このスカート、よーく見てみてください。
プリーツが左右ちがいます。
左右がちがうのに、同じシルエットに見えるデザイン。
フロントも、ほら、内・内タックで、外・外・外・外！
だから名前が「ランダムタックスカート」っていうんです。

これは、luxluftのデザイナーである児玉洋樹さんの
「歩いてるとき、スカートの揺れ感を、
均一に出したくない」
という思いゆえのデザイン。
このプリーツのくふうで、
揺れ感が立体的、有機的。
歩く姿がとても印象深いものになるんです。

落ち感を出し、柔らかさと揺れ感を追求すべく、
素材はコットンテンセルのチノ。
留め具はちょっとミリタリーっぽいタックボタンで、
目立たないように後ろについています。
きれいなのだけれどオーセンティックにと、
あえてワークディテールの太めのベルトループを
タックと同じ幅でつけました。