ほぼ日では、
どんな人たちがはたらいているのだろう。
インターン生がインタビューしました。

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ルーティンを嫌う会社、


自分たちで考える会社。

ほぼ日でどんなことをしているんですか?

 

主に商品の企画担当者をやっております。
今は主に「ほぼ日のアースボール」を担当しています。

4年前に入社したのですが、
当時はいろいろ見てみようと思って
いろんな打ち合わせに入れてもらって、
そのひとつに
「ボールのように蹴っ飛ばせる地球儀」という
プロジェクトがあったんです。
ちょっと、わけわかんないじゃないですか(笑)。

でも、そのとき糸井さんが出していたコンセプトが、
「地球は無限のコンテンツ」っていう言葉だったんです。
地球というひとつのプラットフォームから
無限のコンテンツを発信していくっていう。

そのときはまだ先が見えない感じがあったんだけど、
実現しようとしている
プロジェクトそのものに、すごく面白みを感じて。
しばらくはなんとなく打ち合わせに
参加してたんだけど、途中で「俺やりたいです」って。
そんな感じで僕はアースボールの担当になりました。

 

ほぼ日に入ったきっかけを教えてください。

 

もともと、なにか考えたり企画したり、
それを言葉にしたりするっていうのが好きでした。

ほぼ日刊イトイ新聞は
ちょっとしたファンみたいな距離感で、
自分との接点はないと思ってたんだけど、
あるとき商品企画部の募集を見つけて。
それで受けてみたら選考に通ったんです。

「おや? 入社しちゃうのかな俺?」って(笑)。

 

おしごとで忘れられない思い出はなんですか。

 

印象的なことで最近の話で言えば、
コロナで2ヶ月間、家にいる期間があったんです。
あのときに「回復」したんですよ、自分の何かが。
完全に会社に行かずに、
家で家族とすごすみたいな時間が
ずいぶん心にプラスな影響があったんです。
じっくり考える時間と、心の余裕ができた。

そのときに、アースボールに関しても
いろんなことを決めて、社内にもどんどん発信して。
そのときに考えたり決めたりしたことが
最終的に今のアースボールに結実しているので
じつは重要な時期だったなって思います。

 

さいごに、ほぼ日って一言でいうとどんな会社ですか?

 

それぞれが考えて、何かをする会社。

すごいなあって思うのは、
「ルーティーン」みたいなものを
とにかく嫌う感じがあるんです。
「ふつうは、こうでしょ」っていうところには
まず行かない。そこが、本当にすごいなと思います。

クリエイターがクリエイティブなことを考えるのは、
まぁ普通の話ですけど
そうじゃない場面でも、みんながみんな、
とりあえず「自分たちで考える」ことをしている。

だから自分で動いたり、
自分で決めるんだっていうことに関しては
自覚的にいた方がいいと思います。
誰も何もしてくれないと嘆いても仕事は降ってこない。
「じゃあ、ぼくが、わたしがやらしてもらいます!」
くらいな感じがいいと思います。

(取材/宮・清水 構成・文/清水)

2021-02-09-TUE

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