ほぼ日刊イトイ新聞

「ほぼ日の学校」は、
開講してから2年近くとなり、
少しずつですが、だいぶ
「幹」の部分がしっかり育ってきたように
感じます。
そろそろ枝葉を伸ばしてもいいんじゃない?
そんな声が、根元のあたりから
次第に聞こえてくるようになりました。
「たらればさん、SNSと枕草子を語る」や、
「シェイクスピアの音楽会」
「落語で歌舞伎入門」など、
これまで番外編やスペシャル版は
いろいろやってきましたが、
9月に新たな特別講座に取り組みました。
講師は――
タネも仕掛けもたっぷりの、
とっておきの方にお願いしました!
(ほぼ日の学校長・河野通和)

今年9月に第1期生が集まったのは、
ほぼ日の学校・研究室。
参加していただくのは、わずか12人。
いつもの教室とは違う小さな会議室で、
講師と膝突き合わせて学びます。

研究室を主宰してくださる講師は、
マジシャンの前田知洋さん。
日本にクロースアップ・マジックを広めた
第一人者です。

ほぼ日の学校のシェイクスピア講座を
何度も聴講してくださった前田さん
は、
1000年以上の歴史をもつ
マジックの“古典としての顔”を
とても強く意識していらっしゃいます。
グーテンベルクの印刷機ができて
最初に印刷された聖書につづいて
印刷されたのがwitchcraft=妖術の本でした。
魔法、魔女、妖術、マジック……
政治、犯罪、まじない、占い……
「不思議」を呼び起こす技は、
さまざまな思惑と結びつき、
古来、人々の営みと切り離すことの
できないものでした。

そんなクラシックマジックと、
そこから広がる不思議の世界について、
前田さんが実演を交えながら
講義してくださいます。

3回の授業は毎回驚きに満ちたもので、
1期生のみなさんからは、
こんな感想が届けられました。

「びっっっくりしました。
『びっくりすると、口が開いちゃう』
という表現をマンガやアニメで見ますが、
あれは本当のことなんだっていうのが
実感できました」

「前田さんのカードとカップのマジック、
本当に本当に感動しました。
一連の流れが鮮やかで、
ただただ手品の好きな子供に
戻ってしまいました。
マジシャンとしてのご自身のお話も興味深く、
すべてプロのマジシャンからでないと
お聞きできない話で、大変貴重なものでした」

「魂が飛んでいってしまうようなマジックを
拝見して、何度もあの瞬間を反芻しています」

あなたもこの感動と驚嘆を
体験してみませんか? 
マジックだけでなく、
大学でAIを研究した前田さんが
なぜ「不思議」の世界に移ったのか?
前田さんが未来をどう見ているのか?
興味の尽きないお話も
じっくり聞くことができます。
ご参加お待ち申し上げます。

[前田知洋さんのコメント]人間は古くから不思議や奇跡に
憧れをいだいてきました。
この研究室では古代エジプトの書や
シェークスピアが参考にしたとされる
「妖術の開示」などを題材に、
現代まで続く不思議を
研究生の皆さんと探求していきます。

前田知洋さんプロフィール

日本にクロースアップ・マジックを広めた第一人者。
アメリカのアカデミー・オブ・
マジカルアーツのオーディションに合格。
英国王室チャールズ皇太子もメンバーの
The Magic Circle London のゴールドスターメンバー。
プライムタイムの特別番組をはじめ、
100以上のテレビ番組やTVCMに出演し、
歴代の総理大臣をはじめ、
各国大使、財界人にマジックを披露。
連載や執筆も多く、著書に『知的な距離感』(かんき出版)
『人を動かす秘密のことば』(日本実業出版)
『新入社員に送る一冊』共著(日本経団連出版)などがある。
最新刊は、言語脳科学者との対談集
『芸術を創る脳』(東京大学出版)。
東京電機大学工学部卒業。
学士論文は人工知能。
※クロースアップ・マジックとは、
少人数の観客に対してマジシャンが
至近距離で演じるマジックの総称。

[講座概要]

第1回
古代の魔法と妖術とマジック〜最高の不思議とは?〜
第2回
自由になるための技術「リベラル・アーツ」
前田さんがのぞいた人工知能の世界と人間の創造的表現
第3回
直伝クラシックマジック・ワークショップ
(全3回通しでの受講となります。
1回毎のお申込みはできません、ご了承ください)。
日時:
第1回 2020年1月15日(水)午後7時から9時まで
第2回 2020年1月31日(金)同上
第3回 2020年2月19日(水)同上
場所:
ほぼ日オフィス(東京都港区北青山)
受講料:
28,080円(税込、全3回受講料、特製トランプ代を含む)
(クレジットカードでお支払いいただきます。)
定員:
12名(応募多数の場合は抽選となります)
申込方法:
ほぼ日の学校WEBサイトにて募集、抽選販売します。

[応募概要]

募集期間:
2019年12月5日(木)午前11:00
~12月24日(火)午前11:00まで
当選発表:
2019年12月26日(木)中
お支払い締め切り:
2020年1月7日(火)24:00まで
ほぼ日の学校

※「ほぼ日の学校」について
気になることやご質問は、
gakkou@1101.com宛にメールで
お問い合わせください。

イラスト/イリアヒム・カッソー