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MOJITOのキャップとパンツ、あのひとのコーディネート 01 なかしましほさん
なかしましほさんのプロフィール
なかしま・しほ
料理家。
レコード会社、出版社勤務を経て、
レストランでの経験を重ねたのち、料理家に。
書籍、雑誌でのレシピ提案、
広告や映画でのフードコーディネートなど
幅広く活動している。
オンラインショップと
店頭販売を行う国立のお店「foodmood」のほか、
鎌倉に「あまいみせ ミニ」をオープン。
「ほぼ日」ではたくさんのコンテンツに登場。
(こちらから検索ください。)
実姉は、ニットデザイナーの三國万里子。
website
Instagram(foodmood)
Instagram(あまいみせ ミニ)
ふだん、仕事では「もっぱらパンツ党」というしほさん。
たしかに!
しほさんというと、メガネにショートカット、
それからパンツスタイル。
そんなお姿がパッと目に浮かびます。
(それからおいしいお菓子も‥‥。)
MOJITOのキャップに合わせたのは、
うすいピンクのオールインワン。
パンツの延長で、
ここ数年、目覚めたアイテムなんですって。
「ここ、鎌倉はおしゃれなお客さまが多くて。
かわいい服を着ていると、つい聞いちゃうんです。
どこのですか? って」
知らず知らずのうちに目がいくのは、
やっぱりオールインワンが多いのだとか。
鎌倉に住んで8年。
「いいお店がたくさんあるので、
自分がお店を出す必要ってあるのかな?
って思っていたのですが‥‥」
コロナで、
国立の店がオンライン中心になったのをきっかけに、
小さくていいから(対面の)お店を持ちたいなと
思いはじめたのだそう。
しほさんの希望は、ひとりでも回せる、
「町のたばこ屋さんみたいな物件」。
エリアは、
駅から近いのにのんびりした雰囲気漂う、
市役所近くにしぼって探したのだそう。
「お隣に紀ノ国屋があるので、
お買ものがてら寄ってくださるご近所さんも多いんです」
内装も「たばこ屋さん」をイメージしたのだそう。
そう言われてみると、
コンパクトな中に商品がキュッと詰まってる。
「店の奥に小さな作業場があって、
そこでお菓子を焼くこともあるんです」
その時にかぶるのがキャップなのだとか。
「じつはキャップの下には、ネットをかぶっているんです。
でもキャップのおかげでネットが隠れるから、
奥で作業をしていても、すぐに接客ができる」
オールインワンもキャップも、おしゃれを兼ねつつ、
しほさんにとって、じつは仕事着でもあるのですねぇ。
キャップは最初、
苦手意識があったというしほさん。
でも今ではごらんの通り。
すっかり馴染んでる。


アスパラガス柄の小さな巾着(お店で買えます)、
サンダル、オールインワン、それからキャップ。
数年前まで、何を着ていいか
分からなかった時期があった(!?)
とは思えないくらい、
スタイルができあがっているしほさんなのでした。
MOJITO GULF STREAM PANTSには、
フードムードオリジナルのOYATSUTシャツを。
そしてなんと襟元には、ふりふりのつけ襟!
足元は、ちょっと素材感のあるソックスと、
やさしいピンクのダンスコのサンダルを。
もともとメンズ用に作られたこのパンツですが、
そうかこんな風にコーディネートすると、
やわらかいイメージになるんだ。
そしてなんと、
ウェストの紐は後ろで結んで。
「Tシャツをインするときは前で。
でも今日はアウトした方がバランスがいいかなと思って、
あえてリボンは後ろで結んで前をすっきりさせました」
そうか‥‥
「紐は前で」
そう思い込んでいたけれど、そうでなくたっていい。
自由に着ればいいんだ!
だって自分が着る、自分の服ですものね。



撮影の後は、お買いものタイムに。
お菓子はもちろん、
雑貨に、しほさんがえらんだおいしいもの。
「weeksdaysは、私にとってよいものを知る近道。
saquiのテーパードリボンパンツとか
鍋正堂のプレートとか。
まさこさんがえらんだものなら、
という安心感があるんですよ」
なんて言っていただきましたが、いえいえ私こそ。
「しほさんが作るものなら」
「しほさんがえらんだものなら」
それは間違いなくおいしいし、かわいい。
そんな信頼感があるのです。
ことしのセール、こんなコーディネートで 10
10 来たる秋冬にCONVERSE
「生活のたのしみ展 2025」で大好評だったのが
ふわふわもこもこの、ボアのコンバース。
足元がぬいぐるみたいになるだけで、
こんなに足取りが軽く(たのしく)なるんだ!
履いてる自分をごきげんにしてくれる
weeksdaysオリジナルのコンバース。
来たる秋冬に向けてぜひ。
P.H.DESIGNS ダウンのキルトスカーフ グレー
SLOANE モヘアシャギークルーネック カシス
nooy ポケットスカート グレー
CONVERSE weeksdays ALLSTAR(R)OX
もこもこコンバースを、このセールで!
- 太田
- それでは、目玉商品ですよ。
「CONVERS weeksdays ALLSTAR(R)OX」
です。
- 藤井
- コンバース!
- ──
- これがセールに?!
- 太田
- 出します。
たくさんつくったんです。
今回はモコモコ素材だったこともあって、
冬のもの、という印象が強いから、
かわいいけどどうしよう、
と思われたかたがいるかもしれませんね。
- 伊藤
- 一年中は履けないと思っちゃった人もいるかな?
でも「生活のたのしみ展」で接客してたとき、
お客さまの目に留まるみたいで、
「ああ!」と言って、
ちょっとぬいぐるみに吸い寄せられるように。
- 太田
- そうでしたね。
- ──
- これ、ほぼ日乗組員の保有率が高いアイテムですよね。
- 太田
- 「生活のたのしみ展」の試着用サンプル、
もう販売ができないので、
社内セールをしたら、即完売でした。
- 坂口
- 驚きましたね、めっちゃ早かった。
- 太田
- びっくりしたね。みんな興味あったんだって、
嬉しかったね。
- 坂口
- これはサイズが豊富で、
大柄な男性でも履けるサイズがあります。
22センチから30センチまで、0.5刻みで。
- 坂口
- カップルやご家族でお揃いで履いていただいても。
- ──
- コンバースを久しく履いてなかったな、
昔履いたコンバースは中敷が硬かったな、
っていう人もいらっしゃると思うんですけど、
いま、クッションの質がよくなってるんですよ。
- 太田
- そうなんです。進化してます。
- 坂口
- すっごく履きやすいです。
- 伊藤
- 歩いていて、疲れにくい。
- ──
- あと、自分もそうなんですが、
コンバースがちょっと細く感じるなという人は、
0.5、サイズの大きいのを買うといいかもしれません。
冬に向けて厚手の靴下を履くから、
いっそ1センチ大きいのを選ぶかたもいますよね。
- 伊藤
- コンバース上級者は大きめを買って、
足元を大きく見せて、
全体のバランスをとるんですって。
- ──
- 2サイズ大きいのを買うというかたもいますね。
今、インソールもいいのがいっぱいあるので、
調整ができます。
- 太田
- これ、もちろん冬物のスニーカーとしてもおすすめですが、
真夏以外は大丈夫ですよね。
ボアだけど、思ったより普通に履けるんです。
- 伊藤
- わたし、9月、まだ暑かったんだけれど、
もう秋物が着たいという気分のとき、
上はTシャツ、足元はこれを選んで、
ちょっと秋の気分を先取りしましたよ。
- 太田
- いいですね!
- 藤井
- このボア、ワントーンだから、
そんなに主張しすぎないんです。
- ──
- あと、靴箱にこの子がいるとうれしいですよね。
- 藤井
- かわいい。
- 太田
- 存在がかわいい。おすすめです。
- ──
- 買い足そうかな。
- 太田
- おすすめです。
- ──
- いろんなかたが履いてくれた写真、
ここでもう一度、お見せしましょう。
- 伊藤
- コンテンツ、読み物としてもたのしいので、
リンク先に行ってみてくださいね。

セールアイテムをつかった伊藤さんのコーディネートはこちらからどうぞ。
ことしのセール、こんなコーディネートで 09
09 わたしの定番、鋼正堂・東屋・ハンドソープ
鋼正堂と東屋の器と、
weeksdaysオリジナルのハンドソープ。
自宅にも、山荘にも置いている、
もはや「私の定番」となっているアイテムたちです。
今回は、ぜひおうちの定番に加えていただきたい‥‥
という気持ちを込めての、セール出品。
どれもさりげなく家に溶け込んでくれる良品です。
鋼正堂 スープ皿
東屋 磁器のオーバル皿 石灰釉/土灰釉
東屋 磁器の丸皿 土灰釉
weeksdays LIQUID SOAP(PINO)
おうちのなかも。鋼正堂・東屋・ハンドソープ
- 坂口
- 鋼正堂のスープ皿もセールになるんですね。
びっくりしました。
- 太田
- そう。スープ皿だけなんですが。
人気商品なんですけれど、生産数が多いので、
「鋼正堂を使ってみてほしい」
という意味で、お安くすることにしました。
- 伊藤
- うん、鋼正堂の入門編ですね。
わたし、鋼正堂を全部軽井沢に持ってっちゃって、
自宅にないものだから、不便に思っていたんです。
「今、ここにあればなぁ」って何回も思った。
- ──
- これ、便利ですよね。
スープ皿という名前ですけれど、
パスタやカレーもしっかり入ります。
1.5人分くらい余裕で。
- 伊藤
- パスタもスープもカレーも。
ぜひ入門編で。
- 太田
- 入門編で、と思ってます。
- 太田
- あと、東屋の磁器のお皿、オーバルの「大」。
この便利さも知っていただきたくて。
- 伊藤
- ウー・ウェンさんの
レシピ本の撮影で使いました。
中華風の蒸し魚に合わせたんです。
お魚まるごと一尾をのせたすがた、
すごくよかったですよ。
- ──
- ということは
アクアパッツァにもいいでしょうね。
オーバルの大皿が1枚あると、
土鍋と一緒で、みんなの視線が集まる。
数人で囲む食卓が、とてもたのしくなりますよ。
- 伊藤
- 料理家のかたに評判がいいんです。
幾人か使ってくださっているかたを知っていて。
- 南
- わたしもこれ持ってます。大皿。
わたし普段、そんなに料理をしないんですけど、
友だちとかがうちにきて、
ちょっとおしゃべりするときに、
このお皿におつまみをのせると、
なんだかいい感じになるんです
- ──
- そう。ポテチ、ザッとのせてもさまになる。
- 南
- 便利に使わせてもらってます。
- 伊藤
- 料理といっても、ズッキーニを焼いただけとか、
かんたんなものでも、すごくいいですよ。
焼いて、ただオイルをかけて。
- 太田
- 薄いから、収納するとき、
重ねてもかさばらない。
すばらしい。
- 南
- でもずしっと、安心感があって。
- ──
- 中国料理店「jeeten(ジーテン)」の
オーナーシェフである吉田勝彦さんと、
料理教室「LIKE LIKE KITCHEN」を主宰する
料理家の小堀紀代美さん、
ふたりの料理人に取材したコンテンツがあるので、
使い方に迷っている人はぜひ。
- 坂口
- ハンドソープも紹介しませんか。
- 太田
- はい。これ、人気商品ではあるんですけれど、
鋼正堂と同じような気持ちで、
これを機会に試してほしいなと思っての
セール出品です。
- ──
- お試しください、っていうことですね。
このソープ、何がいいかって、
料理をするのに食材をさわるでしょう、
においの強いものを扱って、
それを落としたいとき、
けっこう、ハンドソープって、
ちょっと香りが残るんですよ。
でもこれ、ほんとうに仄かに残るだけで、
次の食材に影響しないんです。
- 伊藤
- 食べるときにも、
手にハンドソープの強いにおいが残っているときが
あるものね。それがない。
- ──
- そうなんですよ。
洗っている時の香りはすごくいいし、
かつ、洗い上がったあとに、気にならない。
- 伊藤
- そして、しっとりしてる。
- 藤井
- そう!
- 太田
- 潤いますよね。
- ──
- とてもよくできているって思います。
- 太田
- 泡立ちもいいし、泡切れもいい。
- ──
- あと、版画家の松林誠さんに絵を描いていただいた
ボトルデザインがかわいいです。
他のものとけんかしないんです、このデザイン。
- 伊藤
- 清潔なところ、洗面所にあると、
すごくいいいなと思います。
引っ越し祝いとかにも、いいですよ。

セールアイテムをつかった伊藤さんのコーディネートはこちらからどうぞ。
ことしのセール、こんなコーディネートで 08
08 買い逃したかたへ、L’UNE、MOJITO
毎週、更新されるweeksdaysのアイテム。
「ああっ、買い逃してしまった!」
なんて声もよく聞きます(ありがとうございます)。
一度、ソールドアウトしたものも、
じつは再販されることもあるのですが、
「見つけられない」という声を聞くことも。
L’UNE(リュンヌ)のブラウスに、
MOJITO(モヒート)のコート。
撥水加工が施されたコートは、
一枚持っているととても重宝。
旅にも、もちろんふだん使いにも。
今回はそんなアイテムもセールに出ます。
ぜひお見逃しなく!

COGTHEBIGSMOKE IMAN DOUBLE-BREAST COAT BLACKL’UNE ボウ付きギャザーシャツ ホワイト
L’UNE セミフレアミモレスカート ブラック
MOJITO PARKA,MAN’S,M-23 ベージュ/カーキ
MOJITO AL’S COAT ベージュ
安心
7年前の今頃は、
weeksdaysの立ち上げ準備のまっ最中でした。
新しいことを始めるのって、わくわくすると同時に、
思いもよらないことが次々と起こって、あたふたもする。
それでも気持ちの部分では、
「わくわく」が勝つものだから、
大変なことも乗り切れるんだよなぁ‥‥
なーんて、
毎年、夏が近づくと、その時のことを思い出すのでした。
7年の間に「はじめまして」のブランドも
少しずつ増えてきましたが、
ずっと変わらずおつきあいしているブランドもあります。
そのひとつが、MOJITO(モヒート)。
初登場は2018年7月28日。
以来、変わらず自分の「好き」を貫いているのが、
デザイナーの山下裕文さんです。
7年間のおつきあいの中で、
私たちweeksdaysチームは、
「山下さんが作るものなら」という安心感、
それから信頼感でいっぱい。
そんな関係が築けてきたこと、
うれしいしありがたいなと思っています。
今週のweeksdaysは、
MOJITOのキャップとパンツ。
定番のGULF STREAM PANTSと、
weeksdaysのために作ってくれたキャップ。
初夏のアイテムにぜひ。
じぶんを甘やかそう。pageaérée・L’UNE
- 篠田
- パジャマのこともいいですか。
- 坂口
- pageaéréeですね!
- 太田
- これは言わなきゃ。絶対言わなきゃ。
これ、一回、売り切れているんです。
それで再入荷をしたぶんを、
今回、セールでお届けします。
寝る時は、いいパジャマを
着たほうがいいですよね。
- 伊藤
- そう!
- 篠田
- 定番品だし、
わたしの実感として、
睡眠の質が上がると思うんです。
- 太田
- わたしもそう思う。
- 藤井
- それ、大切。
- 伊藤
- プレゼントにもいいのかも。
- 篠田
- セパレートになっている
「ray unisex pajamas」と
ワンピースの「vic one-piece stand」、
どっちのタイプもいいんです。
オーガニックコットンで気持ちいいし。

- ──
- これ、ユニセックスとはいえ、
「weeksdays」での扱いは
女性向けのサイズですよね。
- 篠田
- そうです。かたちはユニセックスで、
わたしたちが扱っているのが、
女性向けのサイズということなんです。
- ──
- 「weeksdays」から、
パジャマはこのpageaéréeだけ?
- 坂口
- はい。
これとDRESS HERSELFの
シルクのシーツと枕カバーがあれば!
- 太田
- もう最高の睡眠が期待できますね。
- 藤井
- L’UNEの、このシャツ、いいですね。
ボウ付きギャザーシャツ。
- 坂口
- これ、とってもかわいいですよね。
在庫があるのが不思議なくらい。
- 太田
- みなさん、迷われたんだと思う。
- 伊藤
- そうですね、「weeksdays」のなかでは
ちょっと価格が上のラインですから、迷いますよね。
でも、だからこその、セール。
これ、いろんな着方ができるんです。


- 坂口
- リボンを外してもいいんですよね。
- 太田
- そう、外したらすごくすっきりする。
- 藤井
- 普通にデニムにバサッて着てもかわいいですね。
- 伊藤
- 留めたり、開けたり。
- 太田
- これ、実物を見るとわかるんですが、
とても仕立ての良いものなんです。
- 坂口
- ホワイト、ネイビー、ブラック、あります。
L’UNEは、スカートも出ますね。
- 太田
- セミフレアミモレスカート。
これもめっちゃすてきです。
- 伊藤
- これ、冬は、
ブーツに合わせて着てました。
- 坂口
- 形がすっごくきれい。
- 伊藤
- 生地に光沢があるんです。
サテン生地にウールが加わるゆえ、の、
質感と光沢感。
歩くと揺れて、きれいなんですよ。
- 坂口
- これもシワになりにくい素材ですよね。
- 伊藤
- 夏にもいいんじゃないかな。
- 藤井
- Tシャツに合わせて、
ラフに着てもかわいいですね。
あえて、ビーサンとかでも。
セールアイテムをつかった伊藤さんのコーディネートはこちらからどうぞ。
ことしのセール、こんなコーディネートで 07
07 未体験のかたはぜひ! COGTHEBIGSMOKE
とにかくファンの多い(とくに私の年代に)COGの服。
まだ持っていない‥‥という方は、
このセールの機会に挑戦してみてはいかがでしょうか。
ほかにも、ぬくぬくブランケット、
あざやかな色のタイツ、
ちいさなもこもこバッグ、など!
COGTHEBIGSMOKE GLORIA PUFF SLV TOP MILK/MID GREY/BLACK
ROROS TWEED ハーフブランケット アップルレッド
KARMAN LINE コットンタイツカーディナルレッド
Owen Barry HOLBORN BLACK/CANELA WHITE
これも並ぶの? COGTHEBIGSMOKE・MOJITO
- 藤井
- COG(COGTHEBIGSMOKE)の
GLORIA PUFF SLV TOPも出ますよ。
- 伊藤
- この服については、
COGのファンであるSatomi Kawakitaさんが
コンテンツで愛を熱く語ってくださって!
- 藤井
- ね、すごく語ってくださってますよね。
- 伊藤
- 気に入って、何枚も買ったとおっしゃって。
- 太田
- 日替わりで着られているとか。
- 坂口
- 全部で3色。
MILK、MID GREY、BLACK。
- 伊藤
- わたしも、これ大好きなんです。
- 坂口
- これはよく伊藤さんが
着られてるイメージ、ありますね!
- 太田
- COGからは、FELICIA TOPも出ます。
- 伊藤
- これ、わたし、買おうかなぁ。
- 藤井
- これ、全色出る?
- 太田
- これ、2色ですね。
EMERALDと、IMPERIAL RED。
- 伊藤
- あ、それなら、わたし、持ってた。
これね、いいですよ。ラクだし。
SAQUIのテーパードリボンパンツを合わせて
よく着ています。
- 太田
- サマーテーパードリボンパンツだったら、
最強の組み合わせですね。
そのアイテム2つで、夏のコーディネートがばっちり。
- 伊藤
- そうなんですよ。
暑くてなんにも考えられない、
みたいなときにもラクに決まる。
これさえ着ておけばおしゃれに見えるから。
- 太田
- 腕が出ているようで出ない、
という袖丈がいいですよね。
後ろ姿では肘が見えないという、絶妙な丈。
- 伊藤
- そう、そう!
- 藤井
- ほんとに「盆栽裁断」ってすごい。
- 太田
- うん、「盆栽裁断」のすごさを感じられるアイテム。
- ──
- 「盆栽裁断」についてはこのコンテンツをどうぞ。
夏の激暑な時期でもOKってことですね。
- 太田
- 激暑シーズン、着てました。
ばっちりですよ。
- 藤井
- もうひとつ、話したいのがMOJITOのコートです。
「PARKA,MAN’S,M-23」。
撥水フィッシュテールコートですね。
- 太田
- あ、そうだよね。
わたしもそれも話したいよ。
- 伊藤
- 昨日、わたしが着てた?
- 藤井
- それは「AL’S COAT」で、
数は少ないんですけれど、それも出ます。
「PARKA,MAN’S,M-23」も伊藤さんがお持ちですよ、
ミリタリーっぽいアイテム。
- 伊藤
- うんうんうん。
これ、かわいいよね。
- 藤井
- これが結構、いいんです。
どう良いかは、
デザイナーの山下さんのコンテンツを
読んでいただきたい!
- 太田
- 前回は一瞬にして消え去ったアイテム。
- 坂口
- 今回は、全色出ますね。
ベージュ、カーキ、ブラック。
- 伊藤
- こういう“大物”こそ、セールが嬉しいよね。
- 太田
- はい。大物こそ!
- 伊藤
- これこそ一枚持ってると、
小雨のときとか、傘がいらなくていいの。

セールアイテムをつかった伊藤さんのコーディネートはこちらからどうぞ。
ことしのセール、こんなコーディネートで 06
06 夏のお出かけはchisakiとBonBonStoreと
ぱっと着られるトップスに、さっと穿けるパンツ。
またはワンピース。
とかくシンプルな装いになりがちな夏に
プラスしたいのが、
chisakiの帽子とBonBonStoreの日傘。
暑くなりそうな今年の夏。
お気に入りのアイテムで乗り切りましょう。

chisaki Lein White
COGTHEBIGSMOKE FELICIA TOP IMPERIAL RED
BARI レザートングフラットサンダル ネイビー
BonBonStore 日傘 スクエアエンブロイダリー

chisaki Lein Grey
COGTHEBIGSMOKE FELICIA TOP EMERALD
BARI レザーサンダル クロコブラック
BonBonStore 日傘 サークルドットエンブロイダリー
小物に注目! BonBonStore・chisaki・CI-VA
- 太田
- 今回のセール、小物もいろいろ出るんです。
たとえば、日傘。
- 坂口
- 日傘っ!
BonBonStoreですね。
- 伊藤
- おおっ!
- 藤井
- まさにこれからの季節向きですね。
- 南
- いいですね~。
- 坂口
- 日傘に加えて、扇子も出ます。
- 伊藤
- いい!
- 坂口
- 日傘、ちっちゃさがかわいいですよね。
とっても持ちやすくて。
- 伊藤
- かごバックとかに入れても大丈夫だから。
そして、ちっちゃくても、
ちゃんと役目を果たしてくれるんです
- 柳田
- 着物にも、いいですよね。
- 伊藤
- そうなの!
柳田さんに、神戸まで、
森脇ひろみさんの取材に行ってもらいましたね。
- 坂口
- めちゃくちゃすてきだった~!
- 藤井
- このサークルドットエンブロイダリーが、
weeksdaysオリジナル、
スクエアエンブロイダリーは、
BonBonStoreの人気商品。
丸と四角の2種類あるんです。
- 伊藤
- これ、持っていない人、
買ったほうがいいですよ!
‥‥と、強めに言いたい。
- 坂口
- 日傘と扇子はいまや夏の必需品ですからね。
- ──
- 今、どれだけ紫外線をカットするかなど、
世の中の日傘は機能の高さを競い合っていますが、
そういう高機能日傘ほどではないにしても、
こちらもUV撥水コーティングをかけて、
遮蔽率は89%ですから、ちゃんと役目を果たします。
- 伊藤
- あれはあれ、これはこれの良さがありますよね。
使い分けるといいかもしれない。
- 坂口
- すぐに出番が来ますね。
ぜひ、扇子と合わせて。
- 太田
- はい。扇子と共に、一緒に使ってほしいです。
様子がすてきだし。
- 伊藤
- ぜひ。
- 坂口
- 夏必須アイテムとして、帽子も。
chisakiですね。
- 太田
- はい。Leinっていう‥‥。
- 藤井
- つばの広い、おっきな帽子。
- 伊藤
- あ、かわいい!
グレーと白、2色ともあるんですね。
- 篠田
- バオバブの樹皮からとった繊維で
手編みした素材なんですよね。
もう入手が難しいそうなんですが、
デッドストック素材からつくったそうです。
- 坂口
- このシリーズと、ENRIEという、
折り畳める帽子も出ますね。
ラフィア×ベージュという、
いわゆる麦藁帽子っぽい色のものになります。
- 伊藤
- これ、わたし、2色持ってる。
中折れ部分でキュッとなって、
縦に畳むとぺったんこになるんですよ。
- 太田
- 専用のトートも付くんです。
畳んで入れられますよ。
chisakiの帽子は、ひももかわいい。
- 伊藤
- そう、かわいいの。
ヴィンテージのデッドストックのビーズも
付いているんですよ。
- 坂口
- 担当ながら、ビックリしたのが、
CI-VAもセールに出品するんですよ。
「2189 NUVOLA」という
ショルダーであり、クラッチであり、
サコッシュぽくも使える革のバッグ。
- 伊藤
- えっ!
- 太田
- 幾度もつくっている、
「weeksdays」のベストセラーのひとつですよね。
色は、いちばん直近でつくった、
AQUAだけなんですけど、
この機会に知っていただきたいなと思って。
- 伊藤
- なるほどね。
- 篠田
- これは社内でも活用率が高いアイテムですよね。
- 太田
- これ、ほんっっっっとに、使ってます。
- 太田
- すでにお持ちのかたも、2色目、
チャンスですよね。
- 藤井
- しかも、CI-VAは今後、値段が。
- 篠田
- そうですね。
- 伊藤
- そうなの?
- 篠田
- 時流ですよね、輸入品はどうしても。
- 坂口
- 夏に向けてちょうどいいカラーですし。
- ──
- これ、母に買おうかな‥‥。
病院に行くのによさそうで。
リハビリに週3回通ってるから。
- 伊藤
- うちの母もなの。
ななめ掛けにすると手が空くから、
いいって言ってます。
先日、仕事で海外に行った時は、
パスポートなど貴重品入れにしました。
機内では肌身離さずで安心。

セールアイテムをつかった伊藤さんのコーディネートはこちらからどうぞ。
ことしのセール、こんなコーディネートで 05
05 裸足の季節にSPELTAとBARI
待ちに待った素足の季節。
今の時期、コーディネートは
足元から決めることが多い私です。
今回ご紹介するのは、
weeksdaysならではの
シンプルなアイテムにもぴったりで、
かつ、ちょっと愛らしさを添えてくれる、
SPELTAのバレエシューズと、BARIのサンダル。
春夏のおしゃれはこれで決まりです。
SPELTA IMMA NAPPA powder blue
SPELTA OLGA RASO grey
SPELTA OLGA RASO purple
SPELTA IMMA NAPPA beige
BARI レザートングフラットサンダル ネイビー
BARI レザーサンダル スネークベージュ
BARI レザーサンダル クロコブラック
靴もいっぱい。BARIとSPELTA
- 坂口
- これからの季節にぴったりの、
サンダル系も出ますよ。
- 伊藤
- BARIですね。
このスネークベージュ、
強い印象の柄だと思われるかもしれませんが、
履いてみると、あんがい、馴染むんですよね。
肌の色にも近いですし。
- 坂口
- 伊藤さんは、weeksdaysで洋服の撮影のとき、
このスネークベージュのレザーサンダルを
よくスタイリングに使われますよね。
- 伊藤
- そうなんです。服の邪魔をしないの。
- 南
- かっこいいですよね。
- 伊藤
- わたしは今、これを室内履きにしてます。
- 太田
- 室内履き!
- 南
- 室内!
- 伊藤
- 普通に履けますよ。
サンダルってね、派手だと思っても、
あの自分の目から遠いから、
あんがい目立たないんです。
冒険しても大丈夫なんですよ。
- 坂口
- 離れて見るとちょっとベージュの
おしゃれなサンダルに見えますね。
- 太田
- 「ほぼ日」だとも大好きで、
毎日のように履いていると言ってました。
- ──
- この柄がほんとに苦手っていうことじゃなければ、
おすすめっていうことですね。
- 坂口
- もともとの価格も買いやすい。
- 太田
- それがオフになっちゃうわけだから。
- 坂口
- クロコブラックも、
サイズの欠けはありますが、
セールに出ますよ。
- 伊藤
- クロコブラック、かっこいいんですよ。
わたしも両方持ってます。
足の甲をしっかり覆うデザインなのもいいんです。
- 坂口
- かかとのバンドはありませんが、
あんまり脱げないです。
- 南
- 指を通すタイプでもないから、
靴ずれも、起きにくい。
- 伊藤
- 玄関にあると、かわいいんです。
- 太田
- 置いてある姿がかわいい、
っていうのは素敵ですね。
- 坂口
- サンダルはほかにもあるんです。
レザートングフラットサンダルも、
ネイビーだけセールに。
- 伊藤
- これもかわいいですよね。
- ──
- これはかかとがありますね。細い革ひもで。
- 太田
- これがあるだけで、足との一体感が出るんです。
- 坂口
- 続いては、SPELTAのバレエシューズ、
OLGA RASOとIMMA NAPPAです。
- 伊藤
- わたし、このアイテムが大好きで。
パリのチャコさんこと鈴木ひろこさんを訪ねて
コーディネートを披露していただいたんですよね。
とても素敵でしたよね。
- 太田
- 伊藤さんがパリ右岸のご自宅に
取材に行ってくださったんですよね。
- 伊藤
- ちょうど今頃の季節でした。
- 南
- どの色もかわいいです!
- 太田
- 全部かわいい色。
- 藤井
- そして絶妙な色味なんですよね。
- 伊藤
- SPELTAは、好きで前からいろいろ持っていて、
「weeksdays」で紹介できてうれしかったです。
- 太田
- いわゆるバレエシューズは、
もうちょっと浅いんですよね。
指の付け根が見えるぐらい。
- 伊藤
- そう。SPELTAは普通のバレエシューズより
甲を隠すデザインなのもいいですよね。
足元にちょっと色を持ってくるだけで、
すごくかわいい。
素足で履いてもいいし、
タイツを合わせてもいいですし。
- ──
- バレエシューズといっても、底はしっかり?
- 伊藤
- そう。革底なんです。
- 藤井
- ちゃんと外履き用なんですよね。
歩きやすいですよ。
- 坂口
- 「履くだけでおしゃれになる靴」
だと、わたしは思ってます。
- 伊藤
- そうなの。
地味な服のときも、これ一足でね。
- 坂口
- デニムとかでも、これを履くだけで
ちょっとおしゃれになりますよね。
- 太田
- たしかに。そうですね。この機会にぜひですね。
- 伊藤
- この写真がすごい好き。
- 藤井
- このコーディネート、
とてもすてきですよね!
- 坂口
- ちなみにSPELTAは
パープル、グリーン、グレー、
ベージュ、パウダーブルー、
全色揃っています。
- 太田
- サイズは欠けているものがありますが、
セールなので、気になる色で
サイズが合ったらラッキー、
みたいな感じで見ていただければ。
- 伊藤
- そうですね。

セールアイテムをつかった伊藤さんのコーディネートはこちらからどうぞ。
新色が出るんですか
- 小泉
- (ドアを開けてすごい勢いで入室しながら)
お疲れ様ですーっ! 遅くなってすみませんっ!
- 藤井
- わ、びっくりした。
- 伊藤
- あややが来る前に、すでに、
すごくいい話を聞かせてもらいましたよ。
- 小泉
- ほんと、すみません。
混ぜてください。
- 伊藤
- あややはスティルモーダをどこで知ったの?
「weeksdays」で?
- 小泉
- そうですよ。着ているもの、持ちもの、
全部が「weeksdays」ですよ、私。
COGTHEBIGSMOKEもそうですし、
私のワードローブは、
伊藤さんから教わったものばっかりです。
- 伊藤
- いやいや(笑)。
さすがに「全部」は嘘だー。
でもありがとう。
- 坂口
- 今日もHonneteのロングシャツですね。
- 伊藤
- お揃いだ。
- 小泉
- めっちゃくちゃ愛用してて。
本当にいいです、これ。
軽いし、家でも洗濯できるし。
- 藤井
- アイロンいらないんですよね。
- 小泉
- もう私、乾燥機までかけちゃってる。
- 伊藤
- そうなんだ! すごーい!
吊るしておけば乾くけど。
- 藤井
- すぐ乾きますよね。
- 伊藤
- でもあやや、家族が多いからね。
- 小泉
- そう、物干し竿が
曲がっちゃったんですよ!
家族全員の洗濯物を干したら、重すぎて。
- 伊藤
- それって、すごくない?!
- 松尾
- すごいですよね。
- 小泉
- 物干し竿が曲がるって(泣)。
だから、もうこれは私、
乾燥機を使う人生だなって。
- 伊藤
- 全部乾燥機にしなくても、
ふだんのあややの服はハンガーで干して、
タオルとかを乾燥機にすれば?
わたし、そうしてます。
- 小泉
- あ、伊藤さんのマネします。
ムフフフフ。イヒヒヒヒ。オホホ。
- 伊藤
- え、なにその笑みは?!
- 小泉
- 今、直々に伊藤さんからライフスタイルの
レクチャーを受けちゃった!
と思ったらうれしくなって。
- 伊藤
- ハハハ! やだー。
- 松尾
- 照れ笑いだったんですね(笑)。
- 小泉
- weeksdaysはほんと、
ちょっと恥ずかしいことを言いますけど、
ほんと「人生」ですよ。
- 伊藤
- えっ?!
- 小泉
- 大袈裟抜きで、うん。
だって私、お皿も使ってるもん。
箸も。
私の使命はですね、
「weeksdays」を世界に伝えることです。
いまはまだ海外の人たちに知られてないですからね。
- 伊藤
- 先日、ジョンブルの方と話していたら、
インバウンドの人がわざわざ
「日本のデニムを買って帰りたい」と言うんですって。
絶対日本のものっていいからって。
最初、ふらっと買ってくれたかたが広めてくれて、
だんだんお客さんが増えたんですって。
- 小泉
- そうですよ! そういうの目指しましょう!
‥‥えーっと、スティルモーダから
話題が離れちゃいましたね。
- 伊藤
- そうそう。あややの
スティルモーダの歴史を教えてください。
- 小泉
- まず、私、ほんとにずっと、
こういう靴を探していました。
ちょっとフラットで、丸みを帯びてる女性らしい形。
フォーマル的なところでもいけるし、
カジュアルにデニムにも合う、
みたいな靴がずーっと欲しいと思っていたんです。
そんななかのスティルモーダ。
そしてやっぱり値段は魅力でした。
はっきり言うと。
だから私は、なんと! 2足、持ってます!
ふふふ。
- 伊藤
- みんなも色違いで持ってるのよ。
- 小泉
- え。
- 松尾
- 3足持ってます。
- 坂口
- 私も3足。
- 藤井
- 私は4足。
- 小泉
- ガーン! 自慢して恥ずかしい!
でもね、このパターンはないですよ、
私は黒を2足です。
- 伊藤
- そうなんだ? どうして?
- 小泉
- とにかくまったくもう普段使いで、
雨の日でも、傷がついてもいいものと、
ちょっとそうじゃない、
特別な時に履く用です。
ちょっと会食に行く時、みたいな。
それ用のスティルモーダは箱に入れた状態です。
普段用は、ほんとうによく履いてますよ。
やわらかくって履きやすいから。
底のクッションもいいですし、
気持ちいいんですよ、履いていて。
- 伊藤
- 素足で履く。タイツでも履く?
- 小泉
- 両方オッケーです。
- 藤井
- サイズ選びはどうでした?
- 小泉
- サイズは39ですね。
私24.5cmなので。
- 伊藤
- じゃあ、ぴったりか、
ちょっと大きめを履いているんですね。
さっきね、1サイズちっちゃめを買う人もいるし、
1サイズ大きめを買う人もいるっていう話になったの。
革のやわらかさや、甲の深さでカバーできるって。
- 小泉
- 私、この「ちょっと大きめ」でちょうどいいです。
あと、型崩れしなくないですか?
- 坂口
- うん、しないですね、たしかに。
- 小泉
- こういうふうに甲が広めの靴って、
フニャってなってパカパカになっちゃうんですよ。
でも、スティルモーダはならないんです。
ちゃんとホールドしたままで。
だから長距離の徒歩もいける。
私、かなり歩くんですよ。ふだん。
だからほんとです。
そうそう、「生活のたのしみ展」では、
1日3万歩の日もありましたけど、大丈夫でした。
ところで今回は新色が出るんですか。
- 伊藤
- そう、新しい色が2つ、
いままでの色が1つ。
- 藤井
- 定番の「ホワイト」に加えて、
艶のある黒の「パテントブラック」と
「ブラウン」が新色です。
- 小泉
- えー! すごい!
白欲しいんですよね、白持ってなかったから。
でも茶色もかわいい。え、かわいい!
- 藤井
- ちょっと値上がりしちゃうんですけど。
- 小泉
- トランプ関税の影響?!
- 藤井
- ‥‥より前に決まってました。
でも致し方なく。
- 小泉
- でもそれを打ち消すかわいさですよ。
やっぱり白、いいですねえ。
- 伊藤
- 足元が白ってすごくいいんですよ。
軽やかになる。
夏はもちろんなんですが、冬でも、
たとえばほかは全部黒の服なのに、
靴だけ白っていうのもいいんですよ。
- 小泉
- かっこいい!
もう今、心にメモしました。
そしてやっぱり、私、
この靴のフォルムがすごく好きだなあ。
伊藤さんありがとうございます。これ最高です。
- 伊藤
- いやいや、こちらこそありがとうございます。
- 松尾
- 「パテントブラック」の艶感も、
いいですね。
- 坂口
- そう、このエナメル加工が。
- 小泉
- 履き続けてやわらかくなった黒もいいけれど、
この光沢のある黒もいいですね。
- 伊藤
- いいですよねー。そしてブラウンもいいの。
黄色い靴下とか合わせてみたり、
もちろん素足でもいいし。
- 坂口
- 撮影、かわいかったですね!
新しい色、パテントブラックを
買おうと思ったんですけど、
実物を見たら、茶色もすごくいいなと思って。
- 伊藤
- そうなの。
- 小泉
- うん、私もそう思った。
- 坂口
- すごーく、今、悩んでます。
- 松尾
- 私も、履きつぶして手元にないのが不安だから、
追加して買いたいです。
今回、シルバーはお休みだそうですが、
これもまた再販してください。
ストックが欲しいです。
- 伊藤
- なるほど!
ストックで買っておきたい、
っていう声、すごく新鮮。
- 小泉
- シルバー、いいですね。
私、weeksdaysで買いたいから、
他のところでは我慢して、
再販を待ってます。
- 伊藤
- 嬉しい~! ありがとうございます。
ことしのセール、こんなコーディネートで 04
04 ちょっとしたお出かけもSLOANEなら
もはや着ない日はないのではないか?
というくらい頼りにしているブランドがSLOANE。
カジュアルにも、またはちょっとしたお出かけにも。
コーディネート次第でいろんな顔を見せくれるところが、
すごいんです。
今回のセールでは、ニットにくわえてキュロットも販売。
この機会に今まであまり着なかったアイテムに
挑戦してみてはいかがですか?

SAQUI プリーツペプラムブラウス
SLOANE キュロット グレー
SAQUI レースバッグ

SLOANE モヘアシャギークルーネック グレー
SAQUI カラーパンツサフラン
Owen Barry HOLBORN CROMITA

SLOANE シルクワイドフィット半袖モックネック ブルーグレー
SLOANE キュロット ネイビー
CONVERSE weeksdays ALL STAR 100 OX ネイビー
SLOANE、未体験のかたはぜひ!
- 伊藤
- SLOANEからは、キュロットを。
ハーフパンツなんですが、
膝が隠れるかどうかの
絶妙な丈感なんですよね。
- 太田
- これ、グレーとネイビーの全サイズがあります。
ぴったり、シンデレラフィットで穿いていただきたい。
- ──
- SLOANEの服って、ニットにしても、
きちんとしていていいですよね。
- 伊藤
- 野口真紀さんが、すごくきれいに穿いてくださった。
- 太田
- そうでしたよね。すてきでした。
- 伊藤
- これ、ジャケットを合わせたら、
ロングパンツを合わせるより抜け感が出ますよ。
- 藤井
- これ、わたし、持っていて、
じつは冬でも穿いているんです。
タイツの上から。そしてブーツを合わせて。
- 太田
- そうだ、冬も穿いてるよね。
ロングブーツに、すごく似合ってました。
- 伊藤
- その姿見たことない!
- 藤井
- だからこのキュロット、一年中使えるんです。
- 伊藤
- そうだよね。タートルと合わせても、
きっと、かわいい。
そもそも、素材がいいし。
- ──
- 素材はなんですか?
- 篠田
- ウール100%で、裏地も付いていますから、
スルッと履きやすいですよ。
- 伊藤
- そうなの。ちゃんとしてるんですよ。
そしてSLOANEからは、さらに、
シルクワイドフィット半袖モックネック。
- 伊藤
- はい。これもすごくいいのよ。
上品なの。着心地もいいし。
- 藤井
- 光沢感も美しいですよね。
- 篠田
- きれい!
- 太田
- これもね、お買い得になるなんてね。
- 伊藤
- そうだよね。
- 篠田
- ねー。
- 太田
- はい。すばらしい。
- 坂口
- 半袖の裄丈が、肘まであるのがいいですよね。
- 伊藤
- SLOANEのニットはとにかく気持ちがいいので、
未体験のかたはぜひ。
- 太田
- 普通に見えるけど、すごくいいんですよね。
- 伊藤
- そうなんですよ。シルエットもいいし。
モヘアシャギー クルーネックも出ますよね。
- 坂口
- そうですね。さすがに冬物にはなっちゃいますが。
- 太田
- 次の冬に向けて、今のうちに。
- 坂口
- これ、すっごくかわいいですよね!
- 南
- え、これもセールに?
- 篠田
- 出るんです。
- 太田
- 出ちゃうんです。
- 伊藤
- かわいい。
- 藤井
- セールになるなら、買い足そうかな。
- 坂口
- グレーを持っていますよね。
- 藤井
- わたし、グレーとカシスを。
- 伊藤
- え、そうなんだ。両方。
- 伊藤
- モヘアのシャギーの感じがかわいいですよね。
- 坂口
- 色はですね、ライトグリーン、グレー、
ブラック、カシス。全色ありますよ。
- 伊藤
- またサイズ感も、いい。
- 篠田
- レディスのLよりちょっと大きめで、
それがかわいいですよね。
- 太田
- このニット、SAQUIのパンツに合うんですよ。
- 伊藤
- SAQUIのパンツと合わせると、
お互い素材感を引き立てあう感じがする。
- 坂口
- おしゃれが完成しちゃいますね。
- 藤井
- たいへん、欲しい物がどんどん出てくる‥‥。
- 太田
- そうだね。ヤバいね。
- 藤井
- ヤバい(笑)。
- 篠田
- 振り返りながら、どんどん。
- 藤井
- あれ買おう、これ買わなきゃ!
- 太田
- SLOANE、モヘアシャギー トライアングルも
いいですか。
- 伊藤
- そうそう、クルーネックと同素材で、
三角形のショールがあるんです。
- 太田
- はい。セールに並ぶのは、
ライトグリーンだけですが。
- 伊藤
- これもかわいいんです。
- 南
- かわいいー!
マフラーみたいに使えるんですか?
- 篠田
- 使えます。
- 坂口
- スカーフみたいに巻くんですよ。
- 伊藤
- いろんな巻き方ができるの。
- 坂口
- かさばらないから、
カバンにスッと入れておくだけでも安心。
- 太田
- ちっちゃい状態もかわいいんです。
- 坂口
- セールで挑戦しやすいカラーですね。
- 伊藤
- うんうんうん。

セールアイテムをつかった伊藤さんのコーディネートはこちらからどうぞ。
毎日のように履いてます
- 伊藤
- 松尾さんとは、はじめましてですね。
どうぞよろしくおねがいします。
- 松尾
- こちらこそよろしくお願いします。
「ほぼ日」勤怠管理担当の松尾です。
- 坂口
- 松尾さんは「weeksdays」の大ファンなんです。
- 松尾
- そうなんです。
基本的に服や靴は試着して買いたいほうなんですが、
伊藤さんに全幅の信頼をおいているので、
「weeksdays」は特別なんです。
年齢を重ねるごとに、自分が好きだったものが
似合わなくなってきたと感じたと、
伊藤さんがおっしゃっていて、
「まさしく、私だ!」と思えて。
- 伊藤
- それを感じたのはいつ頃からですか。
- 松尾
- 40代になった頃ですね。
- 坂口
- めっちゃわかります。
私もちょうど今、ほんとにそう思っています。
- 松尾
- 身体のフォルムや、肌とか見た目とともに、
自分が普段持つものも変わってきたんです。
今まで好きだった安くてかわいいポップなものも、
もう似合わないな違和感が出て。
その点「weeksdays」は自分に
寄り添ってくれてる気がしています。
- 伊藤
- 嬉しい‥‥!
そうなんですよね、
すこしお姉さん世代の人たちが、
「重いものはダメ」とか
「チクチクした服は無理」と言っていたのが、
理解できるようになるんですよね。
- 松尾
- はい、だいぶ理解できるようになりました。
- 伊藤
- 「weeksdays」では、
どんなものをお求めくださったんですか。
- 松尾
- たとえばt.yamai parisのシルク混のパンツや、
SLOANEのカットソーとカーディガンなど、
生地が上等なものにチャレンジしました。
いま検討しているのはニーチェアです。
でも買いそびれちゃうことも多いんですよ。
欲しかったのに売り切れちゃったものといえば、
それこそスティルモーダのバブーシュ!
全色欲しかったんですけど、
買いそびれちゃいました。
私、最初に買ったスティルモーダは、
2年間ぐらいほとんど毎日のように履いて、
履きつぶしちゃったんです。
- 伊藤
- すごい!!
ありがたーい。
- 松尾
- 旅行にも持って行きました。
- 藤井
- なにより、楽ですしね。
雨ですら、あんまり気にならない。
- 松尾
- そうなんですよ!
靴下を履いてもいいし、素足でもいけるし。
- 伊藤
- 靴擦れはありませんでした?
- 松尾
- 最初からありませんでした。
そのこともあって、毎日履くように。
たとえば今日はスニーカーでなくちゃ、
と決めている日以外は、
スティルモーダを履いていれば大丈夫だと思ってます。
レストランに行くときや旅行など、
ちょっとおめかししたいときに
履いてもいいので、助かってます。
- 伊藤
- 旅行に持ってくのも
かさばらないですもんね。
スティルモーダとの出会いは覚えていますか。
- 松尾
- たまたま「TOBICHI」で
フラットシューズの試着会をしていたんですね。
それで履いてみたら、
どの色もよくて選び切れなくなって、
1点だけ選ぶつもりが、
全色買いたい! と思ってしまって、
その場で3色を買いました。
- 伊藤
- すごー!
- 藤井
- スティルモーダって、
買いやすい値段なのがありがたいですよね。
- 伊藤
- たしかに、うん。
- 松尾
- 3足買っても、ちょっといい靴の1足分ぐらい。
それでこれだけ楽しめるっていうのは、
すごくいいと感じます。
- 伊藤
- 普段から、服や靴を色違いで買うこと多いですか?
- 松尾
- その気持ちは持っているんですけど、
実際に靴を色違いで3足買ったのは初めてです(笑)。
- 坂口
- 色で用途が違うから、
形は一緒だけど別の靴っていう感覚で
履けるからいいですよね。
じつは私も3色持ってるんです。
一度に、じゃなくて買い足していって。
- 伊藤
- 坂口さんも3足。
- 坂口
- そうなんです。ホワイトとブラック、
そして当時販売していたシルバー。
これは松尾さんの熱弁で、
「3色買ったほうがいいよ」って言われて(笑)。
- 伊藤
- (笑)すごーい! ありがたーい!
- 松尾
- 私、「ほぼ日」の何人にもに勧めまくりました。
- 坂口
- それに影響された人、結構いるはず(笑)。
社内インフルエンサーでした、ほんとに。
そのときに結構みんな2色買いとかしてましたよ。
- 藤井
- 社内で履いている人を見ると、
ステキだなって思う。
脚がすごくきれいに見えるんです。
- 伊藤
- スッと、うんうん。
モデルさんの撮影のときにも、
それを感じますよね。
靴単体ももちろんいいけれど、履くとよりよく見える。
- 坂口
- 私、足の幅が広めなんですけど、
革がやわらかいのか、痛くない。
夕方になってちょっとむくんできても、
寄り添ってくれるんです。
1日履いていても、全然疲れないですよね。
- 伊藤
- それもポイントですよね。
- 松尾
- 勧めたら、みんな絶対に「嬉しい」って
思ってくれるだろうなっていう靴って、
とっても珍しいですよ。
靴って、好みもあるし、
勧めるのが難しいですから。
でもこれに関して言うと、買った人から
「めっちゃ嬉しい! ありがとう!」って
きっと言われるだろうという
確信があります。
- 坂口
- たしかに誰が履いても似合うだろうな。
シンプルだし。
- 松尾
- 年齢も下から上から、幅が広い。
- 伊藤
- もうほんとうにそのとおり。
- 藤井
- 坂口さんのお母さまも履いているとか。
- 坂口
- そうです。私がシルバーを履いて実家に行ったら、
「え、何それ、すごくいいね。頂戴?」って(笑)。
- 伊藤
- サイズも一緒なの?
- 坂口
- そうなんです。その場で履いて、
「すごい! これ、いい!」って。
- 伊藤
- プレゼントすることになったんだ(笑)。
- 坂口
- はい。その後母も自分で
「weeksdays」のサイトで
ホワイトを買ってました。
- 松尾
- すごい。
- 坂口
- 母の年代になると、
履きやすい靴を探しても、
歩きやすさ重視のスポーツシューズ的なものが
多いんですよね。
母はそういうじゃないのがいい、
かといって、おしゃれな靴では疲れちゃう、
なかなか、こういうフラットシューズはない、
って、気に入ってます。
「色合いもいい、けどちょっとだけ
遊び心があるかんじが嬉しい」と。
- 伊藤
- 履くときもスマートですよね。
- 坂口
- もうスッて履ける。
- 伊藤
- 藤井さんも色違いで?
- 藤井
- 私は‥‥4足、持ってます。
- 伊藤
- え? えっ?!
- 藤井
- なぜかというと、
weeksdaysで紹介する前から、
シルバーを持っていて、
とても気に入っていたんです。
そしたらweeksdaysで販売が始まったので、
追加で2色、買いました。
そして先日、街を歩いていたら、
サンプル品や新古品を売っている
お店のウインドウに好きなフォルムの靴が
見えると思って近づいたら、
まさしく「スティルモーダ」。
サイズも自分のサイズだったから
「これください」(笑)。
それで4足になりました。
- 伊藤
- そんな機会が。すごいなあ。
- 坂口
- サイズもバリエーションがあって嬉しい。
松尾さんも、わりと足が小さいですよね。
- 松尾
- 私、21.5cmが入るんですよ、靴によったら。
- 伊藤
- 私より小さい人がいた。
- 松尾
- なので逆に履けない靴が多いんですけど、
スティルモーダの35は大丈夫。
換算すると22.5~23.0cmなのに、
脱げないんですよね。結構甲が深めで。
- 藤井
- 私、普段迷わず38(24.0~24.5cm)を選ぶんですけど、
スティルモーダに関しては、実は37を履いてて。
- 伊藤
- 藤井さんは、ちょっとちっちゃめ。
- 坂口
- 私もそうかもしれないです。
普段は23.5cmなので、
37(23.5~24.0cm)なんですけど、
これは36、つまり23.0~23.5cmのサイズを履いてます。
- 藤井
- 革がすごくやわらかいから、
多少、大きくても小さくても大丈夫なんでしょうね。
- 坂口
- 小さいサイズを選ぶと、
さすがに最初だけはちょっとだけ
きつめではあるんですけど、
すぐに足に馴染んでくるんです。
- 藤井
- 季節問わず履けるので、1サイズ小さくても、
冬はタイツを履いても大丈夫です。
でもソックスが厚めの人は、
いつものサイズでいいかもしれません。
- 坂口
- 私、夏はパンプス用のソックスを履くんですけど、
スティルモーダって甲が広めなので、
靴下が見えずらい。
そこも、この靴がいいなあと思う理由のひとつです。
- 伊藤
- ちらっと見えちゃうの、
気になりますよね。
- 藤井
- すっごく気になります。
ことしのセール、こんなコーディネートで 03
03 肌着はいっそ、すべてcohan!
セール期間内に定番アイテムを買い足す、
または一新するというのも手。
weeksdaysチーム内でも
持っていない人はいないのでは?
というブラキャミに、
もはや私の夏に欠かせない存在のベアトップ、
最高に穿き心地のよいナイトパンツなど、
思わずお買いものが前のめりになる
ラインナップを取り揃えました。
cohan シームレスバックシャンブラキャミ グレージュ
pageaérée vic one-piece stand Gray
pageaérée ray unisex pajamas Navy
着心地のいい肌着をcohanで
- 伊藤
- cohanも、ね、この機会にぜひ、
って思いますよね。
- ──
- デザイナーの惠谷太香子さんが展開している
ストレスの少ない肌着のブランドですね。
まだまだ知らないという方もいるかもしれないです。
- 太田
- cohan、着ると、驚きますよね。
- 坂口
- しかも今回出品するのが
シームレスバックシャンブラキャミ。
後ろが開いたデザインなので、
これからの季節にいいんです。
- 南
- モデルさんの写真の、美しいこと‥‥。
- 太田
- 背中を見せる服を着る機会がないかもだけど、
とっても涼しいのが、この肌着のよさです。
- 伊藤
- これを持っている人が、
ちょっと背中に吹き出物ができたときに、
そこに肌着が当たらなくてちょうどいいって。
- 南
- へぇ!
- 太田
- 衣類がこすれないから。
- 伊藤
- 色は全色?
- 坂口
- ブラック、モカ、グレージュ、グリーンの4色です。
- 伊藤
- SAQUIもそうだけれど、
着たことがない、っていう人に試してほしいな。
- 南
- たしかに。私、買おう。
- ──
- cohanの惠谷太香子さんは
パリのオペラ座でバレエの衣装室にいた人。
そこのおじいちゃんの師匠から
「服飾デザインは下着・肌着ができなければ
何もつくれないよ」と言われ、
そこから下着・肌着の道へと行った人なんですよね。
動きやすさを考えての立体裁断、
肌にやさしい素材のことまで、
プロ中のプロなんです。
- 太田
- はい。おすすめです。
- 坂口
- あと、同じcohanから
シームレスベアトップ。
- 伊藤
- これね、わたし、何枚も持っていて、
すごくいいんですよ。
- 太田
- どういったときに着てらっしゃるんですか?
- 伊藤
- ちょっと首まわりが大きく開いている服を着るとき、
肩ひもを見せたくないでしょう?
そんな服に合わせているんです。
あと、これがよかったのは、
パッドを内蔵してもらったこと。
わたしあのパッドを出し入れするのが苦手なので、
一体にしてもらったんです。
だからこのまま洗濯機に入れられるし、
ずれることもないし、畳むとコンパクトになる。
これはほんとにね、おすすめ。
そして、裏側を見てもとてもきれい。
- 太田
- きれいですね。
この形、持っていない人もいそうだから、
チャレンジしていただけたら。
- 伊藤
- わたし、キャミソールと合わせるときに、
肩ひもが2本になるのがあんまり好きじゃなくて。
とくにブラウスが透けるときには。
- 太田
- ああ、なるほど。
もたつきますよね。
- 藤井
- 以前、nooyの透け感のあるトップスに
合わせてくださっていたんですが、
透けて見えても全然いやらしくなくて、
むしろ、かっこいいんです。
- 伊藤
- そうなの!
これが夏前にセールになるなんて。
- 太田
- あとナイトパンツも出ますよ。
ブラックだったらシームレスベアトップと
セットみたいになるアイテムですよね。
- 坂口
- 色はシームレスベアトップがブラックとモカ、
ナイトパンツがブラックとチャコール。
- 伊藤
- そうでした。これも買わないと。
しっかりした、包み込み感のあるサイズです。
- 太田
- このナイトパンツ、めちゃくちゃいいですよ。
わたし、これ、すごく好きです。
- 南
- 締めつけないっていうことですか?
- 太田
- そうなんです。
- 伊藤
- そして、かわいいんですよね。
- 南
- 部屋着としてですか。
- 伊藤
- 普通に下着としても、いいんです。
- ──
- 名前はナイトパンツだから、
パジャマがわりにしましょう、
という限定的な提案だと思われているかも。
- 太田
- たしかに、夜寝るときにも、
とてもおすすめではありますけど、
いつでも、一日じゅう、穿けますよ。
- 伊藤
- ボトムスがパンツのときに
下着のラインが出ないの。
- 南
- ああ、そうか、そうか。
- 伊藤
- 部屋着としては、
鼠径部の締めつけがまったくないのと、
おなかがあったかいところがいいですよね。
- 太田
- 寒い季節は、あったかいパンツとして
わたしは愛用してます。

セールアイテムをつかった伊藤さんのコーディネートはこちらからどうぞ。
ことしのセール、こんなコーディネートで 02
02 SAQUIを、サルティの生地の組み合わせで
デザイナーの岸山さんが惚れ込んだ、
イタリアのファリエロ・サルティ社の生地。
「上質」という言葉がぴったりな生地なのです。
ここではサルティの生地のアイテム同士で、
フォーマルな場にふさわしいコーディネートをご紹介。
いざという時、ああ持っていてよかった。
そう思える服ですよ。

Satomi Kawakita Jewelry ちいさなアコヤパールのフープピアス
SAQUI スリークォーター スリーブワンピース
SAQUI フォーマルバッグ

SAQUI ノーカラースリット スリーブジャケット ネイビー
SAQUI 丸衿プルオーバー ネイビー
SAQUI テーパード リボンパンツ ネイビー
ほかにもいろいろ、SAQUIのアイテム
- 伊藤
- そしてSAQUIからはカラーパンツも。
- 坂口
- サフランの、36と38が出ます。
これ、かわいいですよね。
- 太田
- かわいい!
こういう色は、セールで買うの、おすすめです。
秋冬のために、いまのうちに。
- 伊藤
- こういう「セールのときにこそ!」と
買うものってあるよね。
- 太田
- ありますね。
カラフルなものはとくにそうですよね。
- 藤井
- 色柄物はそうですよね。
- ──
- 「セールだから、派手目のものでもいいかな」
と思って買うと、意外と長く着ることになったり。
- 伊藤
- そしてSAQUIからは、
黒のフォーマルバッグと、
白のレースバッグも。
- 坂口
- フォーマルウェアといっしょに
ご紹介したバッグですね。
- 伊藤
- これ、かわいいんです。
- 坂口
- かわいい。
- 太田
- こういうものっていざというときに、
「あってよかった」ってほんとに思うんです。
- 伊藤
- 袱紗も入りますしね。
- 太田
- このレースバッグ、南さん、使ってるよね。
- 南
- はい。白を持ってます。
先日、披露宴に出席するので持って行きました。
レースがとても上品で、全然テカっとしておらず、
マットな感じの質感なので、
とても品が良く感じました。
- 伊藤
- どんな服に合わせたの?
- 南
- COGのブルーのワンピースに、
黒のジャケットを羽織って、
白いコサージュをつけました。
白のレースバッグと白いコサージュが、
服との対比で、
ちょうどよく華やかになって。
- 太田
- すてきだね。
- 伊藤
- 荷物は多いほう?
- 南
- わたし、普段、荷物を持たないほうです。
その式に行くときも、
レースバッグにリップ、ご祝儀袋、
ハンカチとティッシュ、
あとは鍵とスマホとお財布くらいでした。
- 伊藤
- うんうん。
いいですね。
- 南
- このバッグ、必要なものは全部入る
安心感あるサイズで、これ一つで十分でした。
- 坂口
- SAQUIからは、式典でも着られる
スリークォータースリーブワンピース。
これも「持っておいて損はない」一着ですよね。
- 伊藤
- わぁ、これも出るんですね。
- 南
- これ‥‥欲しいかも(笑)。
- 伊藤
- 買うべきだよ。
- 一同
- (笑)
- 南
- 背中押していただいちゃった。
- 伊藤
- 先日、伯母のお葬式で、母に着てもらったんです。
その母の姿を後ろから見ていて、
いい素材だなっていうのがわかって。
母も着てよかったと言ってました。
ほんとにベーシックな形なのもいいんです。
- 藤井
- すごいお買い得。
- 太田
- ねっ。そう、SAQUIは絶対買いだと思う。
- 坂口
- ジャケットもありますよ。
「ノーカラー スリットスリーブ ジャケット」の
ネイビーです。
- 伊藤
- なるほど、なるほど。
これすごくすてきですよ。
- ──
- これはどんなふうに合わせるのがおすすめですか。
- 太田
- ぜひ下にはプリーツぺプラムブラウスを。
- 伊藤
- その組み合わせ、学校行事にもいいですよね。
ジャケットからの、下の裾の見え方も良くて、
ちょうどいいバランスなんですよ。
- 南
- はい。かわいいです。
- 坂口
- そして下はSAQUIのパンツ。
- 太田
- そうだ。SAQUIのパンツも履ける!
- 伊藤
- あるいは、ストレートスカート。
- 坂口
- ちょっとテロンとした感じがすごくいいですね。
シワにならないっていうのが。
- 伊藤
- そうなんですよ。
Tシャツにも合うし。
- 坂口
- かわいい。
- 太田
- かわいい~。
- 南
- きれい。
- 伊藤
- かわいいね。
- 藤井
- 美しい。
- 太田
- ほんとにSAQUIは買ったほうがいいです!
- 伊藤
- 丸衿プルオーバーもありますよね。
- 坂口
- 38サイズだけなんですが、
ブラックとネイビー、ホワイトがあります。
- 伊藤
- これにテーパードリボンパンツを
合わせてもいいですね。
とにかく襟ぐりのラインが美しいから、
顔がきれいに見えるんです。
素材感もいいし。
- 太田
- うんうん。ほんと、ほんとSAQUIは、
全部買ったほうがいい(笑)!
- ──
- ふつうはセールに出ないタイプの商品が
ずらっと並んでいますね、SAQUI。
ふつう、セールって季節商品や
攻めたデザインの在庫を売り切りたい、
っていうことがあるけれど、
こんな定番アイテムを出していいの?
とすら思いました。
- 太田
- そうなんですよ~!
定番なんですけれど、
今回、「weeksdays」からは、
「この良さを、もっと知ってほしい」
と思うアイテムを、思い切って出品します。

セールアイテムをつかった伊藤さんのコーディネートはこちらからどうぞ。
ことしのセール、こんなコーディネートで 01 伊藤まさこ
01 きれいな色のニットやバッグとSAQUI
「シルエットがきれい」
「素材がいい」
「コーディネートしやすい」
「シワになりにくい」‥‥
weeksdaysチーム内でも
大好評&定番となっているパンツ、
セール期間にぜひお試しいただきたいアイテムです
(もう定番になっている方は、
さらに買い足すのも大歓迎!)。
ここではきれいな色のニットやバッグで、
上から下までweeksdaysでコーディネートしましたよ。

COGTHEBIGSMOKE IMAN DOUBLE- BREAST COAT BLACK
SLOANE モヘアシャギー トライアングル ライトグリーン
SLOANE モヘアシャギー クルーネック ライトグリーン
CI-VA 2189 NUVOLA AQUA
SAQUI テーパード リボンパンツ ブラック

manipuri シルクスカーフ ドット・グリーン
SLOANE モヘアシャギー クルーネック ブラック
SAQUI テーパード リボンパンツ ブラック
SPELTA バレエシューズ green

L’UNE Pleated Frill Blouse ネイビー
SAQUI テーパード リボンパンツ ブラック

SAQUI 丸衿プルオーバー ブラック
SAQUI テーパード リボンパンツ ブラック

t.yamai paris イタリアンボーダー 半袖ブラウス ブラック
SAQUI サマーテーパード リボンパンツ グレー
BARI レザーサンダル クロコブラック
SAQUIのテーパードリボンパンツが並びます!
- ──
- さてみなさん! ことしも「ほぼ日ストア」で
「ハローグッバイセール」が開催されます。
「weeksdays」でも粒より、選りすぐりのアイテムを
出品することになりました。
- 一同
- わー!(拍手)
- ──
- そこで、伊藤さんを囲んで
「weeksdays」のチームメンバーで
出品するブランドやそのアイテムについて
熱く語ってもらおうと思います。
どうぞよろしくおねがいします。
- 一同
- よろしくおねがいします!
- 伊藤
- みんなの「おすすめ」トーク、
ぜひ聞かせてください。
- ──
- 雑談を交えて、じゃんじゃんしゃべってください。
まずは何からいきましょうか。
「weeksdays」でコンテンツの
進行管理をしている坂口さんに託そうかな。
- 坂口
- はい。では「weeksdays」といえば、の、
SAQUIからはじめませんか。
- 藤井
- いいですね!
しかも、テーパードリボンパンツを
出品するんですよ。
- ──
- テーパードリボンパンツは名作ですよね。
「ほぼ日」でも社内着用率が高い。
- 伊藤
- 今日、私も穿いてます。
わたし、この冬、外着のボトムスは、
ほぼこれで通してました。
- 太田
- そうですよね、伊藤さん。
撮影の時もよく着てらっしゃった。
- ──
- いつも全体に黒いトーンで、
動きやすいパンツスタイルですよね。
- 伊藤
- そうですね。
- ──
- それはスタイリストという職業柄?
- 伊藤
- ‥‥なのかな? スタイリストも人それぞれで、
自分が仕事中に着るものはこれ、というふうに
同じアイテムを何枚も揃えている人もいれば、
流行のものをつねに着ているかたもいますよ。
わたしは前者かな。
- 太田
- この冬っていうことは、
半年近く、SAQUIのテーパードリボンパンツを
活用しているということですね。
- 伊藤
- そう。
- 山川
- じゃあ、サマータイプも、そうなる予感が?
- 伊藤
- そうなんです。
- 太田
- 今回、3シーズン用と、夏用、
どちらもセールに出るんです。
サマーのほうが本数が多めです。
- 伊藤
- サマーはほんとうに穿いていて気持ちがいいし、
どんなシーンでも大丈夫だから、
持っていたほうがいいと思う。
今日もサマーだと思うよ。
- 南
- え! もうサマーを?
- 伊藤
- もうあたたかいもの。
- 藤井
- そうなんですよね、じつは、
サマーと言えど、
全然、年中着られるんです。
だから「季節もの」と思わずに
お買い物候補に入れてほしい。
- 伊藤
- そうなの、そうなの。
- 山川
- フジー(藤井)も持ってるよね。
- 藤井
- わたしも4本持ってます。
- 南
- 4本!
- 太田
- 何色と何色で4本なの。
- 藤井
- ネイビーとグレーが1本ずつ、
黒が2本です。
- 伊藤
- わたしもこの前、数えたら、
お店が開けるくらいあって。
- 太田
- すごい!
どういうふうに使い分けているんですか。
- 伊藤
- きれいに穿く用と、
仕事のときに穿く用です。
あと「なくなったら困るな」と思うので、
ストック用に買っておいたり。
- 藤井
- 「きれいに穿く用」っていいですね。
- ──
- 同じものをずっと穿いていると、
それでひざが出ることはないにしても、
気持ちとして、きれいなものを
1本持っておくと、
レストランに行こう、というようなときに
いいっていう意味ですね。
- 藤井
- うんうん。そう、きっと。
でもまだ欲しい気持ちなんです。
洗って、干しただけで、
アイロンをかけなくてもシワにならず、
そのまますぐに着られるから。
- 伊藤
- そう。
- 山川
- シワにならない!
- 伊藤
- ということは、旅にもいい。
- 藤井
- だからヘビロテになっちゃうんですね。
- 伊藤
- そう。
- 太田
- ああ、ああ。
- 藤井
- そのまますぐ着ちゃうから(笑)。
- 伊藤
- そして、ベーシックだから、
「あ、また同じ服着てる」
みたいにならないところもいいんですよ。
- ──
- なるほど。いわゆる流行のデザインだと、
それが起こりえますからね。
- 伊藤
- そう。靴もね、なんでも合うっていう感じがする。
パンプス、ミュール、サンダル、スニーカー、ブーツ、
なんでもいけますよね。
- 篠田
- これ、サイズ違いで持っておくのもいいんですよ。
コーディネートによって、
たとえば、ちょっとすっきり履きたいときは36で、
ゆったり履きたいときは38で、という使い方。
- 伊藤
- SAQUIのパタンナーの結城奈美さんも、
そういうふうにしてるっておっしゃってましたね。
さすがパタンナーさんって思いました。
- 柳田
- このパンツ、絶妙なテーパードですよね。
きれいに見えますね。
- 伊藤
- そう!
- 柳田
- 足首がきれいに見えて。
- 太田
- こんなに、みんな持っているのに、
同じ日に会社で着ていても、
かぶった感がないのもすごくいいですね。
トップス、靴の違いで印象が変わるんですよね。
- 伊藤
- 今回セールに並ぶ色は?
- 坂口
- テーパードリボンパンツはブラックで、
サマーはブラック、ネイビー、グレーです。
ネイビーにはサイズ欠けもありますが、
全色並びますよ。
- 伊藤
- ちょっと迷ってる、っていう方はぜひ!
- ──
- これ、生地がイタリアの
Faliero Sarti(ファリエロ・サルティ)ですよね。
はじめて紹介したときから、
デザイナーの岸山沙代子さんが熱く語っていますから、
それもぜひ読んでください。

セールアイテムをつかった伊藤さんのコーディネートはこちらからどうぞ。
軽く、楽に
2年くらい前まで、ヒールの靴が好きでした。
とはいっても、
仕事の時はもちろん履けないから、
食事に出かける時だけの特別な靴。
身長が6センチくらい高くなると、
見える景色もふだんと違う。
全身のバランスもいつもよりよく見えるから、
私のおしゃれにヒールの靴は必須だったのです。
ところが、
2年くらい前から、
もういいのではないか? と思い始めました。
どういう心境の変化だったのかは、
自分でも分からないけれど、
今、思い返してみると、
私の中で、すべてのことが、
「軽く、楽に」という方向にいっていたみたい。
台所道具に、服。
それから靴も。
それでも、
「楽」だけを取ると、
ずるずるとだらしなくなっていってしまうような気がして、そこだけは、
気をつけているのですけれどね。
今週のweeksdaysは、Stilmodaのフラットシューズ。
履いていて楽ちん、
カジュアルにも、またちょっときちんとしたい時も。
あらゆるシーンで活躍してくれる、靴なんです。
「ほぼ日ストア特別セール2025 Hello! Good Buy!」に「weeksdays」も参加します。
2025年5月13日(火)午前11時から
5月28日(水)午前11時まで開催する、
「ほぼ日ストア特別セール2025
Hello! Good Buy!」。
「weeksdays」の一部商品も、
こちらのセールに並びます。
期間中は、対象商品が
30%~80%ほどの割引価格でお求めいただけます。
割引対象商品は、
特設ページでのみご購入いただけますので、
通常の「weeksdays」ページではご購入いただけません。
なにとぞ、ご了承ください。
割引対象商品ラインナップについては、
5月9日(金)午前11時に公開しますので、
特設ページをご確認くださいね。
「weeksdays」でも
「よい買いものをしよう! 2025」の特集コンテンツで
割引対象商品について、たっぷり紹介しますので
お買い物プランに、ぜひお役立てくださいね。
ひとりの場所がほしいなあ
- 伊藤
- さいごに、台所を見せていただいてもいいですか。
- 土切
- どうぞ、ぞうぞ。
最近全然掃除をしてなかったのに
1週間前に雑誌の取材があって、
ちょっときれいになってるんです。
- 伊藤
- よかった。
これ、これ。この棚の奥行きが絶妙なんですよ。
- 土切
- 段によって幅や奥行きを変えているんです。
- 伊藤
- 以前『あっちこっち食器棚めぐり』の
取材でうかがったときに、とても印象的だったんです。
これはお店に改築する前からずっと?
- 土切
- そうですね。
ここを改築してくれた人が、
薄い棚にするといろいろ入るよと作ってくれたんです。
ちょうどトイレットペーパーが入る奥行きなんですよ。
- 伊藤
- あとシンク下が開いてるのも気持ちいい。
- 土切
- 下は何も置きたくないのだけれど、
やっぱりちょっと置いちゃうの。
最低限ですけど、必要なものがあって。
いや、もっと減らせるはずなんですよね!
まだまだ全然だめ。
- 伊藤
- お鍋、いっぱいありますね~。
- 土切
- どれも使ってるからなんですよね。
- 伊藤
- 食材はどこに?
- 土切
- 食材はこの奥です。
- 伊藤
- あ、なるほど。
けっこうストックが入るんですね。
そう言えば、わが家には
食器がいっぱいあったんですけど、
いまは半分以下になりました。
たぶんもうすぐ、食器棚を使わず、
台所の収納に全部入るくらいになります。
- 土切
- 台所に全部? すごい。
- 伊藤
- 以前は食器棚6個分ぐらいあったんですけど。
- 土切
- そりゃそうですよね、プロだから。
- 伊藤
- でも、生活にはそんなにたくさん、いらないなって。
それで知人のフリマに出品させてもらったり、
山の家に運んだりして。
- 土切
- わたしもフリマに出したいものいっぱいあります。
- 伊藤
- え、やりましょうよ!
こんどお誘いします。
- 土切
- わあ、うれしい。
- 伊藤
- そうやって減らしていっている最中です。
台所の収納は、高いところは手が届かず、
ふだん使わないから、そこにはぎっしり詰めて、
ストックルームのように使うことにしました。
全部、収納するのに、あと一息なんです。
整理するのって、すっごく気持ちいいですよ。
- 土切
- あたらしい器を買った時は‥‥?
- 伊藤
- 使わない器は友人にゆずったり、
時にはフリマに出して、一定の量を保つんです。
「いつか捨てるだろう、いつか使うだろう」
ととっておくものがあっても、
その「いつか」っていうのは、
わたしの経験上、来ないんですよね。

- 土切
- うん、その通りですよね。
- 伊藤
- だから、惜しいなと思っても、えいや! って。
「いつか」のために「今」を我慢することはないんだと。
- 土切
- そうですよね。私もそういうものがいっぱいあるなあ。
以前は紅茶の会社だったから、
撮影に使うミルクティーのカップを買って、今も持ってる。
全然使わない大きなカップがいくつもあります。
- 伊藤
- アートを志していた昔の作品はどうされてるんですか。
- 土切
- それも捨てられなくてね、部屋にあるんですよ。
すっごく大きいのに、どうやって入っているのか‥‥。
板張りの布作品は板から剝がして、畳んではあるんですが、
もうどうなってるかわからないくらい。
もう何十年も屋根裏にあるけど、
絶対かびてると思います。
- 伊藤
- 捨てられないものが、屋根裏に。
- 土切
- それも奥の方にギューッて。
私、一時期、スヌーピーファンで、集めてたんですよ。
子どもを育てているときに、
ストレスがそっち行っちゃって。
そんなヴィンテージのスヌーピーのグッズが、
いっぱいあるんですよ。
ほんとに困っちゃうの。
- 伊藤
- そういうのは時々見て懐かしんだり?
- 土切
- それが、時々見れるような場所にはないんです。
いちいち箱を開けなきゃならないし。
- ──
- 「ある」ということが心の平安に。
- 土切
- そうですよね。
- 伊藤
- あ、そっか。なるほど。
- 土切
- でも、反省しているんです。
それもだめだって。
だって、死んじゃったら、誰が片づけるの?
って、なるじゃないですか。
だから伊藤さんを見習わなきゃ、
っていつも思うんだけど。
- 伊藤
- いや、もうわたしは極端ですから。
「全部いらなーい!」って、時々、なっちゃうんです。
- 土切
- それがすごい。
- 伊藤
- 着物、本、
今は著書のストックもいらないなあと。
それは、誰かの家にあればいい。
- 土切
- この頃は、自分の買い物は減ったんですよ。
ツチキリでいっぱい仕入れるじゃないですか。
そしてお金をたくさん払う。
それで自分の物欲も満足しているのかもしれなくて。
- 伊藤
- わかります! 以前、北欧に買い付けに行ったときに、
販売するためのものをいっぱい買っていると、
「自分はいらないかも」という気持ちになりました。
- 土切
- そうなりますよね。
- 伊藤
- 物欲ってなんだろう?
自分の裁量でお金を使うと、
自分のものにしなくても満足するんだなぁ、と。
あるいは、さしあげたりいただいたりして、
ものが行き来することで、満足をするのかな? とか。
- 土切
- ものが行き来する、その中にいることで
満足できちゃう。
もう自分のものはいらない、
みたいな感じになってきちゃうんでしょうね。
- 伊藤
- 土切さんはご自身がこれから変わる予感はしますか。
さらに軽いものを求めるようになるだろう、とか?
- 土切
- どうなんでしょうね、
このあとどっちの方に向かっていくんでしょう。
もっと軽いものとか使いやすいもの、
後始末が簡単なものに行くのかな?
- 伊藤
- あと何個も持っていたアイテムだけど、
これ1個にしました、とか、
そういうものも出て来るかもしれないですよ。
- 土切
- そうですね。そうなんですよね。
お店はお店、でも私は私、となるかもしれないし。
私ね、ここで死にたいかっていうと、
そういうことじゃないんですよ。
- 伊藤
- え、そうなんだ。
- 土切
- このごちゃごちゃした空間でね、
夫は発送作業をし、ベッドがあり発送道具があり、
洋服もありって、「ここでは死にたくないな」って。
だから私、死に場所が欲しいなって思うんです。
実際は病院で死ぬかもしれないけども、
なんかもっとすっきりした場所が欲しい。
- 伊藤
- 死ぬためにすっきりさせたいんじゃなくて、
新たに場所が欲しい。
- 土切
- そうなんです。
- 伊藤
- いいじゃないですか!
もしこの住居兼ショップが広くなっても、
土切さんはものが増えるタイプでしょうから、
別の場所を持つのがいいと思うんです。
- 土切
- そうなんです。だから犬と私で、
ここから歩いて帰れる距離に部屋が欲しくて。
すごく、あったかくて、すっきりした空間。
つまり、寝るための部屋ですね。
- 伊藤
- それ、すっごく興味があります。
- 土切
- じっさいに探してるんです。
そんなに素敵なところは無理かもしれないけど、
もう少しすっきりしたところで
夜だけ過ごしたいと思ったんです。
犬と一緒に帰ってね。夫や娘には
「たまに来てもいいよ」みたいな感じの。
- 伊藤
- あ、すでに!
- 土切
- 探した結果、住まいではなく、
新しい店になっちゃったんですけれど。
自分が帰る安らぎの空間を探し始めたのに、
先にお店ができちゃった。
とはいえあたらしいお店のことも考えてはいたから、
あとさきになったと思えばいいんですけど。
- 伊藤
- 土切さんは暮らす道具を扱うお仕事で、
仕事が暮らし、暮らしが仕事みたいになってるけれど、
そういう空間があれば、そこから離れられて、
気分転換になるかもしれないですね。
- 土切
- そう思うんですよ。
そして私にとって本当に必要なものが
その空間には集まると思うんですよね。
住んでみないとわからないですけれど。
- 伊藤
- その「本当に必要なもの」のリストが見たい。
- 土切
- マンションのちっちゃい部屋がいいんですが、
改築をしたいから、
それが出来るところを、と考えると、
賃貸じゃ難しいんですよね。
手を入れてもいいところって、
退去時に原状復帰が必要になるから。
- 伊藤
- どこをどう直したいんですか。
- 土切
- まずはキッチンですね。
そしてここにリビングがなくなっちゃったから、
リビング的な空間が欲しいです。
- 伊藤
- そこが完成したら、ぜひ取材をさせてください。
とっても興味があります。
ひとりで住みたいんですよね。
- 土切
- そう! ふふふ。
- 伊藤
- それ大事ですよね。
ひとりの場所がほしいっていう、その気持ち。
- 土切
- 考えているだけでも楽しいですよね。
- 伊藤
- 引っ越しって、持ち物を見直したりと、
すごくいろんなきっかけになりますし。
- 土切
- うんうん、そうですよね。
- 伊藤
- 土切さん、今日はありがとうございました。
とっても楽しかったです。
‥‥それじゃ、お買い物タイム!
- 土切
- あはは、お買い物タイム。
どうぞ、どうぞ。
ありがとうございました。
ずっと探しているもの
- 伊藤
- 55歳でお店を始められて、今60代になられて、
以前と今で、使うもの、
選ぶものって変わってきましたか。
- 土切
- もちろん変わってきました。
それこそ最初の頃はSTAUB(ストウブ)の
重い鋳鉄琺瑯鍋を置いていたんですから。
- 伊藤
- わかる! 重い。でもかわいいですよねー。
- 土切
- かわいいですよね。それで置いていたけど、
だんだんこれは重いなと感じたのと、
デパートにあるものをここに置いても
しょうがないなっていうふうに考えてやめました。
そういうことはたくさんありますよ。
- 伊藤
- なるほど。
- 土切
- 最初は食器も扱おうとしていたけれど、
そんな食器まで手を出したらもう大変なことになると、
イベント関連のものや、
レンゲとか小っちゃいものだけにして、
基本、やめてます。
- 伊藤
- お店で売るもので、
こんなのが欲しいのに、
まだ見つからない、というものはありますか。
- 土切
- ずっと探してるのはやかんです。
- 伊藤
- やかんかあ。
- 土切
- 軽くなきゃだめ。そしてすぐ沸く。
- 伊藤
- 同じ条件で、わたしは電気ケトルを使ってます。
5000円以下で買ったものなんですが、いいんです。
注ぎ口がコーヒーを淹れられるようにもなってる。
母に持っていったら、
最初は全然使わなかったのに、
すぐ沸くし、沸くとパチッて切れるから、
その便利さに気づいてからは「いいわねー」って。
- 土切
- スイッチが切れるから危なくない。
- 伊藤
- そうなんです。
「軽い」もそうなんだけど、
「危なくない」もえらぶポイントに。
- 土切
- なるほどね。
私は銅鍋で沸かしてポットに入れて保温していますが、
台所につねに出しておくものだから、
コンロの上にポンと置いてあって
かっこいいケトルがないかなって探してるんです。
じっさい、お客さまからのリクエストも
すごく多いんですよ。
世の中にはたくさんのやかんがあるけれど、
かっこいいけど使いづらいとか、重いとか、
なかなか「これだ!」というものがないんです。
持ち手だけ樹脂で溶けたり、
油を使うそばにあるからいつの間にかベトついたり、
茶色くなっちゃったり。
しまわないから汚れるんですよね。
- 伊藤
- わたしは、コンセントのある棚に入れてます。
作業スペースには置かず。
- 土切
- 伊藤さんIHも使ってますか。
- 伊藤
- はい、山の家はIHなんですよ。
- 土切
- そうでした、写真で拝見しました。
2つ口の小さなタイプでしたね。
IH対応のものがうちは少なかったので、
これから入れなきゃと思ってるんです。
- 伊藤
- 建物の構造上、IHじゃないといけない、
という集合住宅や、
そのほうが安全だからと
選択する家も増えていますものね。
- 土切
- そして学生さんなど
若い子の住むワンルームマンションは、
だいたいIHの1口のコンロなんですよ。
引っ越しも考えると、
ガスとIHの両方に対応している道具じゃないと。
- 伊藤
- そうか。アルミだとIHは使えない。
- 土切
- そう。だから「味わい鍋」もIHでは使えないんです。
- 伊藤
- ところで、ものを探して地方に行ったり、
外国に出かけたりというのは‥‥。
- 土切
- したいですよ、ものすごく。
けど、ここ、身内しかできないんです。
在庫が自宅の中にあるので、
ほかの人が取りに行くことができないんですよ。
発送作業をするベッドの横を通って、
みたいになっちゃうから、
ちょっとそれはお見せできない。
- 伊藤
- でもネットは「ほぼ日支店」もありますよ。
- 土切
- そうなんです。なのでこっちの休みを増やして、
どこかに出かける時間を増やそうと思ったんですが、
あたらしいお店を作っちゃったから‥‥。
変えていきたいんですよ。
- 伊藤
- 全国チェーンでちょっといいものを置く
スーパーマーケットに、
小さなツチキリ支店があるといいなって思ったんです。
おたまとか、スライサーとか、
あったらいいのにって。
きっと、いいですよ、小さなスペースでも。
壁1畳ショップとかね。
- 土切
- そんな! あはは。
そういう展開ができないだろうなと思うのは、
ここにあるものはみんな、
手にとっていただけるサンプルとして
パッケージから外して展示しているから、
よく見えるんですよ。
でもほかのところではそうはいかないと思うんです。
各メーカーのパッケージに入ったものが並ぶと、
ツチキリらしさが出ないと思うんですよね。
- 伊藤
- なるほど、なるほど。
パッケージから外して展示なさっているからこその
統一感なんですね。
- 土切
- 自分が気に入って選んでるものですから、
見た目もやっぱり大事なので。
- 伊藤
- そういうことなんですよね。
- 土切
- パッケージにはきちんと説明があるわけですから、
それを置けばいちいち説明しなくても
お客さまはわかってくださるという
いいところはありますよね。
うちでは、そのかわりに
キャプションをつけているんですが、
最近、だめなんです。全然だめ(笑)。
昔はうんうん考えて自分の思いを入れてたんですが、
なかなか入れられないものも増えてきちゃった。
- 伊藤
- そんな悩みも!
気になったものは買ってみる
- 土切
- 伊藤さん、それは?
- 伊藤
- weeksdaysでつくったものですが、
日田杉のまな板です。
軽いんですよ。
- 土切
- へえ! 杉、いいですか。
- 伊藤
- いいですよ。軽いっていうところが。
なるべく薄くしてもってさらに軽さを出して。
- 土切
- ツチキリでは青森ヒバを推してるんですけど、
ちょっと高いんですよね。
伊藤さんと同じように薄く、軽くしたんですが、
もうちょっと手軽だといいなあって思ってました。
杉ですか、なるほど。
- 伊藤
- 大分の日田の杉です。
江戸時代からの杉の産地なんですって。
- 土切
- いくら軽くても桐は軟らかすぎて
まな板に向いていませんし、
いちど、最高級のものはどうなのかなって
栢(かや、榧とも)のまな板を買ってみたんですが、
希少性が高いから高価なんです。
囲碁や将棋の盤に使われるだけあり細かくて、
いい香りもして、素敵なんですけれど、
やっぱり日常に使うのはちょっと、って思って。
- 伊藤
- やっぱり気になったものは必ず買ってみるんですね。
- 土切
- そうですね、買って使いますね。
皆さんが欲しいけれどもどれを買ったらいいか
わからないみたいな、まな板のようなものは特に。
- 伊藤
- 栢のまな板のように、いいものだとわかっていても、
「うちには合わないな」ってもの、ありますよね。
- 土切
- そうなんです。それで諦めたものも
いっぱいあったと思います。
伊藤さんの山の家では、
東京の部屋とはまた違うものを
お使いなんですか。
- 伊藤
- あ、同じなんです。
器は、もう家で使わないだろうなっていう
大きなものは、山の家で使おうと持っていって。
天井も高いので、大きな器が合うんです。
けれども台所道具は、食洗機もあるし、
そんなに料理をするわけでもないから、
厳選して揃えたという感じです。
道具にも器にもなるものとしては、
福岡の山口和宏さんっていう木工作家さんの
カッティングボードがあったり。
上に生ハムとかのせて、器にもなるので、
これはいいと思って。
ツチキリさんにお邪魔すると、
家の収納の工夫として真似できるアイデアが
いろいろあることに気づきます。
例えば、棚板と棚板の間にコの字型の収納を
置いていたりするのを見て「これ、これ!」。
引っ掛ける収納もいいですよね。
- 土切
- 吊るすワイヤーとかですね。
最初の頃はものが少なかったから
コの字型の収納はなかったんですけど、
商品が増えてきたので、
いっぱい収納できて、かつ、
立体で見せた方がいいなと、
ディスプレイ用の安いもので
工夫するようになりました。
- 伊藤
- そういった備品は、どこで探されるんですか。
- 土切
- 業務用の仕入れサイトがあるんですよ。
木工の専門サイトとか。
そこでディスプレイに適したものを探すんです。
- 伊藤
- その中から、ここに置くとよく見えるものを見つける。
土切さん、どういう目をしているんだろう!
ひょっとしてキノコや山菜を探すのも上手では?
- 土切
- ん? あはは、
それはあんまり速くないと思いますよ。
でもね、例えば、これ。
これは食パンにちょうどいい大きさで。
お皿に置いて、トーストをのせると、湿気なくていい。
「これ、京都の金網屋さんで
手づくりしているものだったら、
すごく高いだろうな」と思うんですよ。
でもこれはインド製で安かったりするんです。
- 伊藤
- これは、やっぱり、いろいろ検索して?
- 土切
- そう、しかもこれ、調理道具専門店じゃなくて、
業務用の木工屋さんの「升」のページにあったんです。
トーストを置く金網が欲しいと思って検索を続けていて、
ふと、木工屋さんの升のページを見たら、
「これも」みたいに置いてあった。
なぜだろうと思ったら、
居酒屋さんとかで、あるじゃないですか、
升の中に氷を敷き、この金網を置いて、
上にお刺身をのせたりする盛りつけ。
それ用だったんです。
これは見つからないわけだって思いました。
- 伊藤
- なるほど!
これ、サイズや形が違うものは、
上に懐紙とか置いて天ぷら用にしたりするわけですよね。
- 土切
- そうそう、半月型のものは、とんかつ用とか。
- 伊藤
- お店で出てきますね!
- 土切
- そんななかで、升用のところで四角いタイプを見つけ、
「ああ、これもう絶対トーストにいい!」って。
こういうの見つけるのが嬉しいんです。
- 伊藤
- ほんと、たまらない瞬間でしょうね!
- 伊藤
- あたらしいお店を出す時に
「ちょっと飽きちゃって」
とおっしゃってましたけど、
長く続けてこられると、
そんな気持ちになることがあるんですね。
- 土切
- 飽きます‥‥っていうか、
ずっとここにいるから。
- 伊藤
- そうですよね。
- 土切
- やっぱりちょっと外に出たいと思うわけです。
たまにポップアップショップのお話をいただいても、
だいたいそういうのは土日なので、
せっかくここにいっぱい人が来てくれる日に
閉めてまで、と思うわけです。
そうすると結局ずっとここにいることになる。
だから近場でも、外に出ていく場所がないかなって。
- 伊藤
- そういう意味で「飽きる」とおっしゃったんですね。
- 土切
- そうですね。
あと、ここには台所の道具しかないでしょう。
やっぱり食器も好きなんです。
でもズバリ食器を扱うのではなく、
もうちょっと違う方向にしたいなと考えて、
「飲みもの」の道具と器の店にしたんです。
- 伊藤
- あたらしいお店は、まだ走り出したばっかり。
「これから」ですよね。
ここだって、最初のときから比べたら、
物量はすごく増えましたよね。
- 土切
- ものすごい量、増えてますよ。もう。
- 伊藤
- お客様との話でこれが欲しいとか
言われることもあるんですか。
- 土切
- それもありますよ。
教えていただくことも多いんです。
例えば私はお菓子をつくらないので、
製菓用品に詳しくないんですが、
お菓子作りの得意なお客さまが
「ゴムべらは、絶対にこれですよ」
と喜んで教えてくださったり。
あとは、ネットで流れてくるいろんな人のキッチンで、
「あ、こんなふうに使ってる」っていうのを見つけて、
買って使ってみたらとても良くて、
扱うようになって、人気商品になったものも。
- 伊藤
- そんなことも! たとえばどれですか。
- 土切
- 青い琺瑯の容器です。
これをキッチンで生ゴミ入れに
使ってる方がいらっしゃって、
買ってみたらたしかに良かったんです。
お店では、まるで私が最初に発見したかのように
思ってくださるお客さまもいらっしゃるけれど、
いやいやいや、これは違うんです、なんて話してます。
暮らし系のSNSから学ぶことは多いですよ。
そして最近はだんだん、メーカーさんが、
「こんなのできたんです」って持って来てくれることも。
でもまだピンと来るものはないかな(笑)。
暮らしを変える道具
- 伊藤
- 商品とは、どこで出会うんですか。
どうやって仕入れたんだろうって思うんです。
- 土切
- たとえばこの大根おろし器は、ずいぶん昔、
料理研究家の小林カツ代さんの
生活雑貨のお店で売っていたことがあって、
いいものだと知っていたんです。
その後廃番になってしまっていたのが、
20~30年経って再生産されるようになりました。
しりしり器は、扱ってるところが全然わからなくて、
すっごく調べていったら、
新潟で作られてるとわかりました。
もうこんながっしりしたのは、今、ないんですよ。
- 伊藤
- え、新潟ですか。
わたしいつも沖縄の市場で買ってます。
- 土切
- どうやら新潟で作っていて、
沖縄にその9割を卸しているんですって。
だから沖縄製じゃないんですよ。
ほかの地方にはほとんど出荷していなくて、
5%くらいが合羽橋道具街に置かれているそうです。
このしりしり器は、すごくしっかりしてる。
横からしっかり留めてあって、丈夫なんです。
- 伊藤
- よく考えられた道具だなって思います。
あとわたしがすごく重宝してるのが、
耐荷重が大きいマグネットフック。
今日も買って帰ろうと思ってます。
- 土切
- これ、すごくいいですよね。
- 伊藤
- 通販で探すといろいろ似たものがあるんですが、
ツチキリさんのは使い勝手が違うんですよ。
- 土切
- やっぱりこれは
めちゃ、みなさん買っていきます。
- 伊藤
- わかる。わたしはカレンダーを吊るしてます。
- 土切
- うちも「ほぼ日ホワイトボードカレンダー」を
吊るしてますよ。
- 伊藤
- うちは、納戸のところに、
クリーニングの控えを挟んでます。
領収書はすぐ整理するようにしているんですけど、
そういう一時的で、すぐ必要なものって、
しまっちゃうとなくすから、フックに。
このフックがうちに来たことで
いろんなシステムがスムーズに解決されました。
こんな小さなもので暮らしが変わるんですよ。
- 土切
- 素晴らしいです。
あとね、うちですごい人気なのは
このハサミなんですよ。
「小振りなキッチンバサミ」。
- 伊藤
- きれいですね。
- 土切
- ちっちゃくて軽くて、
分解して掃除ができます。
うちにいらっしゃるお客さまはみんな持ってるから
いまさら人気商品でもないんですが。
- 伊藤
- 外して洗えるのがいいですね。
清潔を保てる。
- 土切
- 餃子についてるラー油の袋を切ると、
間に入り込んじゃったりしますからね。
- 伊藤
- 外せる、ということで言うと、
シリコンのスパチュラ(ゴムべら)、
わたしは木の柄から外せて洗えるタイプを使っています。
隙間の汚れが気にならなくていいですよ。
今日、見ていただきたいと思って持ってきたんです。
- 土切
- ああ! くっついていると、隙間が気になりますよね。
お鍋に深く入れて使ったりするから。
- 伊藤
- それから、最近使っているフライパン。
PENTA(ペンタ)っていうブランドなんですけど。
- 土切
- どこの国のものですか。
- 伊藤
- 日本です。
- 土切
- 日本! 知りませんでした。
- 伊藤
- この加工、テフロンじゃないんですよ。
- 土切
- え、これでテフロンじゃない。
- 伊藤
- 外側がステンレス、内側がアルミで、
サファイアコーティングによる
硬質アルマイト加工がしてあるそうです。
くっつかない加工のもの、欲しいんですよね。
しかもこれ、取っ手が外れるの。
- 土切
- わあ、かっこいいですね。
IHは?
- 伊藤
- 大丈夫です。
- 土切
- そこが大事なんです、
もう最近、多くのかたが
IH対応のフライパンを探してるんですよ。
ああ私、勉強不足だ。
- 伊藤
- 前に使ってたのと同じ大きさなのに、
400グラム軽いところも気に入って。
以前は大きさを気にしていたのに、
最近はグラムを見るようになりました。
- 土切
- 伊藤さんはこれをどこで知ったんですか。
- 伊藤
- わたしも教えてもらったばかりなんです。
薬膳料理の先生をしているお友達が
基本は鉄のものを使ってるんだけれど、
焦げ付かない加工のものが必要で、
これを使ったらよかったよ、って。
たしかにツルツルです。
この前餃子を焼いたら、もう最高でした。
- 土切
- そう。やっぱね、餃子はね、
鉄のフライパンでは、
うまくいくときもあるのに、
なぜくっついちゃったの、ということもあって。
- 伊藤
- そうですよね。
あとこれも‥‥これは、使い切りのスポンジです。
ブロックで売っていて、ばりばりって外して使う。
量販店や通販サイトで売られているものなんですが。
- 土切
- あ、すごい。切れ目がついていて、
かんたんに外して使えるんですね。
- 伊藤
- 我が家は食洗機を使うので、
スポンジを使う頻度がわりと少なくて。
そこで、衛生面を重視してこれを選んだんです。
さすがに一回で捨てるのはしのびないので、
2、3日くらい使ってます。
以前は、スポンジの使い心地を大事にしていたんですが、
今は「キッチンをいかにきれいを保つか」を重視。
汚れたスポンジがキッチンに置いたままになっているのが、
なんだか気になって。
- 土切
- わかる!
でも、これ、すごい発想ですね。
無印も切って使えるタオルを出していましたね。
バスタオルなんだけれどカットして小さく使え、
切り口がほどけない仕様なんですよ。
くたくたになってからぞうきんにしてもいいし、
はじめから小さくして使ってもいい。
そういう発想、面白いなと思うんです。
- 伊藤
- 量販店を探索すると、
そういった面白いものが見つかるんですよね。
- 土切
- そうなんですよ。だから行かなくちゃね。
まさこさんは行かれるんですね。
- 伊藤
- はい、けっこう探索しますよ。
これもやはり量販店で見つけました。
食器や鍋を洗ったあとに、
キッチンのカウンターに敷いて使う水切りマット。
食洗機を使うようになり、
水切りかごは要らないんですが、
漆やおはしなど、手洗いをするものはあるので、
毎回、洗って乾かせる水切り用品を探して、
行き着きました。
- 土切
- おお、これ、いいですね。
ちゃんと折れ線があって、収納も考えられていて。
- 伊藤
- よく水を吸いますよ。
でもこの上で自然乾燥はせず、
すぐ拭いて、仕舞うようにしています。
このマットは洗濯機で洗えるから、
毎回洗って乾かします。
‥‥それで最近思ったんです、
台所道具って、使ってるときのことだけじゃなく、
そのあとのこと、扱いとか衛生面が保てるかも、
とても大事なんだなあって。
- 土切
- うんうん、そうですね。
ただ、私、なかなか捨てられないんです。
このスポンジも、わかっていながら、
きっとずっと使っちゃう。
スポンジの隙間に
食べ物のかすが入ってしまったりするので、
早く取り替えよう、と思うんですよ、
でも捨てられない。
面白いなあ、伊藤さんと私、こんなに違うんだ。