2012-12-18-TUE 更新



ブランダード


ポルトガルで、こんなにいっぱい
干し鱈(バカリャウ)食べるんだ!
とおどろきました。
しかもその調理法がやったら多くて、もちろんおいしい。
で、その文化って、ポルトガル固有じゃなくて、
スペインから南仏にかけてもあるんだそうですね。
このブランダードは、フランス料理のレシピです。
フランスのラングドック地方、
ニームの名物なんだそうです。
南の料理なのでオリーブオイルを使います。

・[北洋食産]すきみ鱈(干し鱈)‥‥60グラム
・牛乳‥‥200ミリリットル+30ミリリットル
・じゃがいも‥‥1コ
・オリーブオイル‥‥30ミリリットル
・にんにく‥‥半片
・生クリーム‥‥20ミリリットル
・塩‥‥少々
・白こしょう‥‥少々
・レモン汁‥‥半コ分
・バゲット
・イタリアンパセリ

じゃがいもを水からゆでて、皮をむいておきます。
干し鱈を適当な大きさに切って、
牛乳200ミリリットルに入れ火にかけます。
鱈が煮くずれたら、じゃがいもといっしょに
フードプロセッサーにかけちゃいます。
これで「干し鱈とじゃがいものピュレ」ができます。
鍋にオリーブオイルを入れ、すこし熱して、
ピュレを加え、牛乳30ミリリットルと生クリームを入れ
かき混ぜながら熱して、水気をとばしていきます。
いい感じに煮詰まったら、塩こしょうで味をととのえ、
レモン汁をまわしかけてさっと混ぜてできあがりです。
焼いたバゲットにのせて、
イタリアンパセリをそえてどうぞ。
じゃがいもは、ねっとりしたメークイーンにします。
*これ、作ってみて思ったんですが、
牛乳がけっこう多いので、煮る用に使ったぶんは、
別にしておいて(しょっぱいし)、
足りなければそれでのばす、くらいの感じのほうが
最後の仕上げがラクでした。

[北洋食産]

すきみ鱈 / 100gあたり 840円
こちらは、調味料コーナーを離れ、
惣菜コーナー「旨の膳」へ。
武井さんにご依頼いただいた干し鱈を探していたら、
北海道の珍味を販売する[北洋食産]の店長さんより、
「これでブランダードを作るとオイシイから
 ぜひ試してみてよー」とおすすめされました。
鱈の身を塩漬けにして干したすきみ鱈は、
北海道の伝統的な保存食のひとつ。
干しだらはポルトガル語で「バカリャウ」と呼ばれ、
北欧をはじめ世界各国で親しまれています。(松田)




かんたんポテトサラダ


ポテトサラダは家庭の味が見事に出る料理だと思います。
我が家のポテトサラダは、ほんとうに素朴な味。
たまにウインナーとかハムとかが入って豪華になりますが、
今回はじゃがいも・にんじん・きゅうりのみの
シンプルなもの。
ヨーグルトを加えることにより、
ほんのり酸味があっていくらでも食べられる美味しさに。
余ったら食パンやロールパンにのせて
少し焼いて食べてもまたウマイです。

4人分
・じゃがいも(だんしゃく)‥‥中2~3個
・にんじん‥‥小1本
・きゅうり‥‥1本
・ヨーグルト(砂糖の入っていないもの)‥‥適量
・塩‥‥少々
・こしょう‥‥少々
・[松田]松田のマヨネーズ辛口(松田)

にんじんは皮をむき、薄切りにしてさっと茹でます。
きゅうりは薄切りまたはさいの目切りにして
軽く塩でもみます。
じゃがいもは茹でたら熱いうちに皮をむき、つぶします。
このとき、原形を残し、ごろごろした感じにしてください。
じゃがいも、にんじん、きゅうりを合わせ、
そこにマヨネーズとヨーグルトを合わせます。
さっぱり系が好きな方はヨーグルト多めで、
こってり系が好きな方はマヨネーズ多めにしてください。
適宜味見をし、塩で味を調えます。
盛り付けて、黒こしょうをかけてできあがり!


[松田]

松田のマヨネーズ 辛口 / 300g 481円
なんといっても名前がいいですよね、
パッケージもカワイイし。
昔、テレビでこのマヨネーズを見て
勝手に運命を感じていましたが、
調味料担当になり、まさか自分がこのマヨネーズの
担当になれるなんて、幸せ! と思いました。
母が「マヨネーズ変えたらポテトサラダが
美味しくなった!」と申しておりました。
やっぱり、おいしいマヨネーズは料理を変える、
おいしい調味料は料理を変えると
改めて実感できる一品です。
甘口・辛口とありますので、おこのみで!(松田)




▲ 画像をクリックすると、大きな画像が表示されます。
2012-12-18-TUE

 

予告