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2018-05-27

おしらせ

糸井重里が毎日書くエッセイのようなもの今日のダーリン

・統計をとって、それを見て言ってるわけじゃないけど、
 ある程度大人になってから、家に犬や猫を迎えた人は、
 みんな幸せを増やしているなぁと思えます。
 明るくなったとか、夫婦のなかがよくなったとか、
 いろんな運が向いてきたとか、こどもが授かったとか、
 いろんないいことがあった家が多い。
 そう言うと、怪しげなペンダントの広告みたいですが、
 そんなんじゃないような気がしていて、
 しばらく考えてきたんですよ、それについて。

 で、それなりに、こういうことかと、考えた。
 まず、犬や猫を家に迎え入れる前に、
 家族の間で真剣な話し合いが行われると思うんです。
 そこで、たとえば、みんなが寝坊な家だとしたら、
 朝の散歩をどうするかとかについて、
 生活習慣を見直したり、改めるということを決意する。
 部屋の片づけをちゃんとやろうとか、
 仕事をしながら世話をするための時間割をつくるとか、
 お金もかかるということについて、
 どうやってその費用を捻出するのかとか、
 たくさんの判断が必要になるわけです。
 ひょっとしたら成り行きにまかせてやってきた家庭に、
 責任感のある計画や判断が入ってくるんですよね。
 いちおう、でも、これをちゃんと話し合い、
 実行できるようになった家族は、ひと回り強くなってる。
 そして、これがいい習慣を家にもたらし、
 そこから幸運を招き寄せることになっていると思えます。

 そして、ひとつめの理由と表裏一体なのですが、
 犬や猫が家のなかに暮らすようになると、
 「じぶんのことばかり考えていられない」
 という状況に、どうしてもなってしまいますよね。
 だれにでもさまざまな悩みがあり、考えることは多い。
 でも、じぶんのことをじいっと考えていても、
 それはなんとも「狭い」ものになりがちです。
 犬や猫がいると、そういう「じぶん用に悩む時間」が、
 彼らのごはんや散歩やうんちやおしっこに奪われちゃう。
 それが、人を明るくするのかもしれないと思うのです。
 特別に取り柄がないけど生きてることが肯定されている。
 そんなコたちの世話をすることは、何かを変えますよね。

今日も、「ほぼ日」に来てくれてありがとうございます。
本日は仙台の「ブイヨンからのおれい」の会場に伺います。


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