
シリーズ「50/80」、続きましては
長崎県美術館の企画展を、ご紹介します。
被爆・終戦から80年目の夏、
同館では、18世紀から19世紀にかけて
スペインで活躍したゴヤの作品を通して
「戦争」というものを見つめています。
200年も前の作品が、
現代の戦争に対し語りかけることとは。
他にもピカソや藤田嗣治、
コルヴィッツ、丸木位里・俊夫妻から
現代日本の彫刻作品まで、
見ごたえたっぷり、盛りだくさんの内容。
ご案内は、担当学芸員の森園敦さん。
担当は「ほぼ日」奥野です。
どうぞ、じっくりごらんください。
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被爆80周年の年の夏の企画展
ゴヤからピカソ、そして長崎へ
芸術家が見た戦争のすがた
今回の取材でもたっぷり拝見していますが
「幻の2点」をふくむ
ゴヤの《戦争の惨禍》82点全点展示が
何といっても静かに圧巻。
さらにはアメリカから永久貸与されている
東京国立近代美術館の藤田嗣治、
大原美術館のフォートリエ、
その他コルヴィッツ、浜田知明、東松照明、
香月泰男、北川民次、
そしてピカソの《ゲルニカ》の陶板複製。
見応え満点です。
会期は9月7日(日)まで。
詳しいことは公式サイトでチェックを。 -
ヴェトナム戦争/太平洋戦争にまつわる
読者のみなさんからのお便りを募集いたします。ご自身の戦争体験はもちろん、
おじいちゃんやおばあちゃんなどご家族や
ご友人・知人の方、
地域のご老人などから聞いた戦争のエピソード、
感銘を受けた戦争映画や小説についてなど、
テーマや話題は何でもけっこうです。
いただいたお便りにはかならず目を通し、
その中から、
「50/80 ヴェトナム戦争と太平洋戦争の記憶」
の特集のなかで、
少しずつ紹介させていただこうと思います。

