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バスルームのごちゃごちゃ

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私たちの世代は、
お風呂がついてる部屋に住める学生は、
ものすごい勝ち組でした。
今では考えられないかもしれませんが、
「学生一人暮らし」というものは当然のように、
週に数回、銭湯に通うという生活が当たり前だったのです。

そのせいか、お風呂つきの部屋に引っ越せたときは、
かなり嬉しいものでした。
私の優雅な時間。
午前中も入れるんだ。
夜中だっていいんだもんね~。
あ、そうだ、雑誌とか持ち込んじゃわない?
今日からはお菓子だっていいんだよ。
湯舟に浸かりながら、
ああこれがお風呂だ! バスタイムだ!
と思えたものです。

もちろん住んでた実家には、
タイルのお風呂がありましたよ。
でも、こっちはちっとも自分の好みの空間ではなかった。
いつお風呂を沸かすのかは大人が決めるもんだったし、
子供はそのタイミングに従うものであり、
暗黙の了解でなんとなく入る順番もあるし、
今思えば身体を洗浄する、という目的のためだけの存在。
ちなみに大人たちのシャンプー類は、
いったいなんでこんなに片隅に何本も溜まるんだ?
というのも不思議でした。

しかし、
(あんなのお風呂じゃなかった!)と思ってたのは、
実は私だけではなかったようで、
実家を建て替えた時、父が
「24時間入れるという最新のお風呂にした!」
と幸せそうに言ってたのを思い出します。
循環させ、ろ過・殺菌したお湯が湯舟にある状態なので、
衛生的に問題なく、いつでもお風呂に入れる。
でも父がお客さんがやってくると
「よかったら入りませんか、ウチのお風呂に。」
とすすめるのを、母親がものすごくイヤがっていました。

ところで、かれこれ15年ほど前、
いまの私の自宅を設計してもらった時に
「奥さん、お風呂のテレビは、作りつけにしますか?」
と、当然のように聞かれました。
パンフレットを見ると、
湯舟に入れば目の前に
テレビがガラス張りで設置してあるデザインの壁が。
いかにもゴージャス。
でも設計師さんはこう漏らしました。
「ただネ~、正直お風呂のテレビって、
どんどん新しいのが出るもんで、
作りつけだと、買い替えにいちいち工事が入るのを
面倒がられるんすがね~」。
私は(なるほど)と納得し、あっさりやめましたが、
すでにお風呂業界も当然のごとく
「洗浄よりもリラックス空間」を
優先的に考えてくれてたんでした。

しかしです。
私のコドモ世代になると、
ちょっとまた変わってくる。
いわゆる朝シャン世代。
お風呂にテレビや雑誌なんてぜんぜんいらない感じで、
ゆったり・のんびりしたりしてません。
「あんた今日も湯舟に浸かってないの?」です。
温泉に行くと3回は入るクセに、いつもシャワー。
私にはコドモの気持ちがぜんぜんわかりません。
ただ、いつかコドモから
「いったいなんでシャンプー類がこんなに何本もあるの?」
と聞かれたことがあり、その時だけは
(あの当時の自分と同じだ)と、
気持ちがよくわかりました。
いろいろ決まらないの。大人になると。

移動祝祭日

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ある光景を見て、
突然昔のことをありありと思い出すことがある。
それは駆け出しのカメラマンだった時に
住んでいたパリであったり、
19歳から20歳に変わる年を過ごした
アイルランドのダブリンであったり。
それらの光景を思い出しては
もうその瞬間に戻れなくなったことに気がついて
胸が締め付けられるような気持ちになる。

しかし学生時代に4年間住んだ別府は
他とどこか趣が違って
思い出すたびに、ほっこりと幸福な気分にさせられる。

僕はサンフラワー号という夜行船で
大阪から初めて別府に行った。
船内のアナウンスで起こされ、
売店でコーヒーを買いデッキに出て目にした別府の姿は
今でも細かく描写できるほど鮮明に覚えている。
朝日が降り注いで、海が輝き、
その先には湯けむり漂う別府の街並みが見えた。
別府の街は山のなだらかな傾斜にある街で、
海から見るとちょうど舞台から客席を見るように
全景をはっきりと見ることができる。
湯けむりが朝日に照らされて
少しオレンジ色に染まっていた。

別府は文字通り温泉が街にあふれていて、
観光客のみではなく土地の人々も日常的に温泉を利用する。
自宅に温泉を引いてあったり、
温泉付きの賃貸マンションに住んでいた友人までいた。
各地区にはそれぞれ小さい公衆浴場があって、
月に500円程度払えば入り放題だった。

実家から出て一人暮らしをしていた身としては
別府の温泉には経済面でも精神面でも救われた。
僕の通っていた浴場は坂の途中にあって、
5人入れば満杯といった具合の小さな浴場で、
建物の高いところについた窓から聞こえてくる声を聞いて
空き具合を確かめていた。
入り口に向かえば、
おばあちゃんが気持ちよく通してくれる。
服を脱いで浴場に入ると
いつも硫黄の匂いと石鹸の匂いが漂っていて、
お湯がかなり熱いとわかるほど蒸していた。

ある日の早朝に徹夜で書いていたレポートができあがると
無性に熱い風呂に入ってすっきりしたくなり、
いつもの浴場に向かった。
浴場は早朝から開いていたがその時にいたは僕一人だった。
朝の浴場はこれまで夜に見てきた雰囲気とは全く違った。
いつもの蒸した空気が、
朝のひんやりした空気で外に追いやられ、
中はひんやりしていた。
明るくて静かになった浴場で一人湯船に浸かると
徹夜の疲れが吹き飛んで、
目に映るものがキラキラと輝いて見えた。
以来私はどの温泉にいっても
早朝の風呂が一番良いと思っている。
あの浴場が今もあるのかはわからないが、
東京に出てきて何度あの風呂に
もう一度入ってみたいと思ったことか。

ヘミングウェイがパリについてこう語っていた。
“もし、きみが、幸運にも、
青年時代にパリに住んだとすれば、
きみが残りの人生をどこで過そうとも、
パリはきみについてまわる。
なぜならパリは移動祝祭日だからだ。”
自分は幸運にも青年時代にパリにいたが、
別府にも住むことができた。
そして別府の温泉の風景はどこにいようとも
僕についてまわるだろう。

インドと風呂

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先日、久しぶりに風呂に入った。

この一文だけだとやたらに不潔な人なのだと思われそうだが、そういうわけではない。シャワーは浴びていた。1ヶ月半ほどインドへ行っていたので、浴槽がなかったのだ。

ちょっと熱めに調節した湯にゆっくり体を沈めると、言葉にならない呻き声のようなものが思わず出てしまう。身体の汚れと一緒に、インド生活で溜まった疲れも湯の中に溶け出していくような気分になる。日本に帰ってきたことを一番実感できる瞬間かもしれない。

毎年のようにインドを訪れるようになって23年が経つが、インドで浴槽に入るチャンスは今までに3回しかなかった。

1度目は、はじめて1年間の長期滞在をした20歳のときのことである。カルカッタの日本総領事館で副領事をしていた人の家へ遊びに行った際、白くて大きなバスタブを見かけたのだ。思わず「いいですねー。僕なんてもう半年ぐらい風呂に浸かってないですよ」と口にしてしまった。副領事は「入っていけばいいじゃん。タオル出すよ」と勧めてくれたのだが、「そうですか。それじゃあぜひ」とおもむろに服を脱ぎ始めるのも少し厚かましいような気がして辞退した。

再びチャンスが来たのは、それから4年後になる。シタール奏者の友人から、ムンバイにある高級ホテルの宿泊券をプレゼントされたので泊まりに行ってみたのだが、その部屋にバスタブがあった。

ただ、僕は宿泊前日にムンバイの路上で飲んだストロベリー・ミルク・シェイクによる盛大な食中毒の真っ最中で、風呂に浸かるどころではなかった。トイレから立ち上がるとき、手すり代わりにバスタブの縁を掴むのが精一杯だった。

更にその2年後、3度目のチャンスは自分で作った。ブッダガヤーという、ブッダが悟りを開いたとされる地への正月旅行を計画したのだが、その際にちょっと奮発して街で一番の高級ホテルを予約したのだ。バスタブがあることも確認済みだったので、今度こそ長年の夢が実現できるぞ、と楽しみにしていた。

お湯が出なかった。いや、正確に言うと湯温が上がらなかった。どんなに頑張っても(頑張りようもないのだが)30度そこそこにしかならず、真冬にそんな日向水みたいなのに浸かったら確実に風邪を引くだろうなと思って諦めた。

そんなわけで僕は、いまだにインドで風呂に入ったことがない。バケツに湯を溜め、小さな手桶でそれをパシャパシャと体にかける。それがインドにおける僕の入浴スタイルだ。毎日のように湯をたっぷりと張って浸かる習慣のある国に生まれ育ったのは、なかなか幸運なことだなと思う。

おふろにまつわる話

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スウェーデンの西海岸にある
小さなアンティークショップの倉庫の片隅に転がっていた
無骨な陶器製の洗面器は、
スウェーデンでよく見られる古い塩釉のニシン保存壺と同じ
深い土色をしていました。
埃を拭うとHöganäsというスタンプが
少し傾いて押されているのを見つけて
(Höganäsは100年以上の歴史のある
スウェーデンの陶器メーカー)
その洗面器らしからぬ香るような土としての材料の主張が
どこから由来されているのかを知りました。
手についた泥や庭で収穫した野菜の泥を
ゴシゴシと洗い落とすにはうってつけの洗面器で
まさに僕らが探し求めていた洗面器そのものだったのです。
この土管のような無骨な洗面台との出会いから
我が家のお風呂の設計が始まりました。

次に僕らが探し始めたのは洗面器の前に掛ける鏡でした。
しかし、鏡探しは思いのほか難航することになります。
多分、ガーデン用として屋外で使われていたのか、
もしくは工場などで使われていたに違いない
個性的な洗面器と一緒に並べることができる
なかなか相性の良い鏡を
見つけることができなかったのです。

ある日、店舗用の商品の買い付けをしていると
倉庫の壁に飾られていた油絵の具で描かれた
1枚の田園風景画に惹きつけられました。
早速、その絵を購入して自宅に戻りナイフで絵を剥がすと
立派すぎない程よい控えめな彫刻が全面に施された
古い大きなオーク材の額だけが残りました。
その額のサイズに合わせて作った鏡を
はめ込んで仕立て直すと
ぴったりと洗面器に調和してくれたのでした。

洗面器と鏡が揃うとあとは余白を埋めるように、
順調に洗面器の相棒たちが集まり始めました。
すっかり曇ってぼやけてしか映らなくなってしまった
木製フレームのアンティークの鏡と
真鍮板を曲げたアーチ状の小さな鏡。
クラシックな壁付けの黒い棚。
収納の金具は全て仕上げをしていない
真鍮製のものとしました。
タオル掛けは、古い真鍮製の手すりの部品を利用して
新しい真鍮のパイプを組み合わせました。
2年前はまだ、ピカピカでよそよそしかった金具も、
ようやくくすんだ好ましい風合いを纏わせ始め
洗面器に馴染み始めました。

タオルとバスローブは
スウェーデン製のごわごわした麻製です。
日本製のふわふわなバスタオルには
到底かなわない硬い拭き心地ですが、
すぐに乾いて何年たってもへたらない
大工道具のような頼もしいタオルです。
吸水性にも乾燥性にも優れているので
バスタオルは使わずに
フェイスタオルを少し多めに所有しています。

お風呂場作りはまだ終わっていません。
少し窮屈そうにオークの天板にはめ込まれた
洗面器の横には、
ちょうど洗面器もう1台分の空間が残してあります。
いつか、もしもう一つ同じ洗面器を
見つけることがきたらと思って空けてあります。
2台並べて、その周りにタイルを貼ろうか、
真鍮の板を貼っても良いかもしれないと考える時間を
これからも楽しみたいと思います。

「生活のたのしみ展」出展のお知らせ

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weeksdaysは
第4回「生活のたのしみ展」
出展します。

[開催日]
2019年4月17日(水)→ 21日(日)
[時 間]
11:00 – 20:00
(丸の内仲通りのみ12:00 – 19:00)
[場 所]
東京・丸の内仲通り
丸ビル1階マルキューブ、3階回廊
Marunouchi Café ✕ WIRED CAFE
TOKIAガレリア

weeksdaysの場所は、東京サイド
TOKIAガレリア(「星のガレリア」)エリアのT-10です。
会場マップはこちらでご確認ください。

今回は「ふだん使い」をテーマに、
シンプルで使い勝手のよいリネン製品をつくり続ける
fog linen work(フォグリネンワーク)」と
コラボレーションした
5日間だけのとくべつなお店をつくります。

着心地よく、肩のこらないリネンウェアや、
オリジナルのバスマットなど、
weeksdaysならではの新商品を
ネットに先駆けて販売します。
ぜひ、実際に触って、お試しくださいね。

詳しくはこちらのページをご覧ください。

新商品のほかに、
お問い合わせの多い「大きな革のトートバック」も
白・紺ともに展示販売しています。
気になっていた方は、
この機会にぜひお立ち寄りくださいね。

温泉という名のバスルーム

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わたしのバスルーム‥‥というと
私は我が家のお風呂ではなく
温泉をおもい浮かべてしまいます。

わたしの温泉好きの歴史は、
スウェーデンから軽井沢へ移り住んだ10年前に遡ります。
帰国後、縁もゆかりもない軽井沢に暮らし始めた当初は、
裸でお湯を共有することに
少なからず抵抗を感じていた私でしたが、
秘湯という言葉の響きにめっぽう弱い旦那が、
ひなびた温泉地ばかりへ私を連れ回し、
そのうちすっかり温泉好きになってしまいました。

長野県に暮らしてから、
自宅のお風呂へそれほど快適性を求めなくなったのは、
温泉に恵まれた土地に暮らしているからだと思います。
温泉地に暮らす方の中には
ご自宅のお風呂にはほとんど入らないという方も
いらっしゃるようです。
ですから、自宅を建てた際には
風呂場のサイズは最小限に。
石鹸置きや鏡、蛇口など余計なオプションは全て排除。
結果的に余計なものがなければ汚れが溜まりづらく
掃除が簡単になりました。

お客様が泊まりにいらしてもタオルを持たせ
温泉をご案内するのが我が家の暗黙のルール。
暮らしてからわかったことでしたが
長野県は日本でも有数な温泉地でして、
軽井沢町内では4箇所の日帰り入浴ができる
温泉が沸いています。
車を30分も走らせれば個性豊かな様々な温泉を
1年中楽しむことができます。
特に午前中に入る温泉は格別です。
仕事前に温泉に入って、
かすかに硫黄の香りをただよわせながら仕事をするのは、
昼間からビールを飲む罪悪感と優越感に
少しだけ似ています。

温泉好きな我が家の車には
思い立てば温泉へすぐに行けるように
温泉セットが常備されています。
お風呂セットを入れるのは
長野県戸隠で作られるりんご収穫用の
根曲がり竹の籠を職人さんに頼んで
一回り小さく作って頂いたもの。
竹の籠は水にも強く、軽くて丈夫で、
中身が一目で確認できて、
ロッカーに入れることができますので
とても重宝しています。
その籠にフェイスタオルと手ぬぐいだけを入れた
シンプルなお風呂セットです。

自宅から最も近い温泉は
車で10分程度のところにあります。
幼稚園に息子を迎えに行ったその足で
そのまま温泉に向かうと湯船で
幼稚園のママと子供とばったりということもしばしば。
帰るときには子供たちを
パジャマへ着替えさせてしまいます。
温泉は育児にもとっても優しいのです。
温泉を大きなお風呂と呼ぶ長男にとって、
温泉は自宅のお風呂の延長線にあるのでしょう。

休日には少し足を伸ばすこともあります。
山の頂上にある展望露天風呂は
野性味溢れた開放的な温泉で
子供たちも大好きです。
こちらは、お空のお風呂と呼び、
秋になれば湯船いっぱいにりんごを浮かべた
長野らしいかぐわしい林檎湯が始まり、
こちらは林檎のお風呂と我が家では呼んでおります。
鉄分を多く含んだお味噌汁に浸かっている気分が楽しめる
個性的な温泉は、海外からのゲストが来るとサプライズに。
疲労回復には泡をまとった湯に浸かり、
とろみのあるいかにも肌に良さそうな湯は
毎日浸かりたいお湯です。

その日の気分に合わせ自分達が望む
温泉という名のバスルームを持てるのは
温泉地暮らしならではの贅沢だなと思います。

女子のための MOJITOコーディネート[2]

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同系色で。

同系色でコーディネートすると、
すごくさわやか。
ネイビー同士ですが
(色名は、ショートパンツ=ネイビー、
ニット=ブルーグレーです)、
ニットとパンツの素材の持つニュアンスが、
単調に見せず、
体を動かすたびに、新鮮な表情を見せてくれます。

パンツを白に変えると、
こんなかんじ。
見た目に、とても気持ちよさそうなのですが、
見た目以上に着心地がいい。
ちょっとじめっとする日でも、
さわやかに過ごせます。

黒Tと合わせて。

Tシャツとショートパンツ。
着てみたいけれど、
着慣れない?
そんな方は、
黒のフレンチスリーブの
Tシャツを合わせてはどうでしょう?
これだけで、ぐっと大人っぽく女の人らしくなるから。
髪型やメイク、アクセサリーなどを
工夫してTシャツとショートパンツの着こなしを
いろいろと楽しんでください。

白の着こなし。

レポート1でシャツと合わせた白ニットとパンツ。
さらりと着るとこんな感じになります。
思いっきりシンプルな着こなしなので、
リボンを目立たせて。

それからよくたずねられるのが、
下に着る下着のこと。
自分の肌に近い色を身につけると、
透けるのも気になりません。
ニットはタンクトップなどを着るとより安心です。

デニムと合わせて。

カーキとデニムの色合いって、
本当に相性がいい。
男の人が得意そうなこの色合わせだけれど、
どことなく女っぽい品のよさがただようのは、
襟ぐりの開き加減が絶妙だから。
真っ赤なリップをさっと塗るのも、
かっこよさそうです。

(伊藤まさこ)

女子のための MOJITOコーディネート[1]

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シャツとニットの重ね着で。

ニットは一枚でさらりと着るのもいいけれど、
下にシャツを重ねるとまたちがった表情に。
襟も袖も無造作に出して、
自然な感じに、くしゃっとさせると
こなれた印象になります。
写真は白いニットに白シャツをコーディネート。
パンツも白にするとよりさわやかな印象に。
髪は、襟元を見せるようにまとめ、すっきりさせます。

Tシャツとニット。

ニットの中に、Tシャツを。
一枚で着るのとも、
白いシャツを合わせるのともちがって、
ちょっとカジュアルな雰囲気に。
合わせたのは、このパンツ。
ちょっとボーイッシュなコーディネートです。
スニーカーを履いて、
元気に歩きたくなる、そんなスタイル。

Gジャンとニット。

ニットにパンツとGジャンをコーディネート。
さらりと気持ちいいニットは、
重ね着すると春や秋口にも着られます。
白と生成りの、こんなコーディネート、
大人っぽくて好きなのです。

ふたつのカーキ。

カーキのニットにカーキのパンツ
(色名は、ニット=コーヒー、
ショートパンツ=オリーブです)。
着る前は案外、男前になりそう?
‥‥なんて思っていましたが、
以外にもその逆。
女性が着ると、シックになるのです。
ニットの前身頃は、
少しだけパンツのリボンを見せるようにして。
素直にすとんと着るのもいいけれど、
リボンのニュアンスが出ると、
全体がやさしげになるのです。

(伊藤まさこ)

ぼくのつくった デイリーウェア。

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今回のRIVER FOREST CREWNECKは、
「春夏シーズンにふさわしいデイリーウェア」
というイメージでつくりました。
普段着、つまりトレーナーのような感覚で着られますし、
インナーをどうするか、ボトムをどうするかによって、
ちょっとしたリゾートウェアにもなるようにと考えました。

具体的なディテールのヒントは、
アメリカンレッドクロスのヴィンテージウェアです。
それはウールのものだったんですが、
アメリカの合理主義の極みのつくりかたを、
本家にはないリネン素材に落とし込みました。
リネンって、熱伝導率が高く、触って冷たく感じる素材。
乾きやすく機能的なところが夏向きですよね。
特徴的な襟のデザインである台形的なラインは、
クルーネックとボートネックのちょうど間で、
アメリカンレッドクロスにもあるかたちなんですよ。

夏に着るものということで、
とくに気を配ったのは透け感です。
今までのモヒートだったら
どれだけ“度詰め”をしてヘビーにつくるか、
という考え方でしたから、
まるで真逆のアイテムです。
とくにそのことを感じていただけるのは、
首周り、肩、それから袖付けのところです。
簡単に言うと“減らし”といい、
もうベンチレーションだというくらい。
これは、実用的な理由があって、
通気だけでなく、脇の目数を変化させることで、
横に伸びやすい、つまり、腕や肩が動きやすくなるんです。
人って、身長はもちろん、
身幅も厚みも人によって違うけれど、
このつくりかたのおかげで、
いろいろな人に快適に着てもらえるようになっています。

●スタイリングをくふうして。

たぶん──、みなさん、こういうニットは、
着慣れないかたちだと思うんです。
だからこそ、とくに女性には、堂々と着てほしい。
その「堂々とした感じ」が、カッコよさにつながります。

コーディネートとしては、
ぼくなら中に同系色のTシャツ、もしくはシャツを着ます。
でも女性だったら、透け感をいかして、
中にボーダーシャツを着るのもかわいいですよね。
白のレースのロングスカートとか、
黒のノースリーブのワンピースとかを合わせるのも
きっとカッコいい。
赤ベースに白のドットのワンピースっていうのも、
いいんじゃないかな。

ぼくは伊藤さんのスタイリング、好きだな。
夏の暑い時に、同系色で上下を合わせて、
ちょっとワイルドな感じが出ている女性。
ステキですよね。
男性だったらリネンの白いシャツや、
ポロシャツと合わせるのもいいはずです。

「weeksdays」で選んでいただいた色は、
オフホワイトと、コーヒー、ブルーグレーの3色。
これは、どう組み合わせても大丈夫です。
ウェブでは伝わりづらいかもしれませんが、
コーヒーは、色の名前で言うとオリーブブラウンに近い色。
ブルーグレーは、すこしグレイッシュな
ライトネイビーとも言えそうなニュアンスです。
どの色も、麻素材の特徴として、
光沢がすこしあるように見えると思います。

●ショーツに、新色がくわわりました。

GULF STREAM SHORTSは、
以前ネイビー1色だけ販売をしたものと同じです。
今回は、ホワイト、オリーブが加わり、3色で展開します。

コーディネートとしては、
もちろんクルーネックとの相性は抜群です。
男子だったら、ぼくのイメージは、
ヘミングウェイの着方で、
アブサンシャツという開襟の長袖と合わせます。
そして、女の子のコーディネートとしては、
ぜひ伊藤さんのスタイリングを
参考にしていただきつつ、
シャツとか、ボーダーのカットソーとか、
白のリネンのシャツも、きっと似合うと思いますよ。
ちょっとレース細工があるシャツ、
サックスブルーとか、真っ白とか、
ピンクもかわいいですね。

(山下裕文)

MOJITOのサマーニットとショートパンツ

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夏の旅じたくにも。

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今、私は南の島に行く準備をしています。

サングラスに、麦わら帽子、日焼け止め。
それから、
服は何がいいかなぁ。
クローゼットをがさごそします。

‥‥そこでまっ先に目に飛び込んできたのが、
MOJITOのショートパンツ。
さらりとしたリネンは、
素肌に気持ちいい。
ああ、これを着て過ごしたら、
旅の間ずっとごきげんにちがいない。

冬の間に怠けていた膝小僧や足の手入れも、
これを履くためならなんのその。
その緊張感もまたいいんです。

去年の夏、
weeksdaysで好評だったショートパンツ、
今年はネイビーにくわえ、
ホワイトとオリーブも登場します。
ショートパンツと同系色の、
これまた気持ちのいいリネンのニットと合わせてどうぞ。

さき織りバッグのコーディネート [2]ふだんのスタイルで。

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いつもしているかっこうも、
ourのバッグを持つだけで、
あれ? なんだかいい感じ。
ちょっと大人っぽく見えませんか。
トートバッグもいいけれど、
時にはこんなバッグを持つと、
いつもの自分に変化が起こる。
バッグが持つ威力ってすごいなぁ。

たたむと小さくなるoruのバッグは、
旅に持って行っても重宝します。
今日は、ネイビーのワンピースに、
トレンチコートをコーディネート。
足元はスニーカーでも、フラットシューズでも。
あとは小さなスーツケースを持って出発です。

少し光沢のある素材で編まれたこのバッグ、
今日は肩にかけて。
そのまま持ったり、
紐を手首に絡ませたり、
ちょうちょ結びにしたり、
肩にかけたり。
持ち方で表情が変わります。
コーディネートに合わせて、
いろいろ試してみてくださいね。

(伊藤まさこ)

さき織りバッグのコーディネート [1]ちょっとお出かけ。

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胸元にチュールの飾りがついた
コットンのワンピース。
靴は黒、髪はすっきりまとめて耳元には
パールの小さなピアスを。
友だちとの食事には、
あまり大げさでないこんなコーディネートが気分です。
仕上げはもちろんoruのバッグ。
持ち手の紐はそのままにして歩くと、
バッグがゆらゆら揺れてかわいい。
また、紐をちょうちょ結びにして、
ちょこんと持っても。

バッグの中は、
ハンカチとリップとお財布と電話くらい?
ちょっと出かける時に、
大きすぎず、小さすぎずの
ほどよい大きさがいい。

シックな色合いのバッグは、
こんなはなやかな色のワンピースとも相性よし。
黄色やグリーンなども合いそうだなぁ、
なんて夢は広がります。

(伊藤まさこ)

わたしのバッグのつくりかた。坂元佳子

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[1]生地選び
先ずは生地選びから始まります。
生地屋さんで織りたいバッグのイメージに合った
生地を探すこともありますが、
大抵は生地に触れるうちに
「この生地であんなバッグを織ったら可愛いかも!」
とアイデアが浮かんできます。
妄想が止まらずつい時間を忘れて
生地屋さんに長居してしまう事もしばしば。
最近は他に無い生地を求め、
海外から取り寄せることもあります。

[2]裂く。
次に裂く作業です。
昔はコットン生地のみを使っていましたが、
今ではベルベットやウール、薄くてふわふわした生地や
張りのあるリネンなど、いろいろな生地を使うため、
裂けるものは裂いて分厚い生地は細くカットします。
織るとまた違う手触りになるから面白いのです。

[3]整経する。
機織り機にたて糸を張ります。
裂き布に馴染む色味にしたり、
糸が目立つようにラメ糸を使ったりなど、
糸合わせも楽しい工程です。
たて糸に使う糸は、
10年変わらず京都の糸屋さんから取り寄せています。

[4]織る。
たて糸を張ったらいよいよ織りの工程です。
裂いた布をよこ糸として通してゆきます。
一段一段、織り目を櫛で詰めるときに、
出来上がりの風合いも考えながら織ります。
薄くてふわふわの生地は目を詰めすぎずフワッと、
張りのあるリネンは力いっぱいギュッと詰めて織ります。

[5]バッグを仕立てる。
織り終えたら、織機から切り外し、
糸処理をしてミシンでバッグに仕立てます。
織り上がりのサイズは測りながら織るものの、
実際に織ってみてから、マチや持ち手のひもの長さを
バランスを見ながら調節します。

oru

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再入荷のおしらせ

未分類

完売しておりましたアイテムの、再入荷のおしらせです。
4月4日(木)午前11時より、以下の商品について、
「weeksdays」にて追加販売をおこないます。

saqui テーパードリボンパンツ



▶︎商品詳細ページへ
ブラック、ネイビーが入荷します。

「ウェストがゴムなので、
はいていて楽なのですが、
きちんとして見える計算されたパターン。
とにかくシルエットがきれいなのです」(伊藤まさこさん)

織る。

未分類

ある日、目にとまった一枚の写真。
そこに写ってたのは、
楚々とした姿の小さなバッグでした。

素材はなんだろう?
どんな方法で作っているの?
一度手にとって見てみたいなぁ。

それから少し経って、
その「oru」というバッグを作っている、
坂元佳子さんと知り合いました。
そこで分かったのは、
「oru」って「織る」だということ。
そう、坂元さんのバッグは、
さき(裂き)織りで作られているのでした。

シンプルで洒落ていて、
素直に「持ってみたいな」と思わせる、
坂元さんのバッグ。
ちょっとお出かけする時にも持てるよう
weeksdaysでは、
ちょっと光沢のある布を使って作っていただきました。
色は生成りとベージュの2色。
あなたの好きな色はどっち?

再入荷のおしらせ

未分類

完売しておりましたアイテムの、再入荷のおしらせです。
3月29日(金)午前11時より、以下の商品について、
「weeksdays」にて追加販売をおこないます。

MOJITO AL’S COAT モスグリーン


MOJITO AL’S COAT ネイビー


3月14日の販売が想定以上に好調だった、
MOJITOのAL’S COAT。
生地在庫があった、モスグリーンとネイビーのみ、
急遽追加生産を決定しました。
こちらは、7月上旬の出荷を予定しています。
確実に手に入れたい方は、
このタイミングでぜひご検討ください。
折りたたんでコンパクトになるコートなので、
夏休みの旅行先などで
さっと羽織るものとしてもお使いいただけますよ。

木の仕事は飽きない、おもしろい。

未分類

伊藤
ところで山口さんは、お料理をなさいますよね。
もともとお好きだったんですか。
山口
いや、それが最近、
ずっとサボっているんですけれど(笑)。
料理をはじめたのは、きっかけがあって、
それは娘がアトピーだったことなんです。
ちょうど2歳くらいの頃に中耳炎にかかって、
耳鼻科に連れて行ってたんですけど、
体質的に抗生物質を受け付けないので、
薬が飲めなかったんです。
それで何度も中耳炎になり、
耳鼻科に連れて行っても、
毎回鼓膜を切開する治療をする。
名医って言われるお医者様でしたが、
待ち時間も長くストレスも溜まるし、
かならず切開されるしで、
ずっとこの調子だと、繰り返していくことになる。
かわいそうで、どうしていいかわからなくなって、
どうしよう、どうしようって思っていたら、
たまたま、マクロビオティックと出合ったんですよ。
やったことは、お菓子を手つくりにして、
お肉と砂糖を1年間取らなかった。
主食は玄米、あと根菜類を中心の生活に切り替えて、
醤油とか野菜も農薬や添加物がないものを購入して。
そうしたらほぼ1ヶ月で治りました。
それでびっくりして、1年間続け、
それから、ゆるく戻していきました。
いまではすっかり健康です。
そんな経緯で、
ぼくがパン焼き始めたり、
おかずをつくったりしはじめたんです。

▲山口さんの自宅の食器棚。もちろん家具そのものも、山口さん作。

伊藤
そんな暮らしをして、今の場所で20年。
山口さんはきっと変わってなさそうですよね。
恥ずかしい過去とかなさそう。
「こんなの作っちゃって」みたいな(笑)。
山口
それが、実はあるんです。
お皿も、今みたいに、ちょっとやさしい跡じゃなくて、
もう叩きノミで叩いて、割って。
伊藤
そんなワイルドな時代が!
山口
ありました。
始めた頃、アフリカの工芸品がブームで、
ぼくもいろいろやってみようと思って。
伊藤
でも、それは恥ずかしい過去じゃないですよ。
まっすぐやって来られた印象があります。
山口
でも順風満帆というわけではなく、
独立したはいいけれど全然仕事がない時代が長く続いて、
注文家具、オーダーで家具の注文頂いたりとかしながら、
なんとか細々とやってきたという感じですよ。
伊藤
最初、不安はなかったですか?
山口
「オーダー家具は向いてないなぁ」と思いました。
木でモノをつくることは大好きなんですけど、
お客さんと打ち合わせをしながら、
1つのものをつくるっていうことは、
向いてないと思ったんですよね。
だから「これはだめだったから、
次、何をしたらいいか考えよう」
っていうようなやり方でやってきましたね。
伊藤
おもしろいですね。
「向いてる!」みたいなのに向かっていくんじゃなく。
山口
木工が好きで始めたけれど、
同じ木工の世界にも、
いろんな仕事があるんだなぁって、
やりながら気が付きました。
伊藤
そうですよね。
今は注文家具のような大きなものは
作ってらっしゃるんでしたっけ?
山口
作っているんですけど、
自分である程度スタイルを決めて、
あとはもうサイズ違いとか、
扉の寸法違いで受けています。
最初の頃は、ぼくがお客さんに合わせようと、
材木から選んで、ご自宅に行って、
食器棚だったら採寸して、
扉の数とか、引き出しとか、棚板の枚数とか、その間隔、
そういったものを打ち合わせて見積もりを出すんですけど、
そこまでやるととんでもない価格になってしまう。
お客さんの希望に合わせたら、ぼくが降りるしかない。
それで「あぁ、どうしよう! これ、ぼく向いてない」
と思い始めた頃に、今の家を建てて、
自分でカッティングボードやお皿を
つくるようになっていくんですよね。
それを見た友人が、
「東京の企画展に、一緒に参加しませんか」
って声をかけてくれた。
それからいろんな出会いがあって、
少しずつ、仕事が広まってきたように思います。
伊藤
お人柄もそうだけど、
作っているものが魅力的じゃないと、
次につながらないですよ。
大きいものと小さいもの、
つくるのにどっちがお好きとかってあるんですか?
山口
どちらとも好きになったり、嫌になったり。
同じものばかり作っていると、
ストレスが溜まってくるんですね。
だから小さなものを作った後は、
椅子とかテーブルとか、そういった大きなものをつくる。
小さなものをつくる作業って、
作業台の椅子に座って、
ずっと彫ったり、削ったり、磨いたりする作業です。
家具をつくるときは、もう全身で体を動かして、
工房の中を移動しながら、いろんな機械を使ったり、
刃物を研いだり。だから、運動量が多い。
伊藤
たしかに、ひとつのことだけをすると、飽きますよね。
気分転換が必要です。
そうそう、今回は、小さいものでいうと
木べらもつくっていただきましたね。
これは、前から作ってらした形ですか?


山口
どこの国のものかはわからないのですが、
以前写真で見たものをヒントにしました。
使い込まれてヘラの先が黒くなり、
いい味が出ていたんです。
「どんな料理を作ってたんだろう?」と、
そんな想像をしたりして、
この木べらもそうなったらいいなあと思いながら。
伊藤
そうなんですね! 素材は‥‥。
山口
メープルです。
白い木肌と優しい木目が美しく硬くて摩擦に強い木です。
メープルは、幹から出る樹液を加工したものが
メープルシロップなわけですから、
メープル材のヘラで調理したら、
美味しい料理がつくれそうじゃないですか?
長く使うと、ヘラ先が焦げて黒くなってきますが、
それもまた味かな、と思います。
娘は「料理をするたびに表情が変わってくるので、
料理の楽しみが増える気がする、
持ちやすくて、手に馴染むので
あめ色玉ねぎもいつもより楽にできる気がする」
って言ってますよ。
伊藤
「気がする」!(笑)。
ほんとうにそうなんじゃないかな。
いい道具を使うと、気分がいいですし、
山口さんの道具を使うと、
たしかに楽しみが増えますもの。
このヘラ、ふだん、山口さんは
どのように使ってらっしゃいますか?
山口
ジャムを炊くとき、カレーやがめ煮、
ポタージュをつくるときに使います。
炒めたり、サーバーとしても使ってます。
けっこう出番が多いですね。
伊藤
そっか、2本あるとサーバーにもなる。
新しい発見!
今回、weeksdaysのために、
カッティングボードと木べらを作っていただきましたが、
ふだんの作品つくりの中で、
気をつけていることや、
心がけていることなどあったらぜひ教えてください。
山口
ヘラに限らずですが、
やはり木は自然のものなので大切に使いたい。
なるだけ無駄のでないように、
そして木本来の姿が
ものから想像できるようにと考えて作っています。
伊藤
山口さんの工房におじゃまして、
作品つくりの様子を拝見したりお話を聞くと、
木を大切に使われていること、とてもよくわかります。
私も大切に使いたいと思います。
それにしても、こんなふうに山口さんが、木という、
ピッタリな素材と出会ったのって、おもしろいです。
ずっと付き合ってるわけですもんね。
山口
飽きないです。なんかおもしろがってます。
今、近くの日田っていう杉の産地に
ヤブクグリと呼ばれる日田杉があって、
それって建築材にしかならないって
ぼくは思っていたんですね。
家具とか木工製品をつくるって、まず不可能だと。
ぼくが使ってる桜とか、胡桃とか、楢とか、
そういった木と違って、
年輪の柔らかい部分と硬い部分が極端に違うので。
でも、知人を通じて縁があったお話だったので、
その杉を購入することにしたんです。
杉を使うのは建築材以外では初めてです。
まず最初は、カッティングボードをつくろうかな。
ヨーロッパでは、杉や松で作ってるものが
多かったような気がするんですよ。
ヤブクグリは節が多いので、もう節は節で、
お客さんに楽しんでもらえるようなものにしたいです。
「この節、どういった環境で育って、こうなったんだろう」
っておもしろがってもらえると、
木も豊かに使ってもらえると思うんです。
伊藤
ますますたのしみ!
山口さん、どうも、ありがとうございました。
こんどまた、うきはにお邪魔させてくださいね。
山口
お待ちしています。

家に木があるだけで。

未分類

伊藤
山口さんの作品を、
私が初めて買ったのは、これなんです。
山口
ありがとうございます。
かなり前のものですね。
伊藤
どこで買ったのか、全然覚えてないんですよ。
時には器みたいになったり、
時にはカッティングボードとして使っています。
シミもあって、全然手入れしていないのが
バレバレなんですけど、いい感じなんです。
山口
これ、フランスの田舎の古いカッティングボードを見て、
つくりたくなったんですよ。
刃物の跡がたくさん残り、中はへこんでたり、
角が丸くなったりとかしているようなものでした。
自分が作ったものも
そういうふうになってくれたらいいなぁと思って、
つくり始めたんです。
だからぼくも結構いい加減に使っているんですよ。

▲山口さんの工房で見せていただいたカッティングボード。

伊藤
じつは、きょうは、‥‥ジャジャーン!
伊藤
イタリア食材屋さんで、お皿を持って行くと、
盛りつけてくれるところがあるんです。
だからいつも山口さんのカッティングボードと
籠を持っていき、こうして盛りつけてもらうんです。
あと、鍋敷きみたいにも使っていますよ。
山口
鍋敷きの場合、覚悟して使わないと。
焼けたり、ちょっと黒っぽくなったりしますよ。
伊藤
でもね、私、バンバン使っているんですけど、
跡がつくのも味だと思っていて。
嫌がる方も、やっぱりいらっしゃいますか。
山口
時々。最近は少なくなってきました。
(伊藤さんの使っているカッティングボードを持って)
あ、重くなってる!
作ったときより重いです。
たぶん、油とか、いろんなおいしいものを
吸っているんですね。
成長してる。

▲伊藤さんのアトリエにて。

──
重くなるんですね。
乾燥していくのかと思ったら。
伊藤
本当、なんか、ツヤツヤ、シットリみたいな。
山口
すごくいい味が出てます。
これがいいんですよね。
伊藤
そして真ん中が減ってますね、やっぱり。
山口さんのカッティングボードは、
一見すると正方形の板みたいな感じなんですけど、
きちんと面取りされているんです。
だから手に取った感じが柔らかで。
私がカッティングボードっていうものを意識したのは
20歳の最初の頃で、ハワイのノースショアっていう、
サーファーのメッカにホームステイしたときのことです。
ホストファミリーの太ったおじさんが
サーフィンカメラマンで、
日がな1日、海が見える高台で、
甘いものを食べながら波を見ているんです。
「あ、いい波が来た」って言うと、
車に乗って撮りに行くんですね。
その弟さんがベジタリアンで、
家でご飯をつくるとき、私がまな板を使って肉を切ったら、
「あ、だめだめ」と言うんですよ。
「これは兄さんが使う肉切りで、ぼくのは別にして」って。
わたしの実家では、わりと大きいまな板はなんでも用で、
あとは果物を切る用があったかな、
そのくらいの使い分けかただったから、
ちょっとびっくりしました。
でもその後、スタイリストの修業をしている時代に、
「まな板も着替えていいじゃない?」
と思うようになったんです。
山口
ええ、ええ。
伊藤
器だけ揃えるんじゃなくて、
こういうときにはこのボードみたいな。
私、まな板っていうよりも、
なんていうのかな、「木の器」の感覚なんです。
それでだんだん増えていって、
スウェーデンのものづくり学校に行ったときに買った
生徒さんが作って購買で売っていたものや、
パリで買ったもの、横浜中華街で見つけたもの、
いろいろあるんです。
ひとつずつ違うし、ガタガタしていたりするんですけど、
どれも、かわいいなぁと思って。
山口
いいですね、かわいいですね。
伊藤
まな板っていうと、長方形っていうイメージがある。
でも正方形だっていい。
山口さんのつくるオリジナルのカッティングボードは
穴があいた柄(え)があるんですけれど、
その柄を取ってもらって、正方形にしてもらったんです。
「ただの正方形がいい」って言ったら、
山口さん、ちょっと困った顔をされて(笑)。
山口
すごくシンプルなだけに、
むずかしいなぁと思ったんです、
真四角の道具を自分がつくるとしたら、
どういうふうにすればみんなに喜んでもらえるのかなって。
本当に、作業の工程としては、シンプルなんです。
木取りをして、かんなをかけて磨き、
最後に面を取る。
磨くのも何工程かあるんですが、
それにしてもシンプルです。
伊藤
以前別の木工家の方に、
「こういうのはないんですか」って聞いたら、
「それじゃまるで仕事をしてないんじゃないかと
思われるかもしれない」って。
山口
わかります。
ところが、作ってみたら、すごく楽しかった。
おもしろがってつくりましたよ。
木目が1枚1枚おもしろくて。
山桜の原木を買って、板の状態にして、
時間をかけて天然乾燥しておくんですが、
そのストックの乾燥材をほぼ全部使ってしまうくらい、
たくさんつくりました。
伊藤
どのくらいかけて乾燥させるんですか?
山口
厚みが3センチくらいで1年って言われています。
もちろん木の種類によるんですけど、
厚くなるほど時間がかかります。
それぞれ木目とか色が違うし、
硬さも違う、同じ山桜なのに。
具体的にカッティングボードをつくるときは、
木取りをしてから、
両面をカンナで削る機械にかけますが、
仕上がりの厚みより少し厚めに仕上げるんです。
その状態で、今回、1ヶ月ちょっと置いたんですけど、
木の反りなどを出します。
無垢の木だから、作った後も、どうしても、
置かれた環境で、多少反ったりもすることがあるんですね。
反ったり、割れたり、ねじれたりするのは、
ぼくらにとってはすごく不都合なんですけど、
木にとっては当たり前なことです。
製材をするって、たぶん、服を着た状態から、
脱いだ状態になるわけですよね。
自分の置かれた今の環境にパッと出てしまうから、
きっと変化するんだと思うんです。
ですから、できるだけそういうことがないように、
長く置いて、木の癖を出してから
あらためて仕上げるようにしています。
伊藤
さらに言うと、このカッティングボードの「完成」って
使うかたがたの手元で、かもしれませんね。
カッティングボードとしても、
木の器としても。
食材や料理をのせて完成する。
これだけでは見ないから、
なおさら、シンプルなものがいいんだと思います。
山口
ぼくも、そのほうが出番が多いと思います。
伊藤
山口さんは、ご自身のカッティングボードを
どういうふうに使われますか?
山口
まず、パン皿ですね。
チーズ、ハム、パンとワインがあれば、
とてもしあわせです。
スペインの田舎で巡礼の旅するお父さんの映画で、
夕方、宿にたどり着いたときに、
ほかの宿泊客といっしょに、
外にある古い木のテーブルで、
ワインを飲んだり、パンを食べたりしていたんですよ。
それが忘れられなくて。
そういうところに登場してくるような
木のボードがつくれたら
楽しいだろうなぁと思っていました。
もう20年近く前の話ですけれど。
伊藤
たしかに外国って、外で食べることが多いですよね。
すごく、いいなぁ。
『君の名前でぼくを呼んで』っていう映画にも
そんなシーンがありました。
具体的にはカッティングボードをつくりはじめる
きっかけはあったんですか?
山口
そういったボードを作ってみたいと思っていたときに、
「四月の魚」でいろんな木の古い道具を見たんですよ。
それを片っ端から買って、
どういった木が使われているんだろうか、研究して。
そうやって参考にしたんです。
カッティングボードには合わない匂いの木もありますし。
伊藤
匂いの強い木があるんですね。
山口
乾燥してる状態では、そんなに匂いは立たないんですけど、
熱湯をかけると、匂いが強まったりします。
伊藤
食卓に木のものが入ると、なんか和むというか‥‥、
なんていうのかなぁ、いろんな素材があるのがいいって、
服と一緒だなぁと思ったんです。
同じ黒い服でも、全部同じ素材じゃなくて、
フワフワのセーターとか、
ちょっと光っているエナメルの靴とか、
いろいろあっていい。
テーブルの上も、陶磁器やガラスだけじゃなく、
木があると、やっぱり、いいんですよね。

再入荷のおしらせ

未分類

「cohan」のお店が
期間限定で伊勢丹新宿店にオープンいたします。
くわしくはこちらをどうぞ。

あわせて「weeksdays」のサイトでも、
3月28日(木)午前11時より、
完売しておりました以下の商品について、
追加販売をおこないます。

cohan チュールネットブラ



▶︎商品詳細ページへ

下着デザイナーの惠谷太香子さんが開発、
豊島株式会社と組んだ「cohan」というブランドで
製造販売を行なっているブラジャーです。
チュールネットというのは、
透け感と色味のうつくしいポリエステル100%の
生地の名前です。
薄く、乾きが早いので、折り畳めてコンパクトになり、
ふだんづかいはもちろん、旅や出張にもぴったりです。

「このブラジャー、
つけている時の存在を限りなく忘れさせてくれます。
パッドが薄いので、
着け心地も、また服を着た様子も、とても自然。
ふだん、Vネックや襟ぐりの開いた服を
着ることが多いのですが、
cohanのブラジャーは深めのカットなので、
ちらちらと見えてしまうという心配がありません。
かりにちらっと見えてしまっても大丈夫な
デザインと色合いもまたいいのです」
(伊藤まさこさん)

cohan チュールネットショーツ



▶︎商品詳細ページへ

日本人の肌質、肉質を研究した惠谷さんのデザインは、
ヒップの丸みを考えた立体構造。
着用時にきれいにのびるよう、
多少、ギャザーのようなしわ(パッカリング)があります。
レッグラインをきれいに保つために
少しハイレグなカットに。
そうすることで、水着を着た時などに気になる
下着あとがつきません。
そして、つなぎ目をすこし前に持ってくることで
歩きやすくなっています。

「おしりの丸みをやさしく包んでくれて、
体になじむ。
はいた姿はきりり。
言葉にするとむずかしいのですが、
このショーツ、『なんだかいいかんじ』なのです」
(伊藤まさこさん)

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

それぞれのアイテムは、4色展開。
揃いでつくりましたので、
上下あわせて着用いただけます。

「ベージュ」は、惠谷さんが、数百人の
日本人の肌の色を研究した結果、つくった、
白や淡いカラーのアウターにひびきにくい色。

「ターコイズ」は、うんとカラフルでありながら、
大人っぽく、また、パワフルなイメージ。
いろいろなアウターとコーディネートしやすく、
ちらりと見えたときにもチャーミングです。

「ブラック」は、シャープで、かっこよく見えるカラー。
惠谷さんによると「cohanでもっとも定評のある色」。
いろいろなスタイルの服とあわせやすく、
持っているとべんりな一枚です。

「グリーン」は、「weeksdays」だけの
伊藤まさこさんによるオリジナルカラー。
いまトレンドの色であり,
日本の伝統色の「萌葱色」(もえぎいろ)でもあるこの色、
ナチュラルでやさしく、上品で、
日本人の肌の色にもなじみやすいカラーです。

サイズは「S」と「M」の2種類。
製品の性質上、お客様都合での返品ができませんので、
各ページのサイズ目安表を参考にお選びください。

山口さんが木工作家になるまで。

未分類

▲福岡県うきは市にある、山口さんの工房。まだ暑い頃に、おじゃましたときの写真です。

伊藤
山口さんとは長いお付き合いですけれど、
「どうして木工作家になられたのだろう?」
ということを知らずにいるんです。
そもそも、どんな経緯で
いまのお仕事をなさっているんでしょう?
山口
はじめから木工作家を目指していたわけじゃないんです。
20代の後半に
「何をすれば自分は生きていけるんだろう?」
って自問して‥‥。
ぼく、本当に社会への適応能力がないんです。
伊藤
そんなあ!
山口
ほんとうなんです。
だから「なにかひとつ、自分に向いてるものがあれば、
なんとか生きていけるんじゃないかなぁ」と思って、
大工さんをはじめ、いろいろなアルバイトをしました。
でもどれも向いてなくて、
たまたま書店に入って手に取った本が、
飛騨高山の工芸家で、オークヴィレッジの代表の
稲本正さんの出された『緑の生活』でした。
そうしたら、すごく新鮮だったんです。
読んでいると、もうすっかり木工職人になった気分で、
「もしかしたら、ほんとうに、ぼくもなれるかな?」って。


▲工房に隣接した山口さんの自宅。玄関からつづく居室に、できあがったばかりの作品が並んでいました。

伊藤
どんなことが、若かった山口さんの心に届いたんでしょう?
山口
最初、仲間の5人で立ち上げたそうなんです。
兄弟2人と、友達3人で。
1人は大工さん、1人はろくろ職人、そして
木工の職業訓練校に修業に行って戻ってきたメンバーで、
工芸村を立ち上げるんですが、
そういった話とかもすごく新鮮で楽しくて。
いろんな自然のことも書いてあって。
伊藤
今、活躍されてる木工家さんは、
そこの出身のかたも多いですよね。
山口
森林たくみ塾という工芸学校ですね。
それで、ぼくも行ってみようかなぁ?
‥‥と思ったんですけれども。
伊藤
けれども?
山口
九州は作陶の盛んな土地で、
たまたま、ぼく、焼物が大好きなので、
大分とか、佐賀の唐津とか。
そういった所に焼物を見に行っていたんです。
するとちょうど今住んでいるうきはの隣の村に
焼物と木工の工房をされている方がいると知りました。
遊びに行ってみたら、
ちょうどぼくと同じくらいの年齢の男の子が5人くらい、
働いていたんです。
それもすごく新鮮で、たぶんその人たちも、
あんまり社会に適応しないようなタイプのような気がして。
伊藤
(笑)。
山口
それで、もう、すぐ、
「社長さんに会いたいんですけど!」と、
そこで働かせてもらいながら、木工の基礎をまなびました。
そこではいろんな人たちとの出会いがありました。
お料理している方とかもいらして、
もう自分にとっては、本当に新しい世界だったんです。
福岡市内のおいしいコーヒー屋さんや、
いろんなおいしい所、かわいいお店を
紹介してもらったりしながら、
休みの日はよく出掛けるようになりました。
伊藤
山口さんって、かわいらしいものがお好きですよね。
お家もすごくかわいらしいし、お店も、
つくられるものも。
山口
そうなってしまうんですよねぇ。
憧れを持っていて。
伊藤
それがきっとお好きなものってことですものね。
その工房には長くいらっしゃったんですか?
山口
3年くらい勉強しました。
うきはに古民家があるよと友達が紹介してくれて、
そこに移って独立をしたんです。
ところがその土地が、生活するのに困難で、
山奥の古民家だったから、水を谷から引いていて、
その水が冬になると止まってしまうような土地なんです。
伊藤
おいくつくらいのときですか?
山口
30です。そういった環境で生活しつつ、
しばらくして結婚したんですけれど、
そこの場所では生活が無理なので、
せめて住む場所だけでも便利なところでと、
空き家を探しました。
仕事はしばらくの間、
その山奥の工房まで通っていたんですけれど、
生活しているうちに住んでいる場所が好きになって、
縁あってそこに工房と住まいをつくることになり、
いまに至るんです。
伊藤
山口さんがお住まいのところは、
杉工場もあるし、
作家さんもたくさん住んでらして、
かわいいカフェとかもあって。
山口
カフェ、できてますね。
伊藤
福岡とはいえ、
大分にかぎりなく近い場所の小さな町に、
すてきな人や店が集まるんですよね。
山口
ぼくも不思議なんです。
うきは市‥‥むかしは吉井町(よしいまち)でしたが、
ぼくが来た頃、
一回りか二回り上くらいの方たちがいて、
その人たちが、絵描きさんとか、
骨董屋さんをやっていたんですよね。
その人たちの所に、いろんなアーティストが
やってきていました。
伊藤
やっぱり集まるんですね、
どなたか素敵な人がいると。
山口
そうだと思います。
でも、世代がちがうし、
ぼくの友達のタイプとはちょっと違ってる、
だからぼくはやっぱりひとりだったんですよ(笑)。
なかなかうまく話が合わなくて。
で、どうしようかなぁと思っていたら、
「四月の魚」というお店ができて、
毎日のように遊びに行くようになりました。
「四月の魚」は、いま、関昌生さんという方が、
ワイヤーで、いろんなかわいい小物を作っていますが、
最初は古道具屋さんだったんです。
伊藤
私、行ったことないんですが、
すごく素敵なお店だとききました。
山口
そうなんです。古道具は「古道具坂田」の坂田和實さん
何度か来られたりしてて、
すごく趣味がいいっていうか、センスがいい。
やっと本当にぼくの居場所が1つできたんです。
そこに、やっぱり毎日のように来る人たちもいて、
少しずつそういった仲間が増えてきました。
伊藤
楽しくなってきたんですね。
山口
お酒を飲んだり、いろんな会をしたり、
イベントをやったりしてましたね。
伊藤
で、それから、じゃあ、30何年ずっと?
山口
そうですね。30年ちょっとになります。

山口和宏さんのカッティングボードと木べら

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やさしい道具。

未分類

木工家の山口さんにお会いするといつも、
「作品はその人をあらわすものだなぁ」と思う。

ぽつりぽつりとひとつずつえらびながら、
出る言葉はいつもとても正直。
そしてなんだかまあるいのです。

毎日使う台所の道具は、
自分にやさしくいて欲しい。
口あたりのよい器をえらぶときのように、
道具は手のあたりがいいものがいい。
山口さんの作る木の道具は、
そんな気持ちにぴったりなのです。

今週のweeksdaysは、
山口和宏さんがひとつひとつ手を動かして作ってくれた、
木べらと3つのカッティングボードを紹介します。
カッティングボードは、
私のわがままをきいていただき、
ものすごくシンプルな形に。
明日のLOOKBOOKをどうぞおたのしみに。

ルームパンツのある風景。 [2]旅先で。

未分類

友人は、ふだん家で使っているタオルを
旅に持っていくのだそう。
ホテルのは使わないの?とたずねると、
「枕にこれを引くと、よく眠れるから」って。
使い慣れた肌ざわりの自分に馴染んだタオルは、
旅先のどんなホテルでも、
家にいる時のような居心地にしてくれるのだとか。

そういえばとふと思ったのが、
ホテルに備わっているパジャマ兼部屋着。
うーん、ちょっとこれじゃぁないんだよな。
そう思いつつも着てしまい、
ふと鏡に映った自分を見た時の居心地の悪さ。
たとえ一晩しか泊まらないとしても、
気に入ったものを身につけたい。
気持ちのいいものを着ていたい。

だから私は、
ルームパンツを旅に持って行きます。
これから何度も洗って履いてを繰り返し、
やがて自分にしっくりくるようになるといい。

そう、友人のタオルのように。

(伊藤まさこ)

再入荷のおしらせ

未分類

完売しておりましたアイテムの、再入荷のおしらせです。
3月22日(金)午前11時より、以下の商品について、
「weeksdays」にて追加販売をおこないます。

オーバル耐熱皿・大




▶︎商品詳細ページへ

オーバル耐熱皿・小




▶︎商品詳細ページへ

オーブンでも使える耐熱のうつわです。
もちろん、「オーバルの形をした器」としても
使うことができます。

このかたちは、伊藤まさこさんが
パリのローカルな蚤の市で買った、
質実剛健な、大量生産ものの家庭用のうつわがヒント。
そのイメージを内田鋼一さんがかたちにし、
大小ふたつの耐熱皿ができました。

製作は、内田さんの拠点である
三重県四日市市の萬古焼の工房、光泉セラミック。
鋳込成形といって、
一つの型の中に流し込んでつくられています。


▶︎その他の鋼正堂のうつわはこちら

ルームパンツのある風景。[1]部屋で。

未分類

ルームパンツのうれしいところは、
そこにあるだけでかわいいところ。
たとえばほら、
こんな風にハンガーにかけてあるだけでも。

こんな風に、洗いあがったものが、
干してあるだけでも。

チェストの深さによってもいろいろですが、
たたんで立てて収納すると、
柄が見渡せるし、
並んだ姿もいい感じ。
私はこまかいものはチェストの中をさらに
箱で区切っています。

履いている時はもちろん、
家の中のあらゆるシーンでふと目にした時、
思わずうれしくなる。

ボーイッシュでチャーミング。
ルームパンツの魅力って、
そんなところではないかな、と思っています。

(伊藤まさこ)

ジェントルウーマン。

未分類

サンスペル(SUNSPEL)は、
1860年に英国でうまれた肌着のメーカーです。
創業者はトーマス・ヒル。
産業革命の時代に生き、
家業はタイツや靴下をつくる工場でした。
トーマス・ヒルは自分の代になったとき、
ノッティンガムのニューディゲイトで、
高級な素材を使った「よりよい肌着」をつくりはじめます。
その後、大恐慌時代や第2次世界大戦を
生き延びたサンスペルは、幾度かの方向転換を経て、
1947年、アメリカ製のボクサーショーツ
(日本で現在言われているぴったりしたものではなく、
布帛をつかった、ゆったりしたパンツです)を
英国に紹介。デザインと素材の改良をおこない、
あたらしいパターンをつくり、世に出します。
これが現在もつづくロングセラーになっている、
“サンスペルといえば”という代名詞にもなっている
紳士用のボクサーショーツです。

その後、1985年、リーバイス501が、
“男性がコインランドリーでリーバイスを脱ぎ、
白いボクサーショーツ一枚になる”
というCMをつくり、たいへんな話題になります。
そのボクサーショーツがサンスペルのものだったことから、
その名前が、世界に広く知られるようになりました。

‥‥と、ここまでお読みのみなさん、
「あれれ? サンスペルって、もともと、
メンズウェアのメーカーだったの?」
と驚くかもしれません。
現在のサンスペルは男性の肌着やウェアはもちろん、
カットソー、シャツやワンピース、ニットなど、
高品質な素材をつかった快適なウィメンズウェアを
たくさんつくっていますから、
意外だと思うかたもいらっしゃることでしょう。
ですが、サンスペルはもともと
「サンスペルメンズウェア」
という会社名だったこともある紳士もののメーカー。
女性ものが広く知られるようになったのは、
わりと最近のことなのでした。

今回、サンスペルを日本で展開している
アパレルメーカー「アングローバル」の担当である
奥野真司さんと河合ゆきさんにお目にかかり、
私たちはまず訊いてみたいことがありました。
それは、「紳士肌着で有名だったメーカーが、
そのイメージを払拭し、
ウィメンズウェアも展開する総合ブランドとして
英国から世界で有名になった、
そのひみつは何だろう?」ということでした。
そういうことって、なかなか、すぐには、
受け入れられるものじゃないかもしれないって。
ことにヨーロッパの女性の肌着は、
「肌にまとう」という印象の、
薄い生地やレースを多用した、
ある意味セクシーなものが多い。
サンスペルのように、男性的ともとれる
肌着を着るということが、
すっと受け入れられたのは、なぜなんだろう?

「じつは、2008年、
卸しを中心に仕事をしてきたサンスペルが
ブランドとして立ち上がって、
ロンドンのショーディッチに最初のお店ができたとき、
並んでいたのはほぼメンズだったんです。」

そう奥野さんは言います。
ウィメンズウェアとして、Tシャツはありましたが、
それも、メンズのやり方でサイズを変えたりして
女性も着られるようにしたものだったそう。

「仕様とかカッティングも、ちょっとメンズっぽい。
タンクトップも女性らしい感じではなくて、
女性だとブラが見えちゃうかな? ぐらいな感じでした。
メンズウェアを基本にしたウィメンズウェア、
というところは、いまも続いている伝統なんです」

そこ、そこです。
「weeksdays」でもいろいろなブランドで、
「メンズウェアのサイズをちっちゃくして、
あるいは、大きいままで、
女性が着たら、かわいいし、かっこいい!」
という提案をしてきました。
今回のサンスペルのルームパンツの提案も、
男性のボクサーショーツをリメイクして
女性が着られる部屋着をつくったら、
どんなに快適だろう?
というところからの発想でした。

そんな話をしながら、
河合さんが1冊の雑誌を見せてくれました。
それは、

『the gentlewoman』

というタイトルでした。

ジェントルマンと、
ジェントルウーマン。

「そもそも、こういうライフスタイル雑誌があるくらい、
英国では、サンスペル的な肌着をよしとする
女性たちの厚い層があったんです。
たとえば日本でも人気の高いブランド、
マーガレット・ハウエルは、
まさしくジェントルウーマンなブランドだと思いますよ。
じっさい、マーガレット・ハウエルは、
サンスペルに別注をつづけています。
素材のよさ、着心地のよさは、
なにものにもかえがたいと」

ファッションページを見てみると、
マニッシュなファッションを含むけれど、
男装とは違い、むしろ、女性らしい印象。
華美になりすぎず、潔く、
高いクラス感と品のよさがあります。
ファッションページだけでなく、
読み物としても面白そうなテキストも
たくさん掲載されていました。

「とはいうものの、英国ではいまも
サンスペルはメンズウェアの比率が高いままです。
もっと女性たちに身に付けてほしい、
と考えた本社と、私たちの気持ちが合って、
日本でたくさんのウィメンズウェアを
展開しようということになったんです」

日本では英国ほどサンスペルの男性的な印象が
浸透していなかったこと、
また、素材や着心地のよさを評価する女性は、
ちゃんと大勢いて、
その人たちにはサンスペルのよさは
すぐにわかってもらえるはずだ、という思いを持っていた
奥野さんたちは、日本で展開をするにあたって、
ヨーロッパ的な体型ゆえのパターンから、
きちんと日本人向けにととのながら、
商品をふやしていったといいます。

「ところが、メンズのボクサーショーツを
大きめに部屋着にしたいからとお求めになる
女性のお客様も、すくなくなかったんです!
最初、伊藤まさこさんからも、
メンズウェアをそのまま紹介してもいいくらいなんですよ、
とおっしゃっていただきました。
でも私たち、レディスウェアとして、
前開きのない、男性よりもゆったりしたパターンの
商品を展開していましたから、
それを提案させていただいたんです。
アウターに関しては日本むけのパターンをひきますが、
これはかなりゆったりしているので、
英国のパターンをそのまま展開しています」

サンスペルの男性のボクサーパンツは、
日常の動きも考え、動きやすく、
フィット感のある立体裁断で、前開きもあります。
いっぽう今回の女性むけのルームパンツは、
前開きがなく、生地をたっぷり使うことで
ゆとりを出しているパターンを採用。
いっけん、同じように見えますが、
男性と女性のからだのつくりにあわせて、
まったくちがうつくりになっているんです。

サンスペルはアイテムを自社工場でつくっています。
今回のルームパンツは、ポルトガルの、
手のいい職人がいる工場でつくられました。

▲“A DAY IN THE LIFE OF A BRITISH CLOTHING FACTORY - ファクトリーの1日”、
サンスペルの工場のイメージビデオです。
英国のロング・イートンの工場で撮影されました。
監督・撮影・編集 ダニー・クック
微速度写真 アレックス・ソーントン
制作 ローラ・ホームズ プロダクション

「weeksdays」が
サンスペルといっしょにつくった
女性むけのルームパンツには、
そんな背景があったんです。
日本のジェントルウーマンたちに、
ぜひ着ていただきたいアイテム、
どうぞよろしくおねがいします。

SUNSPEL

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イベントのおしらせ

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その着心地とかわいさで
weeksdaysでも人気の下着、
「cohan」のお店が
期間限定で伊勢丹新宿店に登場します。
weeksdaysで販売した
チュールネットの下着をはじめ、
「cohan」のさまざまな商品が並びます。
もちろん、weeksdaysオリジナルカラーも
並びますよ。

そしてこの期間中に、
伊藤まさこさんと、
「cohan」のデザイナー惠谷太香子さんの
トークショーを開催します。
司会をつとめるのは、ほぼ日武井。
どんな話になるかは当日のおたのしみですが、
盛り上がることまちがいなしのこのトークショー、
どうぞご参加くださいね。

※トークショーの受付は先着順になります。
※お申込みには三越伊勢丹WEB会員と
Yahoo! JAPAN IDの事前登録が必要となります。


「cohan(コハン)」 POP UP STORE

伊勢丹新宿本館3階 マ・ランジェリー
2019年3月27日(水)~4月9日(火)
10:30~20:00
*4月1日以降は10時開店
お問い合わせ 
03-3352-1111(伊勢丹新宿店)


[トークショー]
伊藤まさこ氏×惠谷太香子氏 
女子のカラダと最高の下着
~何を買っていいかわからない!~

伊勢丹会館5F オトマナ
2019年3月29日(金)
10:30~12:00
お問い合わせ 
03-3352-1111(伊勢丹新宿店)
(10:30~20:00)

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