祝、卒業! 
神村学園の3年8組を
ふたたび訪れました。
2010.03.10
ほぼにちわ、です。

つい先日、手帳の使いかたを紹介した
マンガ家のみずしな孝之先生
オリジナル2冊、カズン1冊を駆使する
田中響子さんに続きまして
本日は「春の公式ガイドブックスペシャル第三弾」を
お届けいたします。

先日、鹿児島県にある神村学園という高校を訪れました。
「ほぼ日手帳公式ガイドブック2010」
ご覧になっている方ならご存知かと思われます。
神村学園の3年8組は
1冊のカズンをクラスの学級日誌として使っているクラス。
その楽しそうな様子をガイドブックに収録しました。

そして月日は流れ、
3年生だったみんなは卒業を迎えます。
3年8組で過ごした毎日の様子を
1冊のカズンに記してきた彼ら。
そこには担任の大迫由香先生の
「いま、この時間は二度と訪れない。
 1日1日のささやかな出来事を大事にしてほしい」

という想いからでした。
ぜひ、卒業してからも毎日を大事にし、
この手帳に記してほしい。
そんな気持ちと「卒業、おめでとう」の意味を込めて
ほぼ日手帳チームはみんなに
「ほぼ日手帳」をプレゼントしようと考えました。
すぐに担任の大迫先生に連絡を取り、
ホームルームの時間をいただけることに。
もちろん、彼らにはナイショです。


▲神村学園は附属幼稚園、小中高等部、医療福祉専門学校を持つ私立学園。


▲スポーツが盛んで、高等部は甲子園、インターハイ、
 高校サッカーなどでいい成績を収めているそうです。



▲これがみんなにプレゼントする「ほぼ日手帳2010 spring」。全部で39冊。


▲1冊1冊に手帳チームから「なんでもない日、おめでとう。
 3年8組おめでとう。」のご挨拶を同封しました。



▲さぁ、時間です。大迫先生に連れられて3年8組の教室に向かいます。


▲ここは下駄箱。2足入っているのは、
 登校時に履いてきた靴と運動用の靴、ってことなんでしょうね。



▲3年8組の前に着きましたよ。


▲ワイワイガヤガヤ、ワイワイガヤガヤ。先生が入ってきてもワイワイガヤガヤ。
 そして教室に響く先生の「静かに!」の声。いつの時代も変わりません。



▲ほぼ日トミタが挨拶とともに今回の趣旨を説明します。
 「みなさん、おはようございます。覚えていますか? 
  昨年の夏まえくらいに取材させてもらったほぼ日刊イトイ新聞です。
  今日来たのはほかでもありません。みなさんの卒業のお祝いとして
  ひとりに1冊、『ほぼ日手帳』をプレゼントしたいと思います!」



▲「‥‥え?」とどう表現していいのか分からないポーズを取る人もいれば。


▲カメラを妙に意識してしまったり‥‥。


▲みんな、鳩が豆鉄砲を喰らったような顔に。そりゃ無理もない。
 いきなり目の前に現れて「手帳をプレゼント」って言われたんだから。



▲「手帳を‥‥」「プレゼント‥‥」「卒業祝い‥‥」。「‥‥わぁ!」。
 ようやく状況が飲み込め、拍手が巻き起こりました。飛び出すガッツポーズ。



▲「ほぼ日手帳」のカバーはなんといっても豊富な種類がウリ、というわけで
 どのカバーが欲しいか、挙手をしてもらいました。
 手を挙げた人数がカバーの個数よりも多かった場合はジャンケンで。



▲みんな真剣な表情でカバーを見つめます。「どのカバーにしようか?」


▲「じゃあ、まずはロータスピンク!」「はい!」「はい!」。


▲ジャンケンの激戦を勝ち抜いて、見事お目当てのカバーをゲット!


▲ゴールデンイエローを手にし、同封の手紙を熟読中。


▲みんなの手に1冊ずつ渡ったら、今度は手帳の基本情報をレクチャーします。
 講師はもちろん手帳チームの面々。
 「まず、手帳本体をカバーにセッティングします。ここテストに出るぞー」。



▲みんな一生懸命聞いて、セッティングしてます。


▲思わず笑みがこぼれるときも。


▲「バタフライストッパーはボールペン差しの役割と
  手帳が開かなくする役割があります。ここもテストに出るぞー」。



▲準備が整ったのか、もう書き始めている人も。


▲中身をじっくりと読む人も。


▲おもむろに席を立ち、黒板の横にあるカレンダーを見ながらメモを取る人も。
 このカレンダーには何が書かれているのかと申しますと‥‥。



▲みんなの誕生日が書いてあったんです。
 彼はそれを自分の手帳に書き写していた、というわけです。



▲もう至るところで手帳談義に花が咲いている、そんな感じでした。


▲「初めて手帳を持つ人は?」と尋ねたところ、けっこうな人数いました。
 マイファースト手帳が「ほぼ日手帳」というわけです。



▲ワイワイガヤガヤ再び。さて、何をするのかと言いますと‥‥。


▲「ほぼ日手帳」といっしょにパチリ! 3年8組の思い出とともにいつまでも。

3年8組のみんな、ありがとうございました!
お渡しした「ほぼ日手帳」に
日々の生活の何気ないことから考えたことなど
ありとあらゆることを書いて楽しんで使ってくださいね。

きっとそれを見返したとき、過去の自分が書いたことが
「いま」の自分に役立つときが来ることでしょう。
楽しかった日々を思い出すことで、
「いま」の楽しさを噛みしめることでしょう。

なんでもない日、おめでとう。
3年8組、卒業おめでとう。

(つづきます!)