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「ヌメ革(プレミアムバージョン)」で
使用している革について、くわしく教えてください。 |
| 籠浦さん |
今回、「ほぼ日手帳」で
ヌメ革を発売することが決まったときに、
社内で、どこのタンナーさんに
オーダーしようかと検討しました。
その結果、市場にある高級品の素材は、
ほとんどがイタリアのヌメ革を使っているので、
やはりイタリアのタンナーさんがよいでしょう、
ということになりました。
その中でも、イタリアを中心に全世界に卸している
「NUTI IVO(ヌティイボ)」というタンナーさんに、
オーダーすることにしました。
ここは、僕も常日ごろから
おねがいしたいと思っていたところで、
植物の渋でなめす「フルタンニン」の革を
得意としているタンナーさんです。
「NUTI IVO(ヌティイボ)」で取り扱っている、
高級ブランドの製品と、同品質の革を
今回の「ヌメ革(プレミアムバージョン)」では
使用しています。 |
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「ヌメ革(プレミアムバージョン)」で
使用している革は、
高級ブランドの製品で使用している革と
まったく同じなのですか? |
| 籠浦さん |
革には、ショルダー(肩)、ベリー(腹)、
バット(おしり)といった部位があります。
その中でも、ショルダーは、大きくてきれいなパーツです。
高級ブランドの革製品は、
ショルダーの部分のみを使用していますが、
「ヌメ革(プレミアムバージョン)」は、
表面で大きく使う部分は、ショルダーの革を使用して、
内側のポケットの部分といった小さいパーツは、
その他のベリーやバットの革を使用しています。
本来、ヌメ革の製品は個体差があるものですが、
今回の「ヌメ革(プレミアムバージョン)」は、
個体差が少ない仕上がりになっていると思います。 |
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最後に、「ほぼ日手帳」のユーザーのみなさまに、
一言、おねがいします! |
| 籠浦さん |
「ヌメ革(プレミアムバージョン)」を使っていただいて、
ご自分なりの使い方をしていくと、
自然に色が飴色に変化していきます。
たとえば、水滴がつくとしみになりますが、
そのしみもふくめて、
ご自分のものとして味わっていただくような気分で
お使いいただけたらと思っています。
ちょうど、手帳の中身も、
最初は真っ白なページがほとんで、
その日ごとに、自分の気持ちを書いたりしているうちに、
自分だけの手帳になっていって、
1年が終わる頃には、
とても思い入れのある1冊になりますよね。
そんなふうに、
この「ヌメ革(プレミアムバージョン)」も、
みなさまそれぞれが使い込んでいくうちに、
愛着がわいていって手放せなくなる、
そんな気持ちを味わっていただけたらいいなと思います。
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