10月25日(土)、渋谷パルコの「ほぼ日曜日」で 「ほぼ雅楽。」のイベントが行われました。
日本の古来の音楽でありながら、 どこか不思議のベールに包まれた存在でもある 雅楽。 「ほぼ雅楽。」は、その雅楽のことを 少しずつひもといていくような、 時間になりました。
14時の回では作曲家の石田多朗さんと 、 18時の回では石田さんと 音楽プロデューサーの亀田誠治さんが登場。 糸井と亀田さんが船長となり、 観客のみなさんとスタッフは宇宙船に乗って、 まるで雅楽という“宇宙”を 旅しているような気持ちになりました。
合奏を聞くほかにも、 笙、篳篥、龍笛、楽琵琶 それぞれの音を体感したり、 チェロの音と聞き比べてみたり――。 雅楽という謎に少し近づけたようなわくわくが、 会場いっぱいに広がっていました。
小雨まじりの寒い日に 会場に足を運んでくださったみなさま、 ありがとうございました。
そして出演いただいた 石田多朗さん、亀田誠治さん、 中村かほるさん(楽琵琶)、大塚惇平さん(笙)、 三浦元則さん(篳篥)、纐纈拓也さん(龍笛)、 成田七海さん(チェロ)、 すばらしい公演をありがとうございました。
この模様は、「ほぼ日の學校」にて 後日公開予定です。 ぜひお楽しみにしていてください。
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写真3枚目は、リハーサル中に 大塚さんが笙を電熱器で あたためているところです。 笙という楽器は、 呼吸の水蒸気による結露が発生しないように 演奏中もずっとあたため続ける必要が あるそうなんです! 夏は暑そうですが、 これからの季節にはぴったりの楽器とも 言えそうですね。 |