糸井重里
・もしかしたら、ものすごく多くの人が、
「わたしに、『何々をしてくれ』と明確に言ってくれたら、
つまりわたしがするべきことを指示してくれたら、
思いっきり力を発揮するのに」
と思っているのではないか。
「わたしに、目標や明るい未来を提示してくれさえすれば、
わたしはいくらでもがんばるつもりだ、身を粉にしても」
と思っているのかもしれない。
おそらく、そうなんだろうと思う。
「つまり、やるべきことが与えてもらえず、
やりたいことが見つけられてないから、
わたしは力をフルに発揮できないのだ」
と思っている人が、ものすごくたくさんいるのだと思う。
ドラマのなかでは、尊敬できるリーダーがいたりして、
「彼を男にする」みたいに力をあわせるストーリーがある。
スポーツでも、戦さでも、企業の物語でも、よくある。
そういう物語に登場するチームのメンバーは、
もう「やるべきことがわかっている」から、
つらかろうが、無理だろうが、犠牲があろうが、
それをもう死に物狂いでがんばればいいのだ。
そういう場面にいれば、おれだって本気だせるのさとか、
上がしっかりしたビジョンを持ってないからさとか、
ついつい言いたくなっちゃう人もいるだろうと思う。
わかるよ、力はあり余ってるような気がするもんね。
だけどさー、
「やるべきことがわかっていて、
あとはせいいっぱいやるだけ」なんて状況は、
昔だったらともかく、いまの時代には、
どんどん少なくなっているんだよね。
そして、「やるべきことわかっている」なら、
人間じゃなくてAIにやってもらうことになるだろう?
梯子はあっても、梯子を上る力はあっても、
その梯子をどこにかけてどこに上るのかがわからない。
そんな時代に、やりたいことや、やるべきことがあるって、
ものすごくありがたいことなんだとも思うんだよね。
力を出せる場面をつくることが、創造性なのかもしれない。
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