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再入荷のおしらせ

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完売しておりましたアイテムの、再入荷のおしらせです。
11月27日(木)午前11時より、以下の商品について、
「weeksdays」にて追加販売をおこないます。

Le pivot
ダンボールストレートスカート

▶︎商品詳細ページへ

Tシャツやシャツなど、
夏のアイテムに合わせたいスカートって、
探すとなかなかないものだなぁ‥‥
と思っていたのですが、
展示会でこのスカートを見た時に、
「これだ!」とピンときました。

ウェストはゴムなので、
はいていてとても楽‥‥
なのですが、
ただ「楽」ではないところがpivotの服のすごいところ。
ウェスト部分にタックがとってあったり、
素材えらびに工夫があったり‥‥と、
様々な「きれい」に見える工夫がされています。
詳しくはコンテンツをどうぞ。

(伊藤まさこさん)

ほどよく

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似合うものが少なくなってきたなぁ、とか
服はたくさんあるはずなのに、
何を着ていいか分からない、とか。

そんな40代の迷いを乗り越えて、
服えらびに関しては、
ちょっと落ち着いたかんじがしている。

50代も半ばになると、
自分の好きなものがわかってくるし、
人からどう思われようが気にしない、
という図太さもくわわって、
今の私は着心地が最優先。
窮屈な服はもう着たくないし、
がんばって着ようとも思わない。

体の気になる部分をほどよくカバーしてくれて、
今の気分をほどよく取り入れてくれる服がいい。

この「ほどよく」が大事なんです。

今週のweeksdaysは、
LERET.H のバッグ。

大好きだった踵の高い靴も手放した今、
楽しんでいるのは、
バッグのおしゃれ。

シンプルなコーディネートに、
プラスするだけで、ぐっと洒落た雰囲気にしてくれる。
頼りにしている存在です。

RaPPELERのコートと by basicsのマフラー、こんなコーディネートで 伊藤まさこ 02 色をたのしもう

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メリノウールマフラー(ホワイト)/by basics
ANNA LOOSE HIGH-NECK TOP(ネイビー) COG THEBIGSMOKE(2025年11月発売予定)
パンツ ¥35,200/Harriss × Keiko Okamoto(株式会社 金万)

by basicsのマフラー、
ホワイトはどんなスタイル、
どんな色にも合う万能カラー。
ここではネイビーのトップスと。

広げて、

肩にかけて。

メリノウールマフラー(ライトブルー)/by basics
ループインレー圧縮ニットコート(オフホワイト)/RaPPELER
ニット ¥23,100/Harriss(株式会社 金万)
パンツ ¥24,200/Harriss(株式会社 金万)

二つ折りにして、
首にかけるとこんな感じ。

どの色もとてもきれいなのですが、
今回、新鮮だったのはこのライトブルー。
RaPPELERのコート、どの色とも相性よしでした。

ネイビー好きな方におすすめしたいのは、
明るめネイビー。
ダークネイビーのコートにこのマフラーをくるり、
なんて着こなしもすてきです。

メリノウールマフラー(ネイビー)/by basics
カットソー ¥16,500/le ciel de HARRISS(株式会社 金万)
パンツ ¥19,800/le ciel de HARRISS(株式会社 金万)

グレーやデニムとも相性よし。
やっぱりネイビーってすごい色なのだと再認識。

RaPPELER のコート、最後はブラック。
中に朱色のタートルを合わせました。
きりりとした大人の着こなし。

ループインレー圧縮ニットコート(ブラック)/RaPPELER
ANNA LOOSE HIGH-NECK TOP(レッド)/COG THEBIGSMOKE(2025年11月発売予定)
スカート ¥24,200/le ciel de HARRISS(株式会社 金万)
ブーツ ¥75,900/DIVINA(株式会社 金万)

合わせたのは、ハリのあるスカート。
コートからのぞくスカートや
ブーツの分量が多くても大丈夫。
こんな風にうまくまとまるのは、
オーバーサイズでもなく、
かといってタイトでもない。
コートの適度なボリュームのおかげです。

RaPPELERのコートと by basicsのマフラー、こんなコーディネートで 伊藤まさこ 01 気分はロングカーディガン

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今回ご紹介するのは、
RaPPELERのコートとby basicsのマフラー。

やわらかなメリノウールのマフラーは、
ホワイト、ローズピンク、
イエロー、ライトブルー、ネイビーの全5色。
ベーシックなカラーに加え、
冬の街に映えそうな差し色もそろえました。

コートはこちらのオフホワイトと、
ベージュとブラックの3色。

ループインレー圧縮ニットコート(オフホワイト)/RaPPELER
カットソー ¥14,300/Harriss(株式会社 金万)
テーパードリボンパンツ(ブラック・38)/SAQUI
サイドゴアショートブーツ(ブラック)/VELOZ

オフホワイトのコートには、
ブラックのタートルネックとパンツ、
足元はブーツを合わせます。
全身黒のコーディネートですが、
オフホワイトがくわわることによって、
やさしい雰囲気に。

ファスナーを開けると、
縦のラインが強調されてスッとした印象になります。

ループインレー圧縮ニットコート(オフホワイト)/RaPPELER
メリノウールマフラー(ローズピンク)/by basics

ローズピンクのマフラーをくるりと巻いて、
マフラーの色を効かせた着こなしに。

ループインレー圧縮ニットコート(オフホワイト)/RaPPELER
カットソー ¥16,500/le ciel de HARRISS(株式会社 金万)
パンツ ¥19,800/le ciel de HARRISS(株式会社 金万)

このコート、
トレーナーとデニム、なんて
カジュアルなアイテムとも合うんです。

単(ひとえ)仕立てなので、
気分はロングカーディガン。
気軽に羽織れるところもうれしい。

ループインレー圧縮ニットコート(オフホワイト)/RaPPELER
ニット ¥23,100/Harriss(株式会社 金万)
パンツ ¥24,200/Harriss(株式会社 金万)

ホワイトのタートルに、
きれいな色のパンツ。
足元も白でまとめて。

GERMAN TRAINER/GERMAN TRAINER

ダブルジップなので、
開き具合を自由に調整できます。

ループインレー圧縮ニットコート(ベージュ)/RaPPELER
ニット ¥39,600/le ciel de HARRISS(株式会社 金万)
パンツ ¥23,100/le ciel de HARRISS(株式会社 金万)

秋らしい色合いのベージュのコートは、
からし色のニットや深いグリーンのパンツを合わせて。

メリノウールマフラー(イエロー)/by basics

ニットと同じ色合いのマフラーを肩にかけ、
上からコートをふわりと羽織ります。

マフラーを重ねることで、
首回りに表情が出る。

羽織るように肩にかけたり、
さらりと巻いたり、
もっとぐるぐる巻きにしてもかわいい。

やわらか素材のマフラーだからこそできる巻き方、
いろいろ工夫してみてくださいね。

羽織って、巻いて

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10月の終わりは何かと忙(せわ)しなく、
衣替えができずにいました。

薄手のニットとコートを重ねて着て、
ストールを巻けばなんとかいける。

11月に入っても、
そんな感じなものだから、
やがて来る寒い冬に何を着ていいのかが、
想像つかない。

衣替えが延ばし延ばしになっていたのは、
そんな理由もあったのでした。

11月の連休、
晴れが続いたこともあって、
エイヤッ! と重い腰を上げ、
ついに厚手の冬服を出したのですが、
これ、いったいいつ着るんだろ?
というものが数枚。

中でも、
「寒冷地でもこれさえあれば大丈夫」
そうすすめられて買ったダウンコートは、
そういえば去年一度も着なかったな。

結局、まだ着そうにないものは、
クローゼットの奥にしまい、
今すぐ着たい服だけを並べてひと段落しました。

今週のweeksdaysは、
RaPPELERのコートとby basicsのマフラー。

軽やかに羽織って。
くるりと巻いて。
そう、今、身につけたいのはこんなアイテム。

再入荷のおしらせ

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完売しておりましたアイテムの、再入荷のおしらせです。
11月20日(木)午前11時より、以下の商品について、
「weeksdays」にて追加販売をおこないます。

GERMAN TRAINER

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「全身黒(もしくはネイビー)」
になりがちな冬のコーディネートですが、
数年前、足元だけ白にすると
全身が軽やかになることに気づいてから、
ひとり実践しています。

白いショートブーツ、
白いTストラップシューズ、
白いスニーカー。
白い靴はいくつか持っていますが、
最近の気に入りはこのGERMAN TRAINER。

革素材なので、
カジュアル感がそっと抑えられ、
スマートに履けるところがいいんです。

年々、スニーカーのフォルムは
大きくなってきているように感じますが、
大人の足元はこれくらいのボリュームがいいな、
なんて思っています。

(伊藤まさこさん)

ベビーアルパカのよさを最大限に

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伊藤
こうやってお聞きすると、
ひとつの帽子の中にも、
いろんなアイデアが詰まっているのがわかります。
それを、シーズンごとに、40も‥‥。
ちなみにニットの割合は
どのくらいあったんですか?
苣木
秋冬の半分はニットだと思います。
ベレー帽とか、縮絨のウールも含めて。
伊藤
さっきおっしゃった2泊3日のデザイン合宿では、
この帽子のほかにも、いくつか?
苣木
その工場で作りたいなって思ったニットを、
7型ぐらい。
伊藤
2泊3日で、7型同時進行。
すごーい! 
苣木
夕方になってから
「ああ、これもうちょっとこうしたい」とか
「ゲージをこうして」と伝えて帰ると、
次の朝来たら、それがもうできていて。
伊藤
ほんとうにすごい。
それは苣木さんから言葉で伝えるんですね。
苣木
そうですね。その職人さんとは、
もうだいぶ感覚的にわかりあっているので、
まずは言葉で伝えますけれど、
そのままだと別の機会に
同じものを作ることができないので、
しっかりデータを残しておきます。
伊藤
いちばん最初はデザイン画を描かれるんですか。
苣木
はい、コレクションを考えるときは、
すべてラフスケッチを描きます。
お絵かきみたいものですけれど。
で、このときは、この形を描いて、
「何リブ、何ゲージ」
「ここからここの長さを何センチに」
みたいな指示を添え、
職人さんに託し、編んでもらうんです。
たたき台がないと形にならないので。
伊藤
それはそうですよね。
だからこんなふうにでき上がるんだ。
苣木
しかもこの子は、
ベビーアルパカのよさを出すために、
1回洗いをかけてるんですよ。
伊藤
製品ができ上がってから?
苣木
そうです、そうです。
それで大変だったのが、
サンプルをひとつだけ洗うときと、
製品化のためにまとめていくつかまとめて洗うのとでは、
縮率のデータに違いが出てくることでした。
サンプル通りにはいかないんですよ。
それで洗いの加工屋さんと
「1回洗って5分乾かして」とか、
「もうちょっと乾かして」っていうやり取りを
3往復くらいして、やっと納得のいく形にできました。
伊藤
洗わない状態だと?
苣木
もうちょっと肉が薄く、ベローンと伸びてます。
伊藤
それが、洗うことでちょっと詰まるんですね。
苣木
そうです。キュッと詰まり、
毛がふわっとしてくるというか、
やわらかい感じになります。
伊藤
洗う作業がとても重要なんですね。
苣木
すごく重要です。
それを省くと、この風合いにならないんですよ。
伊藤
そして今回の3つの色、とても素敵ですよね。
ベーシックなクリーム、ネイビーに、
ポップなカラー「シトロン」が加わって。
苣木
シトロン。この色、かわいいですよね。
伊藤
雪の中とかで目立ちそうですね。
苣木
アハハ、きっと、きれいです。
この2色に、シトロンが入ることで、
それぞれの良さが引き立つなあと思います。
伊藤
ネイビーとかオフホワイトの服を持っている人が、
シトロンを被ったらかわいいかなと思うんです。
もちろん同色で揃えるのも、
すごいシックでステキなんですけど。
苣木
それもすごくかわいいと思います!
伊藤
この帽子を被る日がたのしみです。
東京でも暑すぎないと思うんですよ。
苣木
アルパカは、吸湿性が高く、
蒸れにくいって特徴もありますしね。
てっぺんを二重にしなかったのも、
多くの人に被ってほしかったからなんです。
全部を二重にすると、すごく厚い帽子になって、
極寒仕様になる。
ここが一重になることで、
見た目にも軽やかさを出しています。
伊藤
これなら晩秋あたりから被れますものね。
そうそう、後ろ側についているパーツは‥‥?
苣木
あ、このパーツですね。
小原聖子さんっていう金工家のかたの作品です。
真鍮に、漆の樹脂を塗っているんです。
真鍮を手でたたくので、
実は表情がひとつずつ違うんですが、
それを後ろに糸で留めました。
伊藤
かわいいですね。
これがあるとないとで、印象が違います。
これが後ろですよという目印にもなるけれど、
チャームポイントにもなっている。
このパーツ、クリーニングに出しても大丈夫?
苣木
このパーツに塗っている樹脂が
有機溶剤で溶ける可能性があるので、
ドライクリーニングに出していただくときは、
クリーニング屋さんに相談してみてください。
品質ラベルを見せて素材を伝え、
パーツが真鍮でコーテイングしているので
剥がれるのが心配なので、
保護か部分洗いでお願いできますか? と。
パーツを外してくださいと
言われることもあるかもしれません。
その後、縫い付けるのが大変という方は
ご自分でも洗えなくはないです。
型くずれしてしまうことを考えて
手洗い不可という表示にしているんですが、
私はこれ、ネットに入れて手洗いで回してます。
少し風合いがふんわりと変化はしますが
ご了承いただけるなら手洗いも。
ただ乾燥機は絶対に避けてくださいね。
縮んでフェルト状になってしまうと元に戻りませんから。
かたちをととのえて平置きか
中にタオルや紙を入れて立体的にして
干してもらえれば大丈夫。
吊るして干すのは避けてほしいですね。
伊藤
わかりました。どうもありがとうございました。
旭川、そのうち遊びに行かせてくださいね。
苣木
ぜひ! ここのアトリエは、
JRの旭川駅から歩いて15分くらいなので、
もうちょっと落ち着いたら、
予約制でお客様をお呼びして、
お買い物もできるようにしたいなと。
一緒にお話を聞きながら、
似合う帽子を探して、って。ふふふ。
伊藤
いいですね、うんうん。
苣木
ここは何がいいって、10階の窓から
旭岳っていう山がバーッと望めるんです。
伊藤
ほんとに山がお好きなんですね!
苣木
そうなんです。
ぜひいらしてくださいね。
美瑛も近いし、おいしいものもいっぱいありますし。
伊藤
はい、ぜひ! 
今日は、ひとつの帽子から、いろんな話が聞けました。
そのストーリーが毎シーズン、
40くらいずつあると思うと、
信じられないって思います。
苣木
そんなぁ。帽子しかやってないですよ(笑)。
伊藤
ふふ。次のコレクションも楽しみにしてます!
苣木
どうもありがとうございました。

2泊3日の合宿で

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伊藤
今回「weeksdays」で扱わせていただくこの帽子も、
耳を覆うことができるようになっていますが、
これもそんな体験から?
苣木
はい。これ「リブワッチ」っていうんですが、
ちょっと耳が隠れるだけでも、
ほんとにあったかいんです。
もちろんすっぽり耳まで被ってもいいですし。
伊藤
首のあたりまですっぽり
被ることができるのもいいですよね。
真冬って、うなじも寒いから。
苣木さんの帽子は、長さや大きさのバランスが
さすがだなあと感じるんですけれど、
たとえばこれも試作を重ねて、
ミリ単位で調整なさったんでしょうか。
苣木
そうですね。
このフラップの大きさも、かなり検証しました。
やっぱり適度なボリューム感が必要だなと思って。
短いとカジュアルすぎるんです。
伊藤
うんうん。
苣木
ぜんぶ下げるとほっぺたまで隠れて、
ほんとにあったかいですよ。
これで雪山に行く人はいないかもしれませんが、
うんと寒い日は、すっぽり被ると、
とてもあったかいと思います。
でもタウンユースをするときは
ちょっと曲げて(顔を出して)いただいて。
伊藤
そんなふうに調整ができるのもいいですね。
苣木
この帽子は、ニッターさんの工房に泊まり込み、
2泊3日でサンプルを作りました。
機械を動かしてもらって、編んでもらって、
そこから細かく修正をしていく、
ということを繰り返して、この形にしていったんです。
特徴としては「ホールガーメント」
(丸ごと立体的に編み上げる、縫い目のないニット)。
専用の機械で編んでいます。
ニットの帽子って一箇所縫い目があったり、
デザインにより上をカットして縫い合わせたりで、
縫い目が気になったり、
糸のロスが出ることもあるのですが、
ホールガーメントはこれらのことがありません。
データさえできれば立体的に筒状で出てくるので、
縫い目も気にならない、
糸ロスもなく、フィット感もいいんです。
伊藤
ああ! ホールガーメントなんですね。
たしかに、ゴロゴロしたところや、
やけにキュッとしたところがありません。
苣木
日本が誇る技術なんです。
島精機さんっていう、
とても高い技術を持ってらっしゃる
編み機のメーカーさんの機械で、
世界の錚々たるコレクションブランドも、
これで立体的なニットを編んでいるんです。
まさこさん、触られてすぐ
「とっても気持ちがいい!」っておっしゃいましたね。
伊藤
そう、気持ちがいいんです。
つい触りたくなる。
素材には、ベビーアルパカを使っていますし。
苣木
そうなんです。
こういうニットのビーニー(ツバなし帽)って、
ウールやアクリルのものもありますが、
私はまさこさんが言われた
「やわらかい」「ふわふわ」
「気持ちいい」っていう感覚を、
この帽子に入れたかったので、
ベビーアルパカを採用しました。
アクリルなどの化繊混でも編んでみたり、
試したんですよ。
伊藤
そうなんですね。
苣木
そのなかでこのベビーアルパカが気に入って。
ベビーアルパカって、
赤ちゃんのアルパカの毛っていう意味ではなくって、
「アルパカが初めての毛刈りのときに刈られる、
最初のふわふわした毛」なんですね。
やわらかくて、繊維が細い、
アルパカちゃんの首から背中の一部だけを使うんです。
触ったときのふわっとしたやわらかさと、
ちょっとシルクのようなしなやかさがある。
それで、ベビーアルパカ100%、っていうのも、
もちろんあるんですけども、
今回、ナイロンとウールを少し入れています。
というのも、ベビーアルパカだけだと、
この立体的な形がキープできないんです。
やわらかすぎて。
伊藤
なるほど。
苣木
ベビーアルパカって、繊維の細さが、
人間の髪の毛の3分の1ぐらいしかないといわれ、
すごく細いんです。
それを編むことで、空気をたくさん含み、
やわらかくて軽くてあたたかいニットになる。
ただ、それだけだとちょっと繊維がもろいので、
帽子としてずっと長く使っていただけるよう、
ウールとナイロンを混ぜることで丈夫さを出しました。
ベビーアルパカが52%、
ナイロンが36%、ウールが12%なので、
ベビーアルパカの軽さとしなやかさは、
すごくよく出てると思います。
伊藤
そのパーセンテージも、試行錯誤して? 
苣木
そうですね! 
糸屋さんに相談して物性としてはもちろん、
快適性もちゃんと検証の上、
デザイン性にもぴったり合うものをご提供くださいました。
伊藤
さっき「2泊3日で」って
おっしゃっていたけれど、
そんなふうに物作りができるのって、
素敵な関係ですね。
苣木
以前の勤め先でお世話になっていた、
秋田県の工房なんです。
辞めた人間がお願いするのも筋が違うかなと思って、
ずっとお願いしてなかったんですが、
去年の冬かな、ご連絡をいただいて、
「そろそろまた一緒に仕事をしませんか」と
お声をかけてくださったんです。
伊藤
嬉しいですね! 
じゃ、秋田に行って2泊3日?
苣木
そう、その工房で、
朝からデータを作って出してもらって、
その場でチェックして、
ふたたび提案をして‥‥を繰り返しました。
クイックに自分が思い描いたものが形になっていき、
自分の感覚に近いものができるので、
とても早くできましたし、いいものになりました。
この帽子も最初は上までぜんぶ、
表裏、二重だったんです。
でも途中で上部を切って、
二枚重ねにしない部分をつくることで
デザインの遊びを出すとともに、
暑くなりすぎないように実用性を考えました。
この帽子は、手を動かしながら、被りながら、
感覚にしたがって、その場で作っていったかたちなんです。
伊藤
その特別な機械があって、
すぐれた職人さんがいたから、
機械ではあるけれども、
手編みをしながら作っていく感覚に
近かったっていうことですね。
苣木
そうなんです。ありがたいなと思います。
やっぱり「現場に行ってものができる」っていうのは、
作り手としてすごくストレスが少ないんですね。
アトリエで考えて工場に出して、っていうのは、
どうしてもタイムラグが出ますよね。
送って、つくってもらい、受け取るまでに。
直でその場でできたことは、とても助かりました。
伊藤
そんな背景があったんですね。
このとき(2025AW)のコレクションって、
何型くらいありましたっけ? 
展示会場にずらりと並んだ光景が壮観でした。
苣木
40型ぐらいはあったんじゃないでしょうか。
伊藤
来年の夏もそれぐらい?
苣木
来年の夏もあります、はい。
伊藤
すごーい! 
どうやってアイディアが浮かぶんですか?
苣木
‥‥ふふふ、どうやってるんでしょうね? 私。
伊藤
ほんと不思議でならない。
苣木
定番系のものについては、自分が常に被って、
「もうちょっとこうしたほうがよかったな」とか、
「来年はこういうかんじで被りたいな」と、
ブラッシュアップして出していきますね。
あとはやっぱり人に会ったり、
「この人こういう帽子、似合いそうだな」
ということを想像して、
それを作ってみることもあります。
伊藤
そっか。じゃ、街ゆく人とか、気になりますか?
苣木
気になります! 
東京にいるときは、それこそいろんなところで
ボーッと座っていろんな人の帽子姿を見てたんです。
北海道に来たら、そういうのはほとんどないんですけれど、
やっぱり東京などの都会だと、
帽子もファッションのひとつですものね。
でも、北海道にいる良さは、
「道具としての帽子」が体感できたこと。
そこにちょっとだけファッション性を入れると
どうなるかな? みたいな発想はうかびます。
東京にいるときはやっぱり、お洋服中心で、
そこに帽子を合わせたらどうなるかな、
という発想でしたけれど、
北海道では機能性、ベーシックな作りに、
少しだけファッションのテイストを入れた、
より日常の道具としての帽子作りが楽しくなりました。
伊藤
人の第一印象として、まず顔に目がいきますよね。
帽子がそのアクセサリーだと考えたら、
すごく重要なのかもしれないですね。
苣木
そうですね、色、素材‥‥、あと、形ですよね。
お顔がすごく小さい方は気にならないと思うんですが、
私とか、いろいろたるんできたりして!
伊藤
いやいや全然シュッとしてますよ!
苣木
いえいえ(笑)、ニットの帽子って、
通常、ピタッと沿うものが多いと思うんですけれども、
今回のようにちょっとワンクッションがあることで、
まずそこに視線がいく。
そうすると、多少のお顔のたるみだとか、
大きさが気にならなくなるんじゃないかなって。
ちょっとゆるいほうが雰囲気もやさしく見えますし。
伊藤
たしかに、全然ちがいますよね!
苣木
違いますよね、フフ。

旭川のアトリエから

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伊藤
苣木さん、ご無沙汰しています。
先日の展示会、嵐で行けず、すみませんでした。
苣木
とんでもないです。
すごい確率で嵐に当たっちゃいましたね。
でも、こうしてお話できて嬉しいです。
ありがとうございます。
伊藤
今は、北海道ですよね?
苣木
そうです。旭川にいます。
病気があって、旭川の医大に入院していたので、
そのまま旭川にアトリエを構えました。
伊藤
久しぶりにお目にかかったのが今年の3月。
ご闘病のことを知らず、失礼しました。
苣木
いえいえ、誰にも言っていなかったんですよ。
でも、復活してまいりました。
伊藤
入院中も病室で帽子のデザインをしていたと
おっしゃってて。
苣木
そうなんです。副作用がないときを狙って、
デザインをしたり、サンプルを送ってもらって、
作業をしたりしてました。
時間はありましたから。
伊藤
いま、モニター越しに、クルクルって髪の毛が。
苣木
抗がん剤の投与を始めたら、
2週間ぐらいでぜんぶ髪が抜けちゃって、
投薬が終わったら、クルクルの髪になりました。
伊藤
そんなことが。でもお似合いですよ、かわいいです。
‥‥って、ご病気のことは
言わないほうがいいですよね?
苣木
いいえ、全然大丈夫ですよ。
インスタでも、
お休みしてたときのことをお伝えしているんです。
伊藤
そうでしたか。
ヘアスタイルが変わったことによって、
被る帽子って変わりました?
苣木
ヘアスタイルもそうなんですけど、
髪を失ってみて、
「肌触り」とか、「フィット感」とか
「被り心地」がいかに帽子には大事かっていうことを、
身をもって体験しました。
髪がないと素材が直に頭皮に触れるので。
伊藤
そうですよね。
苣木
でも闘病中、自分が作ってきた帽子を被って
「いい素材を使ってきてよかったな」
と思いましたよ。
伊藤
本当にそうですね!
苣木
病院で被れる帽子と、
外で被れる帽子はもちろん違うんですよね。
闘病中は着ている服がパジャマでしょう、
それもちょっとベーシックな色の、
ナチュラルなものになる。
白血病や悪性リンパ腫など
血液の免疫の病気の方がいる病棟だったので、
感染症対策が徹底していて
外気に触れることができないんです。
外出はもちろん、窓も開けられない環境でした。
放射線治療後、さい帯血移植をしてもらったのですが、
その時はしばらく無菌室にいました。
そんな色がない無彩色の病室にいるから、
ちょっと気分を上げるために、
せめて帽子だけでもと色のあるものを被ったり、
スカーフを巻いたり。
副作用できつい時はもうそんなこと
気にしていられないのが現実でしたけど‥‥。
みなさん治療を受けて大変な中で、
髪の毛も抜けて体感的にも心地悪かったり、
見た目が大きく変わってしまうことに心を痛めてたり、
恥ずかしいという気持ちもあり帽子をかぶったり、
ウィッグをつけるの方が多いのですが、
『なかなかいいものに出会えない』っていうかたも
多くいらっしゃることを知りました。
この経験を通して、そういう方たちにお届けできる帽子を、
今後、作っていきたいなっていうふうに思いました。
もともと、うちのお客様には、ネットで、
「闘病中に被りたいので」という
お客様が結構多くいらっしゃいまして、
「いつか、いつか」って思ってたんですけど、
自分がリアルに感じないと、
髪がない状態での被り心地やフィット感って
わからなかったなあって思いました。
伊藤
絶対、欲している人、いますよね。
じゃ、すごく大変ななかで、
帽子を作ることがちょっと励みになったり?
苣木
そうですね。
闘病中の日記にはどの素材がいいとか、
サイズ感はどうとかこんな帽子があったらいいかも
とか走り書きしていました。
伊藤
髪があるのとないのでは、
気温の感じ方も違いますよね、きっと。
苣木
はい。それに髪があると
蒸れないんだっていうことも分かりました。
直に被ると、帽子ってすごく蒸れるんです。
伊藤
そうなんですね。
苣木
シルクなど、天然素材がなぜいいかというと、
湿気を吸ったり、外へ放ったり、
肌や空気と自然に調和してくれるんです。
特にシルクは繊維がとても滑らかで摩擦も少なくて、
髪が抜けて頭皮が敏感になっている時でも
安心して身につけられるんですよね。
優しい気持ちにもなるし、
精神的にも良い効果があったと思います。
洗いたての枕カバーが痛いと
感じる時にかぶって寝たりしていました。
思いがけずではありましたけど、
病気をして髪の毛が抜けて、
そういうときに心がどうなるか
ということも分かりましたし、
体感としてどういう帽子がいいか、
っていうのも分かったので、
今ならちゃんと、そういう背景も含めて、
自分でいいなと思えるものを作れるなって思いました。
伊藤
悩んでらっしゃるかたに、
すごく心強いと思います。
3月にお会いしたときは、
「もうすっかり元気です」って
おっしゃっていましたが、
あの頃から通常営業に戻った、
という感じだったんですか。
苣木
そうですね。いまは完全に通常営業です。
家とは別にアトリエを借り、
薬も飲んでいない状態です。
伊藤
すごーい!
苣木
12、3キロ痩せたんですけど、
それも戻りました。
伊藤
よかったです、ほんと。
スタッフのみなさんとはオンラインで? 
苣木
はい、基本はオンラインですけれど、
ひとり北海道に移住してきたスタッフがいまして。
伊藤
え? 苣木さんとしゃべってて、
いいなと思われたのかな。
苣木
何回か打ち合わせで北海道に来てもらううちに、
ここの環境が気に入ったのと、
北海道でもいくつかの市町村の小中学校で
山村留学という制度があるようで、
うちのスタッフは2人の子供と自然の中で
過ごしてみたいと移住してきました。
アトリエのある旭川からも
30分ほどのところに住んでいます。
伊藤
山村留学、かわいい名前ですね。
夏が暑い場所にいると、
北海道に住みたいっていう人も
増えてきたのではないでしょうか。
苣木
そうかもしれないです。
ここもだいぶ暑くなってきましたけれど、
東京に比べたらもちろん涼しいので。
伊藤
ところで、いま、オンラインの画面で、
苣木さんの背景に、
いっぱい帽子が見えますよ。
苣木
そうなんです。
次の秋冬のコレクションの
デザインが始まったんです。
伊藤
もう1年後の?! 
そっか、そうですよねえ。
それを旭川のアトリエでなさっているんですね。
やはり北海道は東京に比べて、
冬に帽子を被る方が多いですか?
苣木
多いかなぁと思います。防寒としてあった方が安心!
基本、スーパーに行くにもコンビニにもほとんどが車移動で
ましてや冬はずっと外にいることはまずないのですが、
外に出ると冷気で耳の上の方が冷たくなって、
痛くなっちゃいます。
耳の上の方だけでもカバーされていると
寒さが軽減される気がします。全部カバーできたら最高!
伊藤
そんなに寒いんですね。
だから耳まですっぽり被る
ニットキャップがいいわけですね。
苣木
すごくいいですね。
私、ベレー帽が好きなんですけど、
こちらに移住してきてから、
耳まで隠れるようなフラップのついた
ベレー帽を作りました。
伊藤
やっぱり体感してこそ、ですね。
わからないですもの、耳の上が寒いって。
苣木
私、雪山に登るんですけど、
極寒だと何が寒いって「眉間」です。
痛くなるんですよ、雪の中で。
伊藤
眉間が痛いって! 
苣木
「バラクラバ」ってあるじゃないですか、
目だけ出す「目出し帽」のことですけれど、
あれは眉間が隠れることも、暖かさの理由なんです。
伊藤
うわぁ、ほんとうに体験してこそ。

大人、万歳!

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タートルネックを「とっくり」と呼んでいた、
子どもの頃。
たしか黄色と白、色違いで持っていたと思う。

素材がなんだったのかは思い出せないけれど、
首回りがちくちくして苦手だった。

母は「あったかいから」というけれど、
ちくちくの違和感を感じるくらいなら、
寒い方がいい。
小さな私はそんな風に思っていたのでした。

ニットの一番遠い記憶が「ちくちく」とは、
ちょっとさびしいけれど、
その時、感じた違和感を私はずっと大事にしてきたと思う。

いやなことはいや。

好きと思うことだけをしていたい。
まぁ、わがままなだけなのかもしれないけれど。

今週のweeksdaysは、
chisakiのニットキャップ。

これがもう思わず頬擦りしたくなる気持ちよさ。
大人になった今、
自分で身につけるものを、
自分でえらべるようになったことが本当にうれしい。
大人、万歳!

Le pivotの秋の服、あのひとに着てもらいました 02 饗場彩さん

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饗場彩さんのプロフィール

あいば・あや
アイブロウリスト。
骨格や、筋肉の付き方や動き、
雰囲気に合わせて眉毛の形をデザイン、
Wax脱毛や、毛抜き、ハサミを用いて施術し、
最後はメイクで、
「お客様の理想の眉毛に仕上げる仕事です」。

大阪の美容専門学校に通ったのち、
東京・表参道で美容師に。
その後、ブライダルのヘアメイクや
セットサロンの勤務も経験。

結婚、出産を経て、
「ホルモンバランスが変わったのか、
手荒れがひどくなったので、
何か美容の技術を活かせる仕事は無いかと探し、
今のアイブロウの仕事につきました」。

30歳で「メゾンドプリマ」を夫婦で立ち上げ、
現在に至る。

「自分達のやりたいことや想いを
きちんとブランドに落とし込んで
楽しく毎日を送れていることに感謝しています」

子供ができてからは、食事にかなり気を配るようになり、
現在、麹作りにはまり中。

「塩麹はもちろんですが、オススメは玉ねぎ麹、
ニンニク麹です! 美容のために麹を使った手作り甘酒を
飲むようにしています」

夫婦でよもぎ蒸しに夢中、
自宅によもぎ蒸しセットを買ったそう。

「たっぷりと内側から汗をかけるので、
疲れたとき、イライラしたとき、
生理前などは必ずやっております」

■Instagram(個人)
■Instagram(メゾンドプリマ)


「連絡先を教えてもらえませんか?」

人生はじめてのナンパ(!)をしました。

眉サロン難民だったとき
アイブロウリストの彩さんのインスタグラムを見て
「この眉になりたい!」と
MAISON DE PRIMAをおとずれたのが数ヶ月前。

実際に出会った彩さんは
インスタグラムで想像していたクールな印象よりも
ずっと明るくてやわらかな人でした。

そして何よりその施術に大満足。
お店の人とお客さん。
その関係だけでももちろん十分なのですが、
通うたびに目にする彩さんの洋服の着こなしが
ほんとうにいつもすてきなのです。

そして冒頭のお声がけに至ります。

今回のLe pivotのクルーネックとパーカーを
だれに着てもらおうと考えたとき
絶対にこの人だ! と思いました。

もともと美容師として働いていた彩さんが
(髪も肌もツヤツヤ!)、
ご主人と「MAISON DE PRIMA Eyebrow」を
立ち上げて5年。

お仕事柄、撮影をすることはあるけれど、
出演側になるのははじめてとのこと。

ぜんぜんそんな風には思えない自然なポーズで
カメラの前に立ってくれました。

「お洋服がほんとうに好きなんだろうな」

どれもが、あらためてそう思うコーディネート。

最初に着てくれたブラックのクルーネックには、
「ダボッとしたスタイリングが好きなんです」と
ゆったりとしたベージュのパンツ。

襟元、袖、裾からチラッと見える
白いTシャツがいい差し色になっています。
デニムを合わせがちだけど
それだとカジュアル過ぎるかなと
きれいめなパンツを選んだそう。

足元の厚底の白いスニーカーが
Tシャツの白と相まって
清潔感のある印象に。

そして合わせたコンパクトなバッグが
雰囲気を大人っぽくしています。

次に、チャコールのクルーネックに合わせたのは
きれいなブルーのオーバーサイズシャツ。

「普段、チャコールはあまり着ないんですけど
普通な感じにはしたくなくて」

シャツ、キャップ、ミニバッグ、メガネ、大きめのピアス。
そのどれもが過不足なく
彩さんのスタイルをつくり上げています。
ストレートパンツとのバランスも完璧。

最後の白いパーカーは
ジャケットの下に。

「パーカーだけだと自分らしさがなくなるから、
ジャケット合わせをして私らしさを出しました」

あたたかいけど、生地が厚すぎないから
重ねて着るのにもぴったりだったそう。
フード部分がコンパクトなので
襟元から出すのにもちょうどいいんです。

アディダスのワイドパンツで
「くずした」感じはさすがだなぁ。

6歳と8歳のふたりのお子さんのお母さんでもある彩さん。

「子どもが大きくなってきて
ヒールが楽しめるようになってきた」と
と合わせてくれたブーツが
カジュアルなパンツにピッタリ。
なるほどこうして合わせるのかぁと感心するばかり。

どのスタイリングも丸ごと真似したくなりました。

今回、袖を通した最初の印象を聞くと、
「まず生地がいい!」とのこと。

そうなんです、この生地。
モチモチしっとりしてて、
肌触りがすばらしく気持ちいい。

「形も絶妙なので一枚でキマるし、
丈感もいいので合わせやすいですね」

そうなんです、この形。
トレーナーやパーカーは大人が着るには
どうしても大きすぎたり
ラフになりすぎたりするけど、
この形と丈は上品さがあるんです。

「うしろにステッチが入っているのも好きですし、
ポケットの光沢も素敵です」

そうなんです! 
クルーネックのうしろには
さりげなくステッチが入っていて、
パーカーのポケット部分にはサテン生地が覗いて、
どちらもカジュアルアイテムなのに
どこか大人っぽくてただシンプルなだけじゃない。

この洋服のアピールしたいポイントを
つぎつぎに的確に言い当ててくれる彩さん。

「勇気を出して声をかけてよかった」
あらためてそう思ったのでした。

Le pivotの秋の服、あのひとに着てもらいました 01 引田かおりさん

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引田かおりさんのプロフィール

ひきた・かおり
Dans Dix ans/gallery fève オーナー
「吉祥寺においしいパン屋をつくりたい」
という思いを実現すべく、
夫であるターセン氏の退職をきっかけに、
2003年に「Dans Dix ans」(ダンディゾン)を
夫妻で開業。
同じ建物の2階には、引田夫妻が
「素敵だと感じるもの」を紹介するギャラリー
「gallery fève」を同時にオープンさせた。
著書に『「どっちでもいい」をやめてみる』(ポプラ社)
『たぶん だいじょうぶ』(大和書房)
『しあわせのつくり方』(KADOKAWA)
などがある。
「weeksdays」では
「鋼正堂のうつわ」「ハンドソープ」「小ひきだし」
などのコンテンツ
にも登場。


今秋の新刊『LOVE MYSELF』(大和書房)も、
どうぞお見逃しなく。

■Dans Dix ansのwebsite
■gallery fèveのwebsite


「トレーナーもパーカーも大好き。よく着ます」
という、かおりさん。

Tシャツ一枚では寒いけれど、
ニットを着るにはまだ早い。
そんな端境期にえらぶことが多いそう。

取材に訪れた日もまさにそんなお天気。
しとしとと小雨が降る土曜日でした。

ギャラリーにおじゃまするとまず目に入ったのは、
テーブルの上に準備された
コーディネート用のアクセサリーと靴下。

「一年中、素足でいることはほとんどない」
というかおりさんがえらぶのは、
ご友人のブランドw&fwのもの。

それから、スニーカーが3足。

ラックにはパーカーとトレーナー、
そしてパンツやワンピースが何着も。

どれも手入れがゆきとどいていて、きれい。
こんな風に準備万端整えて私たちを待っていてくれる。
ありがたいことです。

まずはじめに着ていただいたのは、
黒のパーカー。

白いワイドパンツに、
Tシャツ、スニーカーという、
清々しいコーディネート。

ダブルジップのウェスト部分は、
ちょっと開けると、
座った時に腰回りがもたつかずきれいなラインに。

「パーカーは、3、4枚持っていて、
時には夫と共有することも」

なんでもかおりさん、
男の人のパーカー姿がとても好きとか。
「ジャケットからフードがのぞいていたりすると、
とたんにおしゃれに見える」んですって!
まったくノーチェックだった私‥‥
街ゆく人をチェックしてみます。

同じパーカーで別の着こなし。

「夏に活躍したリネンのワンピースと、
リネンのパンツを」

端境期の重ね技、参考になります。

シルバーのネックレスは、
お嬢さんの舞さんがつけていて、
「同じものが欲しい!」となったんですって。

黒にシルバーが映える。
ジップともぴったりです。

そうそう、最初のコーディネートは、
一粒ダイヤのネックレスをつけてくださったかおりさん。

ジップを開けたり閉じたり。
パーカーの下に合わせる服の色や
アクセサリーを変えるだけで、
こんなに首回りの雰囲気が変わるのですねぇ。

場所を変えて地下のパン屋さんへ。

ガラスの向こうでスタッフがキビキビと働く、
この光景が大好きです。

最後は白いトレーナーのコーディネート。

フリルの襟のついたブラウス、
新鮮です。

「大人でも着られるかわいい襟がないかな?
と思って見つけたのがこのブラウス」

でもね、とかおりさん。

「身頃や袖がオーバーサイズで、
中に重ねて着るともたついちゃうから、
お直し屋さんで袖を切ってもらったの」

なんとノースリーブにカスタマイズ。
そういえば、愛用してくださっている
saquiのテーパードリボンパンツも、
「リボン、取っちゃった!」
とおっしゃっていましたっけ。

自分にとって、必要なものとそうでないもの。
しっくりくるものとこないもの。
その嗅覚が敏感、そして正直。

軽やかな素材のスカートに
白いソックス、黒のスニーカー。

アクセサリーは控えめ、
ネイルはきちんと。

「どうせ私なんてと思いはじめたら、
自分がかわいそう。
手をかけて、ケアしていったら自分に返ってくると思う」

つややかな髪(なんとカラーをしていないのだそう!)、
つるんとした肌。

「子育てしたり、専業主婦だった時代は
パッとしなかったけれど、
今が一番元気!」というかおりさん。

トンネルはいつか抜けるからという言葉に、
勇気づけられる人、多いんじゃないかな。
もちろん私も。

再入荷のおしらせ

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完売しておりましたアイテムの、再入荷のおしらせです。
11月6日(木)午前11時より、以下の商品について、
「weeksdays」にて追加販売をおこないます。

岡澤悦子
ピッチャー

▶︎商品詳細ページへ

ピッチャーに茶葉を入れお湯を注いで、
茶漉しで急須やカップへ。
これが私のふだんの使い方。
急須を使うこともあるけれど、
洗いづらかったり、乾きづらいのがどうにも気になって。
その点、このピッチャーなら手が中まで入るので、
洗いやすく拭きやすい。
毎日使う暮らしの道具って、
手入れが楽、というところも重要なのだと思うのです。

また、コーヒードリッパーもぴったりなので、
コーヒーを入れる時も。

今は、茶葉と水を入れて冷蔵庫に入れて、
水出しの真最中。

‥‥はたと気がつくと毎日、
それどころか1日に何度も使っている、
岡澤さんのピッチャー。

汁切れがよく、
お茶を入れても重くない。
持った時に手にスッと馴染む。
そしてなにより見た目がかわいい!(ここすごく重要) 

また、花を生けたり、
何も入れずにテーブルや棚に置いておくだけでも、
そこに景色が生まれます。

構想からできあがりまでに4年。
岡澤さんとの対談もどうぞ。

(伊藤まさこさん)

端境期に

未分類

夏の間、せっせと通った市場。

日差しをあびて育った野菜は、
それはもう生き生きしていて、
見ているこちらまで元気になる。

トマトにピーマン、ズッキーニ。
茄子にみょうが、
きゅうりにゴーヤ‥‥

メニューを決めるよりも、
まずは素材が先。
おいしそうな野菜を見て、
よし、今日はあれ作ろう、
なんて思うわけです。

それが今やすっかり秋の気配。

あんなに色とりどり並んでいた野菜は、
どこかに行って、
きのこや根菜が並んでる。

よりどりみどりえらべた野菜は、
種類も少なくなって、
ちょっと寂しい。

野菜の端境期に作ったメニューは、
むかごごはんに、
秋茄子の揚げびたし、
きのこたっぷりのお味噌汁。

地味だけど滋味たっぷり。
少ない素材でどう作るか?
そこは腕の見せどころなのです。

今週のweeksdaysは、
Le pivotのパーカーとクルーネックのトレーナー。

厚手のコートを着るにはまだ少し早い端境期こそ、
おしゃれの腕の見せどころ、なのです。

ALWELのボンバージャケット こんなコーディネートで 02 伊藤まさこ

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白のタートルとパンツで/
レオパード柄のスカートと

VOLUME BOMBER JACKET/ALWEL
ニット ¥23,100/harriss(株式会社 金万)
パンツ ¥30,800/harriss(株式会社 金万)

タートルニットとパンツ。

上下とも白でまとめ、
ジャケットをさっと羽織りました。

襟元からのぞくニットと、
背中に入ったロゴの色合いがぴったり。

ファスナーをしめて、
裾をしぼって。
ボリュームあるトップスの時は、
髪をまとめると全体がすっきりまとまります。

VOLUME BOMBER JACKET/ALWEL
ジレ ¥28,600/le ciel de HARRISS(株式会社 金万)
スカート ¥35,200/Harriss × Keiko Okamoto(株式会社 金万)
ブーツ ¥97,900/trippen(トリッペン原宿店)

ジャケットの下に、
もこもこのベストを。
パーカーやもこもこベストなど、
ちょっとかさばるものを下に着ても大丈夫なのが、
このジャケットのいいところ。

スカートはレオパード柄。
ちょっと勇気がいる?
いえいえ、同系色でまとめれば大丈夫。

足元はブラックのブーツにして、
引き締めます。

軽やかな素材なので、
袖をたくし上げても大丈夫。
肌の見える分量が変わるとまた雰囲気も変わります。

指先は初冬を思わす、アイスブルー。
髪をまとめたり、
ネイルに意外な色を持ってきたり。

新しい服を着る時は、
全体のバランスを見ながら、
あれこれ工夫するといいみたい。

ALWELのジャケットで、
秋のおしゃれをたのしんでくださいね。

ALWELのボンバージャケット こんなコーディネートで 01 伊藤まさこ

未分類

黒と合わせて/パーカーといっしょに

シックなカーキ色が魅力な、
ALWELのボリュームボンバージャケット。

光沢のある素材感や、
見頃と共布の襟も相まって、
大人っぽい雰囲気が漂います。

また、裾が調整できるので、
シルエットを変えることができる。

VOLUME BOMBER JACKET/ALWEL
アンティークジョーゼットワイドパンツ/t.yamai paris
カットソー ¥24,200/RaPPELER(株式会社 金万)
サイドゴアショートブーツ(ブラック)/VELOZ

裾を調整しないで素直に着るとこんな感じ。
適度にブラウジングされたようなシルエットに。

裾をしぼるとややショート丈に。

同じボトムスでも、
雰囲気が変わります。

パンツとブーツはブラック。
下に着たボーダーTをちらりとのぞかせて。

VOLUME BOMBER JACKET/ALWEL
アンティークジョーゼットワイドパンツ/t.yamai paris
ZIPパーカー(オフ白)/Le pivot(2025年11月発売予定)

ゆったりしたサイズなので、
中にパーカーを着ても大丈夫。

軽くてあったかなので、
車移動の多い私は、このまま真冬もいけそうです。

フードがちょこんとのぞく後ろ姿もいい感じ。
もう少し寒くなったら、
厚手のタートルネックのニットや、
もこもこストールなどとコーディネートしても。

ちょっと肌寒い。
でもコートを着るにはちょっと。
秋から冬へ。
冬から春へ。
季節の変わり目に、
とても重宝してくれそうなジャケットです。

今の自分

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ずいぶん前に買ったトレンチコートを、
久しぶりに出して着てみると、
おや? なんだかちょっと古い感じ。

いえね、
生地がくたっとしているとか、
袖口が擦り切れているとか、
そういう古さではないんです。

シルエットや丈感が、
どうにも「今」じゃないんだなぁ。

とはいえ、
えいやっ、と思い切って買ったコートだもの、
手放す気にはなれない。

デザイナーの友人が、
「いつかまたしっくりくる時が来るから、
そのまま取っておけばいいよ」
と言うので、
カバーをかけてクローゼットの奥にしまい込む。
その「いつか」はいったいいつなのだろう? 
と思いながら。

今週のweeksdaysは、
ALWELのボリュームボンバージャケット。

ボンバージャケットが、
こんな洒落た感じになるとは! 
‥‥と、見つけた時は本当にびっくり。

なによりシルエットが新鮮。
これを羽織っただけで、
とたんに「今」の自分になれるのです。

再入荷のおしらせ

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完売しておりましたアイテムの、再入荷のおしらせです。
10月30日(木)午前11時より、以下の商品について、
「weeksdays」にて追加販売をおこないます。

余[yo]
余白 シャンプー
(素髪感 トライタン)

▶商品詳細ページへ

毎日使う台所道具に器、
それから部屋も着るものも。
「いい」と思うものがあるよりも、
「いやなものがない」という方に、
気持ちが傾きつつあります。
年を重ねて、
ちょっとした違和感や居心地の悪さに、
敏感になったからかも。

日焼けやカラーでダメージを受けた髪。
どうしてよいのか
(世の中にヘアケアアイテムってたくさんあるから)
分からない‥‥と迷っていた時に出会ったのが、
「余」のヘアケアアイテムでした。

第一印象は、
「気になる(いやな)ものがなにもない」。
使い心地がとても自然で、
使うほどに髪がすこやかになっていく。
香りも控えめで、
使う自分にすぅっと馴染んだのでした。

「シャンプーは髪を洗うだけではなく、
髪の土壌である頭皮をいたわるべき」
という考えにも深く納得。
メイクアップよりもスキンケアを重視している私にとって、
頭皮のケアはとても大事なのです。

シャンプーは素髪感と潤い感の2種類あって、
私は季節やその時の自分の状態によって使い分けています。
どちらもきめ細やかな泡が魅力。
よごれをやさしく包んで洗い流してくれますよ。

(伊藤まさこさん)


余[yo]
余韻 トリートメント

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余韻のトリートメントも、
シャンプー同様、
「気になる(いやな)ものがなにもない」んです。
シャンプー後に馴染ませ、
洗い流すと「新しい髪」に生まれ変わる
(ような気になる)。
シャンプー後、
髪を乾かすたび、それを実感しています。

「浸透感」は、ユーカリやティーツリーなどの香りに、
ラベンダーがプラスされているとか。
おかげか、髪を乾かす時、
また眠る時もとても気分がいい。

また、「濃厚感」は、
カラー後や日焼けをした後や、
週に1、2度の集中ケアに。

浸透感も濃厚感も、
どちらももちろん合わせるのは余のシャンプーと。

頭皮や髪、また肌も。
今のヘアケアアイテムがしっくりきていないな‥‥
と感じている方に、
ぜひ一度使っていただきたいアイテムです。

(伊藤まさこさん)


余[yo]
トライアルセット

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シャンプーが2種類とトリートメントが1種類、
それぞれ50mlずつ入ったセットです。
使ってみたいけれど、
最初からフルボトルは‥‥という方におすすめです。
(おそらく一度使ったら、
リピートしたくなる方、多いのではないかなと思います。)

また、コンパクトなサイズは旅にも。
いつものスキンケアアイテムと、
余のシャンプーとトリートメントは、
私の旅の必需品になりそう。

(伊藤まさこさん)

重ねて、羽織って、ストールで

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伊藤
今回は4色揃えていただいたんですけど、
ベージュは「weeksdays」の別注カラーですよね。
ありがとうございます。
前沢
いえいえ。
ベージュ、やさしい色味がいいですよね。
ネイビーも、私はすごく気に入っているんです。
みなさん「黒ですか?」って言われるくらい深い、
ブラックネイビーみたいな色なんですけど、
着ると締まって見えて、
すごく素敵なんですよ。
伊藤
うんうん。
濃い色もいいですよね。
‥‥これは色選びに悩む。
前沢
悩みますよねぇ(笑)。
アイボリーは若干透けるので
下にインナーを着てもらうことになるんですけれども、
逆にその透け具合を生かした着こなしも
たのしんでいただけますよ。
伊藤
なるほど。
色によっても表情が違うんですね。
これさえあれば冬はもう大丈夫、
みたいな気がします。
前沢
A面・B面で着方を変えられますしね。
あと、Tシャツやジャケットの上から
肩にかけるのもおすすめです。
マフラーやカーディガン代わりになりますし、
明るい色は差し色になって
すごくいいんです。
伊藤
それはいいですね! 
生地感も、肌に馴染む感じが
本当にストールみたいです。
前沢
柔らかいですよね。
寒いときはパサッと羽織れるし、
私の中では便利アイテムです。
伊藤
旅にもぴったりじゃないですか。
畳むとすごくコンパクトになりますし。
前沢
そうそう、広げると四角いから、
端と端を合わせれば簡単に畳めます。
伊藤
あ、だから「スクエアトップス」?
前沢
そうです、スクエアの形のトップス。
中に着るものとしてだけではなくて、
例えばシャツの上にVネックのニットみたいな感覚で
着てもかわいいですよ。
伊藤
なるほど。
前沢
デザイン自体はシンプルなんですけれども、
前と後ろで違う形にしていたり、
ゆったり着られるサイズ感や首の開き具合が、
いろんな着回しをたのしめるポイントかなと思います。
伊藤
旅先に色違いで2枚持って行けば、
それぞれA面・B面があるから、
それだけでも4通り‥‥。
印象を変えながら着回しをたのしめますね。
前沢
そうなんです。
違う服みたいに見えますよ。
伊藤
お話を聞いて、着こなしの幅が
ものすごく広がりました。
前沢
うれしいです。
前だけをボトムに入れてもいいですし、
生地がやわらかいので、
全部入れてもゴワつきません。
伊藤
それもいいですね。
お手入れは、家で洗えますか。
前沢
はい。
ウォッシャブルで、
防縮加工というのがされている糸なので、
中性洗剤で手洗いしてもらえば大丈夫です。
染色の関係で、
色によって少し縮むことがあるんですけど、
スチームアイロンをかけていただくと戻ります。
ウール100%なので、
どうしても天然素材の個性はあるんですよね。
伊藤
生きものならではの。
前沢
そうですね。
それからカットソーの生地って、
洗濯すると「斜行」といって、
撚ってあった糸が元に戻ろうとして
生地が斜めに歪むことがあるんですね。
このカットソーも、首まわりのリブの部分なんかは
最初は斜行があったんですけど、
工場の方が頑張ってくださって、
襟だけ別に「粗裁ち」という裁断方法をとったり、
縫製の仕方を工夫することによって
歪みを少なくしています。
伊藤
わぁ。手が込んでるんですね。
前沢
ひと手間加えているので、
洗濯による型崩れの心配も
少ないと思いますよ。
伊藤
それはうれしいです。
素敵なものを作ってくださって
ありがとうございました。
前沢
こちらこそありがとうございました。
伊藤さんならではのコーディネート、
たのしみにしています。

前後どちらでも、両面が主役

未分類

伊藤
前沢さん、
今回取り扱わせていただく「スクエアトップス」、
すごく着心地がよかったです。
ありがとうございます!
前沢
それはよかったです。
着心地のよさは、
「スーパー100’s」といって、
1本の糸の直径が18.5マイクロメートル以下のウール糸を
使っているからだと思います。
コート地やジャケット地にも
使われる糸なんですけど、
今回はカットソーに仕立ててみました。
伊藤
ニットではなく、カットソーですね。
前沢
はい。
ニットの場合は「成型」といって、
編みながら出来上がりの形を
立体的に作っていくんですけど、
カットソーは平たく編まれた生地を
型紙にあわせて裁断(カット)して、
縫製(ソーイング)したものですね。
伊藤
「スクエアトップス」の形を先に決めてから
素材を探されたんですか。
それとも、
先にこの生地を見て「これがいい」と? 
前沢
L’UNEではジャケットも作っているんですけど、
シャツやブラウス以外で中に着られる
“やわらかいもの” が作りたいと
以前から思っていたんです。
そんなときにこの生地を見つけて、
「ニット感覚で作れる
Tシャツじゃないカットソー」
みたいなところが素敵だなぁと思って。
伊藤
たしかに、ちょっと離れた所から見ると
ニットかカットソーか、
どちらだろうという感じですね。
前沢
私たち作る側からすると
ニットにはニットの、
カットソーにはカットソーの良さがあるんですけれども、
着る人にとってはそこはそんなに重要じゃない。
それよりは、
軽くてやわらかくて、
シルエットがきれいに見えるほうがいいと思うので、
この生地に出会って「これだ!」と思ったんです。
伊藤
そうそう、シルエット! 
着たときにすごくきれいでした。
前沢
ラインを出すというよりも、
ゆったりめの、
生地の風合いを生かしたシルエットを目指しました。
で、またいつものように
A面・B面を作って、
前後どちらでも着られるように。
伊藤
あ、以前作っていただいた
2WAYブロッキングトップス」のときも、
どちらが前でも着られるタイプでしたよね。
あれ、すごくよく着てるんです! 
生地も全然ヘタらないから、
すごいなと思って。
前沢
わぁ、うれしいです。
そう、見かけによらずタフな生地ですよね。
あのトップスもそうですけれど、
私はA面とB面があるのが大好きなんです。
「今日はB面が好き」
という感じで、
その日の気分で選べる。
昔のレコードみたいに。
伊藤
「A面がヒットしたけど、
私はB面の方が好き」とかね。
前沢
そうそう! 
それがヒットしちゃうことだってありましたものね。
伊藤
ふふふ。
すごくわかります。
A面はちょっとちゃんとしてたり、
B面の方が自由さがあったり。
どっちが主役というのではなくて、
違う表情が2つあるのがいいんですよね。
前沢
服の場合、
とくに女性の体は前後でふくらみが違うので、
布帛(タテ糸とヨコ糸を交差させて作る
一般的な織物)の生地だと前後を決めて、
体型に合わせて作らなくてはいけないんですけど、
カットソーなら伸縮性もあるから、
前でも後ろでも、比較的自由に作れるんです。
この生地だから、
両面、それぞれの良さがたのしめるのかなと思います。
伊藤
実際に着てみて、違和感のある面がなかったです。
「どちらが前でも着られます」
って言われているものでも、
肩のラインとか首周りが気になることもあるけど、
これは本当にそういったことがない。
前沢
そうなんです。
だから、本当はA面・B面というよりも
「両A面」です(笑)。
伊藤
ほんとに。
身体に寄り添ってはくれるんだけど、
見せたくないところの線は
あまり拾わないなと感じました。
オーバーサイズなんだけど、
がばっとしすぎず、ちょうどいいというか。
前沢
そうですね。
身体のラインは拾わないようにしました。
袖だけフィットするように細身にしてあげれば、
身幅の方はボクシーな形にしてゆとりを持たせても
おかしく見えないんです。
伊藤
なるほど。
全体がゆったりしているというわけじゃなくて、
メリハリがあるんですね。
前沢
ゆったり具合は、
ボトムと合わせてみたりして布の分量を調整しました。
ネックラインのリブの太さも、
細すぎるとスポーティーな印象になるので、
生地の柔らかさが感じられるような幅にしています。
伊藤
そういう細かい部分は、
サンプルを作って
「やっぱりこの幅じゃないな」という感じで
試行錯誤されたんでしょうか。
前沢
まさにそんな感じです。
作ってもらっている工場に行って、
首の開き具合とか気になるところを実際に見て、
「ここが違うな」というところを
その場でバーっと裁断・縫製して、
スタッフの方に着てみてもらってまた調整、
という感じです。
何度も繰り返すと
最初のときより伸びてきたりもするんですけど、
そういう点も含めて生地の特徴がわかるので。
伊藤
そうですよね。
じゃあ、ジャケットの中に合わせるものが作りたいという
前沢さんの願いはかなったんですね。
前沢
そうですね。
ずっと欲しかったので、
やっと出来上がって、とても愛おしいです。
伊藤
L’UNEのパンツやジャケットとも
すごく相性がよさそうで、
さすがだなと感じます。
早く着たいです!

再入荷のおしらせ

未分類

完売しておりましたアイテムの、再入荷のおしらせです。
10月23日(木)午前11時より、以下の商品について、
「weeksdays」にて追加販売をおこないます。

Fatima Morocco
シンプルバブーシュ
(グレー、ホワイト、ブラック)

▶︎商品詳細ページへ

家の顔とも言える玄関なのだから、
そこに並ぶ室内ばきは、
気に入ったものを揃えたい。

履き心地がよく、
たたずまいの美しいものを。
値段も飛び抜けて高くなく、
一年中履けるものがいい。

ファティマ モロッコのバブーシュは、
どれもが合格点。
ことに、かかと部分に入ったクッションがふかふかで、
足に負担がかからないところがいいんです。

weeksdaysでご紹介するのは、
無地のロゴ無しタイプ。
すっきりした見た目は、
さまざまなインテリアに馴染みます。

履いてうれしく、
置いて美しい、
そうそうこんな室内ばきが欲しかったんです。

色は、
ブラック、ホワイト、グレーの3色。
インテリアに合わせてお好きな色をどうぞ。

(伊藤まさこさん)

どちらも

未分類

ハワイのおたのしみは、
ダイナーでの朝食。

パンケーキにカリカリに焼いたベーコン。
それと卵料理。
飲みものはもちろん、
マグカップにたっぷりのコーヒー。

卵は好きなように焼いてくれる。

スクランブルもいいけれど、
サニーサイドアップ(いわゆるふつうの目玉焼き)も
いいなぁ。
いや今日はオーバーイージーで(半熟の両面焼き)。
なんて、
その日の気分でオーダーする。

家でもオーバーイージーをよく作る。

よく熱したフライパンに卵を割り入れ、
目玉焼きができたら裏返し、
さっと焼いてできあがり。

じっくり焼いた面と、
さっと焼いた面、
どちらも甲乙つけがたく、
「どっちの面が好き?」と聞かれたら、
どっちも好きという他ない。

今週のweeksdaysは、
Vネックとしても
クルーネックとしても着られる、
L’UNEのスクエアトップス。

デザイナーの前沢さんはそれを、
「A面、B面」と言っていて、
「どちらも好き!」なんですって。

t.yamai parisのパンツとジャケット、こんなコーディネートで 伊藤まさこ

未分類

肌馴染みのよい生地をたっぷり使ったパンツは、
穿き心地抜群。
ウェストがゴムなので、
穿いていて楽なところもうれしいポイントです。

でもただ楽なだけではないのが、
t.yamai parisの作る服。

合わせるものによって、
時にはきちんと、
時にはラフに。

アンティークジョーゼットワイドパンツ/t.yamai paris
トップス ¥20,900/Le pivot
weeksdays ALLSTAR(R)OX/CONVERSE

グレーのニットと、
ボアのコンバースを合わせたシンプルスタイル。

アンティークジョーゼットドルマンジャケット/t.yamai paris
アンティークジョーゼットワイドパンツ/t.yamai paris
トップス ¥20,900/Le pivot
weeksdays ALLSTAR(R)OX/CONVERSE

同素材のジャケットを羽織って。

アンティークジョーゼットワイドパンツ/t.yamai paris
トップス ¥20,900/Le pivot
ジャケット ¥154,000/L’UNE
サイドゴアショートブーツ(ブラック)/VELOZ

ジャケットを変えると印象もガラリと変わる。
ちょっとカチッとしたジャケットを、
パンツの素材がやさしく、
そして、やわらかい印象に見せてくれます。

アンティークジョーゼットワイドパンツ/t.yamai paris
ワンピース ¥33,000/t.yamai paris
サイドゴアショートブーツ(ブラック)/VELOZ

yamaiといえば、のリバティプリントのワンピースを、
コート風に羽織ります。

アンティークジョーゼットワイドパンツ/t.yamai paris
シャツ ¥31,900/t.yamai paris
サイドゴアショートブーツ(ブラック)/VELOZ

トップスをシャツに変えると、
ちょっときりっとした表情に。

足元はジャケット、ワンピース、そしてシャツと
すべてサイドゴアのブーツに。
yamaiの服とサイドゴアなどの、
ちょっとごつめの靴って、
相性いいな、って思うんです。

さてお次はシャツをすべてパンツにイン。

アンティークジョーゼットドルマンジャケット/t.yamai paris
アンティークジョーゼットワイドパンツ/t.yamai paris
シャツ ¥31,900/t.yamai paris
サイドゴアショートブーツ(ブラック)/VELOZ

ジャケットを羽織りセットアップで。
ニットとはまた違って、
ちょっとかっこよくなる。

いろんな着こなしを受け止めてくれるのは、
素材のよさと、シンプルな形だからこそ。

アンティークジョーゼットドルマンジャケット/t.yamai paris
アンティークジョーゼットワイドパンツ/t.yamai paris
バックギャザーオーバーシャツ(brown)/t.yamai paris

シャツを変えて、

袖口や裾からちらりとのぞかせたり、

アンティークジョーゼットドルマンジャケット/t.yamai paris
アンティークジョーゼットワイドパンツ/t.yamai paris
トップス ¥209,000/Le pivot
バッグ 伊藤まさこ私物

タートルに合わせて、
レオパード柄のクラッチを持ってみたり。

トリコットサッカージャケットや、
シルク混タフタカーゴパンツなど、
私の定番になっているt.yamai parisの服ですが、
また新しい定番が増えました。

左岸のイメージ

未分類

鈴木
t.yamai parisのお洋服は、
シャツやブラウスに関して言うと、
洗い込んで、洗い込んで、さらに洗い込んで、
肌に馴染んでくるっていうか。
自分のセカンドスキンみたいな感じで、
肩の形とか、自分に馴染む、引き寄せることができる、
そういう天然素材を使ってるっていうことも
大きいと思うんです。
そのちょっとクタっと感も「パリっぽいな」と思って。
長く大切にできる服ですよね。
私、本当にすごく長く着てるんですよ、
何年前から着ているか忘れちゃったぐらい。
ちなみにきょうもt.yamaiのブラウスです。
ずいぶん前に買ったものなんです。
コットンに、麻が入ってるのかな、
一年中、着られる。
大人が着ても甘くなりすぎず、
私はよくデニムを合わせたりしてます。
伊藤
着ている人のほうに寄り添ってくれる?
鈴木
そうですね。
伊藤
そのブランドを着てます、っていうんじゃない、
そういうところがパリっぽいのかもしれませんね。
佐々木
それはあるかも。
鈴木
うん、そうかもしれない。
伊藤
今回、「weeksdays」で紹介するジャケットは、
今ひろみさんが着ているものと形は同じで、
素材が少しだけふんわりしています。
それと同素材でパンツも。
佐々木
私はワイドじゃなくて、
ちょっと下が細くなっているパンツと
セットアップで買ったんです。
伊藤
セットアップで着ることも?
佐々木
はい、ありますけれど、羽織りものとして
ジャケットを単品で着る機会が多いですね。
この羽織り感、もう最高で。
鈴木
先週も、それ着てたでしょう?
伊藤
そのときは、下は何を合わせてたんですか。
佐々木
先週はワンピースでした。
伊藤
パンツにも合うし、ワンピースにも合うんですね。
鈴木
私、きょうデニムなんですよ。
伊藤
本当だ。
鈴木
わりとごっついベルトをして。
パリ、きょうは涼しいので、
ちょうどいい感じです。
伊藤
ちなみに、何度なんですか?
鈴木
きょう最高で22度という予報です。
いまは朝だから、ちょっと寒いぐらい。
佐々木
パリ、いま16度ってなってる。
伊藤
いいなぁ。でもそれを考えると、
夏に太陽を求めにバカンスに行くのは必然なんですね。
冬もとても長いし。
鈴木
冬はさみしいんですよ。
11月からが、どんどんさみしくなっていく。
お日様を見ない日が結構ありますから、11月、12月。
伊藤
t.yamaiの服はそんな環境から生まれたんですよね。
いまは東京をベースにしながらも、
ずっとパリのテイストの服をつくり続けている
山井さんたちってすごいなって思うんです。
鈴木
そうですね。
佐々木
パリの匂いっていうか、感じがしますものね。
伊藤
やっぱりすごく影響を受けたんですかね、パリ時代に。
鈴木
私の中ではt.yamaiのお洋服は左岸のイメージがある。
右岸じゃない感じがします。
ブティックがサン・ジェルマンにあって、
リュクサンブール公園がそばで、
彼女たちが住んでいたのもずっと左岸で、
だからかなって思うんですけど。
伊藤
その「左岸の感じ」って、
もうすこし説明すると
どういう表現になるでしょうか。
鈴木
セーヌを挟んで、右岸と左岸で、
パリは2つに分かれるんです。
地図でいうと北が右岸、南が左岸。
右岸のほうが、いまの動きをキャッチしてトレンドに敏感。
だから若者が多いし、いまだとK-POPが好き、
みたいなお嬢さんたちが、膝を出して歩いてる、
そんなトレンドに敏感なイメージです。
伊藤
たとえば、マレ地区とか?
鈴木
うん、マレはそういうイメージですね。
佐々木
さらに右岸を10区のサン・ドニのほうへ行くと、
ボボ(BOBO)って呼ばれる人たちがいて。
なんて言ったらいいんだろう、ボボって‥‥。
伊藤
育ちがよくて自由というイメージでしょうか。
佐々木
そうですね。
鈴木
ブルジョアでお金はあるんだけど、
あえてお金持ちっていうのを見せないんです。
ちょっと昔ですけど、ジェーン・バーキンみたいに、
ヒッピーテイストな感じで暮らしてるんだけれど、
実は超お金持ちだったり、
いいところの家柄の方だったりする。
そんな彼らが、あえて、カッチリ見せず、
生活スタイルやファッションを崩していった、
そんな意識の高い層のことをボボって、
もう何年も前から言うんですよね。
そして右岸はわりとボボな感じ。
左岸はもっとベーシックでクラシックです。
クラシックって言っても、頑固じゃなくて、
ブレずに、昔の古き良きパリからずっと
継承してる感じがします。
パリのエスプリもスピリッツも、
やっぱり左岸がベースになってる気がする。
佐々木
そうですね。
伊藤
なるほど、そうなんだ。
ちなみにボボと呼ばれる人たちは、
どういう感じの服を着てるんですか?
鈴木
わかりやすいブランドものとかは着ないのね。
佐々木
古いものと、新しいいまどきのをミックスしたり。
鈴木
本当に、昔、ジェーン・バーキンがしていた、
シンプルなリトルブラックドレスに、
ものが入りきれないぐらいのカゴバッグを持ってる、
というようなイメージですね。
ドレスにエルメスを合わせちゃったら普通なんです。
佐々木
あえて外す、みたいなね。
鈴木
うん、崩しが上手なの。
佐々木
右岸には、そういったお店がすごく増えてますよ。
世界中のスパイスや、エスニックな食材を取り入れた、
新しいフレンチとか、雑貨屋さんとか。
伊藤
あのラムダン・トゥアミ(*)もその流れ? 
(*)Ramdane Touhamiは、フランス系モロッコ人のアーティスト、クリエイティブディレクター、起業家。最近パリのマレにつづいて東京・中目黒に、今のパリの右岸文化を凝縮したような複合店「WORDS, SOUNDS, COLORS & SHAPES」をオープン。
鈴木
ああいう感じです。
伊藤
そしてt.yamai parisは、そっちの流れではなく、
同じパリでも、
左岸のクラシックな空気をまとっているわけですね。
鈴木
はい、それをずっと継承してる気がします。
伊藤
そうなんですね。
話をお聞きしていたら、
パリに年に一度は行かないと! 
っていう気持ちになりました。
チャコさん、ひろみさん、ありがとうございました。
佐々木
ありがとうございました!
伊藤
日本に戻られたときもお会いしたいです。
鈴木
年内に一度行けたらいいな。
そのときにぜひ!

甘いけど甘すぎない、かわいすぎないけどかわいい

未分類

伊藤
チャコさん、ひろみさん、こんにちは。
あっ、パリは朝ですよね? 
おはようございます!
佐々木
おはようございます。
鈴木
おはようございます。
伊藤
東京はまだまだ暑さが続いていますが、
パリは秋めいてきましたか?
鈴木
はい、こっちはだんだん秋らしくなって、
ちょっとジャケットを羽織ろうかな、
っていうくらいの気候になりました。
伊藤
パリも今年は猛暑だったと聞きました。
鈴木
そうなんです、ちょっと異常でしたよね。
伊藤
ほんとうに。
きょうは、朝早くからすみません。
鈴木
とんでもない、6時に起きて、
気功を2時間やりましたよ。
だから元気。
伊藤
すごい! 
お久しぶりです‥‥と言いたいところですが、
じつは、おふたりには会う機会が多いんです。
ことしはパリに行ったので、
そちらでもお世話になりましたし、
もしかしたら東京の友だちより会っているかも? 
パリではお世話になりました。
鈴木
いえいえ、お世話になっているのは私のほう。
一緒においしいものを食べに行って、ね。
伊藤
ふふふ。みなさんが東京にいらしたときは、
山井自子(よりこ)さんもお呼びして、
みんなでごはんを食べましたね。
鈴木
そうですね。
伊藤
あ、ひろみさん、t.yamaiのジャケットですね。
佐々木
はい。これ、たぶんまさこさんとお揃いだと思います。
ドルマンスリーブで、パンツとセットアップの。
展示会で一目惚れして。
伊藤
選ぶポイントは、着心地と、
ずっとt.yamaiの服を着ているゆえの
親しみゆえでしょうか。
佐々木
はい、ゆったりしたシルエットが好きなんです。
これは秋冬ものですが、
パリにいると、羽織りものは、
年間通して重宝するんですよ。
伊藤
この前、パリでお会いしたのは4月でしたね。
そのときもわたしとひろみさん、
お揃いでt.yamaiを着ていました。
その日の夜、チャコさんが出張先の
イタリアから投稿したインスタを見たら、
チャコさんもそれを着てた!
鈴木
あのジャケット、旅にすごくよくて。
軽いし、スーツケースに詰めてもシワにならないし。
佐々木
そう、シワにならなくていいですよね。
鈴木
裏地がついてなくて軽いのに、防寒になるし。
旅のとき、本当に私、よく持って行きます。
佐々木
私もそうです。
伊藤
いま、それと同じ素材の
ワンピースを着ているんですけれど、
この前、weeksdaysのミーティングで、
わたし含め3人が同じものを着ていたんです。
おふたりは、山井さんとの出会いは古いですよね。
長いおつき合い。
鈴木
そうですね、私、いちばん古いと思うんですよ。
東京時代、自子さんがアパレルのプレス(広報)の仕事を
やっていた時代、
私がスタイリストで貸し出しに行って知りあって。
その後、ご夫妻でパリに行き、
何年も経ってから自分も遅れてパリに行ったんですが、
住所録を実家に置きっぱなしで来ちゃって。
当時は携帯もスマホもない時代でしょう? 
だから、パリに自子さんがいるのは知っていても
連絡ができなかったんですよ。
「ま、歩いていれば出会えるでしょう!」と思っていたら、
本当に着いて1週間で出会ったんです、
山井孝さんと自子さんに、
オデオン・サンジェルマンで。
伊藤
えっ、そんなこと、あるんですか?!
鈴木
あるの。
「やっぱり会えた!」って言ったら、
「これは本当に偶然で、ラッキーなだけで、
会えないからね、普通?」って言われて、
「ですよね‥‥」って。
伊藤
そうだったんだ! ひろみさんは?
佐々木
私は、おふたりがパリにいらしてからです。
日本人の社会は狭くって、
会えば「こんにちは」みたいな感じから始まり、
私の息子と山井さんのお嬢さんが同い年ということから
接点がすごく多くなって、
家族ぐるみのおつき合いになり‥‥。
いま、そのお嬢さんがブリュッセルにいらっしゃるので、
頻繁にやり取りしてますよ。
伊藤
じゃあ、そのころからt.yamaiのお洋服を?
佐々木
はい、とはいえ、人が先でしたね。
でもそのうち私自身の好みも変わり、
最近は、t.yamaiの服が気分に合っていて、
着る機会が増えています。
伊藤
やっぱり、作り手と年代が近いっていうことが
大きいかもしれないですね。
形で「これ!」って思いますし。
佐々木
ちょっとしたディテールに、
「山井さんぽいな」と思います。
それがしっくりくる。
伊藤
山井さんたちがパリで物作りを始められた頃のことは、
以前、ご本人たちに取材をさせていただいたんですが、
創業当時はどんな服をつくってらっしゃったんでしょう。
鈴木
当時、トレンチコートとか、ピーコートとか、
ベーシックで素敵なものがありましたよ。
ベーシックといっても、
イギリスのバーバリーとも、
いわゆるアーミーのピーコートとも違い、
すごくパリっぽいニュアンスで落とし込んでいて、
一気にファンになって。
伊藤
その「パリっぽい」ポイントって、
どんなところですか。
鈴木
ピーコートもトレンチコートも、
マスキュラン(男性的)なデザインじゃないですか。
というのもどちらも
男性のためにつくられた制服が由来ですから。
でも山井さんたちがつくると、
そこにちょっとだけ女性っぽさが出る。
なんだろう、それを言葉にすると‥‥。
佐々木
「抜け感」みたいなことかもしれませんね。
鈴木
そうですね! 
当時の服は、コロナのとき断捨離をするので、
お友だちの若いお嬢さんに差し上げたんですが、
それまでずっと着てました、30年近く。
伊藤
チャコさんのお家、
きっと大きな衣装部屋があると思ったら、
じつは少なめの点数の服を着回していると知り、
驚きました。
古いものもきちんときれいにしていて、
「自分ヴィンテージなの」とおっしゃる、
20年もの、30年ものの服もあって。
鈴木
自分ヴィンテージ、多いです。
t.yamaiのお洋服は、一貫して、
ふたりのエスプリが継承されていますよね。
伊藤
本当に。その秘密を知りたくて、
おふたりに話を聞くと、
不思議な感じがするんです。
ガツガツしていない、平熱というか。
「どういうふうにデザインを?」とたずねても、
「どうだったっけ?」みたいな感じで、
答えを見出せないまま、インタビューが終わったり。
佐々木
ありますね、本当にそう。
鈴木
でも、ひとつ言えるのは、
孝さんのデザインは、
自子さんが似合うものなんですよ。
伊藤
そうなんですよ、本当に!
鈴木
自子さんはブランドのミューズで、アイコン。
だからふたりが年齢を重ねていくごとに、
t.yamaiも育っていくんじゃないでしょうか。
伊藤
きっと自子さん、強く意見を言わなさそう。
そしてちょっと甘いけど、甘すぎない、
っていうのも魅力ですよね。
かわいすぎないけど、かわいいところがある。
佐々木
フリルとか、ちょっとしたディテールが。
女性はやっぱり好きですよね、ちょっとフリル。
伊藤
前身頃にギャザーがいっぱいついてるブラウスも、
ちょっと硬めの綿素材だったりして。
素材とディテールの組み合わせ方がいいんです。

買い物の仕方

未分類

元来の買いもの好きゆえ、
ミニマリストにはけしてなれない。

それでも、
ものが多いと、
気持ちが落ち着かないから、
できるかぎりものは一定量に保つことにしています。
(‥‥って、
ここでも何度も書いてますね)

若い頃は失敗も多かったんです。
それはいわゆる「衝動買い」というやつで、
似合うか、とか
ほんとうに使うか、というより、
「欲しい」気持ちが先走り。
買ってちょっとすると、
あれ? これって本当に必要なものだっけ‥‥と
我に返る。
それの繰り返し。

今は、そんなこともなくなって、
買いものの仕方もずいぶんと落ち着きました。

それは、
私の変化もあるけれど、
いいもの作りをしている人たちとの出会いが、
あるからなのだなと思っています。

今週のweeksdaysは、
t.yamai paris のジャケットとパンツ。

本当に頼りにしているブランドなんです。

コンテンツはパリに住む友人たちと、
t.yamai paris の服について語りましたよ。
どうぞおたのしみに。

再入荷のおしらせ

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完売しておりましたアイテムの、再入荷のおしらせです。
10月16日(木)午前11時より、以下の商品について、
「weeksdays」にて追加販売をおこないます。

The care
TREATMENT COAT


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指先の美しい人に憧れます。
手も、足も。
ここ最近、私は、
トリートメントコートを塗ってから、
ハンドローションハンドセラム
ハンドモイスチャライザーの順にお手入れ。
肌に近い色合いなので、
多少はげても気にならない、というところも、
助かっています。

足のネイルに関しては、サンダルに合わせて
毎回塗り替えていたのですが、
今年の夏は、このトリートメントコートだけでも
いいかな‥‥というくらい気に入っています。
自然な色合いはどんな色のサンダルとも相性よし。

落として塗って‥‥を繰り返すと
肌や甘皮に負担がかかるし、
ちょっと面倒。
トリートメントコートを塗ることで、
爪がすこやかに。
(伊藤まさこさん)

t.yamai parisのブラウス、あのひとに着てもらいました 02 星野友佳さん

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星野友佳さんのプロフィール

ほしの・ともか
主に飲食店(カフェ・ワインバー・レストランなど)の
内装設計と施工管理をする事務所に勤務。

「建築系の専門学校で勉強をしていたのですが、
もう少しデザインを学びたいと思い、
武蔵野美術大学建築学科へ進学しました。
そこで意匠設計を学び、今の事務所へ入社しました」

自分へのご褒美や少し疲れてしまったときに
車で周囲が自然で埋め尽くされている場所へ
ドライブに行くことがリフレッシュ方法。
また、美味しいご飯を食べに行き友達と
「美味しい」を共有できる時間がとても幸せ。

■instagram


「このブラウスをだれに着てもらおう」

weeksdaysチームで相談していた時のこと。

伊藤まさこさんから名前があがったのが
今回登場してくれた星野友佳さんでした。

「すごくかわいくて、きっと似合うと思う!」
そう聞いて、迎えた取材当日。
約束の場所に来てくれた星野さんを見つけた時
うれしい気持ちでいっぱいになりました。

だって絶対に似合うから。

「はじめまして。
今日はよろしくお願いします」
最初のあいさつの瞬間から
なんとも幸福感のある笑顔に
こちらまで自然に口角があがります。

設計事務所に勤めて2年目とのこと。
普段は、内装デザインや設計・施工管理をしているそう。

「事務所でのデスクワークの日と
現場仕事の日では着る洋服は違うんです」

ふわふわとパーマのかかったロングヘアーから
勝手にかわいらしいイメージを抱いてしまっていたけど、
話を聞くうちに
きっと仕事中の星野さんはかっこいいんだろうなと
それはそれでとても納得がいく。

キレイめブラウスは着たことがないと言いつつも
最初に着てくれたブラウンの
バックギャザーオーバーブラウスの着こなしは、
一見とてもカジュアルに見えるけど
うしろのギャザーとふんわりとしたロングヘアーが
甘さも加えて
すっかり星野さんのスタイルに。
前を閉めずに、開けて着るのはすぐにでも真似したいな。

靴にもブラウンを持ってきて
統一感を出しているのも素敵です。

ちょっと歩いてみてもらえますか?
と伝えると、
ぎこちなく右手と右足が一緒に出てる!
それくらい緊張していたそう。

でもだんだんとほぐれてきた笑顔は
ほんとうに内側から発光しているようでした。

もう一枚のボウカラーブラウスはまた違った雰囲気。

「少し気合いを入れて、
いいレストランに行くのをイメージしました」
と女性らしい黒いパンツを合わせたスタイル。
ボウタイははじめてとのことでしたが
リボン結びにしてしまわず
そのままにしたり、ひと巻きしただけの感じが
とてもよく似合っている。

足元が革靴だとかっちりしすぎるからと
スニーカーっぽいバレエシューズを
合わせてくれたところにも
星野さんのスタイルを感じます。

「ステッチがブラウスのカラーと合うと思って」
選んだとのことで、
なるほど、目の付け所がさすがだなぁ。

やわらかな雰囲気の中に
しっかりとした芯のあるとても素敵な星野さん。
お会いできてよかったです。

t.yamai parisのブラウス、あのひとに着てもらいました 01 山村ヒロミさん

未分類

山村ヒロミさんのプロフィール

やまむら・ひろみ
山口にてカフェとセレクトショップを
約30年近く営んだ後、2019年に上京、
「eatrip soil」の店長を約1年務める。
現在は「babajiji house」「洋食クチブエ」
「saravah」「fragrance yes」などで時々お手伝い。

「今は、自由業? というかアルバイトです」

友人と3人で企画や場づくりのプロジェクト
『i 計画室』の活動も。

東京で一人暮らしを楽しんでおり、
大人になった二人の息子がいる。

車と運転、スイーツが好き。
山口では4WDマニュアルのジープに乗って、
カフェでケーキを焼いていた。

■山村ヒロミさんのinstagram
■i 計画室のinstagram


t.yamai parisのオフホワイトのシャツに、
同系色のパンツを合わせた山村ヒロミさん。

「yamaiの服は初めて」
とおっしゃるけれど、
もうすっかりご自分のものにされている。
まるで、クローゼットから、
「今日の一枚」をえらんできたみたい。

聞けば山村さん、
地元・山口で30年近く
セレクトショップを営んでいたという、
いわば服のプロ。

店に置く服はどれも、
ご自身がピンときたもの、
好きなもの。
ブランドは国内外を問わず、
シンプルなものから甘めのもの、
ミリタリーやワークウェアなどなど。
「いろんなテイストのものをミックスするのが好き」
なんですって。

シャツに合わせたのは、
ロングネックレスとバングル、
それから、
「とにかく軽い」という黒のスウォッチ。

歩いたり、座ったり。
動くたびにブーツからちらりとのぞく
赤いソックスも効いています。

後ろ姿はこんな風。
「一度も染めたことがない」という髪も、
スタイルの一部になっている。

もう少し秋が深まったら、
カシミヤのロングカーディガンを羽織って。

「ずっと黒より、ネイビー派だったのですが、
髪のグレー部分が増えるにつれ、
あ、これなら黒い服もいけるかも! と思って」

カーディガンの黒、それからパンツのオフホワイト、
ちょっとたくし上げた腕からちらりと見えるシャツと手首、
それから軽やかなグレーヘア。

「朝、チェックしたら途中で一度も鏡は見ない」
という(!?)山村さんですが、
服と向き合ってきた長年の経験から、
バランスは絶妙。
私とほぼ同じ、身長155センチの着こなし、
参考になります。

次に着ていただいたのは、
ボウブラウス。

あれ? でもリボン結びではなくて‥‥
と不思議に思っていると、
「リボンにすると私にはかわいすぎるかなと思って」

なんと、一度リボン結びにして、
輪っかの部分を長くしたのだそう。

一枚で着るのではなく、
下にタートルのニットを合わせたのも新鮮です。

「黒のベルベットのパンツも合うかなと思ったけれど、
それだとエレガントに寄りすぎてしまうから、
ここはあえて太めのデニム」

インしたシャツの後ろ姿もすてきです。

そしてやはりここでも、
グレーヘアとシャツの襟元からのぞく
ニットのバランスがいい。

アクセサリーの合わせ方、
無造作に見えるデニムの折り方、
そこからのぞく靴。
この「さりげなさ」がなかなかできないのです‥‥。

「どんどん個性的なものになってきている」
という眼鏡、
それから帽子や髪型も。

「似合わない」と決めつけるよりもまず、
どんどん身につけて慣れること。

慣れる=似合う。
そしてソワソワせずに堂々とすること。
それがおしゃれに近づく第一歩なんですって。

かわいらしいヒロミさん、
またweeksdaysに遊びに来てくださいね。

憧れの女性のように

未分類

しなやかでいながら、
自分を持っている。

t.yamai parisの服が似合うのは、
そんな人。

今、流行っているからとか、
このブランドをえらんでおけば安心、とか。
そういうのとは違う、
自分の軸で着る服をえらべる人。

私のまわりにいるt.yamai parisファンは、
そんなタイプが多いんです。

流されない強さを持っているけれど、
やさしくて。

かわいらしいんだけど、
ふと見せる表情はきりりとしてる。

それは、
私の憧れの女性像でもあるんです。

今週のweeksdaysは、
t.yamai paris のシャツ。

コンテンツはふたりのすてきな方に、
シャツを着こなしていただきましたよ。
どうぞおたのしみに。

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