REPORT

ベトナムのかご、
あのひとの使いかた
2・ことことのお二人

色が4つ、サイズは5つ。
今回、小さめのタイプが2つ増えたことで、
バリエーションが豊かになった「ベトナムのかご」。
このあたらしいサイズを含め、
あのひとに使っていただけたら‥‥と、
3組のかたにモニターとなっていただきました。
ふた組めは、中目黒の家庭料理店「ことこと」の
佐藤ひろみさん、石垣純子さんです。

(取材・文=伊藤まさこ 写真=weeksdays編集部)

ことこと

東京・代官山でカフェを開いていた佐藤ひろみさんが、
2003年、中目黒に開いた料理店。
佐藤さんの高校の同級生で、
元々はことことのお客さんだった石垣純子さんが、
10年目にホールのスタッフとして働くように。
著著に『ことことのごはん 
まいにち食べたいおかずとおつまみ』
がある。

ことこと
佐藤ひろみさんのInstagram
石垣純子さんのInstagram


ゆりね入りがんものくずあん、
クレソンとエリンギのサラダ、
スウィートチリソースで食べる小あじの唐揚げ‥‥。

「自分以外の人が作ってくれる料理が食べたい」

毎日、台所に立つ人ならばそう思うこと、
時々あると思うのですが、
そんな時に行くのが、ここ「ことこと」です。

ホームページにはこうあります。
「日常の食卓、普通のごはんを
気兼ねなく食べられる、ごはん屋です」って。

そうそう! 
食べるとほっとする「ふつう」の、
(じっさいはふつうではなく、
私には作り出せない味の数々)料理。
こういうお店、本当にありがたいんです。

料理を作るのは店主の佐藤ひろみさん。
このキッチンに一人で立ち、
日々、お客さんのためにせっせと
おいしいものをこしらえます。

ひろみさんなら、どんな風にかごを使ってくださるかな?

「毎週末、青山のマーケットに買い出しに行くのですが、
ふだんは布製のバッグ持参なんです」

1週間分の食材の買い出しは、
ものすごい量。
パンパンにふくらんだバッグをえっさえっさと持ちながら、
マーケットと駐車場を行き来するのだそう。

てっきり、食材は配達なのかと思っていましたが、
「じっさいに野菜を見て、
それからメニューを決める」
という、ひろみさん。

ことことの料理のおいしい秘密、
こんなところにもあるんだなぁ。

ブロッコリーにしめじ、
きゅうりにネギ‥‥。
週末の買い出しのほんの一部。
大きなサイズは、葉野菜など軽いもの中心で。

小さいサイズには、手ぬぐいを入れて。

「ドリンクメニューを入れてもよさそう」。

ことこと定番、巻きすに貼られた
ドリンクメニュー入れにしてくれました。

こちらはサービスを担当する、
石垣純子さん。
なんと、ひろみさんとは高校の同級生なんですって。

「お店始めた時は、お客さんで来ていたんですが、
10年目にことことのスタッフが辞めるのを機に、
手伝うことに」

まさか一緒に働くと思わなかったよねぇ‥‥
とお二人。

じつは、純子さん、この白いかごを、
前の販売で買ってくださっていました。

「weeksdaysは、自分への『ご褒美買い』なんです」
なーんてうれしいお言葉。

「白が異様に好きなんです。
だから、weeksdaysで、このかごを見た時、
欲しいっ! って。
販売の1分後にポチッとしたんですよ」と純子さん。

「ポチッ」の決め手は? と尋ねると、
「まずは大好きな白、ということ。
それから、洗えるでしょう?
買いやすいお値段も魅力的でした」

ベリーショートにパンツスタイル。
いつも清々しい雰囲気の純子さん。
なんと1日10キロ走っているのだそう。
白いシューズに白いかご。
とってもお似合いです。

家では、ほぼ日手帳と文房具を、
白いかごに入れているのだとか。
「ほぼ日は1日に一度、見ています」と純子さん。
いつもありがとうございます!

高校生の時からだから、
お付き合いはウン10年?
「長い人生でほぼ初めて」という!? 2ショット、
かわいらしかったなぁ。

来年は開店して20年になるのだとか。
また伺いますね!

2022-12-13-TUE