ほぼ日 |
では、よろしくお願いします! |
古山 |
‥‥取材受けてるなう。
サミット・グローバル・ジャパン株式会社
古山玄さん。 |
ほぼ日 |
えっ‥? |
古山 |
いや、リアルつぶやきです。 |
ほぼ日 |
ああ(笑)
Twitter風につぶやかれたんですね。 |
須賀 |
古山はポラロイドのTwitter担当なもので。 |
ほぼ日 |
今回、すぎえ文具で
手帳を楽しく使っていただくための
ひとつになればということで、
「ポラロイドPoGo(TM)」を
取り扱わせていただいているのですが、
とても好評なんですよ。 |
永冨 |
それはすごく嬉しいです。
サミット・グローバル・ジャパン株式会社
永冨泰高さん。 |
ほぼ日 |
「ほぼ日手帳公式ガイドブック2011」や、
この「ほぼ日手帳クラブ」でも、
手帳ユーザーみなさまの使い方を
ご紹介させていただいているのですが、
やっぱり、写真を貼られている方って多いんです。 |
永冨 |
写真と手帳が相性がいいんでしょうね。
見返したときに、写真があると楽しい感じがしますし。 |
須賀 |
シールタイプですのでさっと貼れる、
とっても合っていると思います。
サミット・グローバル・ジャパン株式会社
須賀 亜也美さん。 |
古山 |
あっ、僕たちが言うと宣伝っぽいですね、
すみません。 |
ほぼ日 |
いや、いいんじゃないでしょうか(笑)。
イラストを書かれている方もいらっしゃいますが、
きっと、写真のほうがチャレンジしやすいんだと。 |
須賀 |
そうですね。
私は不器用で上手く手帳が使えないタイプなんですよ。
あるときは日記、あるときはメモ‥‥、
あまり統一感もなくて。
みなさんみたいに上手に使いたいとすごく思うんです。
私は、プロレスが好きなので
そのチケット貼ろうかなあとか、
ラーメン好きなので
ラーメン撮って貼ろうかなあとか。 |
ほぼ日 |
それ、いいじゃないですか! |
古山 |
ええやないですか。
ラーメン、プロレス、ラーメン、プロレスで
書いてたらかなり統一されてますって。 |
須賀 |
プロレスは書けますね。
試合のレポートみたいなこと。 |
古山 |
今日のマッチョ!みたいな
写真貼ったらええやないですか(笑)。 |
ほぼ日 |
あはは、でもそれはかなり楽しそうです。
実際に、古山さんは
写真を貼られたりしているんですか? |
古山 |
まだ、使い始めなんで
ちょこっと表紙とかに貼ってます。
あとは、撮ったものをプリントして
ポケットに入れたり。
|
ほぼ日 |
デジカメで撮って、USBでPoGoにつないで
プリントしていらっしゃるんですね。 |
古山 |
はい、いつもはデジカメを持ち歩いて、
PoGoは自宅や会社に置いています。
‥‥あの‥‥突然ですけど、
僕、時計とか、服とか、カメラとか、
なんでもマニアなんですけども‥‥。
例えば、時計マニアって時間見ないんですよ。 |
ほぼ日 |
‥‥え? はい。 |
古山 |
いっつも時計をチラチラ見るから
「次、なんか予定あるんですか?」
ってよく聞かれるんですけど、予定はないんです。
時計を見ているだけなので、時間はわからないんです。 |
ほぼ日 |
なるほど、マニア目線な話しですね。 |
古山 |
それでまあ、このプリントサイズだから
面白いなと思うのが、
接写レンズ(社外品)で、
そういったモノのアップを撮ることなんです。
|
ほぼ日 |
確かに、プリントサイズが、
これ以上小さすぎると見にくくて、
大きすぎると圧迫感がある気がします。 |
古山 |
そうですね、並べて眺めるときに
このサイズがちょうどいい感じなんです。
でも、細かいディテールにはうっとりしたい。
ジュエリーマニアの方も、
こういう接写は楽しいかと。 |
ほぼ日 |
でも、マニアだけに限らず(笑)、
実際、ご自分のネイルを撮って
手帳に貼って記録している方や、
買ったものを撮っている人もいらっしゃいます。 |
古山 |
友だちのスニーカーのコレクターは、
スニーカーを箱のまま保存するので、
何が入っているかわからなくなるんですよ。
それで、PoGoでプリントして貼ってるんです。
コレクションの整理に使うのは
相性がいいかなと思っています。 |
ほぼ日 |
資料的な使い方をするのにいいんですね。 |
永冨 |
手前みそなんですけど、
プリントしてすぐ渡せるっていうのもいいですね。
結婚式で撮ってすぐに
プリントしたものをあげるとすごく喜ばれます。 |
須賀 |
プロレス会場でも、選手を撮って
ファンにあげますというのをやったんですが、
すごく好評でしたね。
|
ほぼ日 |
永冨さん以外は、マニアックな話しですね(笑)。
でも、ポラロイド自体が
マニアックなものなのでしょうか?
歴史的にはもう長いですよね。 |
永冨 |
ポラロイド社が、
アメリカで初めてインスタントカメラを
発売したのが1948年11月26日で、
日本に上陸してからは50周年になります。 |
ほぼ日 |
私は詳しくないんですが、
ポラロイドって、
撮ってすぐにプリントされる
インスタントカメラの
代名詞みたいなところもあるのかなあと。
デザイン的に好かれている印象もあります。 |
古山 |
いろいろ古着屋とかまわっていると、
みんなほんとにポラロイド好きな人が多くて。
ある一定の時期の人って、
アメリカ文化にすごく憧れがありますよね。
それこそリーバイスとかと並んで、
アメリカ文化の象徴みたいなところがあって。
70年代的な近未来的なモダンデザインの中で、
ポラロイドって言ったら、
憧れの対象だったりしたわけで。
持っててうれしい、
おしゃれなものだったりするんですよね。 |
ほぼ日 |
古山さんがポラロイドを
好きになったきっかけは何ですか? |
古山 |
もともとカメラは好きだったんですけど、
京都の北野天満宮の骨董市で
ポラロイドの代表作「SX70」を売ってもらって、
こんなすごいものがこの世にあるんだと思って、
そこからポラロイドにはまりました。
1972年に誕生した、折りたたみ式の一眼レフカメラ「SX-70」。
古山さんの私物。
|
ほぼ日 |
その古いポラロイドを好きな古山さんから見て、
今のポラロイドの
どういったところが魅力なんでしょう? |
古山 |
今のこのPoGoプリンターも、
ある意味すごいテクノロジー、最先端じゃないですか。
当時のポラロイドが最先端だったように、
今もみんなが驚くような、
ほかの人たちがやらないような面白いことを
ポラロイドは追っかけているというところが、
魅力だと思っています。
今のものも昔のものも、
両方ほんとうに大事にしたいんですよ。 |
ほぼ日 |
なるほど。 |
古山 |
まあ、言ってみれば、
携帯やデジカメからプリントするっていう
それだけのプロダクトを
こんなに全面にいちおしにするなんて、
ほかのメーカーからしたら
考えられないじゃないですか。
何をしてんの? っていう(笑)
そういうのを真面目に真剣に絞ってやるっていう、
そこにポラロイドっていうブランドが
あるんじゃないかなと思ってます。 |
ほぼ日 |
愛情たっぷりな発言ですね。
昔も今もプリントするということに
こだわっているということでしょうか。 |
古山 |
そうですね。
だから、ポラロイドが、
プリントする楽しみを知る入り口になって、
ここから銀塩のプリントとか、
写真自体の楽しみを知ってもらってもいいし。
写真の楽しさの第一歩でも
これで伝わったら嬉しいですね。 |
ほぼ日 |
お話し伺っていて、
ポラロイドが好きなんだなあって伝わってきました。
そういう方が実際ポラロイドを販売されていることが、
ポラロイドの魅力の証かもしれませんね。
ありがとうございました。 |