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ほぼ日刊イトイ新聞

2023-03-24

糸井重里が毎日書くエッセイのようなもの今日のダーリン

・「手前味噌」って、身びいきな自慢みたいな感じで、
 ちょっとわるい意味で使われるけど、
 「手前がおいしいと思わない味噌」なんて、だめだよね。
 音楽家の人たちって、みんな「いい歌でしょ」って言う。
 ステージでも、うれしそうにじぶんの歌を歌っているよね。
 ぼくは、もともと広告の仕事をしてたせいなのか、
 どうもじぶん個人のことについては、
 あんまり「手前味噌」をすすめられないでいる。
 でも、「ほぼ日」のことだと、
 けっこう「いいでしょ」と言えるんだよな。
 「ほぼ日」、いま、また、とてもいいなぁと思うよ。
 大人っぽく「まだまだです」という気持ちはあるけれど、
 それはそれとして、いますっごく元気だし、いい感じだ。
 冗談のようだけど、ぼくはだれよりも「ほぼ日」ファンだ。

 いまは、ゴールデンウィークに新宿三角広場で開かれる
 「生活のたのしみ展」の準備で、みんな忙しそうだ。
 ちょこちょこと相談されたり、のぞいて見たりしてるけど、
 「そうだよな、こんなこともやっておかないとな」と、
 あらためて思うようなことが着々とできている。
 これだけの大規模なイベントを「内製」でやれるって、
 実はすごいことだよと言われたけど、ほんとにそうだ。

 一昨日に募集を締め切った「ほぼ日の大開拓採用」も、
 驚くほどたくさんの人が応募してくれた。
 本気の採用に、本気で応えてもらっていることを、
 担当者たちは涙声で報告してくれた。
 ほんとは、全員みんなと縁がつながればいいんだけど。
 まずは、心からありがとうございます。
 入社して一年くらいの人たちと話していて、あらためて
 「来てよかった?」と訊くと、はいと素直に言ってくれる。
 そういうことも「手前味噌」なんだけど、うれしい。

 昨日は著作の『冒険の書』がベストセラーになってる
 孫泰蔵さん「ほぼ日の學校」での対談を収録した。
 孫さんぼくらのことを、ずいぶん詳しく見てくれている。
 おたがいに、もっともっとたのしくやりましょうね。

 まだ語れないけっこうな企画が、じわっと動いています。
 疲れたとか言ってられないよねー。

今日も、「ほぼ日」に来てくれてありがとうございます。
今夕は、ほぼ日手帳関係各社ぜんぶが集まっての食事会です。


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