ほぼ日、なにしてる?ほぼ日、なにしてる?

2022/10/11 18:29
hirono

「LOVE相談」はじまりました!

本日からポッドキャストで配信がはじまった
「LOVE相談」
聞かれましたでしょうか。

毎週火曜日の配信なので
収録も定期的におこなっています。
今日も水野敬也さんと岸田奈美さんが
ノリノリでLOVEな相談に
のってくださいました。

ふたりの相談への向き合い方が
とにかくおもしろい。
ハイスピードでしゃべり、笑い、
お互いのトークに驚き、
ちょっとジーンとすることも。

いま、恋愛真っ最中の方も、
ちょっと恋愛から離れている方も、
きっと元気になれます。
ポッドキャストで番組登録をして
聞いてくださいねーー
2022/10/11 16:51
hirono

あと200日。

カウントダウンボードが
生活のたのしみ展2023までの
日にちを伝えてくれます。

あと200日!
リーダー
「まだ日数があるのか、
 もうないのか、ぜんぜんわからないですっ」
と言っています。

たしかに。
まだふくらませられるけど、
決めないといけないこともいろいろ出てきる。
そんなトゥデイです。
2022/10/11 10:00
akiko.kusaoi

書き言葉も話し言葉も

三國万里子さんの新著
『編めば編むほど
わたしはわたしになっていった』

ゆっくりじっくり拝読しています。
送ってくれた担当編集者が
添えてくれた手紙にこうありました。
「三國さんの文章の素晴らしさに、
新潮社の関係者一同、メロメロです」

そうでしょうとも!
私もかねて、
Mizudori通信などで見かける
三國さんの文章に心を奪われてきました。
光景と心情を、
なんと美しく描き出すのかと。
三國さんが抱える「物語」に
ずっと興味がありました。

なので、2021年春
渋谷PARCOのほぼ日曜日で
「編みものけものみち 三國万里子展」
開かれたとき、たくさんの作品に囲まれた
三國さんにぜひお話をうかがいたいと
思ったのでした。

生きてきた時間が体の中で熟成されて、
手触りをもってあふれてくる
三國さんの言葉は、
文章も話し言葉も、
心をとらえて離しません。
エッセイ集とあわせて、
ぜひ「ほぼ日の學校」もご覧ください。

ところで、三國さんの映像を
編集してくださった中村裕さん。
今年5月に監督された映画
「瀬戸内寂聴99年生きて思うこと」
早くも11月11日DVDになるそうです。
17年にわたって寂聴さんに
密着取材した貴重で親密な記録です。
さいごの写真は、
大分で尾畠春夫さんの撮影を
したときの中村監督(右)。
私の好きな一枚です。
2022/10/07 18:30
yukiko.wakushima

方言ネイティブじゃない人たち

10月から、五島列島が舞台の
あたらしい朝ドラがはじまりましたね。
東京出身、標準語のみ装備の私には、
五島のことばが、わ、分からない!

が次々と繰り出す、
方言シリーズの製作中
これとか、これとか)も、
ぜんぜん分からない!

10月17日に公開収録をする、
言語学者の田中ゆかりさんの授業では、
方言をめぐる意識がダイナミックに変わった
ここ20年のお話を伺います。

と私の年齢差も、20年。
だから、方言ネイティブか、そうでないか
という以上に、方言に対する意識が、
けっこう違う気がします。

私はまさに、とぼける時だけ
なんちゃって関西弁を使ったり、
コスプレという意識もなく
方言がまざるのですが、
他の方言ないチームの人たちは
どうなんでしょう。

お、インターンの小浜くん、
東京出身らしい。
なんちゃって方言とか使いますか?

「ちょっと話が違うのかもしれないのですが
 吉幾三さんがそこそこ好きで、
 カラオケで歌うとき、
 なるべく訛るようにしてます。
 あと、もっと違うかもしれませんが、
 エセフランス語も、ときどき」

はははは、予想外!
それは確かに、
ちょっと方言とは違うような......
でも、青森弁とフランス語の
コスプレとも言えるような?

お隣に座っていた
食品チームのは埼玉出身。

「私は話せないんですけど、
 祖母が石川なので、帰省した時に
 『〜さかい』とか、『ほな』とか
 あわせて使っていたりしてました。
 方言っておもしろいし、
 使いこなせるのって
 なんかいいなぁ、と思います。」

そう、そうなんですよねー。
方言使いこなせるのって、
ちょっと、うらやましい。。

お菓子を買いに休憩に来た
は神奈川県出身。

「自分では話さないけど、
 憧れがあるのは、博多弁。
 あ、『めっちゃ』はよく使うかな。」

出た、人気No.1、博多弁!
「めっちゃ」は私もめっちゃ使ってますね。
もともとは西の方の言葉なんですよね?

田中ゆかりさんに準備でお話を伺った際、
方言と知らずに使っていることばが
けっこうたくさんあることを知って
びっくりしました。

そして、
「あの鉄道に方言が乗って全国に」とか
「あの番組がきっかけで方言が」とか
どんどん、具体例と紐付けて語られていくのが
ここ20年の自分を振り返るようでもあって
とても面白かったです。

あ、五島出身のを発見!
方言めっちゃある人だけど、
せっかくだから聞いてみよう。

「朝ドラ? うん、
 あの五島弁、全部分かりますよ。
 でも家のなかでは標準語で育ったので、
 実は五島弁ネイティブではないんです。

 だから、夏休みに帰省した時だけ、
 おじいちゃん、おばあちゃんと話すために
 五島の言葉で話してましたね。
 最初はすごくぎこちなくて、
 慣れた頃に帰る、その繰り返しで。」

おー、ここまで来ると最早、短期留学。
というか、ネイティブじゃない、という
感覚なんですね、ちょっと意外でした。
方言の話し、周りの人に聞いてみると、
とてもおもしろいです。

田中ゆかりさんの授業
まだお席ありますので、
よろしければ、ぜひ!
2022/10/07 15:06
hirono

吹き出しつつ、おためし。

ほぼ日のコンテンツを音声で楽しむ
聞くほぼ日プロジェクト。

なにぶん、はじめての試みが多いので
行きつ、戻りつ、
ゆっくり進んでいます。

あるコンテンツの朗読を
乗組員たちで、ためしてみたら
吹き出してしまう場面が多数。

現場はとっても楽しく進んでいましたが
すこし落ち着いた気持ちで
録音したものを聞き直したら
どうなるかな。

日々、おためしです。
2022/10/07 12:00
kaoru.yanagita

手塚治虫さんを知る授業

ほぼ日の學校「手塚治虫。天才と
呼ばれた人を、近くから見ていたら。」
の授業収録のため、高田馬場にある
手塚プロダクションさんへ
行ってきました!

まず、事務所がかわいいんです。
玄関で迎えてくれるのは鉄腕アトム。

照明のスイッチの上には
ブラック・ジャック先生
(後ろ姿がかっこいい)。

そして、壁面に手塚先生の画が
並んでいるぜいたくな会議室で、
取締役の清水義裕さんに
お話を伺いました。

清水さんは手塚さんと11年間、
一緒にお仕事をされていた方。
近くで見られていたからこその、
いろんなエピソードを
お話しくださいました!

マンガの神様の以外な顔?も
知ることができる、
ファン必見の授業です。
2022/10/06 17:17
okuno

アート・シマツ 
カーテン有効活用の一例です

今日、ページを公開したのですが、
美術家の森村泰昌さんと
「アート・シマツ 展覧会の後始末計画」
というプロジェクトを進めています。

これは、展覧会で使われていたさまざまな備品、
布地類や什器など、
多くは、そのために誂えられたものですが、
展覧会が終わると、だいたい廃棄されてしまう。
それが「もったいない」と、
森村さんは、ずーっと思っていたそうなんです。

そこで今回、
森村さんの個展「ワタシの迷宮劇場」の会場で
使用されていた
総面積「2500平方メートル」ものカーテンを、
(写真1枚め参照)、ご希望のみなさまに
できるだけお安い価格でお譲りし、
有効活用していただこう、と考えています。

今、そのためのアンケートを募っているので、
詳しくはこちらのページ
ぜひごらんいただきたいのですが‥‥。

いちはやく、その「有効活用の一例」が、
渋谷PARCOの「ほぼ日曜日」で見られます。

それは、明日からスタートする
「はじめての、牛腸茂雄。」の会場です。
会場を仕切る布として
写真2枚めのように、
おおいに活用させていただいております。

会場自体がまだ設営の途中だったために、
照明などが十分でなく、
写真では正確な色味が出てないのですが
(正確な色味は素敵なブルー・グレー。
プロジェクトのページをごらんください)、
もともと
森村さんの展覧会場のカーテンですので、
とってもよい雰囲気でした!

もし、プロジェクトにご興味があって、
かつ「はじめての、牛腸茂雄。」に
ご来場いただける方は、
実際の生地の感じを
見ていただくことができると思います。

(展覧会には入場料がかかりますが、
入場前の受付でも一部、使われています)

と、長くなってしまいましたが
「アートシマツ 展覧会の後始末計画」
の「有効活用の一例」のご紹介でした。

明日からの「はじめての、牛腸茂雄。」
ともども、
どうぞ、よろしくお願いいたします。
2022/10/06 10:01
hirono

渋谷ヒカリエではじまります!

本日10月6日から10月19日まで
渋谷ヒカリエの2階に
ほぼ日手帳のポップアップストア
オープンします!

昨晩、設営が完了し、届いた写真の
おもしろテンションよ。
TOBICHI以外では
ひさびさの手帳イベントですもんね。

朝いち、会社で仕上げのPOPなどを
つくっているリーダー
もうれしそう。

渋谷駅からも近いので
お買いもののついでに、
お仕事の帰りに、
ぜひふらりとのぞいてみてください。

手帳チームはもちろん、
ほぼ日手帳を愛用している
乗組員たちがお迎えします!
2022/10/06 09:30
akiko.kusaoi

仕事の会話を
方言でしてみる

學校チームのに、
「ただいま制作中」の書き方を聞かれました。
先日も書きましたが、
柳田は鳥取と広島育ち。
私は島根県西部の
広島弁文化圏で育ちました。

それならば、と、かなり無理矢理に
広島弁で語り合いました。

「どがーにして書くんか教えてーやー」
「やってみりゃー
どーちゅーこたーないわーね」

(と、手順を伝えました)

「どがーなかね?」
「わかった。
なんとかなりそーじゃなぁと思う」
「じゃろ? 
次はひとりでやってみるんじゃね」
「できるんかのぉ……」
「大丈夫じゃあね。
わからんかったら
いつでも聞きんちゃいや」

ふるさとの言葉で話すと
ちょっと親しさが増すような気がします。

私たちの場合は、
実際に使っていた方言ですが、
最近は「バーチャル方言」あるいは
「方言コスプレ」と評されるような、
もともとの話者ではない人が
方言を使うという
おもしろい現象が出てきています。

そのあたりを、言語学者の
田中ゆかりさんに語っていただく
ほぼ日の學校・公開収録

10月17日に開催します。
まだお席はあります。
ご参加お待ちしています。

が書く「ただいま制作中」は、
いままさに制作中です。
2022/10/05 11:37
akiko.kusaoi

万葉人が味わった
あま〜い酒

ほぼ日の學校・万葉集講座で
発酵学者の小泉武夫さんが
「万葉の食と宴」について語ってくださった
授業
がアプリで再配信となりました。

この授業が行われたのは、
「令和」という元号が発表された直後でした。
これが万葉集から採られたということで
(厳密には中国の文献に遡ることが
万葉集講座最後の上野誠さんの授業で
わかるのですが、それはさておき)、
小泉さんのところには
いろいろな取材が来たそうです。

その質問のひとつが、
令和出典の歌
〈初春の令月にして気淑く風和ぎ〉
を詠んだ大伴旅人が
太宰府長官時代に開いた宴会で
飲まれた酒はどんなものだったか?
というもの。

1300年以上も前の宴会で出た酒ですが、
発酵学者の小泉さんはご存知でした。
いまの「みりん」に近いものだったそうです。
しおり方式で作られた甘いお酒。
とろりとした甘いお酒だったそうです。

そこで、古来の方式で作られた
「三州三河みりん」を
みんなに飲んでもらいました。

食品チームのも、
「あ、おいしい!」と喜んでくれました。

みりん片手に、万葉人の気分を味わいながら、
小泉さんの授業をお楽しみください。
アルコール分、けっこう高いですから、
お気をつけて。