今回ふたりと話していて感じたのは、
受け取る側はそれに気後れするでもなく、
ホストに感謝の気持ちを伝えるのが、
一番喜んでくれるんだろうな、ということ。
見返りを求めるためにやってるわけではなくて、
相手を思いやるからこそあの手この手で
ゲストの嬉しいポイントを突いてくるのです。
おもてなしは、ホストからゲストへの
「ようこそ」「ありがとう」の
気持ちが詰まった、幸せなコミュニケーションなんだなぁ
と改めて感じました。
「このアイテムって、実はこういう意図で選んでるんだ」
「今日のメニューは〇〇をきっかけに決めたんだ」
などといった、背景にひそむストーリーを教えてもらうと、
ホストとゲストの間に、
新しいコミュニケーションが生まれるかもしれません。
わたしはそれほど経験値が高いわけではないけれど、
今度誰かを迎えいれたくなりました。
きっと、自分が一番楽しい時間になるんだろうなと
今からすでにわくわくしています。
改めて思い返すと、自分の結婚式でも
来てくれる人が楽しい時間にしたい、という想いが
何より先行していたのも、そういうことだったんでしょう。
なんて言いつつ、その時間一番楽しかったのは
自分だったとも思うのですが。
おもてなしは、心遣いのコミュニケーション。
その時間、その場所に集ったみんなが
楽しく幸せな時間を過ごせますように。
わたしもおもてなし上手になりたいものです。
経験値をためなければ。
長いテキストになってしまいましたが、
お付き合いいただき、ありがとうございました。
(おわります)
