どうなる幸せな家庭、
どうする幸せな家庭?!

男子禁制篇
もともとは、「幸せな家庭がほしい」と強く願う
ひとりの職業婦人のコトバがきっかけであった。
それって、なんなんだ?そんなものはあるのか?
結婚ってなんかコツでもあるのか?したほうがいいのか?
参加者全員を野放し状態にして、大討論会。
読まなきゃよかったと後悔しても責任はもたないし、
いやぁ読んでよかったと言われても、微笑み返すだけさ。

混乱が怒濤する!疑問が積層する!
責任が天翔る!幻滅が昇天する!
行くか戻るか立ち止まるか落ちるか泣くか狼狽えるか?

<第7回 幸せを呼ぶアンケート結果発表!
 〜そして最終回〜>


幸せ微分積分、通天閣あかりです。
「幸せな家庭とは何か」などという問いに、
「何」とは言えないのに「何」と言ってみたくて
このように9日間も真剣に考えてまいりました。
darlingのいぬ間に、と始めたのに、
darlingはとっくに帰国しております・・・。
おかえりなさいませ。

読者の皆さまも、そんなこちらの企画に、
真剣に、かつ楽しんで参加してくださり、
本当にありがとうございました!!!

「今、幸せだと思える力」を持ちたいなということを
みなさんから教えていただいた気がしています。

それでは、本当に残念ですが(わたしだけ?)
今回の結果発表を持ちまして、
ひとまずお開きとさせていただきます!
まずは1通のメールから紹介しますね。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

回の企画のおかげで、いろいろと考えました。
結婚前は好きな人と暮らしたら
バラ色の生活なんだと思ってましたが、
今は子供もいるので、時々ある楽しいことを楽しみに
地に足をつけて生活していくのが幸せです。

自分は恋愛体質だと思っていましたが、
それは自分が不安定だったからなのかもしれません。
子供を持ってはじめて「絶対的な愛」が
存在することを知りました。
ですから、SMAPの「らいおんハート」の
子供に「世界で2番目に好きだ」と告げる歌詞には
うなずけませんでした。
パートナーも1番かもしれませんが、
特に小さいうちは子供が一番です。
私にとっては絶対です。
だから、「子供が一番好き」と言い切るパートナーにも
家族としての愛情と信頼をもっています。

今は子供を通して向き合っている状態で、
子供が抜けた後、どうなっていくのかはわかりませんが、
それも老後の楽しみのひとつです。
そしてこれを書いている途中、
台風を心配して関西の両方の実家から
電話がかかってきました。
やはり親は子供がいくつになっても
心配してくれるんだなあとじーんときました。
こういう瞬間を幸せだと感じられる自分が
昔ほど嫌いではないです。
(まややさん)


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

<相手の浮気がばれなければ、
 ないことと一緒だとわりきれますか?>
yes - 46.3%
no - 53.7%
  わりきれる人に対しては、
そんな小器用な関係でいいの?という未婚者の声が、
わりきれない人に対しては
まあまあ、夫婦とはそんなもんだよ、
という既婚者の声が聞こえてきそうです!
ちは3時(もちろん夜中)
ピンポ〜ンて来ましたよ。女が・・・。
そりゃ開いた口が本当にあんぐりでしたけど。
一応妻として「何時だと思ってるの?」
と言う私に「3時です」と彼女・・・。
あんたに時間聞いてどうすんねん。
とつっこみ入れたくなりました。
ダンナとは今も別れていません。
その気も今のところないかな。
なぜならそんな女のために自分の人生の方向を
かえられたくなかった、ただそれだけです。
決めるのは自分自身。

ダンナに言っています。
本気でなければ表に出すな。
嘘は最後までつきとおせと。
浮気をするならそれが最低限のルールだと思うから。
ばれなきゃしてもいいのか?
ってとこはどうかと思いますけど、
人間どこでどうなってしまうかも誰にも分からない。
絶対あり得ないということは誰にもないと思うのです。
当然彼女だけが悪いわけではないと思います。
煮詰まってしまったのだと思います。
でも夜中にピンポ〜ンはルール違反でしょ。
(まあ不倫自体ルール違反だけど)

だから愛情込めて我が家では彼女のことを
「3時です。」と呼んでます。
そりゃ、ショックだったし頭にも来ました。
あいつのせい、とか考えるより
自分が一番楽しく生きたいと思っております。
結構不思議がられるけど、
最近母親譲りの性格ということが判明しました。
しょうがないじゃんって。
へんかな???
(takaさん)


が家のルールでは
「お互いが知らなかったことはなかったこと」なので
浮気等があってもお互いに知られなければOKです。
どんなに親密な間柄でも「秘密のない関係」なんて
この世にはないとお互いが思っているので
このルールは成り立っています。
(匿名さん)

                    ※第7回の対談へ戻る


<姑さんに意地悪されてもしょうがないですか?>
yes - 27.9%
no - 72.1%
  でもしょうがないかも、
というかたからのご意見もありました。
はYESにしました。
ドラマなどの刷り込みもあるのかも知れませんが、
「姑」というのは、やはり嫁の至らない部分に
気づいてしまうもの。
気づいたら口に出さずにはいられない性質の家族に
囲まれて過ごした私は、色々言われても仕方ないものと
思っていました。

実際に結婚して、お姑さんができた訳ですが・・。
「いい人」なんです。とにかく褒める。
悪いことは口にしない。
あなたってすごいわ、ご両親すごいわ、
お姉さん家族すごいわ・・・って、事あるごとに褒める。
最初は、なんていい人なんだと思っていましたが、
会うたびに褒められてばかりだと、疑いたくなります。
この人は、結局私のことは何も見てないんじゃないか。
とりあえず褒めていればいいと
思っているだけなんじゃないか。
そういう思いが強くなり、距離を置く今日この頃です。

嫁・姑問題を実際抱えている方からすれば、
大したことではないかもしれませんが、
結構これも、憂鬱なものです。
(momoさん)


                    ※第7回の対談へ戻る


<男の人は、最終的にお嫁さんには、
 お母さん役を求めていると思いますか?>
yes - 76.5%
no - 23.5%
  そうですか!そうなんですか!
じゃあ女はお母さんを誰に求めればいいんだー!
婚して9年目、子供はいません。
やっぱり男性にとって「妻」は最終的に「母」と
ニアリーイコールだと思います。
「それは困る」とおっしゃった独身の方、
まずそういうものだと思われたほうが
間違いが少ないです。

わたしはそれに気づかずにいて
気づいたときには疲れ果ててました。
「わたしはあんたの母親じゃない!」
何度口に出かけたことか。
そして一人息子である彼の母親に幾度も
「あんたが頼りよ」と言われ続けたのも
つまりは「私の代わりに息子をお願いね」という
意味だったのだなと痛感しています。

きっと独立して「自分の家庭を持つ」を実践したとき
「家にいる女性=おかあさん」というのが
蘇るんでしょうね。
やっぱり母親というのは一番安心していられる
相手だろうし…
母親なら最後は甘えていいし
逆に母親に甘えられるなんてないと思ってられるし
子供が産まれて実際に「母親」としてそこにいる女性は
ホントは自分にとっては「妻」なのに
どっちにしても「母親」なんだからいいじゃん別にと
思われたりもするんでしょう。

もちろんひとはそれぞれですからそういう要素が
目立たない男性もいらっしゃるでしょうけれど
多かれ少なかれ男性とはそういうものだと
今は思っています。

でも、そういう彼に疲れてしまったわたしが
言いたいことというのも
「わたしだって家に帰って甘えられる相手が欲しい!」で
それって結局「あんたもたまにはわたしの父親になれ!」
じゃないのかって思うので、
そういう意味ではお互い様なんだとは思います。

と言うわけで、今現在自分のしてる結婚に
かなり疲れを覚えている身としては
なかなかに面白い発言の多い座談会でした。

結婚と家庭を持つってことは
実は別の次元の事柄かもしれませんね。
(匿名さん)


                    ※第7回の対談へ戻る


<夫婦間、もしくはお互いのご両親と
 子育てについて一致しないことはありますか?>
yes - 64.9%
no - 35.1%
  一致しないことが
色々出てくるんですよねえ。
それが家庭なんだ・・・。

                    ※第7回の対談へ戻る


※以下は、ここまでの全7回の座談会を読んでいただいて
もう一度、最初の質問をしてみた結果です。


既婚者のかた、あなたの家庭は幸せですか?>
  第1回のグラフと比較しますと
「幸せさん」が少し増えています!
回答してくれた人の人数も内訳も違うので
どう、ということは言えないのですが
ちょっと嬉しいです!
第1回
yes - 87.9%
no - 12.1%
第7回
yes - 89.4%
no - 10.6%

未婚者のかた、
 幸せな家庭を築けそうな気がしますか?>
 (第1回では未婚の方には伺っていませんでした)
yes - 75.2%
no - 24.8%
  現実的な話題が多かった座談会だと思ったのですが
こちらも幸せ家庭予備軍さんが多くて嬉しい感じです。
今後の日本が明るい感じがいたします!

                    ※第7回の対談へ戻る

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ひとつのアンケート結果とは言え、
こんなに「幸せな家庭」に自信を
持っていらっしゃるかたがたくさんいらして、
なんだかこちらまで勇気が湧いてまいりました!
幸せな家庭へのあくなき追求をライフワークとしまして、
これからも永い旅を続けていきたいと思います。

「どうなる幸せな家庭、どうする幸せな家庭?!」
というタイトルながら、
いけいけ幸せな家庭!ますます幸せな家庭!
と勝手に言いながら終わっていこうと思います。

またいつか、幸せな家庭について
みなさんと一緒に考えていきたいでーす。
ほな。

このページへの激励や感想があるかたや、
幸せな家庭についてひとことある方などは、
メールの表題に「幸せ家庭」と書いて、
postman@1101.comに送ってくださいね。

2002-10-03-TUE

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2002-04-30 第4回 家庭の中心は、性じゃないのよ。
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