凛として、やわらかで、うつくしい女性。

その言葉にかたちをつけるとしたら、と
デザイナーの池邉祥子さんは考えました。
そして、かたちになったのが、
彼女のブランド、TALK TO ME の白いシャツです。

キリッとしているけれど、やさしさもある、
そんな女性の佇まいが感じられるシャツは、
シンプルに見えて、個性的。
着たひとをきれいに見せてくれます。

首に沿う立ち襟のシャープな印象から、
裾に向かう前立てはゆるやかにカーブして、
ゆったりとやわらかな表情を見せます。
わざとずらした裾のラインも、アクセント。

身頃からつづく袖は、肩のかたちを選ばず、
自然に沿い、なじんでくれて、
まろやかな女性らしさをつくります。

七分の袖丈も、長すぎず、短かすぎず、
体型を選ばず、きれいに見える長さです。
脇にマチがあって、腕の動きはスムーズ。

まるで２枚のシャツを縫い合わせたように、
全体が二重構造になっていることも
このシャツの大きな特徴です。

内側に縫い代がありませんから、肌にやさしく、
ふんわりと包まれているような感触です。
そして、薄手のコットン生地ですが、
空気をふくんで、意外にあたたかいんです。

前あきは、ボタンの見えない仕上げ。
見えないボタンですが、
特注のマット仕上げの貝ボタンです。
ボタンホールの位置やかたちも、
人の動きに合わせて、はずれにくい工夫をしています。

ＭとＬの２サイズ展開。
サイズ選びのポイントは、肩幅です。
肩のラインが合うと、
きれいに着ていただけますから、
身幅よりも、肩幅が大切です。
いつもはMサイズをお選びになっている方でも、
肩幅が広い方には、Lサイズをおすすめします。

お洗濯は、ご家庭で手洗いができますが、
肩周りなどのアイロンがむずかしいので、
きちんとした雰囲気で着たい場合は、
ドライクリーニングでのプロ仕上げがおすすめ。
シワをたのしむように、ナチュラルに着るなら、
もちろん手洗いしていただけますよ。

襟のカットが際立つように、一枚で、
ボタンをきちんと留めて着るのがおすすめ。
裾はボトムスに入れてもバランスが取りやすく、
アウトなら印象的な前立てが引き立ちます。
パンツならワイドでも細身でも。
スカートならタイトめなものが似合います。

※手作業でつくっているため、
縫い代の透け感など、
ごく細かい部分に多少の個体差があります。