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上質感のひみつ。(入倉光子さん編)
- 伊藤
- 入倉さん、こんにちは。
ご無沙汰しています。
- 入倉
- 伊藤さん、お久しぶりです。
なかなかお会いできなくて。
新潟に来ていただいたのは、
もう3年も前のことになりますよね。
- 伊藤
- 本当ですね。
中国のシルクの工場とも
遠隔でやりとりなさっているんでしょうか。
- 入倉
- そうなんです。メールのやり取りですね。
ズーム会議もしたかったんですけど
なかなか先方も忙しくて時間がとれず、
メールを送っては返ってきて、みたいな感じです。
でもやっぱり会って伝えるのと、
文字と写真で伝えるのでは違いがあって、
思い通りのものができるまでに
ちょっと時間がかかりますよね。
- 伊藤
- 今回のものについてはどうでしたか。
- 入倉
- シーツとピローケースは、
形がシンプルですから、スムーズにいきましたよ。
やはりアパレル(服)のほうがたいへんです。
- 伊藤
- ほんとうにいいものをつくってくださって、
ありがとうございます。
みんなも早く使いたいって言ってますよ。
わたしたちが「こういうものをつくりたい」と
提案したときは、どんなふうに思われましたか。
びっくりされませんでしたか?
- 入倉
- 実は、山忠でも、28年近く前、
まだシルクの原材料費が安かった時代に、
シーツをつくったことがあるんですよ。
- 伊藤
- えーっ!
そのときのお客さまの反応は‥‥?
- 入倉
- あまり、需要がなくって!
- 伊藤
- でも作りたいって思われたんですよね。
入倉さんもそのプロジェクトに
参加なさっていたんですか。
- 入倉
- はい、私も参加しての企画でした。
そもそも山忠では
「真綿(まわた)のふとん」を
ずいぶん長くつくってきたんです。
真綿というのはコットンではなく、シルクのことですね。
日本で木綿の生産が始まったのは室町時代と言われますが、
それ以前は「綿」は絹のことを指していたんですよ。
いまでこそあまりみなくなりましたが、
28年前は、まだまだ真綿布団をつくっていたんです。
- 伊藤
- そんなふうに歴史と需要があるシルクも、
「シーツ」となると、
そんなに受け入れられなかった、
ということでしょうか。
- 入倉
- はい、そんなに需要があるものではなかったです。
真綿布団を中心に、
シルクまわりのアイテムを増やしていこうと
思っていたんですけれど。
- 伊藤
- 当時のものと、今回つくったものは、
なにか違いがありますか。
- 入倉
- はい。絹糸にはつなぎ目の節があるんですね。
それは「そういうもの」なんですけれど、
織物にしたとき、その節が生地の表面に出て
傷のように見えるものが出てしまったんです。
それはB品じゃない、と主張したんですけれど、
初めて扱った時でしたので、
山忠の基準としてはBとなってしまうものが多かった。
その節を除けてつくるのって、
すごくたいへんなことなんです。
- 伊藤
- でも、今回のものは、
節がほとんど目立たないですよね?
- 入倉
- はい、目立つ節はほとんどありません。その理由は、
以前に比べて、ランクの高い絹糸を使っているからです。
一般的な、巨大な市場に出回る
生地をつくっている工場ではなく、
自分たちで生地幅を決めて
別注でつくってくれる会社に依頼をしたんですよ。
だから、今回のアイテムには、
節がほとんどないと思います。
- 伊藤
- 撮影用に特別にきれいなものを送ってくださった、
というわけじゃないんですね。よかった!
- 入倉
- 価格を低くおさえるには、
市場に出回っている生地を買ってくればいいんですが、
ちょっと品質面で心配なんです。
今回のこれは、品質を重視している工場で、
一から生地を織っていますから。
- 伊藤
- そういう背景があったんですね。
ほんとうに気持ちが良くって!
- 入倉
- ありがとうございます。
- 伊藤
- シーツとして使ってもいいですし、
うすい掛けぶとんのように使っても。
- 入倉
- えっ? 掛けて使われているんですか。
なるほど!
- 伊藤
- それも気持ちがいいんです。
- 入倉
- 今回の生地は「19匁」というもので、
かなり肉厚なものです。
さらにもうひとつ上もあるんですけど、
そうするとぐっとまた値段が上がりますし、
重さも出てしまいますから、
ここがちょうどいい按配かと思います。
- 伊藤
- さきほども深澤さんと話していたんですが、
この軽さだと、洗ってもすぐ乾きますし、
旅にも持っていきたいくらいですよね。
- 入倉
- ああ、そうですね!
そういえば、
長くつくっているシルクのピローカバーについて、
お客さまからいただいた声のなかに、
使っているうちに男性の加齢臭が
気にならなくなったというものがありました。
- 伊藤
- えっ! そんなことがあるんですね。
- 入倉
- そういうご意見が多かったんです。
実証実験をしたわけではないのですが、
たしかにシルクには、微生物の繁殖をしずめたり、
においの元となるものを吸着する性質があるんですよ。
加齢臭が気にならなくなることと、
関係しているかもしれないですね。
- 伊藤
- すごいですね。
- 入倉
- シルクのインナーもそうですけど、
暑い日に汗ばんでもべたつかず、
サラサラしているんです。
だから本当にシーツやピローケースを
シルクでつくるのはいいと思います。
頭も汗をかきますし、
吸ってもすぐに発散するから、
匂いがこもりにくいんじゃないかな。
- 伊藤
- シルクは静電気も起こりにくいですよね。
- 入倉
- これからの季節はとくにいいですね。
- 伊藤
- 織物についてお聞きしたいんですけど、
これはサテン、繻子織(しゅすおり)ですよね。
- 入倉
- はい、サテン織物です。
- 伊藤
- シルクってサテンが多いですよね。
- 入倉
- はい。経糸・緯糸(たていと・よこいと)を
1本ずつ交差させる通常の織りかたとちがい、
サテンは経糸・緯糸のどちらかひとつが
表面に多く出る、特殊な織りかたなんです。
糸の交差する点が極端に少ないことが、
独特の、上品な光沢感と、
なめらかでやわらかな肌ざわりをうむんです。
だから絹織物はサテン織りをして、高級感を出すのが
一般的になっているんですよね。
- 伊藤
- そういうことだったんですね。
気持ちよさを求めて、シルクはこの織りかたが
ポピュラーになったと。
- 入倉
- はい、そうですね。
伊藤さん、使っていただいて、
大きさは大丈夫でしたか?
マットレスの厚みごと端を巻き込んで留める
ボックスタイプではなく、
マチ幅を25センチずつとってある
シングル用のフラットシーツですけれど。
- 伊藤
- 一般的なシングルサイズの
マットレスを使っていますが、
ベッドパッドに敷くのに、いい大きさでしたよ。
それに、一枚の布と思えば、
いろいろな使いかたがありますよね。
ちょっとソファに掛けるとか。
- 入倉
- ソファに掛ける! それもいいですね。
- 伊藤
- だからボックスタイプにしないで
よかったと思ってます。
「気持ちのいい布」みたいな感じ。
- 入倉
- そうですね! なるほど。
- 伊藤
- いいものが、できました。
ありがとうございました。
- 入倉
- こちらこそありがとうございました。
自分を甘やかそう。(深澤絵さん編)
- 伊藤
- 深澤さん、シルクのシーツは
まだ使われていないですよね?
- 深澤
- そうなんです‥‥。
- 伊藤
- これね、ほっんとうに、いいですよ。
シーツとしてつくりましたが、
毛布みたいにかけて、くるまってもいいんです。
いろんな使いかたができます。
- 深澤
- すごくよさそうですね!
- 伊藤
- よりシルクが身近に感じられるんですよ。
- 深澤
- ああ、絶対に使いたい!
- 伊藤
- 今って、家の中で使う自分のものに
お金をかけても良い、
というかたも多いんじゃないかな。
今回のピローケースとシーツは、
100パーセントシルクということで、
すごくたくさんは売れないのかもしれないけれども、
私くらいの年代の人に、通じる気がするんです。
寝具の世界にはカシミヤやキャメルなど、
品質の高い毛布もあるわけだし、
シルクの寝具があってもいいなって。
- 深澤
- 睡眠まわりのものって、
もっと丁寧に選んでもいいんじゃないかな、
と思いますよね。
なにしろ生活時間の3分の1、接するんですから。
- 伊藤
- お金の使い方って、
今、ほんとうにそれぞれだと思うんです。
宝石とかバッグとか、
見えるところにちょっとお金をかけたいという方もいる。
でも、私は、こんなときこそ、
自分を甘やかすアイテムを、って思う。
眠るときには心地よく、肌や髪にやさしく、って。
- 深澤
- よくわかります。出張先などで、
パリッと糊のきいたシーツやおふとんのカバー、
ピローケースで眠るとき、
これってあんまり肌にやさしくないかも、って思うことも。
洗剤のにおいも、清潔さの象徴ではあるものの、
強すぎてちょっと気になりだすと、
ますます気になっちゃったりもしますよね。
- 伊藤
- そうだ、このシーツ、
出張に持って行くのもいいですよね。
325グラムしかないですし、
すごくコンパクトになりますし。
- 深澤
- 出張にシーツを持って行くなんて、
いままで考えたことがありませんでした!
でもそれってすごい安心感ですね。
- 伊藤
- 「ほぼ日」では「やさしいタオル」
っていうのを作っているんですが、
フェイスタオルやバスタオルを
出張先で使う枕カバー用に
持って行くといいですよ、って、
おすすめしていますね。
いつも使っているものに触れて眠ることで、
すごく安心感があるんですって。
もちろん、いつもとは違う環境で眠るたのしさはわかるし、
ホテルならではの部屋の過ごしかたもいいけれど、
ちょっと愛着がある、自分になじんでいる、
感じのいいものを旅先に持っていくって、
すごくいいなって思うんです。
だから、シルクのシーツも持っていけるんじゃない?
- 深澤
- なるほど。
- 伊藤
- それで思い出したんですけど、
私、旅先にシルクのスリップを持っていき、
パジャマがわりにしているんです。
肌に気持ちいいから、という理由もあるんですが、
コンパクトに畳めて持ち運べるのがなにより良くて。
それに、100%シルクの素材って、
洗っても、すぐに乾くんです。
今回のピローケースやシーツもそうですよ。
- 深澤
- そうなんです。デリケート衣類用の洗剤を使って、
ネットに入れて洗濯機の弱水流で洗い、
10秒くらい脱水して風通しのよい日陰に干せば、
すぐ乾きますよね。
- 伊藤
- 不思議なことに、
そんなシワにならないんですよ。
アイロンをかけていないのに。
- 深澤
- ほんとうですか!
てっきり、アイロンをかけられたのだと思いました。
- 伊藤
- それが、大丈夫なんですよ。
それで思ったのは、このアイテム、
自分がそばにいるときに快適なだけじゃなく、
「洗ってアイロンしなくちゃ」
みたいなストレスも少ないんです。
すごいと思いました。
干すときにパンパンってしたら大丈夫なんです。
もちろん、眠ったあとは、
ちょっとよれたりはしますよね。
でもそれって普通のリネンと一緒。
シルクには素材自体の高級感があるので、
そのくしゃくしゃすら、全然気にならないんですよ。
- 深澤
- なるほど。
- 伊藤
- シルクって不思議で、ベッドに入るときも、
ひんやり、じゃないですよね、
なんて言ったらいいんだろう、この感じ。
どんな寝具でも、体温との差で、
一瞬、つめたく感じるものですが、
シルクはすぐになじむんですよね。
じんわり柔らかい感じです。
- 深澤
- ドレスハーセルフでは、ピローカバーが、
梅雨の時期にすごく動きました。
シルクって通気性がすごくいいので、
夏の蒸し暑い、寝苦しい夜にもいいんです。
かといって冷たいわけじゃなくて、
しっとりしている。
肌の温度となじんでいくんですよね。
たしかに不思議です。
吸湿・放湿性にもすぐれていますから、
眠っているときにも快適で、
季節をとわず、年間を通して
重宝していただけますよ。
- 伊藤
- 絶対、そうだと思います。
なんとなく、シルクの寝具って
肌のデリケートな人のためのもの、
なかでも女性向き、
というイメージがあるように思いますが、
ふつうに、男の人にもいいと思うんですよね。
- 深澤
- そうですよね。
- 伊藤
- 深澤さんが最初におっしゃったように、
ピローケースをプレゼントにしたら
すごく喜ばれると思う。
生活のなかで必ず使うもので、
ちょっと特別なものをもらうと、
すごくうれしいものですから。
そうだ、シーツは、
友人の出産祝いにいいかも?
赤ちゃんのために、ということもあるけれど、
おかあさんにも使ってほしい。
寝具としてじゃなくてもいいんですよ、
ソファにかけておいて、少し肌寒い時にくるまってもいい。
おじいちゃん、おばあちゃんも
きっと喜んでくれると思います。
- 深澤
- うんうん。そうですよね。
- 伊藤
- 私も母にあげようかな。
ドレスハーセルフのシルクのTシャツは
母にあげたんですけれど、
「すごくいいわ!」と、
洗っては着て、洗っては着てを
繰り返していましたよ。
それでも全然よれた感じはしないんです。
- 深澤
- 私も洗っては着ていますけれど、
確かに丈夫です。ヨレにくい。
- 伊藤
- ますます丈夫に!
このアイテムは、「こういうものを待っていた!」
というかたのところに届くといいなあと思います。
今回は受注販売を行ないますが、
そういうアイテムもつくりたかったので、
ほんとうにうれしいです。
- 深澤
- こちらこそ、ありがとうございます。
発売がたのしみです。
ぎゅっと抱いて眠りたい。(深澤絵さん編)
- 伊藤
- 深澤さん、こんにちは。
- 深澤
- 伊藤さん、先日はありがとうございました。
ドレスハーセルフの展示会に来てくださって。
- 伊藤
- こちらこそありがとうございました。
きょうは、リモートですけれど、
今、着ていらっしゃるのって、
もしや‥‥「weeksdays」で販売をした
ドレスハーセルフのシルクのTシャツ?
- 深澤
- そうです、そうです!
すごく褒められますよ。
- 伊藤
- よかった。
- 深澤
- Tシャツですけれど、夏だけじゃなくて、
年間を通して着ているんです。
冬もジャケットを羽織って。
すごく便利です。
- 伊藤
- 嬉しいです。
今回の寝具についても、
ありがとうございました。
ほんとうに、つくってよかった。
いま、サンプルを使っているんですが、
すっごく気持ちが良くて。
- 深澤
- そうですか! やっぱり。
- 伊藤
- もともと、ドレスハーセルフには
シルクのピローカバーがあったんですよね。
- 深澤
- はい、枕にかぶせ、
後ろ側をひもで結ぶタイプです。
- 伊藤
- 「weeksdays」のチームのひとりが
使っていて、とてもいいと聞いていて。
- 深澤
- ありがとうございます。そのメリットは、
枕のサイズに関係なく使えること。
用尺も少なくてすむので、価格がおさえられること。
ギフト需要もふくめて、シルクの入り口として
お求めいただきやすい商品ということで、
ブランドがはじまった最初の頃から
ご提案してきたアイテムなんですが、
まさこさんから、
「思いっきり抱き込んで、シルクに触れて眠りたい」
という提案をいただいて、ハッ! と。
たしかに、枕の後ろ側には生地がないわけなので、
たとえば手を後ろに回したときには物足りなさがある。
そして、そんなかたには、紐がちょっとだけ
邪魔に感じられるかもしれないと気づいて。
「weeksdays」用は、ピローケースとして
すっぽりカバーリングできるタイプにしましょう、と、
今回、このアイテムが生まれました。
- 伊藤
- そうでしたね。
そこから「だったら寝具一式、シルクだったら
もっと嬉しいですよね」という話になり。
- 深澤
- そうなんですよね。
- 伊藤
- ちょっと贅沢かなと思いつつ、シーツを提案しました。
実現して、ほんとうにうれしいです。
やっぱりいいんですよ、シルクと眠るのって。
- 深澤
- そうですよね。
- 伊藤
- シルクが肌に良い、というのは知っていたんですが、
髪にもよいんじゃないかなって思うんです。
そういえば、お客さまの声で、
髪の量がちょっと心もとなくなってきた旦那さまが、
シルクのピローカバーで眠るようになったら、
ずいぶんよくなったとか。
- 深澤
- そうなんですよ。
- 伊藤
- 私はシルクの靴下で、
足がつるつるになったんですよ。
それで「あ、これは、やっぱりいいものなんだ」と。
わたしは1日7、8時間の睡眠をとりますが、
その間、シルクに囲まれていたら、
深い眠りにつけそうだし、
かつ、肌にもいいんじゃないかな、って。
そんな話をしていたら、
娘が睡眠用のシルクのキャップを使っていて、
ロングヘアがつやつやになったと喜んでいたりして。
そっか、シルクって、若い子にも浸透してるんだって。
- 深澤
- そうなんです。睡眠時って、自分で意識せずに
くせのある動きをしている人が多いんですが、
たとえば思いっきり枕に頭をスリスリしちゃうと、
髪にも影響があるんですよね。
また、入院をしたりして、
枕を使う時間が長いかたからも、
切れ毛が増えたという話を聞き、
シルクのピローカバーを使っていただいたら、
切れ毛が減って、艶やかさが戻りました、って。
肌もですけれど、摩擦と乾燥は髪に負担をかける。
シルクにはそれを軽減させる力があるんでしょうね。
- 伊藤
- 話を聞いて、私も気にしてみたんですけれど、
確かに、抜け毛が減ったと思います。
- 深澤
- そうなんですね!
実はドレスハーセルフで
シルク100パーセントの
ハンドタオルを作っているんですよ。
手触りは麻っぽい感じなのにシルク100という
すごく不思議な商品なんですけど、
それをつくったきっかけは、
このコロナ禍の中でとにかく手を洗う、
拭くっていうことが増えたなかで、
そのストレスをすこしでも
ハンドタオルで軽減できたら、
という思いからでした。
そのタオルは、手肌が敏感なかたや、
手荒れをするかた、
冬の時期に冷たい水作業をするかたからも、
とても好評をいただきました。
シルクはアミノ酸でできていて、
「第2の肌」という言われかたもするくらい、
人間の肌との相性がいいんですよね。
シルクのシーツとピローケース
追加販売のお知らせ
春に受注販売をしたアイテム
・カシミヤリバーシブル ケープ
・カシミヤリバーシブル ノーカラーコート(ボタン)
の追加販売を行ないます。
(ご注文いただいた数より
すこしだけ多くつくりました。)
発売は10月21日(木)午前11時より、
「weeksdays」にて。
ご注文確定後、1-3営業日に発送作業をいたします。
(先に、春の販売で購入していただいた方のぶんは、
10/20-21で発送作業をいたします。)
カシミヤリバーシブル ケープ
もうコートはたくさん持っているから‥‥という
衣装持ちのおしゃれさんも必ずや納得してもらえる、
新鮮、そしてとっても洒落たケープ。
今年作ったのはナチュラル/ブラックと
ネイビー/グレー。
コート同様、こちらもリバーシブルなので、
昨日はナチュラル、今日はブラック、なんて
裏返しつつ、ふたつの色合いがたのしめます。
手を動かしやすいよう、
見頃にスリットが入っていますが、
それがデザインのアクセントにもなっています。
(伊藤まさこさん)
カシミヤリバーシブル
ノーカラーコート(ボタン)
昨年、おととしと販売して大変好評いただいた、
リバーシブルのカシミヤコート。
今年は新色のナチュラル/ブラックと
ネイビー/グレーを作りました。
ふんわりと軽く、身につけるのがうれしくなる、
私の冬に欠かせない存在となっています。
少し勇気のいるお値段ですが、
ある日はネイビーを表に、
またある日はグレーと、
持っているとふたつの表情がたのしめる。
つまり1着で2着持っているのと同じ!?
ちょっと気分を変えたい時や、
ワードローブをあれこれと持っていけない旅先でも、
とても重宝するんです。
パンツにスニーカーなど、カジュアルにも、
シルクのワンピースにヒールの靴など、
女性らしい雰囲気にも。
応用範囲のとても広い一着です。
(伊藤まさこさん)
特別なもの。
シルクのいいところは、
やわらかくて、やさしいところ。
身につけていると、
自分にしっとり馴染んでくれるところ。
最初はキャミソール、
次はワンピース、
その次は靴下‥‥。
シルクと親しくなるにつれ、
「第二の肌」と呼ばれる理由に納得する。
そして、より好きになっていくのです。
weeksdaysでは、
こんなものがあったらいいな、
と思うものを作ってきましたが、
今回ご紹介するシーツとピローケースは、
その中でも特別。
欲しいな‥‥と思ってから数年。
念願かなって形にすることができました。
ベッドまわりのものにシルクを使うなんて!
と贅沢に感じるかもしれませんが、
その寝心地は夢のよう。
「うっとりする」ってこういうことを言うんじゃないかな。
長い冬の夜のおともにいかがですか?
目指せ、背中美人! 草場妙子さんに習う 背中のケア。
草場妙子さんのプロフィール

くさば・たえこ
ヘアメイクアップアーティスト。
熊本県出身。サロンワーク、アシスタントを経て
2006年に独立、雑誌や広告、CMなどを中心に
幅広く活躍している。
著作に『TODAY’S MAKE -UP
──今日のメイクは?──』がある。
みずから香りの監修を行なった
OSAJIのヘアケア製品とボディゲルのシリーズ
「kokyu(呼吸)」が好評を博している。
■kokyuのページ
■草場さんのInstagram
■草場さんのwebsite
今年の春夏、
背中がぐぐっと開いた服を多く見かけました。
私もコットンとリネンのワンピースを新調しましたが、
その時、とても重宝したのが
cohanのシームレスバッグシャンブラキャミ。
新しいシルエットの服には、
新しい下着が必要なのか‥‥。
おしゃれするのも準備がいろいろと必要なのね、
と思ったのですが、
このバッグシャン、いざ身につけてみるとすごくいい。
服から下着が覗いてしまう不安もないし、
背中の手入れも着たままできちゃうから
とっても楽ちんなんです。
どうやら背中が開いた服は、
これから先、まだたくさん出そうだし、
ここでちゃんと「背中ケア」のこと、知っておきたい。
weeksdaysでいつもお世話になっている、
草場妙子さんに、
背中ケアのあれこれを教えていただくことにしました。
「体を洗うのは、シャンプーやコンディショナーの後に。
コンディショナーなどが残っていると、
肌の常在菌のバランスが崩れて、
悪い菌が増えてしまうんです」と草場さん。
ゴシゴシ洗うのは禁物だけれど、
洗い残しは肌にとって一番よくないことなのだとか。
「ボディソープを使う場合は、よく泡立てて、
シルクや柔らかいタオルなどで、
そっと洗うようにしてくださいね」
珠絹・練絹の肌きらめき/日本製 綿シルクタオル
http://cool-hot.es-id.com
また、時々、スクラブでお手入れを。
「季節や使う方の肌質にもよりますが、
乾燥の気になるこれからだったら
月に一度くらいを目安にして」
草場さんのおすすめは、
余分な角質を取り除く効果がある、
アメジスト入りの「ボディスクラブ」。
発汗作用があり、血行をよくする作用もあるのだとか。
私もさっそく使ってみましたが、
背中がつるん、そしてしっとりしたような。
背中ケアと同時に、肘や膝、かかとなど、
気になる部分の集中ケアもできて一石二鳥です。
また、入浴剤として使われるエプソムソルト
(と言っても塩ではないんですって)が入っているため、
つけたまま、じゃぶんとお風呂に入ることもできるんです。
「これは背中だけでなく全般に言えることですが、
湯船に浸かって血行をよくし、新陳代謝を促すのは、
肌にとってとてもいいこと」と草場さん。
顔や手などのケアはしていても、
なかなか背中までは気持ちが行き届かなかったな‥‥
とちょっと反省。
これからもっと背中に気をつかってあげなければ。
お風呂上がりは、タオルで水気をしっかり
(この時もゴシゴシは禁物)拭き取り、
オルビスのボディ用のローションを
シュッッシュとかけます。
「これ、逆さまにしても
ちゃんとミストが出る構造になっていて、
使いやすいんです」
そうそう! 背中って手が届きづらいから、
こういうの、とっても助かります。
背中のニキビなどのトラブルを鎮静させる効果もあり、
しかもお値段もお手頃!
オルビス/クリアボディ スムースローション
TEL:0120-010-010
www.orbis.co.jp
保湿は最近、OSAJIから出た
「コンフォート マルチクリーム」を。
OSAJI/コンフォート マルチクリーム
TEL:0120-977-948
https://osaji.net/
「体も顔も。全身に使える乳液状のクリームです。
伸びがよく、保湿力も高いのですが、
ベタベタしないので、
塗った後でもすぐ服を着れるところがいいんです」
「コンフォート マルチクリーム」の大容量。
乾燥の気になるこれからの季節、
ひとつ持っていたいクリームです。
Sun and Soil/Healing Balancing Oil
mail:mail@thegoodthings-inc.com
https://sunandsoilorganics.com/
「より乾燥を防ぎたい方や、肌を艶っぽく見せたい方は
「Sun and Soil」のオイルもおすすめです」。
基本は手でやさしく撫でるように。
もしも手が届きづらいという方は、
ファンデーション用のブラシなどを
利用するといいそうです。
(草場さんは、小学生のお嬢さんに
塗ってもらうこともあるとか!)
「自分の後ろ姿って意識したことないですよね。
でも、新たな意識が向く場所でもあるということ。
そこがきちんとケアできているっていうことは、
自信に繋がると思うんです」
見えないところこそ、気をつける。
背中のケア、これからの新しい習慣になりそうです。
目指せ、背中美人。
SLOANEのタートルネックニット、 あのひとのコーディネート。 [2]フロマージュリー・倉島ひさよさん編
倉島ひさよさんのプロフィール
くらしま・ひさよ
福岡で10年レストランサービスに従事し、
フランスやイタリア、
その土地の風土が反映されたチーズに出会う。
その奥深さに惹かれ、チーズの輸入会社へ転職、
営業職を6年経て独立。
2016年、ギフトに特化した
ナチュラルチーズのオンラインショップ
Sundayfromage(サンデーフロマージュ)をスタート。
食べ頃に熟したチーズを小さなポーションにして
さまざまな種類を組み合わせる、
という今までになかった素敵なサービスが
評判を呼んでいる。
163cm。
SLOANEのニットをひと目見て
「すごくきれいな色と形!
見ただけで気分が上がりました!」
とうれしそうな感想を聞かせてくださった
サンデーフロマージュの倉島ひさよさん。
「実はチーズを扱うときは
あまりニットを着ないようにしているんです。
食品を扱うという立場上、
毛が飛んでしまうのが怖くて。
でもこのハイゲージのメリノウールは
そんな心配がいらないくらい
滑らかな風合い」
熟成したチーズをカットして、
ニュアンスカラーが美しい薄紙に包み
お客さまのもとへ送り出す。
そんな作業をするときは
もちろんチーズの状態を保つため
暖房は厳禁。
「必ず袖もまくって作業するので
やっぱり寒いんですよね。
首が暖かいと体感温度も上がるので
タートルネックやハイネックは
仕事のときもうれしいアイテムなんです」
またイベントに出店する際は
お客さまへ直接チーズを販売するので
清潔感のある服装を心がけているそう。
「その点もこのメリノウールはいいですよね。
上質そうな素材できちんと感があるし、
薄手だけど体のラインを拾いすぎないから、
1枚で着てもサマになる」
薄手だから、こんなふうに
上にコーデュロイ生地のベストを重ねても可愛い。
「普段の私ならインディゴのデニムに
合わせるところですが、
せっかくのきれいなホワイトを生かしたくて
白いパンツを合わせてワントーンで
コーディネートしてみました」
私生活では5歳の息子のお母さん。
汚されてしまうのが少し気になるから
全身、白でコーディネートするのは
ちょっと特別な気持ちなのだそう。
いっぽう、ジーロンラム×カシミアは
ボトムの上にシルクのタブリエを重ね、
ざっくりとした風合いを引き立たせて。
「胴回りがゆったりとしていて
空気に包まれているようであったかい。
カジュアルに見えるかと思いきや
着てみると予想以上に女性っぽくなる。
パターンがいいんでしょうね」
こちらもシンプルにデニムに合わせるのもいいけれど
「ニットパンツに合わせても可愛いだろうな」と倉島さん。
「なんといっても、このブルーグリーンの色合いが好き!
なかなかない、外国っぽい色みにひと目惚れしました」
ブルーともグリーンとも言えない微妙な色は
予想以上に合わせる服を選ばず
活躍の幅が広そうなのもポイント。
「首のところはくしゅくしゅって
ラフにするのも可愛いかなと思ったけれど、
折り返した感じもきれいですよね。
袖をまくって手首を見せると
華奢に見えるのもうれしいです」
SLOANEのタートルネックニット、 あのひとのコーディネート。 [1]フローリスト・岡本美穂さん編
岡本美穂さんのプロフィール
おかもと・みほ
マミフラワーデザインスクールで学んだ後、
生花店、ブライダル装花のアトリエ勤務を経て
2009年に独立。2012年に渡仏し、
ジョルジュ・フランソワ氏のもとで働きながら学ぶ。
帰国後は東京で活動を再開し、
2017年にアトリエ「MIHO FLOWERS」を構える。
花や植物が持つ独特の美しさ、
個性を引き出す表現を得意とし、
フラワーギフトの制作からパーティの装花、
撮影用のスタイリングまで
幅広いフィールドで活躍している。
163cm。
ブーケの制作やアパレルショップへの花活け、
ブランド広告のスタイリングなど、
多岐に渡って花にまつわる仕事をしている
フローリストの岡本美穂さん。
美しく、香りもよく、華やかに見える花の仕事ですが、
実情はなかなかハードなもの。
花の鮮度保持のため、冬は外気と変わらず、
夏はエアコンで16度に保っているアトリエは
大人の女性にとってはちょっと過酷でもあります。
「冬も暖房をつけないし
一年中、ずっと寒いなかで仕事をしているので
からだが冷えてしまうんです」
だからといって厚着をすると動きにくく、
その塩梅が仕事着を選ぶ基準となっているのだとか。
「動きやすさは譲れないので、
タートルネックのニットに
薄手のダウンジャケットを重ねるのが定番かな」
とはいえ、自分らしく、好きな服を着ていることも
仕事をするうえでの重要なポイントだったりします。
気分を上げてこそ、大変な仕事もこなせるというもの。
「その点、ハイネックやタートルネックは
あったかいし、デザインも好き。
ただ最近は首のところが痒くなりがちなので
上質な素材を選ぶようにしています」
普段からシルクのシャツや
オーガニックコットンのインナーを
愛用している岡本さん。
天然素材にこだわっているわけではないけれど
肌が呼吸できるような素材を選んでいるそう。
「このスローンのニットは
どちらのタイプも素材がいい!
滑らかな肌触りが気持ちよくて
この価格で買えるんだ? って
ちょっとびっくりしました」
ざっくりとした風合いのジーロンラム×カシミアは
首のところにも
ボリュームが出るのがチャームポイント。
トレードマークでもある
大きめのお団子ヘアとの相性も抜群です。
「着痩せ効果も狙って(笑)
ブラックを選びました。
その分、大振りのピアスをしたり
真っ赤なリップをつけたりして
派手なアクセントをつけるのが好み」
メリノウールは薄手なので
ダウンジャケットやワンピースの下に重ねて
日々活躍してくれそう。
「ネイビーにこんなふうに
華やかなスカーフを合わせても
大人っぽくて可愛いですよね。
どちらも袖口がリブになっているので
仕事のときに腕をまくりやすいのも
うれしいです」
SLOANEのタートルネックニット
再入荷のおしらせ
完売しておりましたアイテムの、再入荷のおしらせです。
10月14日(木)午前11時より、以下の商品について、
「weeksdays」にて追加販売をおこないます。
シームレスバックシャンブラキャミ
(ブラック、モカ、グレージュ)
シームレスブラキャミの着心地はそのままに、
背中がグッと開いた、その名も「バックシャン」。
胸元のカットと背中、
両方ぐっと開いているので、
肌を見せる服を着る機会が多くなる、
これからの季節に出番が増えること間違いなしです。
また、
「背中のケアもしやすいんです」と、
デザイナー・惠谷さんに聞いて、なるほど!
着方や洗濯の方法など、
恵谷さんのインタビューもご参考ください。
コンテンツは、バックシャンに合わせた
服の着こなしをご紹介。
そちらも合わせてどうぞ。
(伊藤まさこさん)
あじさいのリース
あじさいは、花の中でも「いちばん」と言っていいくらい、
好きな花。
去年、千葉の青木園芸の青木さんが育てる秋色あじさいの
存在を知ってから、
ますます「好き」の加速が高まってきています。
毎年、変わる色合いに、
「今年はどんなリースになるだろう?」とワクワク。
自然が作り出す、
微妙な色の重なりをどうぞお楽しみください。
また、リースになっているので、
花を生けるのがどうもうまくいかない、とか
気に入ったフラワーベースを持っていない、
という方でも大丈夫。
壁にかけたり、テーブルに置いたり、
椅子の上やチェストの上に置くだけでいいんです。
日を重ねるごとに少しずつ変化する、
花の様子ごと楽しんでくださいね。
3人の方の飾り方のコンテンツもご参考ください。
(伊藤まさこさん)
襟足を冷たい風が。
子どもの頃の秋冬のおしゃれといえば、
ジャンパースカートやプリーツスカート。
母の好みか、それとも私の好みだったか
今では思い出せないけれど、
小さなくせに、渋い色合いの服ばかり
着ていたことだけは覚えてる。
茶色やモスグリーンのチェックのボトムスに合わせるのは、
とっくりのセーター。
同じ形で、生成と黄色の色違いを気分によって
コーディネートする。
ブラウスとカーディガンもいいけれど、
「とっくり」を合わせると、
ちょっとお姉さんっぽく見える感じが好きだったのでした。
それから何年も経ちましたが、
タートルネックは変わることなくずっと私の定番。
襟足を冷たい風がなぞろうとも、
あったかニットがしっかり守ってくれる。
これさえあれば秋冬のおしゃれは万全です。
今週のweeksdaysは、
SLOANEのタートルネックのニット。
もう何年も愛用している、
ふたつの形をご紹介します。
COGTHEBIGSMOKEのコート、 こんなコーディネートで。その3 COGスタッフ編
COGTHEBIGSMOKEの服は、
誕生したときからずっと、
すべてのアイテムが「ワンサイズ」。
そのサイズ感は、身長156センチである
デザイナーのNoriko.Iさんが、
全部自分で着て決めるのですけれど、
そもそもが、たっぷり大きめの服。
それより小柄な人でも、
身長180センチ以上あるモデルの方でも、
ちゃんとその人の個性をいかした着こなしができるのは、
女性が見せたいポイント、
見せたくないポイントを
きっちりおさえたデザインだから、なんです。
では3人の着こなし、順番に見ていきましょう!
(合わせた服は、すべてCOGのものです。)
木村百合子さん
(ROUND NECK COAT NAVY/身長159cm)
トップス MARIO HOODY/TAUPE ¥32,000+税
ボトム PENCIL SKIRT/OYSTER ¥27,000+税
「ノーカラーのコートだったので、
フードを出したらかわいいと思って、
今回のコーディネートに選びました。
こういうコートは、
襟元にポイントがあるといいですよね」
と木村さん。
ビッグシルエットの服を着る時に
気をつけていることは、
「もったりしないように」気をつけることだそうです。
ここでは、上にボリュームがあるコーディネートなので、
下はタイトなシルエットにしています。
「カジュアルだけど、女性らしさを出せる感じで。
このスカートは、スリットも片側だけ入っています」
フードつきのトップスは、紐でしぼって。
紐をとくと、お尻が隠れるぐらいの丈になります。
そのくらいのボリュームがあるウェアとかさねても、
このコート、難なく着れちゃうんですね。
湊香菜子さん
(PENTAGON COAT NAVY/身長158cm)
トップス SQUARE TOP ¥20,000+税
ボトム BOX LEGGINGS/BLACK ¥33,000+税
PENTAGON COATは、
全体的にボリュームがありながら、
袖がキュッと締まったシルエット。
そこで、と湊さんは、
袖の部分を少しまくって着ています。
ボーダーとの組み合わせ、
そして手首を出しているおかげもあってか、
よりスッキリ見える着こなしです。
そこに、ピアスとネックレスのアクセサリーがポイントに。
「トップスが大きいので、ボトムは細身の、
裾を絞ったタイプのフェイクレザーです。
COGの服同士なので、
楽にコーディネートできました」
太田フサヨさん
(PENTAGON COAT OLIVE/身長156cm)
トップス LOOSE HIGH NECK TOP/MILK ¥22,000+税
ボトム DRAWSTRING LEGGINGS/BLACK ¥30,000+税
このスタイルは、秋になると太田さんが
いつも着ている感じのコーディネートなのだそう。
「いつもの雰囲気が出るように、
朝、決めてきました。
タートルネックもパンツも、
もともと持っていて愛用しているものです。
コートはまだ入手していないんですけれど、
今季のなかからだったら、個人的には
襟付きのこのPENTAGON COATを選びたいな」
ちなみにコーディネートのヒントは
COGのルックブックで。
そこでは黒のコートに
ミルクのインナーを組み合わせていたのだそう。
「このトップスはわりと薄めで、
身頃はたっぷりめですが、
袖がぴったりしているんです。」
締まるところが締まっているので、
細身仕様に見えますよ」
そう、PENTAGON COATは、
ボタンがついていない、潔いコート。
ボタンがないことへの不安はまったくない! と、
太田さん、自信をもっておすすめしてくださいました。
「コートって、ボタンを全部締めて
着ることが多くなかったりしますよね。
それに、これ、めちゃくちゃ軽いんです。
裏地がついていないので、
気軽に羽織るように着てもらえたら。
きっと、長い期間着ることができますよ」
三人三様、個性と合わせかたのチョイスで、
まったくちがう印象になるのが面白いです。
木村さん、湊さん、太田さん、
ありがとうございました!
[お問い合わせ先]
COGTHEBIGSMOKE
インスタグラムアカウント「@weeksdays_official」について
インスタグラムアカウント「@weeksdays_official」が
第三者によりアカウントを乗っ取られていたことが
判明いたしました。
以下に、発生した事象と対処についてご報告いたします。
2021年9月27日午前11時ごろ、
インスタグラムアカウント名「@weeksdays_official」が
「@kalayci_beys」に変更され、
担当者がアカウントにログインできない事を確認し、
調査を行なったところ、
アカウントの乗っ取りが判明いたしました。
現在、今後の再発防止のため、
原因の調査を行い、対策を講じる予定です。
同時に、各ソーシャルメディアアカウントについて
安全の確認を行っております。
安全性の確認ができ次第、
新規アカウント開設の準備をすすめます。
ご心配をお掛けしておりますことを、
心よりお詫び申し上げます。
COGTHEBIGSMOKEのコート、 こんなコーディネートで。その2 伊藤まさこさん PENTAGON COAT編
PENTAGON COAT(オリーブ)/COGTHEBIGSMOKE
ワンピース 私物
秋っぽいカーキの襟付きコートは、
ざっくりした生成りのニットやデニムが似合いそう!
‥‥ひと目見た時、そう思ったのですが、
ここではあえて、柄物のワンピースを着てみました。
たっぷりギャザーの入ったワンピースはコットン素材。
秋のはじまりは、
こんな軽やかな着こなしもいいのでは?
なんて思うのです。
年を重ねると、
ついつい決まったアイテムを手に取りがち
(しかもどんどんシンプルに寄っていく)になりますが、
時々は、いつもと違う着こなしをしたい。
自分に飽きないためにも、
鏡の前であれこれと組み合わせを試してみましょう!
PENTAGON COAT(ネイビー)/COGTHEBIGSMOKE
カシミヤストール(ライトブラウン)/RaPPELER(2021年11月発売予定)
その他 私物
ネイビーのコートは万能選手。
同系色でまとめるもの大好きだけれど、
茶色も、それからパープルなんて
思い切った色も合うんです。
触り心地のいいストールや手袋は、冬の必需品。
今年は初めて、レオパード柄を取り入れてみました!
じつはずっと気になる存在でしたが、
なかなか勇気が出なくて。
でも手袋(小さい面積)ならきっと大丈夫。
40代ではできなかった冒険ができるようになったのは、
どういう変化なんだろう? と
自分でも不思議に思っています。
足元は、小さい人の味方、
ヒールつきのアンクルブーツ。
もう何年も大切に履いている、気に入りの一足。
シュッとしたデザインが、
ボリュームあるコート姿を
引き締めてくれるような気がします。
COGTHEBIGSMOKEのコート、 こんなコーディネートで。その1 伊藤まさこさん ROUND NECK COAT編
ROUND NECK COAT(ブラック)/COGTHEBIGSMOKE
コットンタイツ(マスタード)/KARMAN LINE
その他 私物
コーディネートによって、
カジュアルにも、
またちょっとお出かけ風にもなるブラックのコート。
すっきりした首まわりのデザインを生かして、
ここではあえて首元にポイントを持ってきませんでしたが、
真冬になったらタートルネックや
ストールなどと合わせたい。
(モデル着用のカットもご参考ください。)
ゆとりあるデザインなので、
下に厚手のニットを着ても、
アームホールがモコモコしないところもうれしいんです。
写真では見えませんが、
下にはブラックのワンピースを着ました。
ワンピースもコートも黒‥‥となると、
少し重めな印象になるので、
タイツはマスタードカラーに。
とかくダークな色に頼りがちになる秋冬。
どこかにポイントになる色を効かせると、
いつものコーディネートに変化がつきます。
バッグはがま口のファー。
こちらも黒ですが、
ふわふわした素材感が、全体を楽しげに見せてくれる。
とても小さなバッグですが、
存在感は大きいのです。
足元はアンクルブーツを。
身長が156センチと低いので、
ロングブーツだとちょっと足元が重たくなってしまう。
ヒールのついたアンクルブーツは、
私の秋冬のおしゃれの味方です。
ROUND NECK COAT(ネイビー)/COGTHEBIGSMOKE
テーパードリボンパンツ(ネイビー)/saqui
その他 私物
ネイビーのコートに合わせたのは、
ネイビーのパンツ。
私が着ていて一番落ち着くスタイルです。
仕事の時は、白いスニーカーを合わせますが
(その場合、中はVネックや丸首のシンプルなニットを)、
今日はあえて、キラキラした靴を。
どこかにちょっと光るアイテムを持ってくるのが、
最近の私の流行り。
身につけていると、ちょっとうれしくなるんです。
持ったのは少し明るめのネイビーのポーチ。
「ポーチ」として売られていましたが
(バッグインバッグにするのかな)、
荷物の少ない私にはこれで十分。
クラッチのようにして、持っています。
ブラックもネイビーも、
少しだけきれいめのコーディネートにしましたが、
デニムやスウェット、
スニーカーや白いリュックとも合う、
応用範囲の広いコート。
ちょっと大きめなシルエットも新鮮なのです。
COGTHEBIGSMOKEのコート
いつもと違う自分に。
今年はいつもより、
金木犀が咲くのが早くって、
だからなのか、
秋が来るのも早かった気がします。
あんなに暑かった日々はどこへいったのか?
ニットやブランケットを出してきては、
いそいそと秋の支度をしています。
夏から秋へ。
季節の変わり目は、こんな風に
いつもちょっと気持ちが浮き立ちます。
だって、おしゃれが楽しくなる時期なのだから!
ブーツにタイツ、マフラーに手袋‥‥
ずっと大切にしているものと、
新しく仲間入りしたものを組み合わせて、
出かける前は、
ひとりであれこれ着替えては、鏡の前に立つ。
誰のためでもない、
自分のための密やかな時間。
きっと、みんなもしているのではないでしょうか。
今年、新たに加わったのは、
コグザビッグスモークのコート。
いつもと違う自分になれたような、
ゆったりしたフォルムがとても新鮮。
形は2型。
色はそれぞれ2色ずつ。
秋冬の装いにいかがですか?
たっぷりTシャツと、足長パンツ。
- 伊藤
- そして、Tシャツですね。
たっぷりしていて、着やすいですよね。
- 惠谷
- はい、Tシャツのデザイン的な特徴は、
ちょっと大きめで、
後ろがすこし長くなっていることです。
屈伸をしたり、丸まったり、寝転んだりするとき、
腰が見えにくいように、
前後差で9cmぐらいの差をつけています。
下にピッタリしたレギンスを履いても、
おしりを隠せます。
- 伊藤
- おしりが隠れるって、だいじなところですよね。
- 惠谷
- はい。そして、裾にフレアーが少し入り、
ちょっとだけAラインの印象です。
大きめのものを着て、
普通のTシャツで手をあげると、
裾が上がってきちゃうんですが、
このTシャツは、上がってきにくいように、
袖山を高くしてるんです。
この「袖山を高くする」パターンは、
普通のTシャツでは使わず、
きちんとしたジャケットの作り方なんですよ。
なぜかっていうと、用尺がかかるからなんです。
だからTシャツは、平面の「T」の字の布を
2枚はぎあわせるのが基本なんですが、
これは、普通のTシャツとは
ちがうパターンを採用しています。
素材自体も縦横に伸びますから、
ストレッチをするときも動きやすいです。
- 伊藤
- それも大事なポイントですね。
それから、鎖骨がちゃんと見え隠れするっていうのが、
絶妙ですよね。
- 惠谷
- 襟ぐりはちょっとだけボートネックっぽくしました。
これでメンズライクにならず、
着た時にエレガントさを残した感じにしています。
- 伊藤
- そして袖の長さも、いいんですよ。
- 惠谷
- ちょうど腕が細くなった所で
とまるようにしています。
袖は普通の半袖仕様ですが、
肩幅をちょっと広くしているので、
じっさいには4分丈くらいの印象になりますよ。
- 伊藤
- ちょうど気になる部分が全部隠れるんですよね。
- 惠谷
- そうですね!
二の腕がしっかり隠れます。
- 伊藤
- Tシャツの素材は何ですか?
- 惠谷
- 「テンセル™リヨセル繊維」っていう
ユーカリの木から精製されて作られる素材に、
ポリウレタンを少し加えています。
- 伊藤
- オールインワンと同じかな。
- 惠谷
- そうです、同じ素材です。
- 伊藤
- すっごく、気持ちいいですよね!
- 惠谷
- ああ、良かった。
洗濯機でも洗えますよ。
乾燥機はやめていただいたほうがいいですが。
- 伊藤
- はい。
そして、パンツですね。
丈の長さが2種類あります。
- 惠谷
- くるぶしくらいまでの9分丈と、
フルレングスの長めの丈があります。
これはまさこさんの提案から生まれましたね。
フルレングスのほうは、
足口でワンクッション入るぐらい。
足長効果は9分丈のほうがありますね。
- 伊藤
- なぜ9分丈をお願いしたかというと、
ジムのトレーナーから、
運動中にくるぶしを見たいと言われたからなんです。
- 惠谷
- トレーナーの方って、意外なところを見ていますよね。
くるぶしは、体を支える要ですから、
全身のバランスを知るのに
大事なのかもしれないですね。
そうだ、わたし、膝が痛くなって行った病院で、
医師がくるぶしのチェックをしましたよ。
そのあたりが腫れるっていうのは、
病気のサインなんですって。
- 伊藤
- なるほど!
そして、このパンツ、形がすごくきれいですから、
街で着ることもあるだろうと、
普通のパンツの丈も欲しいなと思ったんです。
9分丈は、冬、寒いですしね。
それで、2種類、選べるといいなと。
デザインに、太香子さんならではのひみつはありますか?
- 惠谷
- どちらも、膝下からちょっと細めにして、
足が長く見えるように作っていることですね。
普通のスエットパンツだと、
絞るところまでがたっぷりになっているんですけど、
これは他のものより膝下がスッて見えるように、
パターンを考えています。
- 伊藤
- なるほど。素材の特徴は‥‥?
- 惠谷
- 撥水効果と伸縮性をもたせたことですね。
撥水効果といっても、水の粒は通さないけれど、
空気は通すものを使っています。
つまり汗をかいても、蒸気は通るので、
こもった感じにはなりません。
布帛なのに横に延びるのも特徴で、
屈伸してもストレスになることが少ないですよ。
- 伊藤
- ウエストと、足口には、切り替えがありますね。
- 惠谷
- はい、切り替え部分は、
Tシャツと同じ素材を使っています。
ウエストの切り替えは、汗を吸う機能がありますし、
ストレッチ性のある柔らかいフィット感もうまれます。
足口の所は、リブ素材やゴムにくらべ、着脱が楽ですよね。
- 伊藤
- 着脱が楽って、スポーツウェアには大事な要素ですよね。
グレーと黒の2色をつくったのもよかったです。
- 惠谷
- サンプルがたしか黒だったんです。
でも黒以外も欲しいということで、
まさこさんが、この、
マットではないチャコールグレーを選ばれて。
ちょっと杢(もく)になっているのがいいですよね。
- 伊藤
- ちなみに、ショートパンツはつくらなかったんですけれど、
これはひとえに、自分がはずかしいから‥‥。
ストレッチマットの上で足を上げたりするのに、
ショートパンツだと、下にスパッツをはかないと!
って思っちゃうんです。
それもめんどうだな、と思って。
- 惠谷
- わかります。ちょっと足を上げた時にね。
- 伊藤
- ほんとう。
そして、今回、うれしいなと思うのは、
Tシャツとパンツに、
Tシャツと同素材でつくった
ちいさなポーチがつくことです。
- 惠谷
- 「ちっちゃくして持ち歩く」のに、
あったら便利だと思い、つくりました。
クルクルまとめて入れていただければ、
うんとコンパクトになります。
パンツも、畳んでも、シワにはなりにくいですよ。
- 伊藤
- この小ささ、すごいです!
- 惠谷
- これから、ご出張に行けるようになったら、
これを荷物に入れておけば、
ホテルの部屋で軽いストレッチとか、
散歩がてらウォーキングにとか、
そういうときに便利ですよね。
お風呂のあとだけれど
ちょっとコンビニに行きたいときにも。
そして、パジャマにもなります。
ちなみにブラにポーチは付いてないですけれど、
くるくるっと丸めていただけます。
- 伊藤
- Tシャツのポーチに一緒に入りますよね。
- 惠谷
- そうです、そうです、
たためるブラってなかなかないので。
- 伊藤
- 素晴らしいです。
パンツにはポケットもついていて。
- 惠谷
- スポーツウェアのパンツには
ポケットのないものも多いんですけれど、
つけました。
大きめな携帯も入るぐらいのサイズです。
- 伊藤
- たとえば「10秒間、全速力で走る」
みたいなことをするとき、
ポケットがあると、ガサゴソと
邪魔だったりするんですよ。
だから本気のウェアにはついていないんでしょうけれど、
今回は、ストレッチ&リラックスですから、
あったほうが便利です。
このウェアができて、すごくうれしいです。
太香子さんがなさってきたことと、
わたしたちの希望が、ちょうど合いました。
- 惠谷
- ほんとうに。
まさこさんのおかげで日の目をあびました。
- 伊藤
- これを着て、運動を続けます。
太香子さん、ありがとうございました。
- 惠谷
- こちらこそ、ありがとうございました!
いままでになかったブラを。
- 伊藤
- 太香子さんは、毎日、
どんなストレッチをされているんですか。
- 惠谷
- ストレッチポールで、太いものと細いもの、
半月のもの(ハーフカット)を使い分けています。
ふくらはぎには細いもの、足裏には半月、
背中のストレッチは太いもの、というふうに。
じつは、ちょっと前、膝が痛くなったんですね。
それは軟骨がすり減ったのが原因なので、
周りの筋肉を強化して支えてくださいということで、
そのために運動をするべきだと、
まずは簡単なストレッチをはじめたんですよ。
- 伊藤
- ストレッチポールは身近になりましたね。
友達も持っていますし、わたしも毎日。
- 惠谷
- そうですよね。まさこさん、
運動を始められてどれくらいですか。
- 伊藤
- 50歳になるちょっと前からですから、
1年半ほどになります。
こういうウェアをつくるのに、
自分でも運動してみなくちゃ、って。
- 惠谷
- 背中が全然変わりましたよ。
お気付きじゃないかな?
- 伊藤
- ほんとですか?
自分で見えないから。
- 惠谷
- そうですよね。背中って。
でもあきらかに変わりました。
フィッティング中に気づきましたもの。
やっぱり運動っていいですね。
- 伊藤
- 代謝があがったことで肌もきれいになりますよね。
運動はいいことがいっぱいあります。
- 惠谷
- 運動を始めたことで、
「こういうウェアがほしい」と
明確になったことってありましたか。
- 伊藤
- ジムだけで着るというよりも、
家から往復するときに着て歩いても
おかしくないものを、ということでしたね。
ジムに長く通っているかたのなかには
ピッタリ系のウェアを着るかたもいますが、
わたしはたぶん、もし、もしも、
身体がばっちりできあがったとしても、
それは着ないんじゃないかなとも思って。
- 惠谷
- すごくわかります。
それで以前cohanでつくったウェアをお見せしたら、
まさしくこういうものがいいという話になり、
それを改良して「weeksdays」のフィットネスウェアを
つくりましょうということになったんですよね。
そのとき、まさこさん、かなり小さめのバッグを
持っていらっしゃって、
「この中に、スポーツウェア、入ればいいのに」
っておっしゃった。
- 伊藤
- そんなこと言ってました(笑)?
- 惠谷
- はい(笑)。
家から直行のときはそのまま着て行くとして、
出先からという場合もあるだろうから、
もしジムで着替えるとしても、
わざわざ大きなバッグじゃなく、
もっと気軽に通えるように、
コンパクトに畳めるといいのにな、
とおっしゃったんですよ。それで、
わたしの考えていた素材をお見せして、
「この素材だったら、
小っちゃいポーチにも入る!」と、
盛り上がったんです。
まさこさんのご希望のイメージと、
私がやろうとしていたことがすごく合った。
ちょうどいいタイミングでしたね。
- 伊藤
- そうでしたね。
そこから具体的に、何をつくりましょうか、と。
- 惠谷
- はい。それでブラ、Tシャツ、
パンツができあがりました。
まず、ブラに関しては、
ちょうど元になるサンプルがcohanの初期の
ヨガウェアにあったので、見ていただいて、
それをアレンジしましょう、となりました。
いままで私が作ってきたブラっていうのは、
すごくナチュラルで、肌に当たる部分は綿を使うなど、
天然素材を重視したものだったんですが、
今回はフィットネスに特化したブラなので、
天然素材では汗が溜まってしまいます。
だからスポンジの部分は天然素材ではなく、
吸水速乾性があるものに変えたんです。
この素材でカップ一体型のブラって、
今、ほとんどないはずですよ。
- 伊藤
- そうなんです、見たことがありません。
- 惠谷
- 一体型にしたのは、動く時に
ボロンってなっちゃいけないし、
胸があっちこっちにいかないよう、
安定させるためです。
ファーストブラ、ティーンズ向けのブラに、
ピーナッツパッドという、
左右一体型のものがあるんですが、そのオトナ版ですね。
しかも、パッドになっている部分は、
ブラ用に開発されたものじゃないんですよ。
薄いクッション用の素材なんです。
- 伊藤
- そうなんですね!
- 惠谷
- この素材を立体にして、
ましてやブラの縫製で仕上げるって、
すごく難しいことなんです。
工場をずいぶん困らせました。
そもそもブラジャー屋さんが考えないことですし、
わたしが注文する「リラックスしながら、
ちゃんと安定してホールドするように」って、
とても難しいことなんですよ。
- 伊藤
- それが実現したんですね。
- 惠谷
- 工場のみなさんががんばってくれました。
ちなみに、ラン用のスポーツウェアのブラは、
胸のクーパー靭帯が伸びにくいよう、
ピタッとおさえつけて揺れを防ぐんですが、
そこまでピタッとさせると、
着る時にクルクルになっちゃって着づらいんです。
これは一応のスポーツの機能は備えつつ、
そこまでピッタリしない仕様です。
つまりハードなスポーツ用ではないので、
胸が大きく揺れるようなスポーツをなさるかたは、
スポーツ専用のブラをお召しになってくださいね。
- 伊藤
- そうですね、あくまでも、
リラックス&ストレッチ。
- 惠谷
- それでも運動をする前提ですから、
汗についても考えました。
ブラのアンダーバストって
汗が溜まりやすいんですけど、
このブラはゴムを身生地でくるんであり、
その生地に吸水速乾性があるので、
心地いいと思います。
このサンプルを、フラの先生をしている人に
着用してもらったんですよ。
お稽古に行くのに、一日、着てもらって。
彼女がやっているのは古典フラだから、動きも多くて
すごく汗をかくらしいんですけど、
とても心地よかったと言っていました。
- 伊藤
- よかった!
- 惠谷
- 背中も、肩甲骨の動きを邪魔しないように
クロスになっています。
肌のやわらかい人は、きついストラップだと、
肩にちょっと食い込むことがあるんですけれど、
これは、すごく柔らかいゴムを使っていますから大丈夫。
バストトップ(乳首)も目立ちにくいですよ。
このブラは、運動目的だけじゃなく、
普段づかいにも、楽だと思います。
- 伊藤
- うんうん。このブラ、
わたしたちみたいな人にちょうどいいですよね。
じっさい、とてもかわいいんです、
服の延長みたいで、全然、いやらしさもなくて。
娘も「これなら、見えてもいいね」って。
- 惠谷
- そうですね、見せて着てもかわいいと思います。
- 伊藤
- そして、リラックスできる。
- 惠谷
- はい。リラックスしながら、
スポーツの機能もついている、
という感じです。
- 伊藤
- ありがとうございます。
動きやすくて、リラックスできて。
- 惠谷
- (リモート画面に向かって)
まさこさん、こんにちは!
なかなかお目にかかれなくて。
お元気でしたか?
- 伊藤
- 元気です! お酒だって飲んでますよ。
- 惠谷
- 良かった(笑)。
- 伊藤
- 今回のウェアは、そもそも、
「じつは以前、こんなものをつくったことがあって」
と、見せてくださったサンプルと、
わたしが欲しかったものがとても近いものだった、
というところから、はじまりましたね。
- 惠谷
- そうでしたね。
当時、ちょうど、まさこさんが
フィットネスを始められたということで、
でもジムで着るウェアに、
欲しいものがなかなかないと。
それで、わたしがつくったことがある
ヨガウェアをお見せしたんです。
以前、cohanでつくったんですよ。
- 伊藤
- ずいぶん前から、太香子さんは、
フィットネス系のウェアをデザインなさっていたと。
- 惠谷
- そのcohanよりずっと前にも、
日本と海外のスポーツウェアメーカーの協業で
日本仕様のウェアをつくるというので依頼をいただき、
ヨガウェアをデザインしたことがあります。
その頃、ヨーロッパからの情報で、
「これからふたたびヨガブームが来る」と。
- 伊藤
- ということは、それ以前にもブームが。
- 惠谷
- はい、私が小学生の頃、
1970年代にもブームがあったんですよ。
ヒッピームーブメントの流れでしょうね。
私も母と2人で親子ヨガに行きました。
父が地元のロータリークラブに入っていて、
その縁で開かれた教室だったので、
会員の奥さんと子どもたちが集まったんです。
わたしも母とおそろいの黒いレオタードを着て(笑)。
- 伊藤
- わぁ、かわいい(笑)。
きっと、バレエのレッスンで着るようなウェアですよね。
でも、当時は、ヨガマットとか、なかったですよね。
- 惠谷
- なかったです! しかも、
うちは広島の尾道で、田舎なものですから、
大きなこんにゃく工場の倉庫に集まってレッスン(笑)。
床が硬くて冷たいから、なにか敷くものがなくちゃ、と、
家が畳問屋だったもので、畳表‥‥ゴザですね、に
クッションを付けたのを、ひとり一畳ぶん作って、
みんなで使っていました。
- 伊藤
- あら!
- 惠谷
- こんにゃく工場の倉庫にゴザマットを敷いて、
母子でツルのポーズ(笑)。
でもそのヨガブームは、すぐに下火になりました。
というのも、よりアクティブなエアロビクスに
とってかわられたんですよ。
- 伊藤
- そっか、そんな時代がありましたね!
それで、ふたたびヨガブームが来るぞ、
というときに、太香子さんは、
ヨガウェアのデザインの依頼を受けたんですね。
そのスポーツウェアメーカーとは、
たとえばエアロビクスのものを応用するのではなく、
ゼロからつくろうと?
- 惠谷
- そうなんです。
調べると、ヨガも細分化されていて。
ハードに身体を使うヨガもあれば、
そんなに動きの激しくない
瞑想するヨガもあるんですよね。
それによって動きが全然違うので、
ウェアのシルエットも変わるんです。
ハードなヨガ用は、体のラインを見せ、
筋肉の流れをチェックしたいので、
なるべくピッタリしたものがいい、とか。
それによって素材も変わります。
- 伊藤
- ジムで、男の人がタンクトップを着ているのを見ると、
肩甲骨まわりを覆わないデザインがありますよね。
- 惠谷
- グレコタイプですね。
- 伊藤
- あれも、意味があるんですよね。
- 惠谷
- そうなんです。肩甲骨の可動域を拡げ、
筋肉の流れや動きがわかるように、
そうなっているんですね。
わたしのデザインした当時のヨガウエアも、
とても本格的なものでしたよ。
と、そんな経験もあったんですが、
以前cohanでつくったヨガウエアは、
そんなに細分化したものではなく、
私みたいに運動が嫌いで、
でもおうちでストレッチくらいはしたい、
という人の着るものがあったらと考えたんです。
普通の部屋着だと、バサバサしてちょっと邪魔になる。
- 伊藤
- そうなんですよ!
- 惠谷
- でも人に見られて恥ずかしいものも嫌ですよね。
宅配便の受け取りには出られるくらいじゃないと。
だからゆるーいヨガウェアっていうか、
「リラックス&ストレッチ」のための
ウェアをつくれないかなって思って。
いいものができた! ‥‥と思ったんですが、
ちょっと早すぎたというか、
PRも上手にできなくて、
ほとんど市場に出ないまま、撤退してしまいました。
じつはその頃は、ピッタリした、
カッコいいヨガウェアが多かったんですよね。
ハーフトップで、うんとピッタリの。
- 伊藤
- そっか、リラックス寄りのウェアは、
ちょっと早かったんでしょうね。
でも、わたし、思うんですよ、
ピッタリ系のウェアが着られるようになるのって、
しっかり鍛えてからじゃないですか。
「これから始めよう」というひとには、
ハードルが高いんです。
- 惠谷
- そうなんです、そうなんですよ、
激しく同意します(拍手)!
そういうすごいお姉さんばかりがいる
ヨガスタジオだったとしても、
わたしたちが臆せず行ける
おしゃれなウェアがほしいですよね。
じつは、わたし、それをつくるのに、
がんばって行ったんです、ヨガスタジオ。
ヨガをやらずにヨガウェアを考えちゃいけないな、
小さな頃の記憶だけじゃダメだと思って‥‥。
ところがたまたま行ったスタジオは、
ネパールから来た先生の教える、
ヨガの先生を養成するレベルの教室だったんですよ!
- 伊藤
- すごくハードな!
- 惠谷
- そうなんですよ。
スポーツでギネスの記録を持っているかたもいました。
でもがんばってヨガの動きを考えた形を作りたいと思って、
ヨガマスターな女性たちの中で奮闘してきたんです。
いまでも、すごく良い物ができたという気持ちがあって、
今回、「weeksdays」でつくったものは、
その経験が反映されているんですよ。
- 伊藤
- 太香子さんは、パリのオペラ座でバレエの衣装づくりに
携わった経験をお持ちですよね。
きっと、それも、そこに、生きているでしょうね。
- 惠谷
- はい。たとえば全部が「立体」であること、
そして「動き」ですね。
足の上げ方とか手の上げ方とか、
筋肉の動きすべてが、
わたしのデザインの基本はクラッシックバレエです。
- 伊藤
- 当時からしたら当たり前でしょうけれど、
最近は、ずいぶん素材も変化したんじゃないでしょうか。
- 惠谷
- それはとっても大きいですね。日進月歩です。
最初のヨガウェアから比べて、
そのあとの、世に出なかったcohanのウェアも
ずいぶん進化しました。
そしてさらに今回でも進化があります。
伸度はほとんど同じですが、
速乾性があり、畳むとコンパクトになりました。
わたしの好みもあり、当時はもう少し
コットンの混率を高くしていたんですよ。
- 伊藤
- なるほど。
- 惠谷
- パンツのほうなんて、
洗濯機で洗って脱水し、パンパンって拡げたら、
ほとんど乾いている、というくらいです。
- 伊藤
- それはうれしいですね。
- 惠谷
- デザインをスタートした時は、
コットンが多いほうが気持ちいいんじゃないかな、
汗もいっぱい吸うだろうなと思っていたんですけど、
スポーツウェアにするには、乾きが遅いんです。
ストレッチはおうちで毎日することですから、
毎日着替えて洗いたいですよね。
それに、何枚も買っていただくのではなく、
洗ってすぐ乾くっていうほうがいいと思いました。
cohanのフィットネスウェア
再入荷のおしらせ
完売しておりましたアイテムの、再入荷のおしらせです。
9月30日(木)午前11時より、以下の商品について、
「weeksdays」にて追加販売をおこないます。
フォトコーナー

写真や手紙、切符、チケット、
お菓子のラベルなどなど、
思い出の詰まったあれこれ。
人が見たらなんてことのないものでも、
自分にとっては、ものすごく大切なものって
きっと誰にでもあるはずです。
思い出のものは、そんなにいらないやと
なんでも威勢よく捨てがちな私にも、
じつは大切にとっておいているものがあるんです。
無造作に缶に入れていたり、
ファイルにしまってあったそれらの「大切なもの」。
いつかきちんとした形におさめたいな、
ずっとそう思っていました。

今回、アコーディオンアルバムと一緒に
フォトコーナーをお願いしたのは
暦帖でお世話になっている美篶堂(みすずどう)。
美篶堂の上島明子さんが、
weeksdaysのためにと、
特別に紹介くださいました。
小さなものですが、
趣があって、「大切なもの」をさらに、
特別なものにしてくれるのです。

貼り方のコツは、
薄く水を塗ったら3秒くらい数えてから貼ること。
四隅をそっと押さえてまた5秒待つと、
ズレることなく、きれいに貼れますよ。
(伊藤まさこさん)
めがねチェーン
つけたり、外したりしている間に
あれ? どこに置いたんだっけ?
なんてことになってしまう老眼鏡。
ああ、感じのよい眼鏡チェーンがあったらなぁと
今まで何度、思ったことか!

そこでBonBonStoreの井部さんに、
「メガネのチェーンを作ってもらえませんか?」と
無理を承知でお願い。
以前、お会いした時に、
傘だけでなく、
小物のデザインもされているというのを
小耳に挟んだのでした。
できあがったチェーンはシックで上品。
チェーン部分のゴールドが肌に馴染むので、
いかにも「つけてる」という感じがありません。
さすが井部さん。
また、
weeksdaysオリジナルの
JINSの老眼鏡との相性はもちろん、
サングラスにつけてもいい感じなんですよ。
(伊藤まさこさん)
体を動かす。
50になる少し手前、
「このままではまずいぞ」
と危機感を覚えました。
若い時のように、
無理は効かないし、
代謝だって年々落ちている。
これから先の毎日を元気に過ごすために、
私は何をすればいいんだろ?
そこで行きついたのが、
「体を動かす」でした。
いざ始めてみると、
動かしていない部分がたくさんある。
自分の体なんだから、
ちゃんとケアして、労ってあげないといけないなぁ‥‥
とちょっと反省したのでした。
さて、そこで困ったのが、
何を着ればいいんだろうか?
ってこと。
バリバリにフィットネスをするのではないとはいうものの、
動きやすいウェアは着たい。
体をほどよく隠しつつ、
自分を「いい感じ」に見せてくれるものって、
探すと案外ないのです。
今週のweeksdaysは、
cohanのフィットネスウェア。
今の私たちにぴったりな、
「いい感じ」のウェアができました。
コンテンツはデザイナーの恵谷太香子さんとの対談。
なるほど! と納得するウェア開発のお話が、
たくさんうかがえましたよ。
ムートンサンダルをあのひとに。 [その4]藤井志織さん[後編]
藤井志織さんのプロフィール
ふじい・しおり
編集ライター。
雑誌、書籍、WEBなどで編集や取材、執筆を行うほか、
イベントの企画やディレクションを行うことも。
料理からインテリア、ファッションまで、
垣根なく繋げていきたいと考えている。
担当した書籍に、
重信初江著『昔ながらのおかず』、
草場妙子著
『TODAY’S MAKE BOOK 今日のメイクは?』、
オカズデザイン著『マリネ』、
ウー・ウェン著『100gで作る北京小麦粉料理』、
小堀紀代美著『ライクライクキッチンの旅する味』などがある。
「LEHMANN-MON」は、
グレーのワントーンで。
「NOTTE(パープル)は、
自分のワードローブの中には、
まったくと言ってない色。
さて、何を合わせようと思った時に、
目に入ってきたのがこのグレーの上下だったんです」
ニットとパンツはセットアップかと思いきや、
それぞれ別のブランドなんですって。
上下ともに、素材はカシミヤ。
「着ていて一切ストレスなし。
汗をかいてもかゆくならないところがいいいんです」
まるで裸でいるみたい(!?)な、
着心地のよさなんですって。
「RESCUE-MON」では、
靴下に色を持ってきていましたが、
今度は、服に寄った色合いの靴下。
靴をコーディネートの主役にしたい時、
私も他の色合いをすべて統一するけれど、
こうすると、自然に足元に目がいく。
靴好きとしては、
こんな「靴が主役のおしゃれ」、大好きです。
着替えの時に、
ささっとピアスやその他のアクセサリーを
変えてくれた藤井さん。
髪を留めたべっこう風のコームまで!
こんな風に、
服はシンプル、アクセサリーで
変化をつけるのが好きなのだそう。
たしかにいつもかわいらしいピアスやリングを重ねづけ。
家を出ても、アクセサリーをつけ忘れたことに気づくと、
つけに帰るというくらい、
藤井さんにとってアクセサリーは
なくてはならない存在なのだとか。
「これはもう趣味みたいなものだから
誰にも分かってもらえないと思うのですけれど‥‥」
シルクの下着や、着心地のよい服、
それから「誰にもわかってもらえない」アクセサリー‥‥。
ほかの誰のためでもない、
自分が気分よくいるためのおしゃれ。
それってつまりは、
周りにいるみんなの目も、
楽しませてくれているんだよなぁ。
ムートンサンダルをあのひとに。 [その3]藤井志織さん[前編]
藤井志織さんのプロフィール
ふじい・しおり
編集ライター。
雑誌、書籍、WEBなどで編集や取材、執筆を行うほか、
イベントの企画やディレクションを行うことも。
料理からインテリア、ファッションまで、
垣根なく繋げていきたいと考えている。
担当した書籍に、
重信初江著『昔ながらのおかず』、
草場妙子著
『TODAY’S MAKE BOOK 今日のメイクは?』、
オカズデザイン著『マリネ』、
ウー・ウェン著『100gで作る北京小麦粉料理』、
小堀紀代美著『ライクライクキッチンの旅する味』などがある。
「茶色は好きな色のひとつ」
という藤井さん。
でも、秋冬に履く靴は黒や焦げ茶が多いので
今回履いてもらった薄めの茶は
意外にも初挑戦なのだとか。
「ミルクチョコレートのような、
キャラメルのような。
おいしそうで、かわいい色ですね」
と、とても気に入ってくれたよう。
(私はこの色、密かに「テディベア」と呼んでいます。)
私の印象では、
生成色の服が多い藤井さんですが、
今日もやっぱり全身、生成り!
そして、着慣れているだけあって
よくお似合いです。
「ワントーンのコーディネートが好き」
という藤井さん。
その場合、こんな風に
靴下に色を持ってくることが多いんですって。
茶色に薄いグリーンがぴったり。
なるほど、これだったら気負わず、
私たちにもすぐに取り入れられそう。
「足元がチョコミントみたいでしょ」
たしかに!
おいしそう。そしてかわいい。
ちょっとダボッとしたニットは、なんと
「夫のお下がり」とか!
そういえば前に会った時も、
お下がりのシャツを着ていたけれど、
素材とかサイズ感が、
藤井さんの着こなしにしっくりきていましたっけ。
メンズを着ていても、
アクセサリーのえらび方や、ふわりとした髪型で
けして男勝りな感じにならないところはさすがです。
パンツの素材はオーガニックコットン。
ネルみたいな素材で、温かいところがお気に入り。
「古着のパジャマみたいで、いいんです。
ざぶざぶ洗えるし」
そうそう、前にシルクワンピースを着てもらった時も、
パジャマが好きと言っていて、
びっくりしたのでした。
ふわりとまとめた髪、
耳元のピアス、
それから首元からちらりと覗くTシャツ。
何気ないスタイルなんだけど、
ちゃんと計算されているんです。
「もう少し寒くなったら、
トレンチとか、少し厚手のリネンのコートとか。
真冬はもこもこのコートを合わせたい」
寒い時の、サンダルの合わせ方もまたぜひ見てみたい。
ムートンサンダルをあのひとに。 [その2]料理人 岸本恵理子さん
岸本恵理子さんのプロフィール
きしもと・えりこ
出張料理人。
広告会社に勤務する傍ら葉山・一色海岸の海の家で
料理を手伝ううちに料理への想いが高まり渡伊。
約3年間各地方の料理を学ぶ。
「現地で感動した味とその記憶を伝えたい」と、
イタリアの伝統料理を軸に出張料理人を始め、
個人宅から映画のなかの料理制作まで、
流しの料理人として食に関わる仕事を幅広く手掛けている。
164cm。出張料理の依頼などはメールで問い合わせを。
全身、スポーティーな服装のときも、
エレガントなワンピースのときも、
ベーシックな色で、直線的なデザインというのが
岸本恵理子さんのブレない好み。
では靴はどんなものが好きかと聞いてみたら、
「メンズライクなもの、シンプルなもの、
機能的なもの。作りがしっかりしているもの。
このサンダルもデザインは可愛いけれど、
インソールがちゃんとしてるところが好きです」
と即答。10代の頃から、
ヨーロッパのトラッドな革靴を背伸びして買っては
きちんと手入れしながら、
長年、大切に履いているのだそう。
ドイツのユニセックスブランドであるトリッペンも
岸本さんが求める靴への条件を満たすから
何足も愛用しているのだとか。
「ムートンサンダルなんてどんなものだろう、
と思ったけれど、実際に見たら予想より可愛い!
バックルのデザインもいいし、
アウトソールにボリューム感があるのも好きです」
出張料理人は、
撮影スタジオだけでなく、人の家に出かけて
フルコースを振る舞うことも多い仕事。
調理道具や下ごしらえした材料など
いつも大荷物なので、搬入時は大忙し。
車と出張先の往復で何度も靴を脱ぎ履きするから
紐靴は面倒だし、かかとがあると踏んでしまうことも。
「その点、これなら脱ぎ履きしやすいし、
きれいめにも見えるのがうれしいですね。
コックコートを着るから洋服はカジュアルでもいいけれど、
靴はあまりラフすぎると、失礼になっちゃうから」
ベーシックカラーが好きな岸本さんにとっては、
ちょっと照れてしまうという
白×赤の「RESCUE-MON」。
いつもの自分らしい格好で。
「シルクのハイネックブラウスで
大人っぽく、少しエレガントに。
でも自分のなかの定番色である
ブラックで統一しているから、
気持ちが落ち着いていられる。
その分、サンダルで冒険できます。
ムートンの色とピアスの色を
リンクさせてみました」
いっぽう、いつもの自分の延長で履くならば、
と選んだのは「LEHMANN-MON」のネイビー。
「気負いなく履けるシンプルなデザインだから
中国の市場で買ったミャオ族の藍染めスカートのような
ちょっとチャレンジな洋服も着られる。
布のボリュームがあったり、丈が長い服が好きなのですが、
このサンダルは相性がいいみたい」
合わせる服装の幅の広さも
ムートンサンダルの実力なのですね。
ムートンサンダルをあのひとに。 [その1]美容師 森 愛さん
森 愛さんのプロフィール
もり・あい
美容師。
2006年、東京・西荻窪にオープンした美容院
「nico」の共同オーナー。
美容師歴は20年以上というベテラン。
気負わず自然に見えるけれど、
手入れがしやすいスタイルに定評がある。
音楽が好きで、ミュージシャンのヘア&メイクアップを
手がけることも。163cm。
ファッションアイテムのなかでも、
靴ってちょっと特別な存在です。
エレガントなパンプスを好む人もいれば、
歩きやすいスニーカー一辺倒の人もいる。
雨の日に履く専用の靴もあれば、
寒い時期にはブーツ、
暑い時期にはビーチサンダルという選び方もある。
美容師の森 愛さんにとっては
靴も服も働きやすさが大優先であり、
服と靴の相性も大切なポイント。
「美容師は長時間の立ち仕事なので、
靴は疲れにくいものが必須。
もともと冷え性で、腰を悪くしてから、
底が厚めのスニーカーばかり履いています。
といってもハイテクタイプは私の服に合わないので
ローテクのものばかり」
サンダルも大好きで、以前はよく履いていたそう。
どちらかというとモード寄りの着こなしが好きなので、
持っているサンダルは
ハイブランドのものが多いと言います。
「サンダルを履いたのは久しぶりだけれど
これはムートンがあるおかげで底が分厚くて
疲れにくい気がします」
今はこんなご時世だから、
家に帰ってすぐに洗えるものを着るようにしていて
以前よりもカジュアル度が増しているとか。
「ヘアカラーの溶剤などで服が汚れてしまうので、
いつも汚れが目立たない黒いシンプルなパンツに
少しデザインのあるようなトップスが多いかな。
だから靴は少しボリュームがあるほうが
バランスがとりやすいんですよね。
このサンダルはその点も合格!」
ネイビー×ブラックの「RESCUE-MON」には、
大きな襟がガーリーな大きめブラウスと
白いネックレス、大きめのイヤリングを合わせて。
「顔や体型とのバランスを考えて、
全体がガーリー、ナチュラルにならないように
気をつけています。
襟元にスポーティーな白いTシャツ、
足元にタイダイ模様の靴下をちらりと見せるくらいの
少し着崩したバランスが好み」
日頃、スニーカー派なので、
靴下のワードローブも大量にあるそう。
「このサンダルに赤い靴下を合わせるのも
可愛いだろうな」
「LEHMANN-MON」のホワイト×ゴールドには、
古着テイストなピンクのチェックガウンを。
アクセサリーやボトムスは同じなのに、
がらりと雰囲気が変わります。
「白いムートンが可愛いので、
馴染むような白い靴下を合わせました。
白Tと靴下で白を効かせると
ピンクも気負いなく着られるのかも」
「ムートンなのにサンダルって、
裸足なのかな、靴下なのかなと
少し迷いましたが、
履いてみると意外としっくり馴染みますね。
こんなカジュアルな格好にも合うし、
シルクのガウンとか、少しドレッシーなものにも
合わせやすいと思います」
trippenのムートンサンダル
季節と季節の境目に。
毎年、9月のはじめに靴の衣替えをします。
夏の間、お世話になったサンダルを玄関にずらりと並べ、
底の部分を固く絞った布で拭き、
クリームを塗る。
しばらく置いて風を通したら、
一足ずつ薄紙で包んで元の箱にしまいます。
今年は涼しかったから、
気持ちがすんなりと秋に移ったけれど、
じつは毎年、汗をかきながらサンダルを片づける。
なにもそんなに無理しなくてもいいじゃない、なんて
思われるかもしれないけれど、
これは私の気持ちの問題。
本当は、手持ちの靴がずらりと並べられる、
シューズクローゼットが憧れだけれど、
なかなかそうも言えなくて。
夏のサンダルをしまったら、
いそいそと出すのが紐つきの革靴やブーツ。
さあ、いよいよ秋のはじまりというこの光景を
見るのがうれしくてたまりません。
ところが、今年くわわったのは、フカフカのサンダル。
サンダルなのにムートンがついてる新しいこの感覚。
暑い日には素足で。
また寒い日に履いてもいい。
夏と秋冬で、はっきり分れていた
私の靴事情に変化が訪れました。
今週のweeksdaysは、
季節と季節の境目をつないでくれる、
trippenのムートンサンダル。
ちょっとぬいぐるみみたいで、
かわいいんですよ。