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2017-09-20

おしらせ

糸井重里が毎日書くエッセイのようなもの今日のダーリン

・「弱った小魚」の演技をする。
 これが、バス釣りをするときのルアーの動きの基本です。 
 ま、そればっかりじゃなくて、
 小エビのような動きだとか、速い魚が止まった芝居とか、
 いろいろあるにはあるのですが、基本は「弱った魚」。

 これは、ルアーを追う魚のほうから考えれば、
 わりとわかりやすいと思います。
 「弱った魚」それは、「捕まえやすくて、おいしい」
 ということを意味しているわけです。
 「元気で泳ぎ回る魚」は、速くて捕まえにくいので、
 効率よく食べられないので、後回しにされます。
 そして、「死んだような魚」は捕まえやすいけれど、
 食べて病気になるという可能性もあって危険です。 
 だから、釣りをする人は、ルアーに演技をつける。
 「弱った小魚」が、ちょっと油断してるというようなね。

 この釣りの基礎的な知識って、
 なかなか応用が利くんですよ、釣りばかりじゃない。
 しっかり書いていくと長くなりそうだから、
 簡潔にいくつか書いてみますね。

 <泣き言を言ったり、弱さを売り物にしたりしてると、
 そこにつけこんでくる人に、狙われるよ。>
 捕まえやすいっていうのは、食べやすい、ですからね。
 失恋の直後が危ないとか言われてるじゃないですか。
 あるいは、金がないとか言いすぎてるのも同じですよね。
 ヘンな人や組織から声がかかったら、
 それは、あなたに油断があったということでしょう。

 <ルアーとは誘惑、魅惑という意味。
 捕まえられるんじゃないかと思わせる弱さを見せるのは、
 いわゆるモテちゃう人の釣りのテクニック。
 「元気で泳ぎ回る魚」は捕まえにくいので後回しに。>
 こっちは、捕まえられたいという場合のお話ですね。

 <どっちにしても、なんにしても「死んだ魚」はダメ。>
 どうにも、やりようがないですから。
 釣る側に立つにしても、釣られる立場になるにしても、
 ぷかーっと浮かんでるだけじゃ、死んだも同然ですよね。

今日も、「ほぼ日」に来てくれてありがとうございます。
すばらしい活躍だけどモテない人は、元気すぎるのかもね。


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