットソーとカーディガンなど、
生地が上等なものにチャレンジしました。
いま検討しているのはニーチェアです。
でも買いそびれちゃうことも多いんですよ。
欲しかったのに売り切れちゃったものといえば、
それこそスティルモーダのバブーシュ!
全色欲しかったんですけど、
買いそびれちゃいました。
私、最初に買ったスティルモーダは、
2年間ぐらいほとんど毎日のように履いて、
履きつぶしちゃったんです。
- 伊藤
- すごい!!
ありがたーい。
- 松尾
- 旅行にも持って行きました。
- 藤井
- なにより、楽ですしね。
雨ですら、あんまり気にならない。
- 松尾
- そうなんですよ!
靴下を履いてもいいし、素足でもいけるし。
- 伊藤
- 靴擦れはありませんでした?
- 松尾
- 最初からありませんでした。
そのこともあって、毎日履くように。
たとえば今日はスニーカーでなくちゃ、
と決めている日以外は、
スティルモーダを履いていれば大丈夫だと思ってます。
レストランに行くときや旅行など、
ちょっとおめかししたいときに
履いてもいいので、助かってます。
- 伊藤
- 旅行に持ってくのも
かさばらないですもんね。
スティルモーダとの出会いは覚えていますか。
- 松尾
- たまたま「TOBICHI」で
フラットシューズの試着会をしていたんですね。
それで履いてみたら、
どの色もよくて選び切れなくなって、
1点だけ選ぶつもりが、
全色買いたい! と思ってしまって、
その場で3色を買いました。
- 伊藤
- すごー!
- 藤井
- スティルモーダって、
買いやすい値段なのがありがたいですよね。
- 伊藤
- たしかに、うん。
- 松尾
- 3足買っても、ちょっといい靴の1足分ぐらい。
それでこれだけ楽しめるっていうのは、
すごくいいと感じます。
- 伊藤
- 普段から、服や靴を色違いで買うこと多いですか?
- 松尾
- その気持ちは持っているんですけど、
実際に靴を色違いで3足買ったのは初めてです(笑)。
- 坂口
- 色で用途が違うから、
形は一緒だけど別の靴っていう感覚で
履けるからいいですよね。
じつは私も3色持ってるんです。
一度に、じゃなくて買い足していって。
- 伊藤
- 坂口さんも3足。
- 坂口
- そうなんです。ホワイトとブラック、
そして当時販売していたシルバー。
これは松尾さんの熱弁で、
「3色買ったほうがいいよ」って言われて(笑)。
- 伊藤
- (笑)すごーい! ありがたーい!
- 松尾
- 私、「ほぼ日」の何人にもに勧めまくりました。
- 坂口
- それに影響された人、結構いるはず(笑)。
社内インフルエンサーでした、ほんとに。
そのときに結構みんな2色買いとかしてましたよ。
- 藤井
- 社内で履いている人を見ると、
ステキだなって思う。
脚がすごくきれいに見えるんです。
- 伊藤
- スッと、うんうん。
モデルさんの撮影のときにも、
それを感じますよね。
靴単体ももちろんいいけれど、履くとよりよく見える。
- 坂口
- 私、足の幅が広めなんですけど、
革がやわらかいのか、痛くない。
夕方になってちょっとむくんできても、
寄り添ってくれるんです。
1日履いていても、全然疲れないですよね。
- 伊藤
- それもポイントですよね。
- 松尾
- 勧めたら、みんな絶対に「嬉しい」って
思ってくれるだろうなっていう靴って、
とっても珍しいですよ。
靴って、好みもあるし、
勧めるのが難しいですから。
でもこれに関して言うと、買った人から
「めっちゃ嬉しい! ありがとう!」って
きっと言われるだろうという
確信があります。
- 坂口
- たしかに誰が履いても似合うだろうな。
シンプルだし。
- 松尾
- 年齢も下から上から、幅が広い。
- 伊藤
- もうほんとうにそのとおり。
- 藤井
- 坂口さんのお母さまも履いているとか。
- 坂口
- そうです。私がシルバーを履いて実家に行ったら、
「え、何それ、すごくいいね。頂戴?」って(笑)。
- 伊藤
- サイズも一緒なの?
- 坂口
- そうなんです。その場で履いて、
「すごい! これ、いい!」って。
- 伊藤
- プレゼントすることになったんだ(笑)。
- 坂口
- はい。その後母も自分で
「weeksdays」のサイトで
ホワイトを買ってました。
- 松尾
- すごい。
- 坂口
- 母の年代になると、
履きやすい靴を探しても、
歩きやすさ重視のスポーツシューズ的なものが
多いんですよね。
母はそういうじゃないのがいい、
かといって、おしゃれな靴では疲れちゃう、
なかなか、こういうフラットシューズはない、
って、気に入ってます。
「色合いもいい、けどちょっとだけ
遊び心があるかんじが嬉しい」と。
- 伊藤
- 履くときもスマートですよね。
- 坂口
- もうスッて履ける。
- 伊藤
- 藤井さんも色違いで?
- 藤井
- 私は‥‥4足、持ってます。
- 伊藤
- え? えっ?!
- 藤井
- なぜかというと、
weeksdaysで紹介する前から、
シルバーを持っていて、
とても気に入っていたんです。
そしたらweeksdaysで販売が始まったので、
追加で2色、買いました。
そして先日、街を歩いていたら、
サンプル品や新古品を売っている
お店のウインドウに好きなフォルムの靴が
見えると思って近づいたら、
まさしく「スティルモーダ」。
サイズも自分のサイズだったから
「これください」(笑)。
それで4足になりました。
- 伊藤
- そんな機会が。すごいなあ。
- 坂口
- サイズもバリエーションがあって嬉しい。
松尾さんも、わりと足が小さいですよね。
- 松尾
- 私、21.5cmが入るんですよ、靴によったら。
- 伊藤
- 私より小さい人がいた。
- 松尾
- なので逆に履けない靴が多いんですけど、
スティルモーダの35は大丈夫。
換算すると22.5~23.0cmなのに、
脱げないんですよね。結構甲が深めで。
- 藤井
- 私、普段迷わず38(24.0~24.5cm)を選ぶんですけど、
スティルモーダに関しては、実は37を履いてて。
- 伊藤
- 藤井さんは、ちょっとちっちゃめ。
- 坂口
- 私もそうかもしれないです。
普段は23.5cmなので、
37(23.5~24.0cm)なんですけど、
これは36、つまり23.0~23.5cmのサイズを履いてます。
- 藤井
- 革がすごくやわらかいから、
多少、大きくても小さくても大丈夫なんでしょうね。
- 坂口
- 小さいサイズを選ぶと、
さすがに最初だけはちょっとだけ
きつめではあるんですけど、
すぐに足に馴染んでくるんです。
- 藤井
- 季節問わず履けるので、1サイズ小さくても、
冬はタイツを履いても大丈夫です。
でもソックスが厚めの人は、
いつものサイズでいいかもしれません。
- 坂口
- 私、夏はパンプス用のソックスを履くんですけど、
スティルモーダって甲が広めなので、
靴下が見えずらい。
そこも、この靴がいいなあと思う理由のひとつです。
- 伊藤
- ちらっと見えちゃうの、
気になりますよね。
- 藤井
- すっごく気になります。
ことしのセール、こんなコーディネートで 03
03 肌着はいっそ、すべてcohan!
セール期間内に定番アイテムを買い足す、
または一新するというのも手。
weeksdaysチーム内でも
持っていない人はいないのでは?
というブラキャミに、
もはや私の夏に欠かせない存在のベアトップ、
最高に穿き心地のよいナイトパンツなど、
思わずお買いものが前のめりになる
ラインナップを取り揃えました。
cohan シームレスバックシャンブラキャミ グレージュ
pageaérée vic one-piece stand Gray
pageaérée ray unisex pajamas Navy
着心地のいい肌着をcohanで
- 伊藤
- cohanも、ね、この機会にぜひ、
って思いますよね。
- ──
- デザイナーの惠谷太香子さんが展開している
ストレスの少ない肌着のブランドですね。
まだまだ知らないという方もいるかもしれないです。
- 太田
- cohan、着ると、驚きますよね。
- 坂口
- しかも今回出品するのが
シームレスバックシャンブラキャミ。
後ろが開いたデザインなので、
これからの季節にいいんです。
- 南
- モデルさんの写真の、美しいこと‥‥。
- 太田
- 背中を見せる服を着る機会がないかもだけど、
とっても涼しいのが、この肌着のよさです。
- 伊藤
- これを持っている人が、
ちょっと背中に吹き出物ができたときに、
そこに肌着が当たらなくてちょうどいいって。
- 南
- へぇ!
- 太田
- 衣類がこすれないから。
- 伊藤
- 色は全色?
- 坂口
- ブラック、モカ、グレージュ、グリーンの4色です。
- 伊藤
- SAQUIもそうだけれど、
着たことがない、っていう人に試してほしいな。
- 南
- たしかに。私、買おう。
- ──
- cohanの惠谷太香子さんは
パリのオペラ座でバレエの衣装室にいた人。
そこのおじいちゃんの師匠から
「服飾デザインは下着・肌着ができなければ
何もつくれないよ」と言われ、
そこから下着・肌着の道へと行った人なんですよね。
動きやすさを考えての立体裁断、
肌にやさしい素材のことまで、
プロ中のプロなんです。
- 太田
- はい。おすすめです。
- 坂口
- あと、同じcohanから
シームレスベアトップ。
- 伊藤
- これね、わたし、何枚も持っていて、
すごくいいんですよ。
- 太田
- どういったときに着てらっしゃるんですか?
- 伊藤
- ちょっと首まわりが大きく開いている服を着るとき、
肩ひもを見せたくないでしょう?
そんな服に合わせているんです。
あと、これがよかったのは、
パッドを内蔵してもらったこと。
わたしあのパッドを出し入れするのが苦手なので、
一体にしてもらったんです。
だからこのまま洗濯機に入れられるし、
ずれることもないし、畳むとコンパクトになる。
これはほんとにね、おすすめ。
そして、裏側を見てもとてもきれい。
- 太田
- きれいですね。
この形、持っていない人もいそうだから、
チャレンジしていただけたら。
- 伊藤
- わたし、キャミソールと合わせるときに、
肩ひもが2本になるのがあんまり好きじゃなくて。
とくにブラウスが透けるときには。
- 太田
- ああ、なるほど。
もたつきますよね。
- 藤井
- 以前、nooyの透け感のあるトップスに
合わせてくださっていたんですが、
透けて見えても全然いやらしくなくて、
むしろ、かっこいいんです。
- 伊藤
- そうなの!
これが夏前にセールになるなんて。
- 太田
- あとナイトパンツも出ますよ。
ブラックだったらシームレスベアトップと
セットみたいになるアイテムですよね。
- 坂口
- 色はシームレスベアトップがブラックとモカ、
ナイトパンツがブラックとチャコール。
- 伊藤
- そうでした。これも買わないと。
しっかりした、包み込み感のあるサイズです。
- 太田
- このナイトパンツ、めちゃくちゃいいですよ。
わたし、これ、すごく好きです。
- 南
- 締めつけないっていうことですか?
- 太田
- そうなんです。
- 伊藤
- そして、かわいいんですよね。
- 南
- 部屋着としてですか。
- 伊藤
- 普通に下着としても、いいんです。
- ──
- 名前はナイトパンツだから、
パジャマがわりにしましょう、
という限定的な提案だと思われているかも。
- 太田
- たしかに、夜寝るときにも、
とてもおすすめではありますけど、
いつでも、一日じゅう、穿けますよ。
- 伊藤
- ボトムスがパンツのときに
下着のラインが出ないの。
- 南
- ああ、そうか、そうか。
- 伊藤
- 部屋着としては、
鼠径部の締めつけがまったくないのと、
おなかがあったかいところがいいですよね。
- 太田
- 寒い季節は、あったかいパンツとして
わたしは愛用してます。

セールアイテムをつかった伊藤さんのコーディネートはこちらからどうぞ。
ことしのセール、こんなコーディネートで 02
02 SAQUIを、サルティの生地の組み合わせで
デザイナーの岸山さんが惚れ込んだ、
イタリアのファリエロ・サルティ社の生地。
「上質」という言葉がぴったりな生地なのです。
ここではサルティの生地のアイテム同士で、
フォーマルな場にふさわしいコーディネートをご紹介。
いざという時、ああ持っていてよかった。
そう思える服ですよ。

Satomi Kawakita Jewelry ちいさなアコヤパールのフープピアス
SAQUI スリークォーター スリーブワンピース
SAQUI フォーマルバッグ

SAQUI ノーカラースリット スリーブジャケット ネイビー
SAQUI 丸衿プルオーバー ネイビー
SAQUI テーパード リボンパンツ ネイビー
ほかにもいろいろ、SAQUIのアイテム
- 伊藤
- そしてSAQUIからはカラーパンツも。
- 坂口
- サフランの、36と38が出ます。
これ、かわいいですよね。
- 太田
- かわいい!
こういう色は、セールで買うの、おすすめです。
秋冬のために、いまのうちに。
- 伊藤
- こういう「セールのときにこそ!」と
買うものってあるよね。
- 太田
- ありますね。
カラフルなものはとくにそうですよね。
- 藤井
- 色柄物はそうですよね。
- ──
- 「セールだから、派手目のものでもいいかな」
と思って買うと、意外と長く着ることになったり。
- 伊藤
- そしてSAQUIからは、
黒のフォーマルバッグと、
白のレースバッグも。
- 坂口
- フォーマルウェアといっしょに
ご紹介したバッグですね。
- 伊藤
- これ、かわいいんです。
- 坂口
- かわいい。
- 太田
- こういうものっていざというときに、
「あってよかった」ってほんとに思うんです。
- 伊藤
- 袱紗も入りますしね。
- 太田
- このレースバッグ、南さん、使ってるよね。
- 南
- はい。白を持ってます。
先日、披露宴に出席するので持って行きました。
レースがとても上品で、全然テカっとしておらず、
マットな感じの質感なので、
とても品が良く感じました。
- 伊藤
- どんな服に合わせたの?
- 南
- COGのブルーのワンピースに、
黒のジャケットを羽織って、
白いコサージュをつけました。
白のレースバッグと白いコサージュが、
服との対比で、
ちょうどよく華やかになって。
- 太田
- すてきだね。
- 伊藤
- 荷物は多いほう?
- 南
- わたし、普段、荷物を持たないほうです。
その式に行くときも、
レースバッグにリップ、ご祝儀袋、
ハンカチとティッシュ、
あとは鍵とスマホとお財布くらいでした。
- 伊藤
- うんうん。
いいですね。
- 南
- このバッグ、必要なものは全部入る
安心感あるサイズで、これ一つで十分でした。
- 坂口
- SAQUIからは、式典でも着られる
スリークォータースリーブワンピース。
これも「持っておいて損はない」一着ですよね。
- 伊藤
- わぁ、これも出るんですね。
- 南
- これ‥‥欲しいかも(笑)。
- 伊藤
- 買うべきだよ。
- 一同
- (笑)
- 南
- 背中押していただいちゃった。
- 伊藤
- 先日、伯母のお葬式で、母に着てもらったんです。
その母の姿を後ろから見ていて、
いい素材だなっていうのがわかって。
母も着てよかったと言ってました。
ほんとにベーシックな形なのもいいんです。
- 藤井
- すごいお買い得。
- 太田
- ねっ。そう、SAQUIは絶対買いだと思う。
- 坂口
- ジャケットもありますよ。
「ノーカラー スリットスリーブ ジャケット」の
ネイビーです。
- 伊藤
- なるほど、なるほど。
これすごくすてきですよ。
- ──
- これはどんなふうに合わせるのがおすすめですか。
- 太田
- ぜひ下にはプリーツぺプラムブラウスを。
- 伊藤
- その組み合わせ、学校行事にもいいですよね。
ジャケットからの、下の裾の見え方も良くて、
ちょうどいいバランスなんですよ。
- 南
- はい。かわいいです。
- 坂口
- そして下はSAQUIのパンツ。
- 太田
- そうだ。SAQUIのパンツも履ける!
- 伊藤
- あるいは、ストレートスカート。
- 坂口
- ちょっとテロンとした感じがすごくいいですね。
シワにならないっていうのが。
- 伊藤
- そうなんですよ。
Tシャツにも合うし。
- 坂口
- かわいい。
- 太田
- かわいい~。
- 南
- きれい。
- 伊藤
- かわいいね。
- 藤井
- 美しい。
- 太田
- ほんとにSAQUIは買ったほうがいいです!
- 伊藤
- 丸衿プルオーバーもありますよね。
- 坂口
- 38サイズだけなんですが、
ブラックとネイビー、ホワイトがあります。
- 伊藤
- これにテーパードリボンパンツを
合わせてもいいですね。
とにかく襟ぐりのラインが美しいから、
顔がきれいに見えるんです。
素材感もいいし。
- 太田
- うんうん。ほんと、ほんとSAQUIは、
全部買ったほうがいい(笑)!
- ──
- ふつうはセールに出ないタイプの商品が
ずらっと並んでいますね、SAQUI。
ふつう、セールって季節商品や
攻めたデザインの在庫を売り切りたい、
っていうことがあるけれど、
こんな定番アイテムを出していいの?
とすら思いました。
- 太田
- そうなんですよ~!
定番なんですけれど、
今回、「weeksdays」からは、
「この良さを、もっと知ってほしい」
と思うアイテムを、思い切って出品します。

セールアイテムをつかった伊藤さんのコーディネートはこちらからどうぞ。
ことしのセール、こんなコーディネートで 01 伊藤まさこ
01 きれいな色のニットやバッグとSAQUI
「シルエットがきれい」
「素材がいい」
「コーディネートしやすい」
「シワになりにくい」‥‥
weeksdaysチーム内でも
大好評&定番となっているパンツ、
セール期間にぜひお試しいただきたいアイテムです
(もう定番になっている方は、
さらに買い足すのも大歓迎!)。
ここではきれいな色のニットやバッグで、
上から下までweeksdaysでコーディネートしましたよ。

COGTHEBIGSMOKE IMAN DOUBLE- BREAST COAT BLACK
SLOANE モヘアシャギー トライアングル ライトグリーン
SLOANE モヘアシャギー クルーネック ライトグリーン
CI-VA 2189 NUVOLA AQUA
SAQUI テーパード リボンパンツ ブラック

manipuri シルクスカーフ ドット・グリーン
SLOANE モヘアシャギー クルーネック ブラック
SAQUI テーパード リボンパンツ ブラック
SPELTA バレエシューズ green

L’UNE Pleated Frill Blouse ネイビー
SAQUI テーパード リボンパンツ ブラック

SAQUI 丸衿プルオーバー ブラック
SAQUI テーパード リボンパンツ ブラック

t.yamai paris イタリアンボーダー 半袖ブラウス ブラック
SAQUI サマーテーパード リボンパンツ グレー
BARI レザーサンダル クロコブラック
SAQUIのテーパードリボンパンツが並びます!
- ──
- さてみなさん! ことしも「ほぼ日ストア」で
「ハローグッバイセール」が開催されます。
「weeksdays」でも粒より、選りすぐりのアイテムを
出品することになりました。
- 一同
- わー!(拍手)
- ──
- そこで、伊藤さんを囲んで
「weeksdays」のチームメンバーで
出品するブランドやそのアイテムについて
熱く語ってもらおうと思います。
どうぞよろしくおねがいします。
- 一同
- よろしくおねがいします!
- 伊藤
- みんなの「おすすめ」トーク、
ぜひ聞かせてください。
- ──
- 雑談を交えて、じゃんじゃんしゃべってください。
まずは何からいきましょうか。
「weeksdays」でコンテンツの
進行管理をしている坂口さんに託そうかな。
- 坂口
- はい。では「weeksdays」といえば、の、
SAQUIからはじめませんか。
- 藤井
- いいですね!
しかも、テーパードリボンパンツを
出品するんですよ。
- ──
- テーパードリボンパンツは名作ですよね。
「ほぼ日」でも社内着用率が高い。
- 伊藤
- 今日、私も穿いてます。
わたし、この冬、外着のボトムスは、
ほぼこれで通してました。
- 太田
- そうですよね、伊藤さん。
撮影の時もよく着てらっしゃった。
- ──
- いつも全体に黒いトーンで、
動きやすいパンツスタイルですよね。
- 伊藤
- そうですね。
- ──
- それはスタイリストという職業柄?
- 伊藤
- ‥‥なのかな? スタイリストも人それぞれで、
自分が仕事中に着るものはこれ、というふうに
同じアイテムを何枚も揃えている人もいれば、
流行のものをつねに着ているかたもいますよ。
わたしは前者かな。
- 太田
- この冬っていうことは、
半年近く、SAQUIのテーパードリボンパンツを
活用しているということですね。
- 伊藤
- そう。
- 山川
- じゃあ、サマータイプも、そうなる予感が?
- 伊藤
- そうなんです。
- 太田
- 今回、3シーズン用と、夏用、
どちらもセールに出るんです。
サマーのほうが本数が多めです。
- 伊藤
- サマーはほんとうに穿いていて気持ちがいいし、
どんなシーンでも大丈夫だから、
持っていたほうがいいと思う。
今日もサマーだと思うよ。
- 南
- え! もうサマーを?
- 伊藤
- もうあたたかいもの。
- 藤井
- そうなんですよね、じつは、
サマーと言えど、
全然、年中着られるんです。
だから「季節もの」と思わずに
お買い物候補に入れてほしい。
- 伊藤
- そうなの、そうなの。
- 山川
- フジー(藤井)も持ってるよね。
- 藤井
- わたしも4本持ってます。
- 南
- 4本!
- 太田
- 何色と何色で4本なの。
- 藤井
- ネイビーとグレーが1本ずつ、
黒が2本です。
- 伊藤
- わたしもこの前、数えたら、
お店が開けるくらいあって。
- 太田
- すごい!
どういうふうに使い分けているんですか。
- 伊藤
- きれいに穿く用と、
仕事のときに穿く用です。
あと「なくなったら困るな」と思うので、
ストック用に買っておいたり。
- 藤井
- 「きれいに穿く用」っていいですね。
- ──
- 同じものをずっと穿いていると、
それでひざが出ることはないにしても、
気持ちとして、きれいなものを
1本持っておくと、
レストランに行こう、というようなときに
いいっていう意味ですね。
- 藤井
- うんうん。そう、きっと。
でもまだ欲しい気持ちなんです。
洗って、干しただけで、
アイロンをかけなくてもシワにならず、
そのまますぐに着られるから。
- 伊藤
- そう。
- 山川
- シワにならない!
- 伊藤
- ということは、旅にもいい。
- 藤井
- だからヘビロテになっちゃうんですね。
- 伊藤
- そう。
- 太田
- ああ、ああ。
- 藤井
- そのまますぐ着ちゃうから(笑)。
- 伊藤
- そして、ベーシックだから、
「あ、また同じ服着てる」
みたいにならないところもいいんですよ。
- ──
- なるほど。いわゆる流行のデザインだと、
それが起こりえますからね。
- 伊藤
- そう。靴もね、なんでも合うっていう感じがする。
パンプス、ミュール、サンダル、スニーカー、ブーツ、
なんでもいけますよね。
- 篠田
- これ、サイズ違いで持っておくのもいいんですよ。
コーディネートによって、
たとえば、ちょっとすっきり履きたいときは36で、
ゆったり履きたいときは38で、という使い方。
- 伊藤
- SAQUIのパタンナーの結城奈美さんも、
そういうふうにしてるっておっしゃってましたね。
さすがパタンナーさんって思いました。
- 柳田
- このパンツ、絶妙なテーパードですよね。
きれいに見えますね。
- 伊藤
- そう!
- 柳田
- 足首がきれいに見えて。
- 太田
- こんなに、みんな持っているのに、
同じ日に会社で着ていても、
かぶった感がないのもすごくいいですね。
トップス、靴の違いで印象が変わるんですよね。
- 伊藤
- 今回セールに並ぶ色は?
- 坂口
- テーパードリボンパンツはブラックで、
サマーはブラック、ネイビー、グレーです。
ネイビーにはサイズ欠けもありますが、
全色並びますよ。
- 伊藤
- ちょっと迷ってる、っていう方はぜひ!
- ──
- これ、生地がイタリアの
Faliero Sarti(ファリエロ・サルティ)ですよね。
はじめて紹介したときから、
デザイナーの岸山沙代子さんが熱く語っていますから、
それもぜひ読んでください。

セールアイテムをつかった伊藤さんのコーディネートはこちらからどうぞ。
軽く、楽に
2年くらい前まで、ヒールの靴が好きでした。
とはいっても、
仕事の時はもちろん履けないから、
食事に出かける時だけの特別な靴。
身長が6センチくらい高くなると、
見える景色もふだんと違う。
全身のバランスもいつもよりよく見えるから、
私のおしゃれにヒールの靴は必須だったのです。
ところが、
2年くらい前から、
もういいのではないか? と思い始めました。
どういう心境の変化だったのかは、
自分でも分からないけれど、
今、思い返してみると、
私の中で、すべてのことが、
「軽く、楽に」という方向にいっていたみたい。
台所道具に、服。
それから靴も。
それでも、
「楽」だけを取ると、
ずるずるとだらしなくなっていってしまうような気がして、そこだけは、
気をつけているのですけれどね。
今週のweeksdaysは、Stilmodaのフラットシューズ。
履いていて楽ちん、
カジュアルにも、またちょっときちんとしたい時も。
あらゆるシーンで活躍してくれる、靴なんです。
「ほぼ日ストア特別セール2025 Hello! Good Buy!」に「weeksdays」も参加します。
2025年5月13日(火)午前11時から
5月28日(水)午前11時まで開催する、
「ほぼ日ストア特別セール2025
Hello! Good Buy!」。
「weeksdays」の一部商品も、
こちらのセールに並びます。
期間中は、対象商品が
30%~80%ほどの割引価格でお求めいただけます。
割引対象商品は、
特設ページでのみご購入いただけますので、
通常の「weeksdays」ページではご購入いただけません。
なにとぞ、ご了承ください。
割引対象商品ラインナップについては、
5月9日(金)午前11時に公開しますので、
特設ページをご確認くださいね。
「weeksdays」でも
「よい買いものをしよう! 2025」の特集コンテンツで
割引対象商品について、たっぷり紹介しますので
お買い物プランに、ぜひお役立てくださいね。
ひとりの場所がほしいなあ
- 伊藤
- さいごに、台所を見せていただいてもいいですか。
- 土切
- どうぞ、ぞうぞ。
最近全然掃除をしてなかったのに
1週間前に雑誌の取材があって、
ちょっときれいになってるんです。
- 伊藤
- よかった。
これ、これ。この棚の奥行きが絶妙なんですよ。
- 土切
- 段によって幅や奥行きを変えているんです。
- 伊藤
- 以前『あっちこっち食器棚めぐり』の
取材でうかがったときに、とても印象的だったんです。
これはお店に改築する前からずっと?
- 土切
- そうですね。
ここを改築してくれた人が、
薄い棚にするといろいろ入るよと作ってくれたんです。
ちょうどトイレットペーパーが入る奥行きなんですよ。
- 伊藤
- あとシンク下が開いてるのも気持ちいい。
- 土切
- 下は何も置きたくないのだけれど、
やっぱりちょっと置いちゃうの。
最低限ですけど、必要なものがあって。
いや、もっと減らせるはずなんですよね!
まだまだ全然だめ。
- 伊藤
- お鍋、いっぱいありますね~。
- 土切
- どれも使ってるからなんですよね。
- 伊藤
- 食材はどこに?
- 土切
- 食材はこの奥です。
- 伊藤
- あ、なるほど。
けっこうストックが入るんですね。
そう言えば、わが家には
食器がいっぱいあったんですけど、
いまは半分以下になりました。
たぶんもうすぐ、食器棚を使わず、
台所の収納に全部入るくらいになります。
- 土切
- 台所に全部? すごい。
- 伊藤
- 以前は食器棚6個分ぐらいあったんですけど。
- 土切
- そりゃそうですよね、プロだから。
- 伊藤
- でも、生活にはそんなにたくさん、いらないなって。
それで知人のフリマに出品させてもらったり、
山の家に運んだりして。
- 土切
- わたしもフリマに出したいものいっぱいあります。
- 伊藤
- え、やりましょうよ!
こんどお誘いします。
- 土切
- わあ、うれしい。
- 伊藤
- そうやって減らしていっている最中です。
台所の収納は、高いところは手が届かず、
ふだん使わないから、そこにはぎっしり詰めて、
ストックルームのように使うことにしました。
全部、収納するのに、あと一息なんです。
整理するのって、すっごく気持ちいいですよ。
- 土切
- あたらしい器を買った時は‥‥?
- 伊藤
- 使わない器は友人にゆずったり、
時にはフリマに出して、一定の量を保つんです。
「いつか捨てるだろう、いつか使うだろう」
ととっておくものがあっても、
その「いつか」っていうのは、
わたしの経験上、来ないんですよね。

- 土切
- うん、その通りですよね。
- 伊藤
- だから、惜しいなと思っても、えいや! って。
「いつか」のために「今」を我慢することはないんだと。
- 土切
- そうですよね。私もそういうものがいっぱいあるなあ。
以前は紅茶の会社だったから、
撮影に使うミルクティーのカップを買って、今も持ってる。
全然使わない大きなカップがいくつもあります。
- 伊藤
- アートを志していた昔の作品はどうされてるんですか。
- 土切
- それも捨てられなくてね、部屋にあるんですよ。
すっごく大きいのに、どうやって入っているのか‥‥。
板張りの布作品は板から剝がして、畳んではあるんですが、
もうどうなってるかわからないくらい。
もう何十年も屋根裏にあるけど、
絶対かびてると思います。
- 伊藤
- 捨てられないものが、屋根裏に。
- 土切
- それも奥の方にギューッて。
私、一時期、スヌーピーファンで、集めてたんですよ。
子どもを育てているときに、
ストレスがそっち行っちゃって。
そんなヴィンテージのスヌーピーのグッズが、
いっぱいあるんですよ。
ほんとに困っちゃうの。
- 伊藤
- そういうのは時々見て懐かしんだり?
- 土切
- それが、時々見れるような場所にはないんです。
いちいち箱を開けなきゃならないし。
- ──
- 「ある」ということが心の平安に。
- 土切
- そうですよね。
- 伊藤
- あ、そっか。なるほど。
- 土切
- でも、反省しているんです。
それもだめだって。
だって、死んじゃったら、誰が片づけるの?
って、なるじゃないですか。
だから伊藤さんを見習わなきゃ、
っていつも思うんだけど。
- 伊藤
- いや、もうわたしは極端ですから。
「全部いらなーい!」って、時々、なっちゃうんです。
- 土切
- それがすごい。
- 伊藤
- 着物、本、
今は著書のストックもいらないなあと。
それは、誰かの家にあればいい。
- 土切
- この頃は、自分の買い物は減ったんですよ。
ツチキリでいっぱい仕入れるじゃないですか。
そしてお金をたくさん払う。
それで自分の物欲も満足しているのかもしれなくて。
- 伊藤
- わかります! 以前、北欧に買い付けに行ったときに、
販売するためのものをいっぱい買っていると、
「自分はいらないかも」という気持ちになりました。
- 土切
- そうなりますよね。
- 伊藤
- 物欲ってなんだろう?
自分の裁量でお金を使うと、
自分のものにしなくても満足するんだなぁ、と。
あるいは、さしあげたりいただいたりして、
ものが行き来することで、満足をするのかな? とか。
- 土切
- ものが行き来する、その中にいることで
満足できちゃう。
もう自分のものはいらない、
みたいな感じになってきちゃうんでしょうね。
- 伊藤
- 土切さんはご自身がこれから変わる予感はしますか。
さらに軽いものを求めるようになるだろう、とか?
- 土切
- どうなんでしょうね、
このあとどっちの方に向かっていくんでしょう。
もっと軽いものとか使いやすいもの、
後始末が簡単なものに行くのかな?
- 伊藤
- あと何個も持っていたアイテムだけど、
これ1個にしました、とか、
そういうものも出て来るかもしれないですよ。
- 土切
- そうですね。そうなんですよね。
お店はお店、でも私は私、となるかもしれないし。
私ね、ここで死にたいかっていうと、
そういうことじゃないんですよ。
- 伊藤
- え、そうなんだ。
- 土切
- このごちゃごちゃした空間でね、
夫は発送作業をし、ベッドがあり発送道具があり、
洋服もありって、「ここでは死にたくないな」って。
だから私、死に場所が欲しいなって思うんです。
実際は病院で死ぬかもしれないけども、
なんかもっとすっきりした場所が欲しい。
- 伊藤
- 死ぬためにすっきりさせたいんじゃなくて、
新たに場所が欲しい。
- 土切
- そうなんです。
- 伊藤
- いいじゃないですか!
もしこの住居兼ショップが広くなっても、
土切さんはものが増えるタイプでしょうから、
別の場所を持つのがいいと思うんです。
- 土切
- そうなんです。だから犬と私で、
ここから歩いて帰れる距離に部屋が欲しくて。
すごく、あったかくて、すっきりした空間。
つまり、寝るための部屋ですね。
- 伊藤
- それ、すっごく興味があります。
- 土切
- じっさいに探してるんです。
そんなに素敵なところは無理かもしれないけど、
もう少しすっきりしたところで
夜だけ過ごしたいと思ったんです。
犬と一緒に帰ってね。夫や娘には
「たまに来てもいいよ」みたいな感じの。
- 伊藤
- あ、すでに!
- 土切
- 探した結果、住まいではなく、
新しい店になっちゃったんですけれど。
自分が帰る安らぎの空間を探し始めたのに、
先にお店ができちゃった。
とはいえあたらしいお店のことも考えてはいたから、
あとさきになったと思えばいいんですけど。
- 伊藤
- 土切さんは暮らす道具を扱うお仕事で、
仕事が暮らし、暮らしが仕事みたいになってるけれど、
そういう空間があれば、そこから離れられて、
気分転換になるかもしれないですね。
- 土切
- そう思うんですよ。
そして私にとって本当に必要なものが
その空間には集まると思うんですよね。
住んでみないとわからないですけれど。
- 伊藤
- その「本当に必要なもの」のリストが見たい。
- 土切
- マンションのちっちゃい部屋がいいんですが、
改築をしたいから、
それが出来るところを、と考えると、
賃貸じゃ難しいんですよね。
手を入れてもいいところって、
退去時に原状復帰が必要になるから。
- 伊藤
- どこをどう直したいんですか。
- 土切
- まずはキッチンですね。
そしてここにリビングがなくなっちゃったから、
リビング的な空間が欲しいです。
- 伊藤
- そこが完成したら、ぜひ取材をさせてください。
とっても興味があります。
ひとりで住みたいんですよね。
- 土切
- そう! ふふふ。
- 伊藤
- それ大事ですよね。
ひとりの場所がほしいっていう、その気持ち。
- 土切
- 考えているだけでも楽しいですよね。
- 伊藤
- 引っ越しって、持ち物を見直したりと、
すごくいろんなきっかけになりますし。
- 土切
- うんうん、そうですよね。
- 伊藤
- 土切さん、今日はありがとうございました。
とっても楽しかったです。
‥‥それじゃ、お買い物タイム!
- 土切
- あはは、お買い物タイム。
どうぞ、どうぞ。
ありがとうございました。
ずっと探しているもの
- 伊藤
- 55歳でお店を始められて、今60代になられて、
以前と今で、使うもの、
選ぶものって変わってきましたか。
- 土切
- もちろん変わってきました。
それこそ最初の頃はSTAUB(ストウブ)の
重い鋳鉄琺瑯鍋を置いていたんですから。
- 伊藤
- わかる! 重い。でもかわいいですよねー。
- 土切
- かわいいですよね。それで置いていたけど、
だんだんこれは重いなと感じたのと、
デパートにあるものをここに置いても
しょうがないなっていうふうに考えてやめました。
そういうことはたくさんありますよ。
- 伊藤
- なるほど。
- 土切
- 最初は食器も扱おうとしていたけれど、
そんな食器まで手を出したらもう大変なことになると、
イベント関連のものや、
レンゲとか小っちゃいものだけにして、
基本、やめてます。
- 伊藤
- お店で売るもので、
こんなのが欲しいのに、
まだ見つからない、というものはありますか。
- 土切
- ずっと探してるのはやかんです。
- 伊藤
- やかんかあ。
- 土切
- 軽くなきゃだめ。そしてすぐ沸く。
- 伊藤
- 同じ条件で、わたしは電気ケトルを使ってます。
5000円以下で買ったものなんですが、いいんです。
注ぎ口がコーヒーを淹れられるようにもなってる。
母に持っていったら、
最初は全然使わなかったのに、
すぐ沸くし、沸くとパチッて切れるから、
その便利さに気づいてからは「いいわねー」って。
- 土切
- スイッチが切れるから危なくない。
- 伊藤
- そうなんです。
「軽い」もそうなんだけど、
「危なくない」もえらぶポイントに。
- 土切
- なるほどね。
私は銅鍋で沸かしてポットに入れて保温していますが、
台所につねに出しておくものだから、
コンロの上にポンと置いてあって
かっこいいケトルがないかなって探してるんです。
じっさい、お客さまからのリクエストも
すごく多いんですよ。
世の中にはたくさんのやかんがあるけれど、
かっこいいけど使いづらいとか、重いとか、
なかなか「これだ!」というものがないんです。
持ち手だけ樹脂で溶けたり、
油を使うそばにあるからいつの間にかベトついたり、
茶色くなっちゃったり。
しまわないから汚れるんですよね。
- 伊藤
- わたしは、コンセントのある棚に入れてます。
作業スペースには置かず。
- 土切
- 伊藤さんIHも使ってますか。
- 伊藤
- はい、山の家はIHなんですよ。
- 土切
- そうでした、写真で拝見しました。
2つ口の小さなタイプでしたね。
IH対応のものがうちは少なかったので、
これから入れなきゃと思ってるんです。
- 伊藤
- 建物の構造上、IHじゃないといけない、
という集合住宅や、
そのほうが安全だからと
選択する家も増えていますものね。
- 土切
- そして学生さんなど
若い子の住むワンルームマンションは、
だいたいIHの1口のコンロなんですよ。
引っ越しも考えると、
ガスとIHの両方に対応している道具じゃないと。
- 伊藤
- そうか。アルミだとIHは使えない。
- 土切
- そう。だから「味わい鍋」もIHでは使えないんです。
- 伊藤
- ところで、ものを探して地方に行ったり、
外国に出かけたりというのは‥‥。
- 土切
- したいですよ、ものすごく。
けど、ここ、身内しかできないんです。
在庫が自宅の中にあるので、
ほかの人が取りに行くことができないんですよ。
発送作業をするベッドの横を通って、
みたいになっちゃうから、
ちょっとそれはお見せできない。
- 伊藤
- でもネットは「ほぼ日支店」もありますよ。
- 土切
- そうなんです。なのでこっちの休みを増やして、
どこかに出かける時間を増やそうと思ったんですが、
あたらしいお店を作っちゃったから‥‥。
変えていきたいんですよ。
- 伊藤
- 全国チェーンでちょっといいものを置く
スーパーマーケットに、
小さなツチキリ支店があるといいなって思ったんです。
おたまとか、スライサーとか、
あったらいいのにって。
きっと、いいですよ、小さなスペースでも。
壁1畳ショップとかね。
- 土切
- そんな! あはは。
そういう展開ができないだろうなと思うのは、
ここにあるものはみんな、
手にとっていただけるサンプルとして
パッケージから外して展示しているから、
よく見えるんですよ。
でもほかのところではそうはいかないと思うんです。
各メーカーのパッケージに入ったものが並ぶと、
ツチキリらしさが出ないと思うんですよね。
- 伊藤
- なるほど、なるほど。
パッケージから外して展示なさっているからこその
統一感なんですね。
- 土切
- 自分が気に入って選んでるものですから、
見た目もやっぱり大事なので。
- 伊藤
- そういうことなんですよね。
- 土切
- パッケージにはきちんと説明があるわけですから、
それを置けばいちいち説明しなくても
お客さまはわかってくださるという
いいところはありますよね。
うちでは、そのかわりに
キャプションをつけているんですが、
最近、だめなんです。全然だめ(笑)。
昔はうんうん考えて自分の思いを入れてたんですが、
なかなか入れられないものも増えてきちゃった。
- 伊藤
- そんな悩みも!
気になったものは買ってみる
- 土切
- 伊藤さん、それは?
- 伊藤
- weeksdaysでつくったものですが、
日田杉のまな板です。
軽いんですよ。
- 土切
- へえ! 杉、いいですか。
- 伊藤
- いいですよ。軽いっていうところが。
なるべく薄くしてもってさらに軽さを出して。
- 土切
- ツチキリでは青森ヒバを推してるんですけど、
ちょっと高いんですよね。
伊藤さんと同じように薄く、軽くしたんですが、
もうちょっと手軽だといいなあって思ってました。
杉ですか、なるほど。
- 伊藤
- 大分の日田の杉です。
江戸時代からの杉の産地なんですって。
- 土切
- いくら軽くても桐は軟らかすぎて
まな板に向いていませんし、
いちど、最高級のものはどうなのかなって
栢(かや、榧とも)のまな板を買ってみたんですが、
希少性が高いから高価なんです。
囲碁や将棋の盤に使われるだけあり細かくて、
いい香りもして、素敵なんですけれど、
やっぱり日常に使うのはちょっと、って思って。
- 伊藤
- やっぱり気になったものは必ず買ってみるんですね。
- 土切
- そうですね、買って使いますね。
皆さんが欲しいけれどもどれを買ったらいいか
わからないみたいな、まな板のようなものは特に。
- 伊藤
- 栢のまな板のように、いいものだとわかっていても、
「うちには合わないな」ってもの、ありますよね。
- 土切
- そうなんです。それで諦めたものも
いっぱいあったと思います。
伊藤さんの山の家では、
東京の部屋とはまた違うものを
お使いなんですか。
- 伊藤
- あ、同じなんです。
器は、もう家で使わないだろうなっていう
大きなものは、山の家で使おうと持っていって。
天井も高いので、大きな器が合うんです。
けれども台所道具は、食洗機もあるし、
そんなに料理をするわけでもないから、
厳選して揃えたという感じです。
道具にも器にもなるものとしては、
福岡の山口和宏さんっていう木工作家さんの
カッティングボードがあったり。
上に生ハムとかのせて、器にもなるので、
これはいいと思って。
ツチキリさんにお邪魔すると、
家の収納の工夫として真似できるアイデアが
いろいろあることに気づきます。
例えば、棚板と棚板の間にコの字型の収納を
置いていたりするのを見て「これ、これ!」。
引っ掛ける収納もいいですよね。
- 土切
- 吊るすワイヤーとかですね。
最初の頃はものが少なかったから
コの字型の収納はなかったんですけど、
商品が増えてきたので、
いっぱい収納できて、かつ、
立体で見せた方がいいなと、
ディスプレイ用の安いもので
工夫するようになりました。
- 伊藤
- そういった備品は、どこで探されるんですか。
- 土切
- 業務用の仕入れサイトがあるんですよ。
木工の専門サイトとか。
そこでディスプレイに適したものを探すんです。
- 伊藤
- その中から、ここに置くとよく見えるものを見つける。
土切さん、どういう目をしているんだろう!
ひょっとしてキノコや山菜を探すのも上手では?
- 土切
- ん? あはは、
それはあんまり速くないと思いますよ。
でもね、例えば、これ。
これは食パンにちょうどいい大きさで。
お皿に置いて、トーストをのせると、湿気なくていい。
「これ、京都の金網屋さんで
手づくりしているものだったら、
すごく高いだろうな」と思うんですよ。
でもこれはインド製で安かったりするんです。
- 伊藤
- これは、やっぱり、いろいろ検索して?
- 土切
- そう、しかもこれ、調理道具専門店じゃなくて、
業務用の木工屋さんの「升」のページにあったんです。
トーストを置く金網が欲しいと思って検索を続けていて、
ふと、木工屋さんの升のページを見たら、
「これも」みたいに置いてあった。
なぜだろうと思ったら、
居酒屋さんとかで、あるじゃないですか、
升の中に氷を敷き、この金網を置いて、
上にお刺身をのせたりする盛りつけ。
それ用だったんです。
これは見つからないわけだって思いました。
- 伊藤
- なるほど!
これ、サイズや形が違うものは、
上に懐紙とか置いて天ぷら用にしたりするわけですよね。
- 土切
- そうそう、半月型のものは、とんかつ用とか。
- 伊藤
- お店で出てきますね!
- 土切
- そんななかで、升用のところで四角いタイプを見つけ、
「ああ、これもう絶対トーストにいい!」って。
こういうの見つけるのが嬉しいんです。
- 伊藤
- ほんと、たまらない瞬間でしょうね!
- 伊藤
- あたらしいお店を出す時に
「ちょっと飽きちゃって」
とおっしゃってましたけど、
長く続けてこられると、
そんな気持ちになることがあるんですね。
- 土切
- 飽きます‥‥っていうか、
ずっとここにいるから。
- 伊藤
- そうですよね。
- 土切
- やっぱりちょっと外に出たいと思うわけです。
たまにポップアップショップのお話をいただいても、
だいたいそういうのは土日なので、
せっかくここにいっぱい人が来てくれる日に
閉めてまで、と思うわけです。
そうすると結局ずっとここにいることになる。
だから近場でも、外に出ていく場所がないかなって。
- 伊藤
- そういう意味で「飽きる」とおっしゃったんですね。
- 土切
- そうですね。
あと、ここには台所の道具しかないでしょう。
やっぱり食器も好きなんです。
でもズバリ食器を扱うのではなく、
もうちょっと違う方向にしたいなと考えて、
「飲みもの」の道具と器の店にしたんです。
- 伊藤
- あたらしいお店は、まだ走り出したばっかり。
「これから」ですよね。
ここだって、最初のときから比べたら、
物量はすごく増えましたよね。
- 土切
- ものすごい量、増えてますよ。もう。
- 伊藤
- お客様との話でこれが欲しいとか
言われることもあるんですか。
- 土切
- それもありますよ。
教えていただくことも多いんです。
例えば私はお菓子をつくらないので、
製菓用品に詳しくないんですが、
お菓子作りの得意なお客さまが
「ゴムべらは、絶対にこれですよ」
と喜んで教えてくださったり。
あとは、ネットで流れてくるいろんな人のキッチンで、
「あ、こんなふうに使ってる」っていうのを見つけて、
買って使ってみたらとても良くて、
扱うようになって、人気商品になったものも。
- 伊藤
- そんなことも! たとえばどれですか。
- 土切
- 青い琺瑯の容器です。
これをキッチンで生ゴミ入れに
使ってる方がいらっしゃって、
買ってみたらたしかに良かったんです。
お店では、まるで私が最初に発見したかのように
思ってくださるお客さまもいらっしゃるけれど、
いやいやいや、これは違うんです、なんて話してます。
暮らし系のSNSから学ぶことは多いですよ。
そして最近はだんだん、メーカーさんが、
「こんなのできたんです」って持って来てくれることも。
でもまだピンと来るものはないかな(笑)。
暮らしを変える道具
- 伊藤
- 商品とは、どこで出会うんですか。
どうやって仕入れたんだろうって思うんです。
- 土切
- たとえばこの大根おろし器は、ずいぶん昔、
料理研究家の小林カツ代さんの
生活雑貨のお店で売っていたことがあって、
いいものだと知っていたんです。
その後廃番になってしまっていたのが、
20~30年経って再生産されるようになりました。
しりしり器は、扱ってるところが全然わからなくて、
すっごく調べていったら、
新潟で作られてるとわかりました。
もうこんながっしりしたのは、今、ないんですよ。
- 伊藤
- え、新潟ですか。
わたしいつも沖縄の市場で買ってます。
- 土切
- どうやら新潟で作っていて、
沖縄にその9割を卸しているんですって。
だから沖縄製じゃないんですよ。
ほかの地方にはほとんど出荷していなくて、
5%くらいが合羽橋道具街に置かれているそうです。
このしりしり器は、すごくしっかりしてる。
横からしっかり留めてあって、丈夫なんです。
- 伊藤
- よく考えられた道具だなって思います。
あとわたしがすごく重宝してるのが、
耐荷重が大きいマグネットフック。
今日も買って帰ろうと思ってます。
- 土切
- これ、すごくいいですよね。
- 伊藤
- 通販で探すといろいろ似たものがあるんですが、
ツチキリさんのは使い勝手が違うんですよ。
- 土切
- やっぱりこれは
めちゃ、みなさん買っていきます。
- 伊藤
- わかる。わたしはカレンダーを吊るしてます。
- 土切
- うちも「ほぼ日ホワイトボードカレンダー」を
吊るしてますよ。
- 伊藤
- うちは、納戸のところに、
クリーニングの控えを挟んでます。
領収書はすぐ整理するようにしているんですけど、
そういう一時的で、すぐ必要なものって、
しまっちゃうとなくすから、フックに。
このフックがうちに来たことで
いろんなシステムがスムーズに解決されました。
こんな小さなもので暮らしが変わるんですよ。
- 土切
- 素晴らしいです。
あとね、うちですごい人気なのは
このハサミなんですよ。
「小振りなキッチンバサミ」。
- 伊藤
- きれいですね。
- 土切
- ちっちゃくて軽くて、
分解して掃除ができます。
うちにいらっしゃるお客さまはみんな持ってるから
いまさら人気商品でもないんですが。
- 伊藤
- 外して洗えるのがいいですね。
清潔を保てる。
- 土切
- 餃子についてるラー油の袋を切ると、
間に入り込んじゃったりしますからね。
- 伊藤
- 外せる、ということで言うと、
シリコンのスパチュラ(ゴムべら)、
わたしは木の柄から外せて洗えるタイプを使っています。
隙間の汚れが気にならなくていいですよ。
今日、見ていただきたいと思って持ってきたんです。
- 土切
- ああ! くっついていると、隙間が気になりますよね。
お鍋に深く入れて使ったりするから。
- 伊藤
- それから、最近使っているフライパン。
PENTA(ペンタ)っていうブランドなんですけど。
- 土切
- どこの国のものですか。
- 伊藤
- 日本です。
- 土切
- 日本! 知りませんでした。
- 伊藤
- この加工、テフロンじゃないんですよ。
- 土切
- え、これでテフロンじゃない。
- 伊藤
- 外側がステンレス、内側がアルミで、
サファイアコーティングによる
硬質アルマイト加工がしてあるそうです。
くっつかない加工のもの、欲しいんですよね。
しかもこれ、取っ手が外れるの。
- 土切
- わあ、かっこいいですね。
IHは?
- 伊藤
- 大丈夫です。
- 土切
- そこが大事なんです、
もう最近、多くのかたが
IH対応のフライパンを探してるんですよ。
ああ私、勉強不足だ。
- 伊藤
- 前に使ってたのと同じ大きさなのに、
400グラム軽いところも気に入って。
以前は大きさを気にしていたのに、
最近はグラムを見るようになりました。
- 土切
- 伊藤さんはこれをどこで知ったんですか。
- 伊藤
- わたしも教えてもらったばかりなんです。
薬膳料理の先生をしているお友達が
基本は鉄のものを使ってるんだけれど、
焦げ付かない加工のものが必要で、
これを使ったらよかったよ、って。
たしかにツルツルです。
この前餃子を焼いたら、もう最高でした。
- 土切
- そう。やっぱね、餃子はね、
鉄のフライパンでは、
うまくいくときもあるのに、
なぜくっついちゃったの、ということもあって。
- 伊藤
- そうですよね。
あとこれも‥‥これは、使い切りのスポンジです。
ブロックで売っていて、ばりばりって外して使う。
量販店や通販サイトで売られているものなんですが。
- 土切
- あ、すごい。切れ目がついていて、
かんたんに外して使えるんですね。
- 伊藤
- 我が家は食洗機を使うので、
スポンジを使う頻度がわりと少なくて。
そこで、衛生面を重視してこれを選んだんです。
さすがに一回で捨てるのはしのびないので、
2、3日くらい使ってます。
以前は、スポンジの使い心地を大事にしていたんですが、
今は「キッチンをいかにきれいを保つか」を重視。
汚れたスポンジがキッチンに置いたままになっているのが、
なんだか気になって。
- 土切
- わかる!
でも、これ、すごい発想ですね。
無印も切って使えるタオルを出していましたね。
バスタオルなんだけれどカットして小さく使え、
切り口がほどけない仕様なんですよ。
くたくたになってからぞうきんにしてもいいし、
はじめから小さくして使ってもいい。
そういう発想、面白いなと思うんです。
- 伊藤
- 量販店を探索すると、
そういった面白いものが見つかるんですよね。
- 土切
- そうなんですよ。だから行かなくちゃね。
まさこさんは行かれるんですね。
- 伊藤
- はい、けっこう探索しますよ。
これもやはり量販店で見つけました。
食器や鍋を洗ったあとに、
キッチンのカウンターに敷いて使う水切りマット。
食洗機を使うようになり、
水切りかごは要らないんですが、
漆やおはしなど、手洗いをするものはあるので、
毎回、洗って乾かせる水切り用品を探して、
行き着きました。
- 土切
- おお、これ、いいですね。
ちゃんと折れ線があって、収納も考えられていて。
- 伊藤
- よく水を吸いますよ。
でもこの上で自然乾燥はせず、
すぐ拭いて、仕舞うようにしています。
このマットは洗濯機で洗えるから、
毎回洗って乾かします。
‥‥それで最近思ったんです、
台所道具って、使ってるときのことだけじゃなく、
そのあとのこと、扱いとか衛生面が保てるかも、
とても大事なんだなあって。
- 土切
- うんうん、そうですね。
ただ、私、なかなか捨てられないんです。
このスポンジも、わかっていながら、
きっとずっと使っちゃう。
スポンジの隙間に
食べ物のかすが入ってしまったりするので、
早く取り替えよう、と思うんですよ、
でも捨てられない。
面白いなあ、伊藤さんと私、こんなに違うんだ。
重さを感じる私たち
- 伊藤
- この対談に土切さんを
お誘いしようと思ったきっかけがあって、
それが「味わい鍋」と中尾アルミ製作所の片手鍋。
どちらもすごくよくて、
weeksdaysで売りたいって言ったら、
すでに「だいどこ道具ツチキリ ほぼ日支店」で
売ってますって言われて。
きっと同じことを考えていらっしゃると思い、
その話ができたらなあと思ったんです。
- 土切
- アルミ鍋も、たとえば京都の名店で打ち出しの行平を、
というのもいいけれど、
そこまでいかなくてもみんなが買えるぐらいのものを
扱いたいなって思うんです。
- 伊藤
- うんうん。そして、わたしはもうとにかく
軽量化なんですよ、今。
- 土切
- 軽量化。
- 伊藤
- もう、いろいろなものが、重く感じて。
- 土切
- そうですよね。
- 伊藤
- たっぷり食材の入った鋳鉄琺瑯鍋の重いこと!
それで今残っているのが
中尾アルミの軽いタイプの片手鍋と「味わい鍋」です。
母からもらった大きいル・クルーゼ(鋳鉄琺瑯鍋)は
たまに煮込みをするとき用にとってありますが、
けっこうそれで回していて。
「これでいいんだ!」って思いました。
うち、鍋、50個ぐらいあったんですよ。
- 土切
- それもすごいですね。
たしかに、伊藤さんの食卓は、
ル・クルーゼのブルーっていうイメージがありました。
- 伊藤
- どうしても思い入れがあって好きなものは、
山の家で薪の焚き付け用の道具を入れたりと、
そういう工夫をしてなるべく
使えるようにはしたいなあと思っていますが、
多くは友人に譲りました。
- 土切
- 「味わい鍋」も使ってくださっているんですね。
私の今イチオシの鍋なんですよ。
伊藤さんはどこで出会われたんですか。
- 伊藤
- ニーチェアの取材で
制作・販売を担当なさっている
藤栄(ふじえい)さんのショールームに
伺ったとき、知ったんです。
この大きさ(片手/20cm)です、
わたしが使っているのは。
- 土切
- 無水鍋で片手鍋っていうのがいいんですよね。
- 伊藤
- 炒め物も少量だったらこれでしちゃうし。
- 土切
- フライパンとして使えますよね。
- 伊藤
- 目玉焼きも。
- 土切
- 目玉焼きもこれで? 素晴らしい。
- 伊藤
- フライパンより深いから取り出しにくいかな、
と思うと、全然、つるんって食材が滑るから、
目玉焼きも大丈夫なんです。
わたし、ご飯を炊くのも、
もうずっとこれです。3合炊けるんですよ。
- 土切
- えーっ。
- 伊藤
- ちゃんと玄米もカニ穴ができますよ。
以前は土鍋でしたが、
10年ぐらい前に割れちゃったのを機に、
金属の鍋で炊くことにして、
そして今は、これがあれば大丈夫。
- 土切
- 今、土鍋が市場に不足しているんですよね。
原材料のペタライトが不足・高騰して作れなくなって。
だからうちでも土鍋の扱いがないんです。
- 伊藤
- もちろん土鍋を使うよさはあるんですが、
土鍋を使わなくなって、
乾かす手間が減ったのはよかったかも。
若い頃はそういう道具を使っている自分も好きだし、
その手間も楽しんでいたんです。
きっと、そこまでの余裕があったんですよね。
今は、軽さを求める気持ちとともに、
楽っていうほうを選びがち。
- 土切
- そう思います。だから私も
「味わい鍋」を選んだんです。
そうはいっても「味わい鍋」って
デザインがいいんですよね。
- 伊藤
- ね、そうなんです。
ちょっと昭和っぽくもあってかわいい。
- 土切
- これ36年前に作られたんですよ。
実は、このデザイン、
私の大学の先生なんです。
- 伊藤
- そうなんですね!
- 土切
- 藤栄の担当者さんが遊びに来たときに、
教えてくださった。
島崎信先生とおっしゃるんです。
学校では「島やん」と呼ばれていたので、
「えっ! 島やんなの?!」って。
- 伊藤
- 島崎さんのお名前、
ニーチェアの取材の時に伺いました。
- 土切
- ニーチェアも島崎先生が関わっているんですよね。
- 伊藤
- そうなんです。
その島やんからは
土切さんは影響を受けたんですか。
- 土切
- それが、全然影響を受けていないんです。
私はなにしろファインアートに進んでしまったから。
でも、これもご縁ですから、
「この鍋を押さなきゃ!」と思ったんです。
やっぱり「味わい鍋」は最近のヒットですね。
- 伊藤
- 今って、セレクトする人の時代っていうか。
なんて言うんだろう、ここに行けば安心、
この人がすすめてくれるんだったら大丈夫、
みたいなところがあって、
そこで台所道具だとツチキリさん、
っていうのが多くの人に
ちゃんと認知されていますよね。
- 土切
- ありがたいことです。
ここに置いてあるものをすでにお持ちのかたも、
よかった、正解だったんだ、とおっしゃることがあって。
いや、正解はわからないですよ、って言うんです。
使いづらくても好きとか、そういうこともあるから。
- 伊藤
- そうなんですよね。
確かに使い勝手ばっかりではない。
- 土切
- たとえば最近の推しが
ドイツ製のエッグカッター。
ゆで玉子をワイヤーで6つに切る道具です。
ウイーンって食材にワイヤーが入っていく、
その感覚がすごく気持ちいいんですよ。
でも輸入ものですごく高い(4,790円)。
ゆで玉子を切るだけに、こんなに高い道具は
必要ないだろうと思って、
1回取り扱いをやめたんですけど、
やっぱりこの気持ちよさを
みんなに知ってもらいたいと思って、
扱っています。そういう商品もあります。
- 伊藤
- 今はなるべく道具を減らしたいけれど、
「欲しくなっちゃう」種類のものですよね。
ん? それはなんですか。
- 土切
- これ、骨抜きトングです。
- 伊藤
- 三角に穴が空いてるのはなぜ?
- 土切
- 穴があるから中が見えて、
目詰まりしないんです。
これ、最初は「鉄の爪」っていう名前で
穴が空いてなかったんですよ。
4回ぐらいリニューアルして、
3回目から穴が空くようになって。
- 伊藤
- なるほど。
家をお店にすればいいんじゃない?
- 伊藤
- 紅茶メーカーに勤務した5年間を経て、
このお店をつくろうと思うに至ったのには、
どんな考えがあったんでしょう。
やっぱりふつふつとお店がやりたいなあって
思われていたんでしょうか
- 土切
- その時、私は55歳で、
この先どうして生きていこうかなあっていうことを
なんとなく考えていたんです。
そして「人に使われるのではなく、自分で何かを」
というふうに思って。
- 伊藤
- あぁ、すごいです!
- 土切
- それで一番リスクのないやり方を考えたら、
自宅でお店、というのなら、できるかな? って。
- 伊藤
- ご自宅を改築すればお店が作れる。
- 土切
- そうです。家賃もかからないし。
- 伊藤
- でもご主人や娘さんの意見は?
- 土切
- まさしく彼らを説得するところからはじまりました。
「1階をお店にしちゃったら、
僕たちのリビングはどうなるんだー!」みたいな。
- 伊藤
- 土切さんは、突然お店を作ると言い出したんですか。
- 土切
- 突然じゃなかったんですよ。
- 伊藤
- じわじわと?
- 土切
- はい。夫からも、子どもを育ててる頃から、
「あなた何ももうしないの?」みたいなことを
言われていたんですよ。
彼はここが店になっちゃうとは思わないから、
外に出て働くでしょ、っていう感覚だったと思います。
でも、好きな台所道具をつくりたいと思っても、
今から企業に入ったところで、作りたいものは作れない。
だから、作る側からセレクトする側に行こう、と。
- 伊藤
- 台所道具に絞ったっていうのは?
- 土切
- やっぱり、昔から好きだったからです。
- 伊藤
- じゃあ例えば気に入っているおたまがないときは
せっせといろんなところに通っては、探して?
- 土切
- まさしくそうです。
- 伊藤
- そして「ここ(自宅)でお店をやる」と
家族に宣言したんですね‥‥。
- 土切
- そうなんです。台所道具を、という前に、
「ここでお店を」が先でしたね。
夫は、近くに高校があるから、
小窓を作っておむすび屋を開けば、
通学で買ってくれるじゃないの、
とか言ってました。
- 伊藤
- それもいいですね。
- 土切
- でもたぶん、私を諦めさせるために
そういうことを言ったのかもしれません。
調べてみたら、その高校は買い食い禁止だから、
成り立たないなって思いましたけれど。
- 伊藤
- 「働けば?」とは言ったものの、
家が店になるっていうのは想定外で、
家族としてはすごく驚く出来事ですよね。
- 土切
- そうですよ。いまお店になっている場所は
もともとリビングで、おっきいテレビがあって、
おっきいソファでくつろいでいた場所。
お店に改築したら、
夫はそこでサッカーを見るたのしみが
なくなっちゃうわけです。
- 伊藤
- そうですよねえ。台所は残したと聞きました。
- 土切
- そこはもう、最初から、
もう一番お金をかけて作ったので、
そのまま残しました。
家族の場所だからというよりも、
お店の一部としても活用できるって考えたんですが、
コロナ禍が始まって、それもできなくなって。
でも使っているものの経年変化を
見せることができたりするので、
この台所は役立っています。
最初っからそのことは考えていたんです。
お店で家で使うとどうなるかなと想像するより、
ここに置いてあるのを見れば
「こうなりますよ」ってわかる。
この素材はこういう感じだとか、
大きさは使ってみるとこれくらいだとか、
そういう説明がしやすいから。
- 伊藤
- 台所が小上がりになっていて、
お店で迷っている人にも、
ちょっと見てってくださいって
言える距離感ですよね。
- 土切
- そう。あと小上がりは、
近所の人たちもさっと入って来て
ここでお茶飲んでちょっと世間話して、と、
そういうことができるような場所にするつもりで
作ったんですよ。
- 伊藤
- 一番最初に仕入れた商品は覚えていらっしゃいますか。
- 土切
- はい。もうそれは、今でも一番人気の、
大根おろし器です。
- 伊藤
- わたしも使ってます!
- 土切
- わぁ、使ってくださってる?
安いものなんですけど、
「これでじゅうぶん」というものですよね。
- 伊藤
- ほんとに使いやすくて。
- 土切
- 世の中にはいろいろな大根おろしの道具があって、
たとえば「ふわっふわにできますよ」とか
さまざまな特徴をうたっているのだけれど、
手軽さ、サイズ感、使い勝手を考えると、
これがいいなって。
- 伊藤
- 水の切れ方が、ほどよいんですよね。
- 土切
- そうなんですよ。
ちょっとだけ斜めになってて。
- 伊藤
- え、そうなんですか。
全然気がつかなかった!
- 土切
- 力をかけておろしても、滑らないし。
最初に買い付けたのはそれ。
そして、しりしり器です。
- 伊藤
- 沖縄料理の、野菜の千切りをする道具。
- 土切
- それはすごく、最初から、
絶対これを入れようって思っていたものでした。
- 伊藤
- 大根おろし器にも、しりしり器にも、
わたしはこれがすごい役に立って。
ステンレスの熊手みたいなの。
しょうがをすりおろした時はこれがないと。
- 土切
- あ、それは大事ですよね。
台所に立つ人が
「こういうのが欲しかった」っていうものが
必ず見つかるお店にしたかったんです。
昔から竹製のものはありましたが、折れちゃうんですよね。
その点ステンレスは丈夫で、手入れがしやすい。
- 伊藤
- そうなんです。
- 伊藤
- あとわたし、ツチキリさんで5年前に買って、
今も使っているのが、
この、琺瑯ライスカップ。
すりきりで、180ミリリットル、
お米1合が計量できる、琺瑯のカップです。
- 土切
- 黒をお求めでしたね。
- 伊藤
- はい。いろんな人気商品があると思いますが、
ロングセラーというとどれでしょう。
- 土切
- ひとり用の目玉焼き土鍋ですね。
ずっと人気があるんです。
- 伊藤
- そうなんですね。
お店をつくる前のこと
- 伊藤
- 土切さん、今日はありがとうございます。
とても忙しく過ごされているとききました。
今、いろいろなことをなさっていますよね、
今、おじゃましている「だいどこ道具ツチキリ」のほかに
ネットではほぼ日支店もあるし、近くにあたらしいお店の
「おちゃ道具ツチキリ」を昨年11月に開業なさって。
- 土切
- そうなんです。ところがあたらしいお店のこと、
当初、簡単に考えすぎていたんです。
そちらでは、道具の作家さんにも
展示をしていただきたいと計画をしていたんですけれど、
依頼したら1年後ぐらいには開催できるかな?
と思っていたら、人気のかたは2年、3年先まで
予定が埋まっているんですね。
- 伊藤
- そうなんですよね。
- 土切
- それをちょっと甘く見ていたんです。
だから「スケジュールをどうしよう?」と。
- 伊藤
- では、軌道に乗るまではここの支店として?
- 土切
- はい、活用方法を考えなくちゃなりません。
あと、実感したのは、
みなさんにお知らせすることの難しさでした。
ここ(だいどこ道具ツチキリ)を
ようやく広く認知してもらえるようになって、
お客さまが来てくださるようになったからといって、
あたらしいお店のことまではなかなか伝わらないんですね。
- 伊藤
- そうなんですね。
今は、あたらしいお店と、ここを、
行ったり来たり?
- 土切
- 向こうは信頼している方に任せているので、
週一、木曜日だけ在店します。
基本はここにいますよ。
- 伊藤
- ここのオープンはいつでしたっけ。
- 土切
- 8年前ですね。もう9年目になります。
- 伊藤
- あたらしいお店を出したきっかけは何だったんですか。
- 土切
- ここが安定してきて、
ちょっと飽きちゃったな、っていうか
商品も増え過ぎてしまって
お茶まわりと台所のものを分けたいな、と
思っていた時、
ちょうどいいご縁があったのを機会に出したんです。
- 伊藤
- あたらしいお店はお茶まわりの道具のお店ですよね。
作家ものも含めて。
- 土切
- はい、コーヒー、日本茶、紅茶、中国茶など
のみものまわりの道具と、
こちらには器ものがほとんどないので、
器が販売できればと思って始めたんです。
茶葉も置いていますよ。
- 伊藤
- 土切さんって、
もともとデザイナーだったんですよね。
それが、こういうご商売を立ち上げたのは、
どんなきっかけがあったんですか。
- 土切
- はい、お布団やタオルの会社で
テキスタイルデザインをしていました。
それから、小さな紅茶の店に在籍して。
そこでもデザイナーでしたが、
小さな店ですから、
商品を仕入れて売るという流れにもふれて、
もしかしたら自分でもこういうことが
できるんじゃないのかなって。
- 伊藤
- 紅茶メーカーには何年?
- 土切
- 5年ぐらいです。
その時は、なんとなくという感じで
流通のことがわかったつもりでしたが、
今思うと、もっとそのときに
卸のこととかを、
しっかり勉強しておけばよかったなと思います。
その前は会社が大きくて分業していたから
まったくわからなかったんです。
- 伊藤
- なるほど。
- 土切
- それでデザインとは全然違うことだけれど、
昔から好きなものを自分で仕入れて
売ってみようかな、と思ったんですよ。
- 伊藤
- きっと、料理が好き、
ということが始まりですよね。
- 土切
- そうですね。料理からですね。
そして、出た学部が美大のプロダクトだったので、
いろんな素材を一応は勉強して、
その頃からモノを見ることは好きでした。
- 伊藤
- その「モノ」は使えるものですか。
- 土切
- そうですね。使えるものですね。
でも、学生の時は、
ファインアートをやっていたんですよ。
なんだか違うなあ、と思いながら‥‥。
その時代は、美大で学ぶならば、
アートの方に行かなきゃだめだっていう、
流れみたいなものがあったんです。
ついた先生の考えに影響されてしまうんですよね。
でもだんだんと、とくに社会に出てから、
自分にはアートは向いていないというか、
そっちの方じゃなかったってわかりました。
- 伊藤
- 大学のときに持っていた違和感が、
社会に出てはっきりしたんですね。
- 土切
- そう。学生の頃なんて、
「デザインなんかしません」とか、言っちゃって!
もう(笑)。
- 伊藤
- わかります!
私も学校では洋服のデザインを専攻していたのですが、
アシンメトリーだったり
凝ったデザインがいい点をもらえる。
でもわたしはふつうに着る服が
つくりたいって思っていました。
だからデザイン科では全然だめな学生でした。
- 土切
- なるほど。ほんとそうですよね、
学校って、奇抜なことをしないとだめ、
みたいなところがありましたよね。
- 伊藤
- わたしが卒業後にアパレルに行かなかったのは、
そういうところもあったのかも。
でも普通のものにも必ずデザインがあるわけで。
- 土切
- 私はそのまま院に行って、
先生にはファインアートに進めと言われ、
個展を開いたりもしてたんです。
- 伊藤
- 院にまで行かれて?
道のりが長かったんですね。
- 土切
- はい。ところが院の2年が終わったら、
「そのまま創作活動に進むのは、なんだか違う」
と思って、デザインの仕事をしようと、就職したんです。
それでインテリアの生地をつくるようになりました。
院に行くときはデザインなんかしたくありません、
なんて言っていたのにね。
- 伊藤
- でも、きっと今、デザイナーの経験が
ちゃんと活かされていますよね。
- 土切
- そうなんですよ。ほんと、そうなんです。
- 伊藤
- そのあとに、紅茶メーカーのお手伝いを?
- 土切
- はい、そうなんですけれど、
最初の会社にいたのは6、7年で、
そのあとに子育てになって、
10年間ぐらい、仕事をしていなかったんですよ。
- 伊藤
- その時期があったんですね。
- 土切
- ちょうど伊藤さんがたくさん
本を出されていた頃ですよ。
私、読んでいました。
- 伊藤
- ありがとうございます。
20年ぐらい前のことですね。
- 土切
- 伊藤さんとは子どもが同い年なので、
『こはるのふく』(伊藤さんの著書。こども服の本)を
参考にしたりして、暮らしていました。
- 伊藤
- じゃあその10年間は完全に子育てを?
- 土切
- そうなんです。37歳で産んでいるから、
子育てを楽しもうと思って。
そして子どもが小学校の高学年になったら、
同級生の親が紅茶店のオーナーで、
私も発送の手伝いくらいだったらできるかも、と。
- 伊藤
- ほんとにアルバイト的に。
- 土切
- 発送を担当したら、包むのがけっこう楽しくて。
そのうち、私はもっと他に
お役に立てることがあるかも、と、
グラフィックデザインを担当するようになり、
そこから5年くらい続けました。
再入荷のおしらせ
完売しておりましたアイテムの、再入荷のおしらせです。
5月8日(木)午前11時より、以下の商品について、
「weeksdays」にて追加販売をおこないます。
Satomi Kawakita Jewelry
Travel Jewelry Pouch
旅のたびに困っていたのが、
ジュエリーの収納。
サプリメントケースに入れていた時もありましたが、
どうにも素っ気ない。
持っていて気分が上がるような、
ジュエリーケースが欲しいなとずっと思っていました。
叶えてくれたのは、
Satomi Kawakita Jewelryのさとみさん。
さすがジュエリーのプロ。
小さいけれど収納力は抜群。
生成りの色合いもやさしく、
ジュエリーを美しく見せてくれます。
ピアス、リング、ネックレス‥‥と
それぞれ収まるところが決まっていて、
開くと一目瞭然。
長期の旅もこれひとつで充分(私は)ではないでしょうか。
手に取ると、
しっとりとした革が手に馴染むのですが、
そんなところもグッときます。
(伊藤まさこさん)
初夏のHonnete、あのひとのコーディネート 02 メンズライク、だけど女性らしく キムコさん
キムコさんのプロフィール
キム ヒュンスク。
デザイナー。韓国出身。
韓国の大学でフランス文学を学んだ後、
デザイン勉強のため単身パリへ。
老舗ファッションブランドでのデザイン業務を経て、
夫の谷卓さんと共に、
2004年オルネ ド フォイユをスタート。
パリで15年間暮らした後、2009年より日本在住。
「weeksdays」ではこんなコンテンツに登場。
●オルネ ド フォイユ
●ようこそキムコ食堂。
●キムコさんのインスタグラム
以前にも、weeksdaysにご登場いただいた
オルネ ド フォイユのキムコさん。
HonneteのリネンジャケットとVネックワンピース、
「きっとキムコさんに似合うはず」と、
今回、ふたたび取材をおねがいしました。
取材場所は、そう。
あのすてきなご自宅です。
キムコさんの家に近づくにつれ
近代的な駅前の雰囲気はいつの間にかなくなり
鳥の声も聞こえてきます。
そして高台にある家を見上げると
満開のミモザ!
インターフォンを押すと
「どうぞ上がってきてください」
と、キムコさんのおだやかな声が迎えてくれました。
やさしくて柔らかな空気を纏うキムコさんですが
「マスキュランな雰囲気のものがすきで、
普段からメンズのものを買ったりします」とのこと。
意外!
「メンズにしかない色展開もあったりして、
男性用のシャツをオーバーサイズで着たりします」
たしかに、今回のジャケットもしかり、
メンズライクな雰囲気のものがすごくお似合い。
でもその着こなしの中には
どこか女性らしさも感じます。
最近はブラックを着ることが多いとのことで、
この日も黒いジャケットには黒のつなぎを合わせて
オールブラックのコーディネート。
でも「全身黒で重くなってしまわないように」と
足元は淡い紫色のサンダルで抜け感と軽さを出したそう。
バッグも涼しげなワンポイントになっています。
「オーバーサイズでも大きすぎないし
肩の落ち感も気持ちいいです。
サイドのスリットも動きやすくていいですね」
と、フランスで長くファッションに携わっていた
キムコさんに、こちらからの説明は必要なく、
「そうなんです!」とただただうなずくばかり。
ワンピースについては、
着こなせるか少し心配だったそうですが
もうずっと着ていたかのように馴染んでいます。
「Vネックと脇のところの開き方がきれいなので」と
まずは羽織りものはなしで。
でも下にシャリ感のあるパンツを合わせるところが
さすがだなぁ。
ここ最近の夏は暑くて、
ほとんど毎日ノースリーブを着ているという。
「このワンピースは肩の出方がちょうどいいです」
ノースリーブと言っても、
肩部分の幅が広めなので
安心して着られるのがうれしいですよね。
今回、上に羽織ってくれた黒のカーディガン以外だと
シャツを合わせたり、
シースルー素材のトップスなんかを
重ねても着てみたいとのこと。
たしかに、またぐっとちがう雰囲気をたのしめそうです。
自由に自分らしい着こなしをたのしむキムコさん。
そしてその自由な雰囲気は家の中にも満ちていて
「センス」というひと言だけでは表せない
ほんとうの居心地のよさがありました。
フランスに15年。
その間にヨーロッパやまわりの国々を
夫の谷さんとともにたくさん旅したそう。


そこで目にしたり、触れてきたものぜんぶが
おふたりやこの家の空気にも
あらわれているのかもしれないです。
初夏のHonnete、あのひとのコーディネート 01 新たな道を開いてくれたアイテム髙橋美賀さん
髙橋美賀さんのプロフィール
たかはし・みか
新宿御苑の森の近くで、
お一人様の喫茶店「MICA TAKAHASHI」をメインに、
オリジナルプロダクトの販売やイベント、
インスタグラムやnoteで
水瓶座目線の不思議でおもしろいメッセージを発信。
ブランドのテーマは
「想像.創造.空想.妄想しながら
自分をより大切にする時間を
お過ごしいただけますように」
「weeksdays」にはこれまで
いくつかのコンテンツに登場。
Honneteのリネンジャケットと
Vネックワンピースを着てください!
というこのコンテンツ。
撮影当日、
髙橋さんのお店にうかがうと、
出迎えてくれたのがこのお姿。
想像していた通り、
すごくお似合い。
コーディネートもかわいい!
とweeksdaysチームで盛り上がっていると、
「じつはもう何年もパンツ党なんです。
99パーセントパンツと言ってもいいくらい」
と驚きの告白が。
たしかに‥‥
思い返してみると、
今まで、
スカートやワンピースを着ていらした印象はないかも。
「ふだんメンズっぽいスタイルが多くて‥‥
でもね、
この春夏はぜひともワンピースが着てみたくて。
だから声をかけていただいてすごくうれしかったんです」
今まで隠れていた足首や首回りを出して、
ちょっと女性らしい着こなしに
挑戦したいと思っていたのだとか。
ワンピースの下に重ねたのは、
うすいピンクのシルクTシャツ。
「ふつうのTシャツだとカジュアルすぎるかなと思って」
なるほど、
素材感がぴったり。
ピンクのやさしい色合いも、
髙橋さんの雰囲気に合っています。
足元は黒のコンバースで引き締めて。
歩くたびに、ちらりと見える素足が新鮮。
「シワになりにくいし、
軽いから旅にもいいですね!
夏はTシャツとサンダル、
冬は重ねて‥‥と、一年中着られそうです」
「私の新たな道を開いてくれたアイテムです」
とにっこり。
この日のために、
あれこれとコーディネートを
考えてくださったという髙橋さん。
「ベージュのジャケットには、
ボーダーや、
襟つきのベージュのブラウスも
いいなと思ったのですが‥‥」
合わせたのは、
私の中で髙橋さんといえば、のうすいピンク。
この日、お茶とともに出してくれた
アイスクリームもピンクでした!
「メンズライクな形が好きな分、
色で女子感を出すのが定番になっているのかも」


袖はラフに折って。
足元は白で春っぽく。
スカーフをふわりと重ねても。
ふだん、ワーク系のジャケットが多いという髙橋さん。
「このジャケットは、
襟まわりのラインがきれいなところが新鮮でした。
今日はデニムを合わせましたが、
シルクのパンツもいいなぁ」
なんと髙橋さん、
ベージュやピンク、ブラック‥‥と
てろんとしたシルクのパンツを何本も持っているとか。
リネンの風合いとシルクのパンツ、
合うだろうな。


私もなんだか、無性にパステルカラーを合わせたくなった、
春の1日なのでした。
再入荷のおしらせ
完売しておりましたアイテムの、再入荷のおしらせです。
5月1日(木)午前11時より、以下の商品について、
「weeksdays」にて追加販売をおこないます。
Fatima Morocco
シンプルバブーシュ
(グレー、ホワイト、ブラック)
▶商品詳細ページへ
※ブラックは27cmのみ再入荷いたします。
家の顔とも言える玄関なのだから、
そこに並ぶ室内ばきは、
気に入ったものを揃えたい。
履き心地がよく、
たたずまいの美しいものを。
値段も飛び抜けて高くなく、
一年中履けるものがいい。
ファティマ モロッコのバブーシュは、
どれもが合格点。
ことに、かかと部分に入ったクッションがふかふかで、
足に負担がかからないところがいいんです。
weeksdaysでご紹介するのは、
無地のロゴ無しタイプ。
すっきりした見た目は、
さまざまなインテリアに馴染みます。
履いてうれしく、
置いて美しい、
そうそうこんな室内ばきが欲しかったんです。
色は、
ブラック、ホワイト、グレーの3色。
インテリアに合わせてお好きな色をどうぞ。
(伊藤まさこさん)
ジャケットを気軽に
きちんとしたジャケットを買ったのは、
3年くらい前。
色は黒でテーラードカラー。
「正統派」と呼ぶのにふさわしいそのジャケットは、
ふらりと入った店で目にしたもの。
袖を通してみると、
今まで見たことのない自分に出会えたような
気分になりました。
肩の位置も袖丈もぴったり。
ここで出会ったが100年目、
というとやや大げさかもしれないけれど、
これは自分のものにしておかないと、
そう思ったのでした。
じつは少々苦手意識のあった、ジャケット。
でもいざ着てみると、
意外にどんなアイテムとも合う。
Tシャツにデニム、なんて定番コーディネートも、
ジャケットを羽織ればきちんと見える。
その後、
あらたにネイビー、
そして少しオーバーサイズのブラックを買い足し、
ジャケットはすっかり私の定番アイテムになりました。
今週のweeksdaysは、
馴染んだコートのような感覚で着られる、
Honneteのリネンジャケット。
Vネックワンピースも合わせてどうぞ。
「自分が着たい」を大切に
- 伊藤
- MEYAMEさんは、
ブランドロゴもかわいいですよね。
由来はどこから?
- 裕亮
- MEYAMEの由来は、
何語かわからないものがよかったのと、
発音したときのリズム感がいいものということで、
妻の名前「ソメヤメグミ」の真ん中からとったんです。
- 伊藤
- ソ・メヤメ・グミ。
ほんとうだ!
- 裕亮
- 一緒に働いている頃から
彼女の個性的なスタイル、センスを信頼していました。
それを軸にしてる限り、
他のブランドと一緒になることはないな、
と思っているんです。
作り方や価格のハードルのように、
軌道修正すべきことはありましたけど、
ここまでブレずにやってこれたのは
それが大きいなと、
今お話しながら思いました。
- めぐみ
- へえ、知らなかった(笑)。
- 伊藤
- ふふふ。
振り返ってはじめてわかることって、
ありますよね。
なるほど、めぐみさんの個性、という柱があったんだ。
ブランドにとって、それはすごく大事ですよね。
- 裕亮
- 改めてそう思います。
- 伊藤
- その柱であるめぐみさんは、
ふだん、デザインをするときは、
何から考え始めているんですか。
- めぐみ
- 素材を選んでから作りたいものを考えることもありますし、
少し先のシーズンの服を作るので、
前年まで自分がその時期に気に入って着ていたものや、
着心地がよかったものからヒントを得ています。
それに、もっとこうだったらいいな、
ということを織り交ぜて作る感じでしょうか。
- 伊藤
- シーズンによる着心地って
毎年変化してきているように思うんです。
気候も変わってきて、
暑くなるのが早かったりしますから。
- めぐみ
- ええ。
それは最近すごく意識しています。
冬も短いので、
うんと寒い時期にしか着られないものより、
秋から春まで長く着られるものを作ろう、とか、
逆に、「この季節にぜひ」というものを作ったり。
- 伊藤
- シーズンごとの展示会も、
普通は「春夏」と「秋冬」の2シーズンが多いですけれど、
MEYAMEさんは他のブランドより多いと聞きました。
- 裕亮
- そうなんです。
少し前まではその2回だったんですが、
年々、夏が長くなるにつれて、
春夏が1回だと季節に沿った提案が難しいなと感じて、
「春展」「夏展」「秋冬展」と、
展示会を3回行うことにしました。
- 伊藤
- なるほど。
- 裕亮
- 売り方も、
常に新しいものをお届けするようにしたいと考えて、
1月~12月まで毎月納品するようにしています。
長い期間陳列をして、
残ったものを夏と冬にセールにかける、
というこれまでのやり方では、
全般的に、あまり売れなくなってきていることもあって。
- 伊藤
- わぁ。
常に新鮮なものが買えるのって、
すごくうれしいですよ!
- 裕亮
- お客さまも卸先さんにも喜んでもらえたら、
僕らもうれしいですから。
- 伊藤
- 今回取り扱わせていただく
COTTON KNIT TEE、
ネイビーとチャコールは
weeksdays別注で作っていただきました。
どうもありがとうございます。
- 裕亮
- いえいえ。すごくいい色ですよね。
- 伊藤
- ほんとに、すごくかわいいです。
大きさもちょうどよくって。
- めぐみ
- 絶妙なサイズ感ですよね。
- 裕亮
- Tシャツだけどきれいに見えて、
楽に着られるものを作りたいね、と。
そして最近の夏は本当に暑いので、
サラッとして肌にまとわりつかない着心地と、
家庭で洗えることも大事に考えて。
- めぐみ
- たくさん着たいのに普通のTシャツだと
着る人も見る人も飽きてきてしまうので、
飽きのこないものが欲しいなと思ったんです。
- 伊藤
- きれいで、楽で、飽きないのは大事。
いいものはたくさん着たいですから。
きっと、細かな工夫がおありですよね。
- 裕亮
- はい。
まず、きれいに見えるポイントとして、
首の詰まりを高い位置にしているのと、
袖のリブをちょっと太めにしています。
- 伊藤
- 袖丈、すごく新鮮ですね。
- 裕亮
- 半袖ではなくて五分袖なので、
腕がきれいに見えますし、
品良く着られるかなと思います。
- 伊藤
- ほんとですね。
4月くらいから、
ジャケットの下に着てもよさそう。
- 裕亮
- ぴったりだと思います。
身幅が広めなので、
ゆったり楽に着ていただけるんですけど、
着丈をやや短めにしているので、
重ね着でもバランスが取りやすいかと思います。
- 伊藤
- 身幅が広いのにダボッとしてないから、
だらしなく見えないのがすごいです!
- めぐみ
- そこは意識しました。
きれいめに作ろうとしたときに、
裾にリブを入れて絞ってしまうと、
シルエットがきれいではなかったんです。
なので、首と袖の作りできれいさは感じるけど、
ふんわり着られるようにと考えて、
この身幅にしました。
いろんな方の体型を、きれいに見せてくれる形に
仕上がったと思います。
- 伊藤
- うんうん。
すごく考えられてますよね。
このCOTTON KNIT TEEが生まれたのが、
「手応えを感じた」と言われていた
シーズンのときですよね。
- 裕亮
- はい、2021年の春です。
- 伊藤
- そういう、
ふと「あ、できた」みたいなのって、
何なんでしょうね。
狙えばできる、というものでもないですものね。
- 裕亮
- そうなんですよね。
狙ったものが響かなくて、
狙ってなかったものが響いたりして。
- 伊藤
- 「あれ? これ売れたんだ」みたいなのとか、
「これ意外と売れないなぁ」とか。
すごく不思議です。
- 裕亮
- 何が売れるかはわからないですけど、
最近思うのは、
僕らはどうしても「作る」ということに
重きを置いてしまうので、
「届ける」というところを
もっと意識しないといけないなと感じます。
まさにweeksdaysさんがされていることですよね。
- 伊藤
- なるほど。
「買う人」の感覚というか。
- 裕亮
- あ、なるほど。
- 伊藤
- わたし自身、自分がほんとうに欲しいものを
作っていただいている感覚なんです。
だからweeksdaysで取り扱っているものは、
わたしが「これが着たい!」「これを使ってみたい」と
思っているものばかりです。
- 裕亮
- そういうことって、
必ずお客さまにも伝わりますよね。
- めぐみ
- 売れるかどうかという前に、
まず本気で自分が欲しいかどうか、
ということですよね。
- 伊藤
- めぐみさんだったら、
このCOTTON KNIT TEEは
どんなふうに着られますか?
- めぐみ
- 私なら、
ボトムをゆるく穿くのが好きなので、
丈が長めのストーンとしたスカートとか、
太めの花柄パンツと合わせたりします。
- 伊藤
- ああ、かわいい!
- めぐみ
- スラックスに、
ボリュームのあるサンダルを合わせても
すごくかっこいいです。
- 伊藤
- うんうん。
いろいろなスタイルに合いそうですね。
- めぐみ
- そうなんです。
きれいに見えて着ると楽ちんなので、
いろんなものと合わせて
たのしんでいただけたらと思います。
- 伊藤
- わたしも、たのしんで着たいと思います。
ありがとうございました。
コロナ禍がおおきな転換点に
- 伊藤
- 染谷さん、はじめまして。
今日はよろしくお願いいたします。
- 裕亮
- こちらこそ、よろしくお願いします。
- めぐみ
- お願いします。
‥‥ちょっと緊張しています。
- 伊藤
- そんな! 大丈夫ですよ。
まずは、ブランドのなりたちから
お伺いできたらと思っています。
- 裕亮
- はい。
MEYAMEというブランドは、
2018年の秋冬に2人でスタートしました。
その前までは、
「Shinzone(シンゾーン)」という
「デニムに似合う上質なカジュアル」をコンセプトにした
レディースのセレクトショップで、
妻が10年、僕が15年ほど働いていたんです。
どちらも、販売からMD(マーチャンダイザー)、
バイイング、企画まで、
幅広い分野を担当してきたんですけども、
「もう少し女性らしいものを作りたい」
という思いが出てきて、
2人で独立することを決めました。
Shinzoneが扱っているのは
カジュアルスタイルの服が多かったので。
- 伊藤
- 最初からレディースブランドにしようと思われたんですか。
- 裕亮
- はい。
実はShinzoneという会社は、
僕の父が創業したんですけれど‥‥。
- 伊藤
- あら、そうなんですね。
- 裕亮
- 兄も立ち上げに参加して、
創業3年目に僕が入社しました。
その時点で取り扱っている服が
レディースだけだったということもあって、
僕自身、今に至るまで
レディースだけに携わってきています。
- めぐみ
- 私はShinzoneで10年働いて、
自分の年齢が上がってくると、
服に求めるものが変わってきたと感じたんです。
デザインはもちろん重要ですけれど、
それだけではなくて、
着心地の良さだったり、
きれいに見えるけど楽ちんに着られて、
でも色気や品もある。
そんな服を着ていきたいな、
と思うようになって。
- 伊藤
- わかります。
年齢とともに、
身体や心って変わりますよね。
- めぐみ
- そうですよね。それで夫とたくさん話し合って、
簡単ではないかもしれないけれどやってみよう!
と、レディースブランドとして独立を決めました。
- 伊藤
- おふたりとも「いずれは独立しよう」と
思われていたんですか。
- 裕亮
- いえ、どちらも思っていなかったんです。
Shinzoneは僕にとっては家業でもあるので、
続けていこうという気持ちがありました。
けれども一緒に入社した仲間が成長したり、
業務も安定して回るようになってきたりと、
会社が大きくなってきたタイミングだったというのが
大きなきっかけになったかなと思います。
「今なら2人で独立して、
新しいことをはじめられるんじゃないか」と。
- めぐみ
- そうですね。
突然タイミングが来たという感じでした。
- 伊藤
- なるほど。
転機が訪れたんですね。
- 伊藤
- ブランドを立ち上げて、
一番最初に作られたものは何でしたか。
- 裕亮
- 秋冬のコートです。
でも、「やりたいことをやろう!」
という気持ちが強く出すぎてしまって‥‥。
- めぐみ
- 最初だからと、気負いすぎてしまいました。
- 伊藤
- あら。
それがよくなかったんですか。
- 裕亮
- 素材や作り方も妥協をしないで作ったんですが、
そのぶん価格が高くなってしまって、
ある人に、
「趣味でやってるのかと思った」
と辛辣に言われたんです。
そういうふうに見えているのか‥‥、
とショックでしたね。
- 伊藤
- そんなことがあったんですね。
実際、そのコートの売れ行きはどうでしたか。
- 裕亮
- ものすごく厳しかったです。
Shinzoneで働いていたときにいろいろな経験をして、
わかっていたはずなのにやってしまった、
という感じでした。
そこから軌道修正です。
- 伊藤
- どんなふうにしていかれたんでしょう?
- 裕亮
- まず、やりたいことをやり続けるためには
当然お客さまから求められないといけないので、
「欲しいと思ってもらえて、
なおかつ自分たちも納得できるものを作る」
というのが課題でした。
- 伊藤
- それは、すぐにできたんですか。
それとも、簡単なことじゃなかった?
- めぐみ
- 簡単ではありませんでした。
それができるようになったのは、
立ち上げてから3年目くらいでしょうか。
- 裕亮
- 2018年に立ち上げて、2020年頃には、
「このままだと続けられないな」
とまで思うようになったほどです。
コロナ禍がはじまり、世の中の状況がどんどん厳しく、
暗いムードになっていく中で、
自分たちにできることは何か、2人で考えました。
それで、
「どうせ作るなら思いっきり明るいものにしよう」と、
2021年の春に作ったのがこちらです。
- 伊藤
- わぁ、かわいい!
- 裕亮
- この時に初めて、
今回扱っていただくCOTTON KNIT TEEや、
ブランドの核となるアイテムが生まれました。
- 伊藤
- 作るものとお客さまが求めるものが
近づいてきたということですね。
- めぐみ
- そうかもしれません。
今も作りたいものを作らせていただいてはいるんですけど、
ブランドを立ち上げた当初の、
気負いすぎた「鋭さ」のある服から比べると、
自分たちの作りたいものも
少しずつ変化してきたように思います。
子どもが生まれてわかることがあったり、
コロナ禍に
「着るなら明るい色がいいな」
と思ったこともそうですね。
- 伊藤
- ああ、それはすごくありますよね。
- めぐみ
- そんなことがきっかけでつくるものも変化していって、
MEYAMEが今の感じになったのが、
この2021年のコレクションでした。
- 裕亮
- これができたときに
「あ、やっていけるかな」
と思えたのを、鮮明に覚えています。
- 伊藤
- へー!
展示会にいらした方の反応も変わりましたか。
- 裕亮
- そうですね。
見ていただいたときの反応も違いましたし、
実際にオーダーの数も増えました。
- 伊藤
- 手応えを感じられたんですね。
価格も、最初のときと変えられたんでしょうか。
- 裕亮
- はい。
お求めやすくしようと、
思い切って舵を切りました。
「もっと知ってもらいたい」
「たくさんの方に着ていただきたい」
という率直な思いがありましたし、
それならまず、価格のハードルを下げようと。
- 伊藤
- 初めて購入するブランドって
着心地がわからないから、
買う人にとってはどうしても、
価格が判断基準の一つになってしまいますものね。
でも、作りたいものと価格のバランスを取るのは、
難しくなかったですか。
- 裕亮
- 簡単ではないですけど、
納得いかないものを作ったことは一度もないと
自負しています。
素材をどう扱うかというような点で、
自分たちの腕も上がってきたなという実感もあります。
- 伊藤
- すごい!
ピンチになってから、
すごくたくさんのことを得られたんですね。
再入荷のおしらせ
完売しておりましたアイテムの、再入荷のおしらせです。
4月24日(木)午前11時より、以下の商品について、
「weeksdays」にて追加販売をおこないます。
t.yamai paris
トリコットサッカージャケット
(ブラック、ネイビー、ブラウン)
私のまわりのすてきな女性たちが、
こぞって着ているのが、このジャケット。
軽くて、家でも洗えて、
きちんとした場所にも着ていけて、
かつ、カーディガンのように気軽にも着られる!
シワにもなりにくいし‥‥と
いいところを挙げるとキリがない。
旅にも重宝するとあって、
私のワードローブに欠かせない存在になっています。
同系色でまとめたり、
柄や色を利かせたり。
ベーシックな分、着こなしは無限。
一枚持っているととても助かるアイテムです。
(伊藤まさこさん)
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