- でんさん
-
「なんでシャワーだけなのに、1時間も入ってるの?」
ってお父さんに聞いたら、
「掃除してる」って言ってて。
何種類もブラシとか使って掃除してるの!
誰も使わない湯船の掃除を!(笑)
- ——
- 浴槽いらないのに!すごい!
- でんさん
-
すごい古い家なんだけど、
洗面台とかも、きれいに磨いて拭いて、大切に使っているのを
お父さんがやってるのをずっと見てたから、
それが強く残ってる気がする。
うちにとってはそれ、普通なんだけどね。
- ——
-
すごい水周りに特化した話になってきちゃったけど、
そもそも家で○○パーティってやったりとか、
人が家に来たりとか。
そういうモチベーションってどこなんだろう?
さっきの話からも、苦に思うどころか、
感謝ばかりだったけど、自分の楽しさ‥‥?
- でんさん
-
もうね、自分の楽しさでしかないかもね。
誰かが家に来てくれて、掃除するきっかけがあるというのは
副産物でしかない。
毎回集まる時はテーマを設けているんだけど、
わたしが何かしたいことがあったり、共通のテーマがあったり。
- ——
-
つい最近は東北の日本酒の会やりましたよね。
その前は牡蠣を取り寄せてみんなで剥いたし。
- でんさん
-
そうそう。牡蠣の時は、北海道の厚岸の漁港で牡蠣を
めっちゃたくさん買っちゃったから、
一人で食べきれないしおいでよって。
もしくは、絶対この人たちで楽しみたい!って時もある。
趣味の野球観戦のメンバーで決起会をしようって時は、
やっと出会えた巨人ファンの友達だから、
自分たちが好きな珍プレー・好プレーや、名シーンを家で
見ながらの方が楽しいかなと思って自宅でやることにしたの。
だから、たぶん自分が楽しくない会はやったことがないね。
ホームパーティは多分100回以上してると思うけど、
呼びすぎてひとり暮らしの家に15人くらい来ちゃった時とかも
あったかな。あれは呼びすぎた(笑)

「ねこを愛でる会」で作った、華やかなちらし寿司
- でんさん
-
でもまあ、自分にとってメリットがあるからやってるって
ことでしかないのかもしれないなあ。
実は今日、冷蔵庫を買い換えようと思っていて。
- ——
-
急に冷蔵庫の話きた。
でも、偶然なんですけど、わたしも
実は昨日電気屋さんに見に行ったところなんです。
360Lのやつを‥‥
- でんさん
- こっち、430L。
- ——
- ひとり暮らしでそのサイズ!?もはや店!?
- でんさん
-
でかすぎだよね(笑)
でも、投資をするっていうのはとても大切なことだと思っていて。
この前もオーブンレンジ買ったんだけど。
- ——
- 本当だ、ヘルシオになってる!
- でんさん
-
やっぱりそういうものを取り入れると、
新しいチャレンジができるようになる。
それを使うことで、また新しいスキルが身についたり、
チャレンジができるなと。
大きな冷蔵庫があれば準備の手間が省けるし、
これまで使えなかった食材にも手が出せる。
料理の幅がまた広がりそうでとっても楽しみ。
あとね、おもてなしとはちょっと違うんだけど、
置いている本とかで会話が広がったりもするから、
本はわざと置いておくときもあるかな。
人を招くと、相手の素性がちょっと見えるというか‥‥
トイレのふた開けっ放し派なんだね‥‥とか(笑)
- ——
- やっぱり水周りに戻ってくる(笑)
- でんさん
-
家はなんでもやってくれるお店とは違うから、
ホームパーティの場合、ゲストはどう振る舞うのがいいのか
ちょっと意識したほうがいいかもね。
単純なところだと空いたお皿を下げるとか、靴を揃えるとか。
絶対にゲストに皿を下げさせない主義のホストも
たまにいたりするけど(笑)
絶対にやるべき!とわたしは全然思っていなくて、
やり方に人のタイプが見えて面白いなぁと。
- ——
- タイプ診断のような。
- でんさん
-
ホームパーティでのお皿の片付けにもレベルがあって、
レベル1 シンクまで持ってくる人と、
レベル2 洗ってカゴに入れる人と、
レベル3 洗って、カゴから出して拭いて置いておく人と、
最高レベルは、全部しまう人と。
- ——
- 全て知り尽くしてる(笑)
- でんさん
-
慣れている人は自分の家の感覚でやれる。
実家でもひとり暮らしでもそういうのをしてこなかった人は
何もしないことが多いかも。
そのレベル差って実はとても大きい。
逆に、家主にもいろんなタイプがいて、
わたしもいろんな家に行ったから、
パターンを考えて気遣うようになったかも。
友達の場合は「どこまでゲストにしてもらいたい人?」って
先にズバッと聞いちゃうこともある。
お土産は何がいい?ってはっきり聞くことも。
そのあたりのコミュニケーションをしっかりしておくと、
「逆に自分が誰かの家に行った時に、こうしよう」っていう
アイデアが湧くからね。
人が来ると、逆の人の立場が考えられるようになるのは
いいかもしれないね。
(つづきます)
