その8
シャツにあわせる

カーディガンのこと。

今回、シャツと合わせて販売することになった
あたらしいアイテムがふたつあります。

ひとつは、すでにお伝えしたAtaraxiaの、パンツ。

そしてもうひとつが、
STAMP AND DIARYのカーディガンです。

アトリエで取材をしていたとき、
「着こなし」の話になったとき
出てきたのが、このカーディガン。

夏向けのフレンチスリーブも、
カーディガンを羽織ると
冷房の下での防寒にもなるし、
おしゃれとしても広がりが出るということで、
最初は「なるほど、カーディガンを合わせるのが
いいですよ、って書こう」と思いながら、
話を聞いていたのです。

が‥‥そのカーディガンの評判が、
チームの女性たちにとてもいい。

しかも「カーディガンならなんでもいい」
わけじゃなくて、
「このカーディガンがいい」と。

だったら、このカーディガンも
一緒に並べたらどうかなと考えました。

メンズの取扱がないのに言うのもなんですが
ぼく(武井)はカーディガンが好きです。

セーターにくらべて「きちんと感」が出る。

着脱がしやすいので旅行(飛行機とか)にもいい。
でもメンズのカーディガンって
なかなか夏向けのものはありませんよね。

(探せばあるんだろうけど。)

そういえばいまどきは、ニットジャケット、
という名前で、やわらかな素材のジャケットが
けっこう流行っているみたいです。

きっとカーディガン感覚で着られるから、
便利なんだろうなあ。

話がそれました。STAMP AND DIARYのカーディガンです。

素材は、スーピマ綿をガス焼きし、
その上で強い回転数で撚糸して、
そのあと撚りが戻らないように
熱加工をしてから、ニットにしています。

同じ綿素材なのにシャツよりも「ひんやり感」がある。

それは、糸のつくりによって、
肌にふれる面積が少なくなっているため
涼しく感じるのですね。

このカーディガンを購入したかたは、
「着ると涼しい」「真夏に大活躍」とおっしゃるのだとか。

(たしかに、手を入れると、涼しく感じました。)

触った感じは、ことばでいうと「シャリッ」。

でも「ごわごわ」ではなく、しなやかです。

「真夏のホットアイテムです!」

と吉川さんは言うのですが、
合ってるようなまちがってるような。

ともかく「夏にいいカーディガン」であることは
まちがいなさそうです。

身幅がとても広く、袖は7分くらい。

重ね着をしたとき、ちらっと裾から白いシャツが
とてもかわいい感じになります。

いいなあ、メンズはないのか。(ありません。)

おわかりかと思いますが、
このカーディガン、リバーシブルじゃなくて‥‥
ええと、なんていうんだろう、「後ろ前OK」!
どちらを前にしてもいいんです。

ボタンを前にすれば、襟なしのカーディガンとして。
ボタンを後ろにすれば、プルオーバーとして。

シャツの上に羽織るのはもちろんですが、
タンクトップの上にこれ一枚というのもかっこよさそう。

畳むとうんと小さくなるので、
ふだん持ち歩くのにも便利なはず。

色は2つ。ネイビーと、ライトグレーです。

これは「どんなふうにも使える、便利な色」
ということで、みんなでえらびました。

発売はもうすぐ! 6/21(水)からです。

今日は日曜日なので短めの更新でした。

次回は6/19更新、肌着のことをお伝えしますね。

そう、あの大好評だったシルク100%の
洗える肌着「ma.to.wa.」再入荷なのです。

2017-06-18-SUN

<いままでの更新>

▶︎その1 ことしの旅がはじまります。

(2017-06-09-FRI)

▶︎その2 いまほしいのはこんなシャツなんです、HITOYOSHIさん。

(2017-06-12-MON)

▶︎その3 シャツ工場のひみつ[1]

(2017-06-13-TUE)

▶︎その4 シャツ工場のひみつ[2]

(2017-06-14-WED)

▶︎その5 イタリア・アルビニ社のリネンをつかおう。

(2017-06-15-THU)

▶︎その6 Ataraxiaという、あたらしいブランドと成田加世子さんのこと。

(2017-06-16-FRI)

▶︎その7 吉川修一さんのSTAMP AND DIARYは、ことし。

(2017-06-17-SAT)

▶︎その8 シャツにあわせるカーディガンのこと。

(2017-06-18-SUN)

▶︎その9 あのすごい肌着を、ふたたび。ma.to.wa.の恵谷太香子さん。

(2017-06-19-MON)

▶︎その10 旅とシャツ。HITOYOSHIシャツ吉國武さん。

(2017-06-20-TUE)