t.yamai parisのブラウス、
あのひとに着てもらいました
02 星野友佳さん
バックギャザーオーバーブラウスと、
ボウカラーブラウス、
女の人をよりやさしげに、
そしてすてきに見せてくれる、
t.yamai parisらしさにあふれたふたつのシャツを
世代のことなる、ふたりの女性に着てもらいました。
それぞれの着こなし、どうぞ参考になさってくださいね。
文=藤井裕子(weeksdays)
写真=畑唯菜(weeksdays)
星野友佳さんのプロフィール
ほしの・ともか
主に飲食店(カフェ・ワインバー・レストランなど)の
内装設計と施工管理をする事務所に勤務。
「建築系の専門学校で勉強をしていたのですが、
もう少しデザインを学びたいと思い、
武蔵野美術大学建築学科へ進学しました。
そこで意匠設計を学び、今の事務所へ入社しました」
自分へのご褒美や少し疲れてしまったときに
車で周囲が自然で埋め尽くされている場所へ
ドライブに行くことがリフレッシュ方法。
また、美味しいご飯を食べに行き友達と
「美味しい」を共有できる時間がとても幸せ。
「このブラウスをだれに着てもらおう」
weeksdaysチームで相談していた時のこと。
伊藤まさこさんから名前があがったのが
今回登場してくれた星野友佳さんでした。
「すごくかわいくて、きっと似合うと思う!」
そう聞いて、迎えた取材当日。
約束の場所に来てくれた星野さんを見つけた時
うれしい気持ちでいっぱいになりました。
だって絶対に似合うから。
「はじめまして。
今日はよろしくお願いします」
最初のあいさつの瞬間から
なんとも幸福感のある笑顔に
こちらまで自然に口角があがります。
設計事務所に勤めて2年目とのこと。
普段は、内装デザインや設計・施工管理をしているそう。
「事務所でのデスクワークの日と
現場仕事の日では着る洋服は違うんです」
ふわふわとパーマのかかったロングヘアーから
勝手にかわいらしいイメージを抱いてしまっていたけど、
話を聞くうちに
きっと仕事中の星野さんはかっこいいんだろうなと
それはそれでとても納得がいく。
キレイめブラウスは着たことがないと言いつつも
最初に着てくれたブラウンの
バックギャザーオーバーブラウスの着こなしは、
一見とてもカジュアルに見えるけど
うしろのギャザーとふんわりとしたロングヘアーが
甘さも加えて
すっかり星野さんのスタイルに。
前を閉めずに、開けて着るのはすぐにでも真似したいな。
靴にもブラウンを持ってきて
統一感を出しているのも素敵です。
ちょっと歩いてみてもらえますか?
と伝えると、
ぎこちなく右手と右足が一緒に出てる!
それくらい緊張していたそう。
でもだんだんとほぐれてきた笑顔は
ほんとうに内側から発光しているようでした。
もう一枚のボウカラーブラウスはまた違った雰囲気。
「少し気合いを入れて、
いいレストランに行くのをイメージしました」
と女性らしい黒いパンツを合わせたスタイル。
ボウタイははじめてとのことでしたが
リボン結びにしてしまわず
そのままにしたり、ひと巻きしただけの感じが
とてもよく似合っている。
足元が革靴だとかっちりしすぎるからと
スニーカーっぽいバレエシューズを
合わせてくれたところにも
星野さんのスタイルを感じます。
「ステッチがブラウスのカラーと合うと思って」
選んだとのことで、
なるほど、目の付け所がさすがだなぁ。
やわらかな雰囲気の中に
しっかりとした芯のあるとても素敵な星野さん。
お会いできてよかったです。