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二度と送りたくない シーズン 原辰徳
 

今日のダーリン

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・有名なマーケティングの格言に、
 「人はドリルが買いたいのではない。
 ドリルで空ける穴が欲しいのだ」というものがある。
 これを言った人にも、さすがだなぁと思うのだけれど、
 先日、「穴を必要としてないのに、
 ドリルを欲しがる人がいるのではないか」
 という意見を読んだ。
 これ、前々からぼくも力説していたことだったのだが、
 やっぱり同じこと思っている人がいて、うれしかった。
 
 当然のように、ドリルそのものが欲しい人はいるのだ。
 「ドリルはかっこいい、このドリルはすばらしい性能だ、
  このドリルで穴も空け放題だ、まだ空けないけど」
 というような気持ちでドリルを買う人は、
 まだ空けない穴を買っているふりをして、
 実はドリルそのものを買っているのである。
 
 ビートルズが好きで憧れているうちに、
 弾きもしないリッケンバッカーを買うことになるおやじ。
 料理をしているうちに、コックさんの帽子を買う男。
 ラーメン好きが高じて、屋台を買おうとしている男。
 だいたいは男なのだけれど、
 どれもドリルと穴との関係ではない買い物をしている。

 あえていえば、このへんの買い物をする理由は、
 「化粧」とか「おしゃれ」に近いのではないだろうか。
 「すごいドリルを身にまとった俺」
 「あのギターを小脇に抱えたおいら」
 「屋台まで所有しているほどラーメン好きなわたし」
 これは、「要不要」「有益無益」に関係なく、
 古来からある入墨や羽飾りなんかと同じような
 「装飾」「化粧」「おしゃれ」なんだと考えることだ。
 それをしたから、なにが得なのかはわからない。
 したいからするし、しなきゃいられない思いもあろう。
 人間にとってそういう「おしゃれ」は、
 時として「穴」より欲しいものなのだ。
 装飾したトラック、みごとな彫刻の刀剣や拳銃、
 こういうものを手に入れるのに、財産まで投げ出すのは、
 古来からずっと続いていることである。
 マーケティング理論のほうが後からでてきたものだよね。

今日も、「ほぼ日」に来てくれてありがとうございます。
わけのわからない、しかも大事にしてること。おもしろい。
 

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