すっきりとしたスタンドカラーの
女性らしいイメージのブラウスです。
清潔感のある白いコットン生地には、
光の当たり方で、織り模様が見え隠れします。
アンティークな花柄が、ひそんでいるんです。

これは、ジャガード織り。
上等なシーツのような、
やわらかで、ふんわりとした肌ざわり。
織り模様のわずかな凸凹のせいで、
汗ばんでも肌につきにくく、さわやかです。

デザインも、たっぷりめの身幅で風通しが良く、
袖つけの縫い目もないので熱がこもりにくい。
一見、真四角で袖が短そうに見えますが、
着てみると、二の腕がちゃんと隠れる長さ。
気になるところをカバーしてくれます。

後ろは、３つ並んだボタンを開けて、
かぶって着るスタイルです。
ヨークの下にたっぷりのギャザーが入って、
ふんわりしたかたちがフェミニンな印象。
でも裾は広がりすぎず、すっきりしています。
着丈はヒップがほどよく隠れて、
スカートでもパンツでも、ボトムスを選びません。

スタンドカラーのクラシックな感じも魅力的。
低すぎず、高すぎず、バランスがよく、
首をほっそりと、きれいに見せてくれます。

Ｔシャツのように着られる、ちゃんとしたブラウス。
それが、nooy（ヌーイ）のおふたりのコンセプト。

１枚で着たり、カーディガンを合わせるような
カジュアルな着こなしも素敵ですが、
たとえばジャケットを羽織ったら、
「きちんと感」が、ぐぐっと上がるんです。

ジャガードのコットンは、
ご自宅でお洗濯ができて、
アイロンなしで良い質感が出せる、
お手入れが楽でおしゃれな布地。
そんなところもＴシャツ感覚です。

夏はＴシャツが定番、というかたも、
ちょっと違うおしゃれをしてみませんか？

それから、ちょっと裏技的なアイディアをひとつ。
それは、前後を逆にして着ることなんです。
胸元をギャザーが包むこの着方は、
ボタンを開けて襟を抜くようにして、
肩の線を後ろに持ってくるのが、きれいに着るコツ。
ただし、これは偶然見つけたアレンジなので、
ぜひおすすめ、というわけではありませんから、
そのあたり、ご理解くださいね。