なんでもない日、おめでとう。
この春、新生活をはじめる方に
お届けしたい言葉です。
2011.02.25
ほぼにちわ、です。

1月はじまり版の「ほぼ日手帳 2011」を
お使いの方は、もうご存知ですよね。
「ほぼ日手帳」には取扱説明書がついています。
この取扱説明書は2011年度版からは、
オールカラー48ページの小冊子になって
新しく生まれ変わりました。



「ほぼ日手帳 2011」の基本的な使い方を
ひとつひとつご紹介しています。
「ほぼ日手帳へようこそ」という名前です。
それぞれ内容は同じですが、
表紙と裏表紙の写真が違います。
この3種類のうちどれかが
「ほぼ日手帳」に同梱されています。

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この小冊子の裏表紙には、
ひとつのメッセージが書かれています。
短い1行の言葉です。

「なんでもない日、おめでとう。」



この言葉は、じつはルイス・キャロルの小説
「不思議の国のアリス」を原作にしてつくられた
アニメ映画「ふしぎの国のアリス」の中で
歌われる歌に登場する言葉です。

 誕生日はたった1日。
 なんでもない日は364日。
 なんでもない日、おめでとう。
 年がら年中、たのしいお祭り。


そんなメッセージを、みんなで
たのしいメロディにのせて歌うんです。

●    ●

たとえば、誕生日だったり入学式の日だったり、
1年の中には特別な日というのがありますよね。
あらかじめ決められた日でなくても、
たとえば恋人にプロポースした日とか、
子供が自転車に乗れた日とか、
そんな特別な日もあるかもしれません。

でも、1年は365日。
そのほとんどは、そんな特別な日ばかりでは
ありませんよね。
少し元気のない日もあるかもしれませんし、
今日は1日、なんにもなかったなあ、
という日もあるかもしれません。

そんな「なんでもない」1日1日に、
特別な日と同じように「おめでとう」と
言ってあげたいと私たちは思うのです。
そう、誕生日や入学式の日、
プロポーズの日、自転車に乗れた日と同じように。



「ほぼ日手帳」は、1日1ページ
これは、2002年度版の誕生から変わることのない
「ほぼ日手帳」の特長のひとつです。
1年365日の1日1日をたのしむための手帳。
それが、「ほぼ日手帳」なのです。

春が、もうすぐやってきますね。
この春、新生活をはじめる方に
「ほぼ日手帳 2011 spring」とともに、
この「なんでもない日、おめでとう。」という
言葉をお届けしたいと思います。

●    ●

「なんでもない日、おめでとう。」

この言葉がつけられたコーナーが
「ほぼ日手帳 2011 spring」ポータルサイト
あることをご存知ですか。



『みんなの「なんでもない日、おめでとう。」』は、
2009年度版から始まった人気コーナーです。
「ほぼ日手帳」をお使いの方々をはじめとする、
みなさんから寄せられたすてきな写真を
日替わりでご紹介しています。

「ほぼ日手帳 2011 spring」ポータルサイトの中央に、
さまざまな写真がスライドショーのように
映し出されているちいさなバナーを
クリックしてみてくださいね。

「ほぼ日手帳 2011」に同梱されている
小冊子「ほぼ日手帳へようこそ」にも、
昨年度、このコーナーに寄せられた写真が
たくさん掲載されています。

掲載を許可してくださったみなさん、
ありがとうございました。
おかげさまで、すてきな小冊子ができました。
たくさんの方にお届けすることができました。
この場を借りて、あらてめてお礼を申し上げます。

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『みんなの「なんでもない日、おめでとう。」』には、
今日も、すてきな「なんでもない日」が
掲載されています。
ぜひ、のぞいてみてくださいね。
これまでにも、たくさんの素敵な写真が
掲載されていますので、
ぜひ、そちらもあわせてどうぞ。
日付の写真アイコンをクリックすると
大きな写真でご覧いただけます。

ただ今、「3月の写真と言葉」を募集中です。
あなたの「なんでもない日、おめでとう。」、
心よりお待ちしております。

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