外出自粛暮らしが2ヵ月を過ぎ、
非日常と日常の境目が
あいまいになりつつあるようにも思える毎日。
でも、そんなときだからこそ、
あの人ならきっと「新しい思考・生活様式」を
身につけているにちがいない。そう思える方々がいます。
こんなときだからこそ、
さまざまな方法で知力体力を養っているであろう
ほぼ日の学校の講師の方々に聞いてみました。
新たに手にいれた生活様式は何ですか、と。
もちろん、何があろうと「変わらない」と
おっしゃる方もいるでしょう。
その場合は、状況がどうあれ揺るがないことに
深い意味があると思うのです。
いくつかの質問の中から、お好きなものを
選んで回答いただきました。

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ほぼ日の学校・講師のみなさんの
新しい「生活様式」、楽しんでいただいてますか?
まさに十人十色、それぞれの方が
ちょっとだけ手元に増えた時間を使って
新しいことを始めた様子が伝わってきますよね。
今回は番外編として、読者の方から届いた、
この連載への感想をご紹介します。
講師のみなさんの授業風景と
あわせてご覧ください。
もしも見逃した回がありましたら、
ぜひこの機会にクリックしてみてください。

酒井順子さんのエッセイを読んで、
心がひととき明るく軽くなるのを感じました。
普段から、環境に左右されることなく、
平たい明るい眼をお持ちの方なんだろうなぁと
想像しました。

さりげなく日常を描いているようで、
その背後に非日常がすけてみえる。
最後のトマトジュースの甘酒割りにも
通奏低音に免疫力があるという
見事なエッセイでした。

ウチにヤブカラシが生えてなくて良かった、
と思ったのは酒井先生には内緒ですが、
草取りの楽しみを自覚させてもらい
感謝しています。


酒井さんの担当講義は、「橋本治をリシャッフルする。」第4回「『桃尻語訳 枕草子』の衝撃」。(新型コロナの影響で延期中。後日オンライン・クラスになりますが、公開日は未定です。講義の詳細はこちら。)

村口和孝さんのお話、
とっても面白かったです!
忘れたくないこと、がとくに面白かったです。
ここなのかー、と。

『失敗の本質』は、単行本でお持ちなんですね。
長年愛読してこられたんだろうなあ。


シェイクスピア講座・第12回「ベンチャービジネスと『ヴェニスの商人』」授業での一コマ。「人生は5幕からなっている。」と語られました。

町田康さん、 おもしろかった!
情け容赦なく自分に問うとか、
ほんとにしびれました。
ぐっと心臓を掴まれる感じがしました。
「といいつつ未だ読み返していません」とか、
「そんな事今更気づいても遅いです」、
などの町田さん節も、大好きです。


町田さんの担当講義は、「橋本治をリシャッフルする。」第6回「『双調平家物語』をひもといて」。(新型コロナの影響で延期中。後日オンライン・クラスになりますが、公開日は未定です。講義の詳細はこちら。)

今日は、上野先生の生活様式を読み、
早速先生の国文学の講義を
YouTubeで聞きました。
‥‥素晴らしかったです。
お話の内容はもちろんですが、先生の演出が。

わ〜〜〜!上野先生の大学の講義が聞ける!
なんて太っ腹な奈良大学。
ほぼ日の学校で、ぐいぐい引き込まれながら
聞いていました。いや、楽しみました、
と言う方が正しいかな?

上野先生の奈良大学の講義、
「愚かに生きる―山上憶良の問い―」 を
聴いてみました。
30分過ぎくらいの羅生門とかの朗読の
入魂っぷりがすごかったです!


万葉集講座・第2回「万葉集に出会う」授業風景。第1回「万葉集とシェイクスピア」第10回「『万葉集』を人生の伴にする」にもご登壇いただきました。一度聞いたら忘れられない、上野節です。

奥本大三郎さんの
カモシカの例え、書や翻訳の残像。
そんなこと、考えたみたこともなかったです。

いかにも虫が大好きという感じで、昆虫少年のように
虫のことを書いていらしたかと思うと、
「大学生のときの情熱」が「蘇って」きて
ランボー新訳なんて、
素敵だと思いました。奥本さんの中に、
虫とフランス文学が
仲良く同居していることがよくわかりました。


「ダーウィンの贈りもの I 」第14回・鼎談「ダーウィンと現代」(オンライン・クラスは今秋公開予定)での奥本さん。池澤夏樹さんとのトークサロン「文学者の心で科学する。」にもご登壇いただきました。毎回、サラサラと描かれる虫の絵が、本当にお上手です。

向井万起夫先生 さすが元演劇部員!
いつでも舞台に立てるよう
おさおさ滑舌訓練を怠らないんですね。
素晴らしいです。
そのうえ、バ行付加遊びまでなさるとは!
「楢山節考」について、おっしゃる通り
最高傑作だと思います。

向井万起男さんの「『引退した病理医として
チョット』言いたいこと」。
これって、引退したから言えることでも
あるんだろうなあ。
また向井さんの本が読みたくなった。

向井さんが天声人語でやっておられるという
「ばび語」、わたしも子供の頃から好きで
ちょうど先週むすめに教えたところでした。


「シェイクスピア講座」第9回「『オセロー』でシェイクスピアの魅力に出会う」での向井万起男さん。「ダーウィンの贈りもの I 」第9回「進化論の楽しみ方・サイエンスの遊び方」(オンライン・クラスは今秋公開予定)にもご登壇いただきました。

木村龍之介さんの「大きな樹を植える準備」。
読めてよかった。
コロナをきっかけにした思索と実践に、
ぼくらの姿勢も正されます。


「シェイクスピア講座2018」第1回「シェイクスピア全作品と出会う」の教室に立つ木村龍之介さん。第8回「過去と未来のシェイクスピア」第14回「シェイクスピアのある人生」にもご登壇いただきました。

マジシャン前田さんの動画、
ちょっともう想像を遥かに超えていました。
チョット家にあった素材で、
というレベルではないですよね。。
工房ですか?という設備に、
観たことのない道具、パーツ。
前田さんの手が、握りしめすぎて
赤くなっていたり、絆創膏が増えたり。
完成品も、アヒルの台が
マジックの本のデザインになっていたり。
どんな状況でも、たのしまれる姿勢、
ひとをたのしませようとする姿勢に、
圧倒されました。

「前田知洋さんのクラシックマジック研究室」第2期での1コマ。毎回が、驚きの連続でした。

ぜったいに体調を崩すわけにいかない。
そんな覚悟をもって
翻訳のラストスパートをしていらっしゃること。
背筋が伸びました!

松岡さんのおうちのお庭、素敵ですね。
そして、充実の食卓にびっくりしました!!


「シェイクスピア講座」第7回「シェイクスピアの台詞を味わう」の教室での松岡和子さん。シェイクスピア講座は、ほぼ皆勤で聴講されました。

昨日は吉坊師匠のYouTubeメッセージに加え、
歌舞伎講座8回を楽しみました。
声色、節のまわし方、
体を少し使っての動きの示唆、
めちゃくちゃ上手いですね。
プロだから、上手くて当前なんだろうけど、
素晴らしい!
面白いし、お茶目だし。
吉坊師匠の落語を、ぜひ生で聞いて見たいです。

桂吉坊さんの動画を見て、
動画越しでも心は動くし、
そのことを伝えたい、と思いました。


Hayano歌舞伎ゼミ・第8回「芝居狂いの人々~落語から知る、芝居好きの姿~」で芝居噺をご披露くださる桂吉坊さん。第2回「2時間で忠臣蔵たっぷりナイト~芝居噺を中心に~」にもご登壇いただきました。

辻和子さんの写真、
カメラマンが撮影する写真とも違う、
「イラストレーターの写真」だと思いました。
竜宮城の幻想的な色が本当にすてきです。
こうして普段から構図や色使いを
考えていらっしゃるのかな、と、
絵師さんのトレーニング現場を
見せていただいたような気持ちになりました。


「Hayano歌舞伎ゼミ」第5回「私は舞台をこう見る」授業での1コマ。記憶をたよりに描いてみた絵から、歌舞伎衣装を解説する辻和子さん。

ZOOM(編集者註:ビデオ会議)が、
こんな歌になるなんて……すごいです。
同じ体験してるのに、と思うと、
ため息が出ます。


「万葉集講座」第6回「万葉びとの恋」で、ご自身の『サラダ記念日』の歌も、万葉集の歌も、容赦なくツッコミを入れる俵万智さん。

寺田農さん、文章にも佇まいと存在感があって、
びっくりしました。
ひととき、演技を目にしたような読後感でした。
至極まっとうで、こういう人がいる、と思うと、
ホッとする心持ちがしました。

本棚に、「寺田農のマーチ」!?


「万葉集講座」第4回「山上憶良のまなざし」で、歌を朗読される寺田農さん。第8回「人はなぜ歌を詠むのか」では、即興で歌もご披露くださいました。

古武士の佇まいを持った方だとは思っていましたが、
このエッセイを読むと、本当に「武士」の心構えで
生きていらっしゃることが、よくわかりました。
こんな時代だからこそ、より丁寧に
ご自身の心身の変化を観察されるというのも、
武道家らしい姿勢だと改めて感心しました。
こういう生き方から、あの多角的な
ものの見方が出てくるんですね。


講座「橋本治をリシャッフルする。」第1回「橋本治の「ヘンな」本」で、『シネマほらセット』を朗読する内田さん。おもしろくて、読むのを止められない!そんな内田さんの熱が教室中に伝わった、濃密な授業でした。オンライン・クラスは、今秋公開予定です。

たくさんのご感想を、ありがとうございます。
講師の皆さんと、ほぼ日の学校のスタッフとで
本当にうれしく拝読しています。
「私の『新しき生活様式』」の連載のことでも、
ほぼ日の学校のオンライン・クラスのことでも、
よろしければ、ぜひgakkou@1101.com宛てで
お便りをお送りください。

※お寄せいただいたお便りは、後日、
ほぼ日刊イトイ新聞のなかで
紹介させていただくことがございます。
もし掲載を希望されない場合は、
そのむね、メール内にお書き添えください。

ご感想の紹介は、以上になります。
この、個性あふれる、おもしろい講師のみなさんの
講義は、オンライン・クラスで、ぜひご覧ください。

 

●ほぼ日の学校のオンライン・クラスを、
みんなで一緒に観てみよう!

これからはじめて観る方は、
こちらの120分無料動画もおすすめです。

ほぼ日の学校長・河野通和が、
オンライン・クラスのなかから
はじめて「ほぼ日の学校」にふれるかたと
観るのにふさわしい、5つの講義をピックアップ。
ゲストとのおしゃべりや解説とあわせて、
どうぞお楽しみください!

ゲストとしてお呼びしたのは、
シアターカンパニー・カクシンハン主宰の
木村龍之介さんと、
いにしえの文豪の 「シェイクスピア」さん。
意外とお茶目で日本語も堪能な
「シェイクスピア」さんには
いろいろな質問にもお答えいただきました。
(2020年3月18日19時〜配信)

■ダーウィンの贈りもの Ⅰ・第1回
「ダーウィンとビーグル号の航海」【15分版】
長谷川眞理子さん(人類学者)

■シェイクスピア講座2018・第10回
「シェイクスピアと音楽」【120分版】より一部
河合祥一郎さん(シェイクスピア研究者)

■シェイクスピア講座2018・第4回
「シェイクスピアの本質を味わう」【15分版】
橋本治さん(作家)

■万葉集講座・第1回
「万葉集とシェイクスピア」【15分版】
上野誠さん(万葉学者)
河合祥一郎さん(シェイクスピア研究者)

■シェイクスピア講座・第12回
「ベンチャービジネスと『ヴェニスの商人』」 【15分版】
村口和孝さん(ベンチャーキャピタリスト)

(つづく)

2020-06-05-FRI

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