
2025年3月、鳥取県倉吉市に
鳥取県立美術館がオープンしました!
ただいま開館記念展を開催しているんですけど、
出品作品のリストを見たら、
日本全国から錚々たる作家の作品が大集合で。
勇んで取材をさせていただきました。
70年代開館の鳥取県立博物館の美術部門が
分離独立して誕生したこの美術館では、
所蔵作品を展示するコレクションギャラリーも
充実しているとのことで、
「常設展へ行こう!」特別編としてお届けです。
開館記念展のパートは尾﨑信一郎館長に、
コレクションギャラリーのパートは、
学芸員の友岡真秀さんにご案内いただきました。
担当は、ほぼ日奥野です。
なお、開館記念展もコレクションギャラリーも、
取材時(2025年4月)とは
展示変えをしている箇所もありますので、
鳥取県立美術館の公式サイトでご確認ください。
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この連載をつうじて詳しくお伝えしていますが、
鳥取県立美術館の開館記念展
「アート・オブ・ザ・リアル 時代を超える美術」
は、2025年6月15日(日)まで。
日本各地の美術館から、
名作・大作・話題作が鳥取に大集合しています。
若冲、応挙、ウォーホル、リヒター、ピカソ、
モネ、クールベ、リキテンスタイン‥‥。
ふだんは東京国立近代美術館で見ている大作
藤田嗣治《アッツ島玉砕》も、現在は鳥取に。
見といたほうがいいと思います!
また、辻晉堂の彫刻や植田正治の写真、
鳥取ゆかりの版画作品など、
コレクションギャラリーの展示も充実してます。
テーマによって会期がそれぞれなので、
いまコレクション展示では何が見れるのかなと、
ホームページでチェックしていくと吉。
また、ミュージアムカフェ
「GARDEN By SEVENDAYS CAFE」では
開館展限定コラボのタルトをいただきました!
展覧会タイトルの頭に「T」をつけた
「TART OF THE REAL(本物のタルト)」。
本物の‥‥という名前にふさわしい、
とろっとチーズがおいしいタルトでした。
さらにミュージアムショップでは
ウォーホル《ブリロ・ボックス》の缶に入った
キャンディも売ってました(買いました)。
会期やチケット、イベント情報など、
詳しくは鳥取県立美術館のサイトでご確認を。

本シリーズの第1回「東京国立博物館篇」から
第12回「国立西洋美術館篇」までの
12館ぶんの内容を一冊にまとめた
書籍版『常設展へ行こう!』が、
左右社さんから、ただいま絶賛発売中です。
紹介されているのは、
東京国立博物館(本館)、東京都現代美術館、
横浜美術館、アーティゾン美術館、
東京国立近代美術館、群馬県立館林美術館、
大原美術館、DIC川村記念美術館、
青森県立美術館、富山県美術館、
ポーラ美術館、国立西洋美術館という、
日本を代表する各地の美術館の所蔵作品です。
本という形になったとき読みやすいよう、
大幅に改稿、いろいろ加筆しました。
各館に、ぜひ連れ出してあげてください。
この本を読みながら作品を鑑賞すれば、
常設展が、ますます楽しくなると思います!
Amazonでのおもとめは、こちらです。

















