ほぼ日 |
吉祥寺出張所ではありがとうございました! |
まりな |
いえいえ、こちらこそ!
よろしくお願いいたします。 |
ほぼ日 |
では、さっそく。
吉祥寺出張所では韓国語の勉強が書かれたページを
撮らせていただきました。 |
まりな |
これですね。
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ほぼ日 |
そうですそうです。
どういった理由からこの使いかたを? |
まりな |
私は、手帳クラブやガイドブックを読みあさって
「みんなみたいに
手帳に書いちゃおうかな?」という気持ちで
今年の春から使い始めた「ほぼ日1年生」なんです。
それで前のほうのページは空白のままだし
使いかたも定まっておらず、
「空いてるならここに書いちゃえ!」
という思いつきで、
自分の苦手な擬態語と諺を勉強した日にちと
いっしょに書き始めました。 |
ほぼ日 |
じゃあ、まだ数ヶ月なんですね。 |
まりな |
この使いかた自体は夏休みに入ってからなんです。
9月にある韓国語の試験に向けてがんばらなくちゃ、
という焦りからこの使いかたになりました。 |
ほぼ日 |
なるほどー。
カズンの週間カレンダーに
横書きとはまた大胆な使いかたですよね。
これはどういうルールに基づいているんですか? |
まりな |
諺の場合は1日の一区切りにひとつの諺を書いて
黒のペンで韓国語で覚える諺と
文の持つ意味を書くようにしてます。
さらに薄いピンクのペンで直訳と意訳を書いて、
はっきりとした黒で書いた韓国語の単語が
頭に入るようにしています。
手帳にこのように書き始める前は
毎日分厚くて大きな教科書を持ち歩いていて
荷物がかさばっていましたが、
今では手帳さえあれば1時間の通学時間に
単語の暗記ができます。 |
ほぼ日 |
勉強効率の上昇も図ってるんですね。 |
まりな |
自分の手帳を見た人が
「手帳って勉強の道具のひとつとして使えるんだ!
じゃあ、わたしもやってみようかな?」
と思ってもらえるような手帳が目標なんです(笑)。 |
ほぼ日 |
それはスゴイ目標(笑)。
でも、この調子なら
間違いなくそう思ってもらえますよ。
その勉強の熱心さと反対と言いますか、
ページのツメ部分にすごくかわいいシールが
貼ってありますよね?
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まりな |
あ、これは単純に私がかなりの
「付箋、見出しシール好き」だからです。
留学中に貼る目的もなくつい買いあさっていた
かわいいシールたちを活躍させようと
年間予定のページと1日1ページの月初めにつけて
開きやすくしました。 |
ほぼ日 |
すごいインパクトありますよ。
まず最初にそこに目がいきますもん。 |
まりな |
そうなんです。
私が手帳を開いて書き物をしていると
気付いた方はかわいいと言ってくれます。
ただ‥‥。 |
ほぼ日 |
ただ? |
まりな |
かわいいのと開きやすいのはいいのですが、
かわいさを優先しすぎたために
ペンを乱暴に挿すと見出しが曲がってしまう
という惨事が発生していたので
次はもう少し短めに貼ろうと思っています。 |
ほぼ日 |
なるほど。
あんまり長いものだと
バタフライストッパーに挿したペンと
干渉しちゃいますもんね。
にしてもかわいらしいなぁ、この見出し。 |
まりな |
ありがとうございます。 |
ほぼ日 |
手帳を楽しんで使っているのが
にじみ出てますよ。
そんなまりなさんにとって
手帳ってどういうものですか? |
まりな |
うーん、そうですねぇ‥‥
使っていてよかったなーと思うのは
バイトの休憩時間や
へこんだりもやもやしているとき、
1番最初にカバンから取り出されるのは
この手帳なんです。 |
ほぼ日 |
あ、そうなんですね。
ケイタイとかではなく、手帳を。 |
まりな |
開けば心が荒れているときの殴り書きや
飼っている犬の変顔写真、論文の書き方も
バイトで買った服の絵やお金の動き、
心に響いた言葉など
私の心を支えてくれるモノが
たくさん詰め込まれている事に気づいたんです。
ピンときた言葉を何気なく書き込んでおくと
意外なときに背中を押してくれたり、
笑えたりするんです。
だからこの手帳をいつも手放せないし、
カバンからいちばんに
「よいしょ」って取り出されるんです。 |
ほぼ日 |
過去の自分がいまの自分を助けてくれるし、
励ましてもくれるし、笑わせてもくれる。
それってとっても素敵なことだと思います。 |
まりな |
だから何回も読み返す印象的な言葉は
「自分ガンバレ!」という意味も込めて
書き写したりもしてるんです。
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