「ほぼ日」社内で愛用者の多い
Stilmoda(スティルモーダ)のフラットシューズ。
いろんな人が履いているのに、
履きやすさゆえに「毎日これ」という者もいるのですが、
人それぞれの似合い方で、かぶった感がないんです。
きけば、何足も持っているつわものが! 
この座談会には、そんな「いつでもStilmoda」な
メンバーに集まってもらい、
伊藤まさこさんといっしょに
Stilmodaへの愛を語ってもらいました。

みんなのプロフィール

伊藤まさこ
いとう・まさこ
春、久しぶりにパリをおとずれた。
マルシェで買った食材を部屋で食べたり、
友人宅でアペロを楽しんだり、
ブルーデル美術館をたずねたり、
蒸し野菜に感動したり‥‥。
仕事をしながらの滞在のつもりが、
パソコンの設定に不具合があり、
メールは読めても送信ができない状態に! 
慌てたものの、なんとかなってホッ。
「日めくりカレンダー用の写真、
毎日たくさん撮ってますよ~!」

松尾まゆみ
まつお・まゆみ
エキゾチックロングヘアという
鼻ぺちゃねこと暮らしている。
食べることとお酒が大好きで、
自分用にジンに新茶を漬けて
楽しんだりしている。
最近の目標は健康第一(酒飲みなので‥‥)。
「薬膳を勉強したり
よさそうなサプリメントを
せっそうなく試しまくっています」
「ほぼ日」では勤怠管理を担当。

藤井裕子
ふじい・ゆうこ
ほぼ日の「くまもとろけるふとん」を買って、
そのきもちよさのとりこになっている。
「もともと寝ることは大好きでしたが、
さらに拍車がかかりました」
それからは寝るとき、
「しあわせだなー」が口癖に。
あまりに気に入ったので
遠くに住む家族や友人に送っては
よろこばれている。
「weeksdays」で商品を担当。

坂口蓉子
さかぐち・ようこ
漫画や映画を愛しているが、
アナログ人間ゆえに、
家にはコミックスの単行本や
Blu-rayの映画がたくさん。
最近、友人に映画を薦めようと
Blu-rayを貸すよと言ったら、
再生する機器がないと言われてショック。
(友人たちはみんなサブスク。)
そろそろサブスクデビューをしないと、と焦り中。
そろそろ大好きな素麺の季節がやってくると
よろこんでいる。
「weeksdays」では進行全般担当。

小泉絢子
こいずみ・あやこ
ドラマ好き。
以前までは「ほぼ全ドラマを観ていた」が、
近年、配信の流れもあり、
国内外のドラマが充実しすぎていて
観きれないのがやや残念だと嘆く。
最近はまっているのは、
YouTubeでロバート秋山を観ること。
ハード秋山ファン、
通称「HAF(ハフ)」を名乗る。
「おいしいものを食べているときが
一番幸せを感じます。
とくにお餅が大好きです」
「ほぼ日」では経営から商品から
いろんなことを担当しており、
日々、めっぽう忙しく、
この座談会には後半からの参加。

01
毎日のように履いてます

伊藤
松尾さんとは、はじめましてですね。
どうぞよろしくおねがいします。
松尾
こちらこそよろしくお願いします。
「ほぼ日」勤怠管理担当の松尾です。
坂口
松尾さんは「weeksdays」の大ファンなんです。
松尾
そうなんです。
基本的に服や靴は試着して買いたいほうなんですが、
伊藤さんに全幅の信頼をおいているので、
「weeksdays」は特別なんです。
年齢を重ねるごとに、自分が好きだったものが
似合わなくなってきたと感じたと、
伊藤さんがおっしゃっていて、
「まさしく、私だ!」と思えて。
伊藤
それを感じたのはいつ頃からですか。
松尾
40代になった頃ですね。
坂口
めっちゃわかります。
私もちょうど今、ほんとにそう思っています。
松尾
身体のフォルムや、肌とか見た目とともに、
自分が普段持つものも変わってきたんです。
今まで好きだった安くてかわいいポップなものも、
もう似合わないな違和感が出て。
その点「weeksdays」は自分に
寄り添ってくれてる気がしています。
伊藤
嬉しい‥‥! 
そうなんですよね、
すこしお姉さん世代の人たちが、
「重いものはダメ」とか
「チクチクした服は無理」と言っていたのが、
理解できるようになるんですよね。
松尾
はい、だいぶ理解できるようになりました。
伊藤
「weeksdays」では、
どんなものをお求めくださったんですか。
松尾
たとえばt.yamai parisのシルク混のパンツや、
SLOANEのカットソーとカーディガンなど、
生地が上等なものにチャレンジしました。
いま検討しているのはニーチェアです。
でも買いそびれちゃうことも多いんですよ。
欲しかったのに売り切れちゃったものといえば、
それこそスティルモーダのバブーシュ! 
全色欲しかったんですけど、
買いそびれちゃいました。
私、最初に買ったスティルモーダは、
2年間ぐらいほとんど毎日のように履いて、
履きつぶしちゃったんです。
伊藤
すごい!! 
ありがたーい。
松尾
旅行にも持って行きました。
藤井
なにより、楽ですしね。
雨ですら、あんまり気にならない。
松尾
そうなんですよ!
靴下を履いてもいいし、素足でもいけるし。
伊藤
靴擦れはありませんでした?
松尾
最初からありませんでした。
そのこともあって、毎日履くように。
たとえば今日はスニーカーでなくちゃ、
と決めている日以外は、
スティルモーダを履いていれば大丈夫だと思ってます。
レストランに行くときや旅行など、
ちょっとおめかししたいときに
履いてもいいので、助かってます。
伊藤
旅行に持ってくのも
かさばらないですもんね。
スティルモーダとの出会いは覚えていますか。
松尾
たまたま「TOBICHI」で
フラットシューズの試着会をしていたんですね。
それで履いてみたら、
どの色もよくて選び切れなくなって、
1点だけ選ぶつもりが、
全色買いたい! と思ってしまって、
その場で3色を買いました。
伊藤
すごー!
藤井
スティルモーダって、
買いやすい値段なのがありがたいですよね。
伊藤
たしかに、うん。
松尾
3足買っても、ちょっといい靴の1足分ぐらい。
それでこれだけ楽しめるっていうのは、
すごくいいと感じます。
伊藤
普段から、服や靴を色違いで買うこと多いですか?
松尾
その気持ちは持っているんですけど、
実際に靴を色違いで3足買ったのは初めてです(笑)。
坂口
色で用途が違うから、
形は一緒だけど別の靴っていう感覚で
履けるからいいですよね。
じつは私も3色持ってるんです。
一度に、じゃなくて買い足していって。
伊藤
坂口さんも3足。
坂口
そうなんです。ホワイトとブラック、
そして当時販売していたシルバー。
これは松尾さんの熱弁で、
「3色買ったほうがいいよ」って言われて(笑)。
伊藤
(笑)すごーい! ありがたーい!
松尾
私、「ほぼ日」の何人にもに勧めまくりました。
坂口
それに影響された人、結構いるはず(笑)。
社内インフルエンサーでした、ほんとに。
そのときに結構みんな2色買いとかしてましたよ。
藤井
社内で履いている人を見ると、
ステキだなって思う。
脚がすごくきれいに見えるんです。
伊藤
スッと、うんうん。
モデルさんの撮影のときにも、
それを感じますよね。
靴単体ももちろんいいけれど、履くとよりよく見える。
坂口
私、足の幅が広めなんですけど、
革がやわらかいのか、痛くない。
夕方になってちょっとむくんできても、
寄り添ってくれるんです。
1日履いていても、全然疲れないですよね。
伊藤
それもポイントですよね。
松尾
勧めたら、みんな絶対に「嬉しい」って
思ってくれるだろうなっていう靴って、
とっても珍しいですよ。
靴って、好みもあるし、
勧めるのが難しいですから。
でもこれに関して言うと、買った人から
「めっちゃ嬉しい! ありがとう!」って
きっと言われるだろうという
確信があります。
坂口
たしかに誰が履いても似合うだろうな。
シンプルだし。
松尾
年齢も下から上から、幅が広い。
伊藤
もうほんとうにそのとおり。
藤井
坂口さんのお母さまも履いているとか。
坂口
そうです。私がシルバーを履いて実家に行ったら、
「え、何それ、すごくいいね。頂戴?」って(笑)。
伊藤
サイズも一緒なの?
坂口
そうなんです。その場で履いて、
「すごい! これ、いい!」って。
伊藤
プレゼントすることになったんだ(笑)。
坂口
はい。その後母も自分で
「weeksdays」のサイトで
ホワイトを買ってました。
松尾
すごい。
坂口
母の年代になると、
履きやすい靴を探しても、
歩きやすさ重視のスポーツシューズ的なものが
多いんですよね。
母はそういうじゃないのがいい、
かといって、おしゃれな靴では疲れちゃう、
なかなか、こういうフラットシューズはない、
って、気に入ってます。
「色合いもいい、けどちょっとだけ
遊び心があるかんじが嬉しい」と。
伊藤
履くときもスマートですよね。
坂口
もうスッて履ける。
伊藤
藤井さんも色違いで?
藤井
私は‥‥4足、持ってます。
伊藤
え? えっ?!
藤井
なぜかというと、
weeksdaysで紹介する前から、
シルバーを持っていて、
とても気に入っていたんです。
そしたらweeksdaysで販売が始まったので、
追加で2色、買いました。
そして先日、街を歩いていたら、
サンプル品や新古品を売っている
お店のウインドウに好きなフォルムの靴が
見えると思って近づいたら、
まさしく「スティルモーダ」。
サイズも自分のサイズだったから
「これください」(笑)。
それで4足になりました。
伊藤
そんな機会が。すごいなあ。
坂口
サイズもバリエーションがあって嬉しい。
松尾さんも、わりと足が小さいですよね。
松尾
私、21.5cmが入るんですよ、靴によったら。
伊藤
私より小さい人がいた。
松尾
なので逆に履けない靴が多いんですけど、
スティルモーダの35は大丈夫。
換算すると22.5~23.0cmなのに、
脱げないんですよね。結構甲が深めで。
藤井
私、普段迷わず38(24.0~24.5cm)を選ぶんですけど、
スティルモーダに関しては、実は37を履いてて。
伊藤
藤井さんは、ちょっとちっちゃめ。
坂口
私もそうかもしれないです。
普段は23.5cmなので、
37(23.5~24.0cm)なんですけど、
これは36、つまり23.0~23.5cmのサイズを履いてます。
藤井
革がすごくやわらかいから、
多少、大きくても小さくても大丈夫なんでしょうね。
坂口
小さいサイズを選ぶと、
さすがに最初だけはちょっとだけ
きつめではあるんですけど、
すぐに足に馴染んでくるんです。
藤井
季節問わず履けるので、1サイズ小さくても、
冬はタイツを履いても大丈夫です。
でもソックスが厚めの人は、
いつものサイズでいいかもしれません。
坂口
私、夏はパンプス用のソックスを履くんですけど、
スティルモーダって甲が広めなので、
靴下が見えずらい。
そこも、この靴がいいなあと思う理由のひとつです。
伊藤
ちらっと見えちゃうの、
気になりますよね。
藤井
すっごく気になります。
(つづきます)
2025-05-12-MON