REPORT

ベトナムのかご、
あのひとの使いかた
1・鈴木善雄さん・
引田舞さんファミリー

色が4つ、サイズは5つ。
今回、小さめのタイプが2つ増えたことで、
バリエーションが豊かになった「ベトナムのかご」。
このあたらしいサイズを含め、
あのひとに使っていただけたら‥‥と、
3組のかたにモニターとなっていただきました。
まずは、クリエイティブユニットCIRCUSを主宰する
鈴木善雄さん、引田舞さんのご一家です。

(取材・文=伊藤まさこ 写真=weeksdays編集部)

鈴木善雄さん・引田舞さんの
プロフィール

すずき・よしお/ひきた・まい
インテリアデザインやブランディング、
古今東西の古家具・古道具の買い付け・卸し、
商品セレクト、ギャラリー企画まで幅広く手がける
「株式会社CIRCUS」を夫妻で主宰。
渋谷・PARCOにて期間限定shop
<Archives>を自社で展開。
東京・新木場にある複合商業施設
〈CASICA〉のディレクションも担当している。


もともとあった3つのかごに加えて、
今回、新たに仲間入りしたのが小さなかごふたつ。

使っている様子を取材したい。
さてどなたに‥‥? と思った時に、
まっ先に頭に浮かんだのが、
鈴木善雄さん引田舞さんご家族でした。

4色あるカラーの中で、
善雄さんと舞さんがえらんだのは黒。
一番小さいサイズが台所に置いてある様子、
絵になるなぁ。

「このかご、実家の母が白と赤を使っているのですが、
子どもたちのおもちゃを入れたり、
着替えを入れて移動するのに、
とても重宝しているんです」

そのご実家は、舞さんたちの住む建物の1階。
3階のご自宅とご実家で
(weeksdaysでも登場いただいた引田かおりさん)、
かごが行ったり来たりしている様子を想像すると、
なんだか微笑ましい。

ベトナムのかご、
子どもたちは、
どんな風に使ってくれるんだろう? 
と思って見ていると‥‥。

然くんは「M」に、恐竜を。

燦ちゃんは、一番小さいサイズ「XS」に
プリンセスの魔法のステッキや、
ぬいぐるみを。

ふたりとも宝物を入れてくれたんだね! 

こちらは、ベッドルーム。
閉じていると壁? と見まごう木の扉の奥はこんな風。

「Lは、
クローゼットの中にも収まりやすいサイズ」と舞さん。

こまごました小物を入れて、すっきり。

近くの公園にピクニックに行く時は、
一番大きいサイズ「XL」に、
ラグマットや水筒、おやつを入れて。

この日は、家のバルコニーでピクニック。
木のカッティングボードも入っちゃう、
容量たっぷりサイズです。

「たっぷり入るのはもちろん、
汚れたら洗えるところもいいんです」と舞さん。

そう。軽くて丈夫。
汚れたらじゃぶじゃぶ洗えちゃう。
私も子育てしているときに、
このかごがあったらよかったなぁ‥‥。

買いつけや、作家さんの工房を巡ったりなど、
地方へ足を伸ばすこともしばしばのお二人。
子どもたちも一緒に行くことが多いとか。

車のトランクに、
家族分の荷物が入ったスーツケースとかごを入れて、
いざ出発! 

「出張中は毎日移動するため、
そのつどスーツケースをガラガラ運ぶのではなく、
1泊分の荷物を、かごに入れて部屋に持っていきます」
と善雄さん。

なるほど。
大きなサイズのかごは、
引き出し代わりにもなるようです。

おむつやお尻拭き。それから着替え。
何かと荷物の多い、小さな子がいる旅に、
重宝するみたい。

どこでも遊び場になる子どもたち。

仕事をするお父さんとお母さんの背中を見ながら、
大きくなっていくんだろうな。
また遊ぼうね! 

2022-12-11-SUN