Le salon de Marie マリーな部屋

「パンがないのだったら、ケーキを食べればいいのに。」と、
マリー・アントワネットは言ったのだそうだ。
どうせ、そういう話はよくできたウソなのだろうが、
ケーキがパンのかわりになると思っているマリーの気持ちが、
もひとつよくわからない。
ぼくは、ケーキを食べて腹をふくらませることなんて、したくない。
マリーはどうかしている。

しかし、とんでもなくお菓子が好きな人間というのは、
ほんとうにいる。ぼくは、そういう人を、ひとり知っている。
しかも、マリーという名である。日本人だ。
彼女は言った。
「わたしは、パンも食べるし、ケーキも食べる」
なんのこっちゃ?

そのマリーは、お菓子のことを語るときと、
お菓子を食べているときだけ
ほんとうに真剣な表情をみせる。怖い。
悪いひとじゃないのだろうが、怖いのはほんとうだ。

そんなマリーが、
「いま、ぜったいにたべるべきお菓子はこれだ!」と
ほんとうに真剣に語るのが、ここ。
「マリーの部屋」なのだ。
わたなべ まり プロフィール
illusttarion koharu

すずらん咲くチョコレート

5月の誕生花は、すずらん。


母の誕生日が5月だったので
小さいころから、それは覚えていて
今でも、すずらんをみると母を思い出します。


5月1日は、フランスはじめヨーロッパでは
すずらんを送る日とか。
16世紀、ヴァロワ朝の王宮から広まった風習で、
受け取ると幸運をもたらすというすずらんを
大切な人に送るようになったといいます。


小さな鈴のかたちの白い花が
ならんで咲く姿は
可憐で、つつましやか。


そんな花のかたちから、
聖母マリアの涙とも、フランスでは呼ばれるそうです。


真ん中にすずらんが描かれている
チョコレート、
たべ応えがありそうです。


というのも、
正方形のこのチョコレートの一辺は
およそ8センチ。
優に、手のひらくらいの
嬉しい大きさなのです。


絵本の挿し絵のような
シンプルなすずらんが可愛らしくて
このチョコレートを送ったら
幸運や幸せも、
ストレートにどーーんと訪れそうな。


花ことばは、
「純粋」、「再び幸せが訪れる」など。


そろそろ5月も終わり、
しかも、ここでは実際のすずらんの花じゃなくて
画像だけ、それもチョコレートですけれど、
すずらんの咲く
気持ちのよい5月から6月のころ、
どなたにも、幸せが訪れますように!



わたなべ まり

うちで生まれた女の子のシャビは、今年17歳。
心地よく、うつらうつらする新緑の季節の
昼さがりです。
(もちろんねこにチョコレートはNG、
すずらんもねこから遠ざけるべき植物ですが、
母も可愛がってたシャビなので、今回だけ
寝てる間にすずらんモチーフとともにそっと撮影。。。)



boutique où je l'ai acheté 今回、買ったお店

今回、マリーが用意したのは
ジャン=ポール・エヴァン(JEAN-PAUL HÉVIN)の
「ブラン ドゥ ミュゲ」。
5月1日の「すずらんの日」にちなんで
期間限定でつくられた「ミュゲ コレクション」のなかの
ひとつです。(販売は終了しています。)


アーモンドとヘーゼルナッツのプラリネに
サクサクのビスキュイをあわせて、
ミルクチョコレートでコーティング。
ジャン=ポール・エヴァンといえば
ひとくちサイズのボンボンショコラで知られますが、
これはおとなの手のひらより大きなサイズ。
厚みも1センチ以上あるんです。


ジャン=ポール・エヴァンは、
フランスのブルターニュ地方のうまれ。
1970年代にパティシエ、ショコラティエ、
グラシエの資格をとり、
パティシエとしてインターコンチネンタル・パリで
働いた後、ホテル・ル・ブリストル・パリを経て、
24歳でホテル・ニッコー・ド・パリで
ジョエル・ロブションのもと
シェフ・パティシエになったひとです。


初来日は1984年。
その2年後の1986年には
名誉あるMOF(フランス国家最優秀職人章、
パティシエ・コンフィズール部門)を受章しました。
そして2002年に東京と広島に
ジャン=ポール・エヴァン初となる
「カーヴ ア ショコラ」と「バー ア ショコラ」を備えた
ブティックを開店しました。

現在、東京の新宿や日本橋をはじめ
日本国内で13店舗を展開しています。


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