今年の桜も
関東ではもう葉桜、
そろそろ東北や上越あたりで
満開をすぎて舞い散るころでしょうか。
冬の間、ずっと待っていた春は
いつも駆け足で過ぎ去ってしまう気がします。
そして樹々の小さな芽が
どんどんのびはじめると、あっという間に初夏に。
今日は、早春をとどめるような干菓子を。
こんなふうに
薄紙にそっと覆われてます。

差しこむ陽のひかりで、なにを模ったものか、
わかってしまうかも。
開けてみると。。。

土筆です。
繊細なつくりなので、
茎に触れるとほろっと折れてしまいます。
この干菓子の正式な名前は、
筆頭菜というそうです。
筆頭菜は、土筆の別名。
たしかに、筆の穂先みたいにもみえる春の菜、
野原にちょこんと、でもしっかりと立つ姿は
まぎれもなく春が来たことを
教えてくれる小さな使者のような。

原材料をみると、きび砂糖、土筆とあります。
土筆といえば、
春の野原でたくさん摘んで
手が真っ黒になりながら袴とりをして
卵とじとか、おひたしとか、
ちょっと前に教えていただいたものでは、きんぴらとか。
土筆をそのまま干菓子に
変身させるなんて、新鮮なおどろきでした。
短いけれど、どうかよい春を。
世界中に穏やかな春が訪れることを
心から願いつつ。。。

「おいしそうな感じもするし。。。
ちょっと遊んでみたい気もするし。。。
と、迷うジュニアです。」