ほぼ日では、
どんな人たちがはたらいているのだろう。
インターン生がインタビューしました。

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ほんとに、つらくて、


だけど、楽しい。

ほぼ日でどんなことをしているんですか?

 

商品事業部に所属していて、今はweeksdaysという
プロジェクトを担当しています。
weeksdaysというのは生活全般の
スタイリストさんである伊藤まさこさんと
ほぼ日が一緒にやっているネットのお店で、
お店であるのと同時に
コンテンツが集まる場所になっています。

ーー
weeksdaysチームの中で、
具体的には何をされていますか?

私は、プロジェクト全体を見つつ、
商品企画から販売するまでの
全体進行みたいな役割です。
プロジェクト全体の販売計画を立ててつつ、
商品を企画してから
発売を実現させるために必要なことを
全てやるというイメージです。
各所にお願いしたり、調整したり、
抜けていることがないかチェックしたり、
みんなと連携して、実現まで持っていく感じです。
発売するにあたって、商品の魅力が伝わるには
どんなコンテンツがあったらいいか、
伊藤まさこさんをはじめとする、
チームのみんなとアイデア出し合って‥‥とかです。

 

ほぼ日に入ったきっかけを教えて下さい。

 

転職活動していたときに、
いろいろ見ている会社のなかの一つがほぼ日だった、
っていう感じですね。
当時はほぼ日のページを
週に1回くらいしか見てなかったから、
見つけたときは「締切前日!」だったんです。
本当は推薦状とか必要だったんだけど、
なんせ前日だったから誰にも頼めないし、
時間もなかったんで、
今まで、いろんな人からもらった手紙を
切り貼りして、自分でつくったんです。推薦状を(笑)。
前の会社でやっていたのは経営企画の仕事でした。
でも、ほぼ日での募集は総務、管理部チーム。
私は総務の仕事はしたことがなかったけど、
経営企画の経験でもOKですよ、
とのことだったので、応募したんです。

ーー
最初は商品ではなかったんですね。

総務の仕事はわからないし、疎外感もあって
3ヶ月くらいはやめたくてしょうがなかった(笑)。
でも、そこから、
徐々に自分の経験が活かせる機会ができたり、
商品に関わるようにもなったりして、今に至ります。
最初に担当したのは「ほぼ日のハラマキ」でした。

 

おしごとで一番忘れられない思い出はなんですか。

 

うーん、最近のことでいうなら、
PARCOの「ほぼ日曜日」で開催した「まさこ百景」ですね。
コンバースとのコラボ商品の企画を盛り上げながら
伊藤まさこさんに、思いっきり活躍してもらえる企画って
どういうものだろうって、ものすごく考えたし、
この企画をきっかけにして、
weeksdaysというブランドを
より広く、多くの人に知ってもらうために
どうPRできるかなっていうことも
同時に考えて、組み立てて。
これをきっかけに、書籍『まさこ百景』まで出せるなんて
考えていたときは全然予想もしていなかったので、
実現する力がすごいチームだなって、改めて思いました。
そのぶん、やることが多くて、もう(笑)。
最近いちばん悩んで、大変で、楽しかった思い出ですね。

 

ほぼ日を一言でいうとどんな会社ですか?

 

んーーー‥‥(沈黙)
ほんとに、つらくて、だけど、楽しい。
楽しいけどつらい、って感じ、その両方‥‥。
楽しいけどつらいし、つらいけど楽しい、みたいな。
だから、楽しいだけではないです。
楽しいだけだと退屈すると思うんです。

(取材/西村 構成・文/西村)

2021-02-09-TUE

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