• 検索
  • コンテンツ一覧
  • ここ1週間のほぼ日
  • 最近、人気のあったコンテンツ!
 
カレーの恩返し グルメポップコーン

今日のダーリン

フォントサイズ中 フォントサイズ大
フォントサイズ中 フォントサイズ大
・こどものとき、長嶋茂雄さんの、選手時代の色紙に、
 「好球必打」と書いてあるのを見て、それを記憶した。
 意味は、「いい球がきたら、必ず打つ」ということだ。
 これ以上の意味はないだろう、小学生でもわかった。
 「いい球を打つ」って、当たり前だろうと思った。
 しかし、ずっとそのことばを忘れないままでいた。
 いま、「好球必打」ということばが、とても好きだ。

 打席に立ったとき、いい球がくるとは限らない。
 打ってはいけない球、打つのがむつかしい球を、
 投手は投げてくるに決まっている。
 「いい球」なんかひとつも来ないかもしれないのだ。
 その「好球」が来ただけでもうれしいことで、
 そいつは、必ず打つべきなのである。
 見逃してもいけないし、いい加減に打つのもいけない。
 「必ず打つ」のである。
 
 いい球がきたら、考えてちゃいけない。
 「好球考打」なんてものはない。
 どんな球でも打ってみせるぜ、なんて過信しちゃだめだ。
 「全球必打」ということも、ありえない。
 「好球必打」とは、チャンスに誠実にあれ、である。
 
 かつて、ぼくは、初心者のときに感じたはずの
 「打席に立てるよろこび」を忘れちゃいけないと書いた。
 打てる場にいるからこそ、打てる可能性がある。
 どれだけ打席に立てるかが、ヒットの数を決めてくれる。
 そして、「好球必打」だ。
 恵みの「好球」を、必ず「打て」だ。
 見逃すんじゃない、考えるんじゃない、ありがたく打て。

 以上は、ぼく自身に向かって言っている。
 ぼくらは、いや、ぼくはグラウンドにいて、試合中だ。
 打席に立つことをよろこべ、そして、「好球必打」だ。
 だれが? ぼくが、打って走るのだ。
 打席のなかで論じるな、考えるな、見ろ、好球を待て。
 打てる球は、絶対にくるはずだ、ほら、今日もまた。 
 長嶋茂雄の色紙のことばを、憶えていてよかった。
 朝から、夜まで、いくつもいくつもいい球がくる。
 眠ってるんじゃなかったら、「そいつを必ず打て!」。

今日も、「ほぼ日」に来てくれてありがとうございます。
毎日、好球を見逃し悪球に手を出し、居眠りしてるわしら。
 

感想を送る ツイートする シェアする

ドコノコ
ただいま製作中!
もっと見る
メールマガジン ストア発売スケジュール
糸井重里のTwitter
ほぼ日のTwitter
ほぼ日のFacebook
ほぼ日のInstagram
そのほかのSNSはこちら
ほぼ日手帳
HobonichiのTobichi
 

ほぼ日ストア

詳しくはこちら
ほぼ日で販売されている
商品の情報はこちらからどうぞ!
ほぼ日ストア

ほぼ日ブックス

詳しくはこちら
ほぼ日から出版されている
本の情報はこちらからどうぞ!
ほぼ日ブックス
 
閉じる

コンテンツ一覧

著者名 タイトル 連載開始日
あ か さ た な は ま や ら わ
↑著者や関わった人が五十音別に並んでいます。行を選んでくださいね。
閉じる
コンテンツ一覧
 
閉じる

ここ1週間のほぼ日

ここ1週間に更新されたおもなコンテンツを紹介しています。
「小ネタ劇場」など、アーカイブが残らないコンテンツは
ここに掲載していませんのでご了承くださいませ。
 

閉じる
閉じる
閉じる

最近、人気のあったコンテンツ!

最近、好評のうちに終了した
コンテンツを紹介します。
見逃していた方、
どうぞ、読み返してみてくださいね。
感想メールもお待ちしています!
 
まだまだ「アンコール!」なコンテンツはたっぷりありますよ!
こちらから探してみてくださいね。
コンテンツ一覧 検索
 

閉じる
閉じる