あまく濃厚で、さわやかな風味が
口いっぱいに広がる、
とっておきのトマトジュースが入荷しました。
水分を極限まで控えることで
植物の生命力を引き出す「永田農法」を
用いて育ったトマトは、
真っ赤で引き締まった見た目をしていて、
うまみとコクがしっかりと詰まっています。
ジュースへ加工する際も、
食塩や砂糖は一切加えていません。
ごほうびのようなジュースの
贅沢な味わいを堪能してくださいね。
生産者の中野さんが語る、
「今年はかなり厳しい栽培条件でした。
それでもお客さまの期待は裏切れません」
例年、トマトの生育状況について
生産者の中野さんにお話をうかがっているのですが、
ここ数年、必ず話の中心になるのが、
「猛暑」というキーワードです。
北海道・余市はもともと
トマトの原産地であるアンデス地方に似た
水はけの良い土壌と、ミネラル豊富な潮風も加わった、
トマト栽培に適した土地でした。
ところが、ここ数年の異常気象に、
多くのトマトがダメージを受けていると言います。
「猛暑に加え、夜になっても
気温が下がらなかったこと、
そして収穫時期に雨が続いたことで、
充分にあまさを蓄えられなかった実が
大量にできてしまったんです。
いっそコンセプト自体を変えて、
砂糖や蜂蜜入りのジュースにしてはどうか‥‥
そんなことを真剣に検討してしまうほど、
この夏は大変でした。
それでも、他のものは一切加えずに作る、
うちの100%のトマトジュースが好きで
買ってくださっているお客さまのことを思うと、
やはり、できることはすべてしなければと思いました。
今年の最も大きな工夫としては、
ビニールハウスの入口の開閉部分の幅を
大きく広げたことです。
風通しを格段に上げ、熱がこもらないように
一層の設備投資をしました」
それでも追いつかないほどの猛暑が続く中、
中野さん一家が昼夜を問わずビニールハウスに通い、
トマトの成長を見守り続け、
さらに、熟したトマトの中でも、
しっかりと糖度の高いものだけを厳選し、
トマトジュースに加工してくださいました。
「工場での加工工程もさらに見直したことで、
今年はなんとか美味しいものが作れましたが、
来年は栽培時期をずらすことも視野に入れ、
この気候に対応していければと思っています」
おいしさの秘密は
永田農法で育った「大玉トマト」だから。
このトマトジュースの大きな特長は、
「大玉トマト」を使っていることです。
ミニトマトを使ったジュースであまいものはあっても、
大玉トマトを使ったもので、
ここまであまいジュースはめったにありません。
しかも、ただあまいだけの
トマトジュースではないんです。
大玉トマトならではのさわやかな酸味があるからこそ、
飲んだときにくどさを感じず、
うまみとの絶妙なバランスを楽しめます。
また「大玉トマト」といっても、
水分を吸って膨張したトマトでもありません。
見た目は小ぶりで引き締まっており、
手に取るとずっしりとした重みがあります。
輪切りにすると、通常のトマトよりも
「部屋」のような数が多く、果肉がしっかりしているため、
ゼリー状の部分が流れ出ることがほとんどありません。
これは、水分を極限まで制限した
「永田農法」という特別な栽培法によるものです。
厳しく育てられたトマトだからこそ、
水っぽさがなく、フルーティで濃厚な
おいしさが詰まっています。
自社工場で、
ジュースに加工しています。
真摯に畑でトマトを作り続けているだけでなく、
8年前に設立した自社工場も、
初期からノウハウを積み重ねてきました。
「トマトをカットし、煮込んで裏ごしするという
単純な作業ですが、シンプルだからこそ手を抜くと
すぐに品質に表れます。
最初は苦労しましたが、今はようやく
満足のいくものができるようになりました」と、
確かな手応えを感じています。
食塩も水も一切加えていません。
うまみがぎっしりと詰まった特別なトマトを、
食塩も砂糖も一切加えず、
トマト100%のフレッシュなジュースへと
加工したのが「おらがトマト」です。
濃厚なあまさに、さわやかな酸味も加わって、
フルーティな味わいに仕上がっています。
飲みやすく、これまでトマトジュースが
苦手だったという方にも好評をいただいています。
おいしい飲みかた
冷やしすぎると香りが飛びますので、
お召し上がりになる直前に
冷蔵庫で冷やしていただくのをおすすめします。
※開封後は必ず冷蔵庫に入れてください。
