ほぼ日、なにしてる?ほぼ日、なにしてる?

2021/06/22 15:40
mogi

失われた
アイデンティティ。

写真は
あだ名はめがちょう。

入社したときに、
めがねで長髪だったから。

久々にあったら、
ちっともめがちょうではなかった。
めがねはどうした?
あのロン毛はどうした?

「アイデンティティを
失っていますが、
どうぞ、ひきつづき
めがちょうと呼んでください。」

とのことでした。
2021/06/22 12:47
mogi

続・虹の根元を見た話。

みなさん、覚えておいでですか?
私が、ある会議中に
虹の根元をみたことがある、
ということを話して、
「夢の話のようで信じられない」
というようなことをいわれたという投稿を

(それにしても、
「虹の」っていうと黄昏が出ちゃう)

さて、あれから私は数通のメールと
写真をいただきました。

これからだいぶ長い投稿をしますが、
お許しあれ。そういうときも、ある。
というか、Postmanからという
いただいたメールを紹介する
読み物もありますが、
数がすくなかったので、
ここにこうして。

私のみた虹の根元は、岩の向こうからドーン!
だったのですが、状況は様々です。
メール紹介していきます。
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(最初の写真)
父の撮った写真でネガも
写真そのものも手元に無いのですが、
虹の根元の写真です。
この写真(プリント)は青森県のどこかで
20年以上前にフィルムカメラで
撮影された物になります。
(さと)

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これこれこれこれ。
どうよ、根元よ。
根元が映ってるじゃんよ。

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(二番目の写真)
沖縄県名護市、辺野古の海です。
海から虹が生えてました。
根元ってこういうことかな。
(Mayumi)

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すご!
いいなあ沖縄の海。
旅行行きたいなー。
もうこれで、虹の根元は見られるのだ、
ということがわかりましたよね。
このほか、写真はないけど、
体験談もいただきました。

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5年以上前だったと思うのですが、
西へ向かって、
新幹線のぞみに乗っていたとき、
静岡付近で、雨が降ってきている中、
日も差してきて、
「お天気雨だねー」と
友達と一緒にふと横を見たら、

正確な場所は覚えていないのですが、
木々が生い茂っている少し開けた場所で、
小山を挟むような形で半円の虹がどーん!

あんなに近くで、あんなにハッキリ、
虹の全体を根本から根本まで見れたのは、
いままで45年以上生きてきて初めて、
というかその後も経験がなく、
いまでも忘れられない、大切な思い出です。

友人との共通の思い出なので、
夢ではないと思いますが、
夢のような、ちょっと不思議な時間でした。
(みつ)

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かれこれ20年くらい前に
大学生だった頃に、
車で山口県の海沿いの平地を
車で走っていたときです。
新幹線の高架の向こうに
虹が出ているのをみつけました。
高架をくぐっても、虹がみえます。
虹に向かって車を走らせていくと、
道路を挟んだ反対側の空き地から
虹が立ち上がっていました。
(ビーカー)

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どうよ。
虹の根元。
みなさんも、
虹の根元みたくなったでしょ?

ああ、よかった。
夢じゃなかった。
2021/06/21 20:48
akiko.kusaoi

100年前の演奏が
すぐそこに……

SPレコード愛好家・三浦武さんによる
「はじめての蓄音機」を
昼の部と夜の部の2回開催しました。
お客様にとっての「はじめての蓄音機」であり、
三浦さんが32年前に蓄音機にはまった
きっかけとなった「はじめての」
レコードの紹介でもありました。

若き日の三浦さんの心をとらた、
伝説のヴァイオリニスト
ジネット・ヌヴー(1919-1949)の
1948年録音のラヴェルの曲。
蓄音機から流れる演奏が終わると
客席からは
「ふぅ」とも「うー」ともつかない
ため息のような声が漏れ、
自然と大きな拍手が起こりました。

「ヴァイオリンの音というより
ヴァイオリンが鳴っている部屋の
雰囲気を録音している」と三浦さんが評する
アナログの極みの蓄音機。
初めてその音に触れた方からは
「まるで演奏家がそこにいるような
生々しさ」
「空気ごと運ばれたような豊かな響き」
といった感想が聞かれました。

この他、90年前、100年前の
名演奏を次々と堪能しました。
マイクという機器がなかった100年前、
大きなラッパの前で楽器を鳴らし
その空気の振動を刻み、編集もなく、
その場限り、一度限りの名演奏を
封じ込めたSPレコードの力を
見せつけられる思いがしました。

蓄音機で聴く名演奏の楽しみは
もちろんのこと、
この日の楽しみは三浦さんの
語りでもあります。
演奏家でも評論家でもない三浦さんの
お話の特徴は、「人」を語ること。
どの演奏家が誰に教えを受けたのか、
誰の演奏が誰に影響を与えているのか、
クラシックでもロックでも
系譜をたどらずにいられない
という三浦さんは
演奏の合間にそうした話を
たっぷり盛り込んでくださいます。

演奏家がいた場所の手触りを
感じることのできる蓄音機。
「演奏家に出会っている気が
するでしょう」と
おっしゃる通りだと思いました。

夜の部に参加した
スズキ・メソード会長でもある
背中が本当に楽しそうに
揺れているのが印象的でした。
終了後感想を聞くと、
「ジョルジュ・エネスコ(1881-1955)の
演奏で聴かせてもらったヘンデルの
『ヴァイオリンソナタ四番ニ長調』は
子供のころ骨の髄まで叩き込まれた
曲だけれど、エネスコの演奏スタイルは
習ったものとはまったく違うもので、
すばらしく衝撃を受けた。
蓄音機も、当時の空気というか
音圧そのままに音が立ち上がってきて
すばらしかった。
今日はエネスコと出会えてうれしかった」

たくさんの方が感銘を受けた「手回し演奏会」
(蓄音機は手でぜんまいを巻くのです)
また催したいと思います。
次回をお楽しみに!
2021/06/21 18:00
kosuke.deki

チャップリンと大野さんと

「ほぼ日の學校」の
次なるリアルイベントは、
ずばり「ディズニーとチャップリン」。

エンタメ界の2大巨頭の
知られざる師弟関係を解き明かす授業です。

講師をつとめていただくのは、
日本で唯一「チャップリン研究家」の
肩書きを持つ、大野裕之さん。
チャップリンはもちろんのこと
映画・演劇をはじめカルチャーに精通し、
大阪弁の語りがとっても魅力的な方です。

ここで少し、個人的なことを
お話しするのをお許しくださいませ。
講師の大野さんは、
今回の授業を企画担当した
わたくしの、高校の先輩です。

いまから15年前、
わたしが高校生のとき、
卒業生代表として、大野さんが
講演に来られました。

「へえ、チャップリンのことを
研究してる人がいるんだ」

なんとなく席につくと、会場のスクリーンに
チャップリンの代表作
『モダン・タイムス』の
冒頭シーンが映し出されます。

ずんずん進む、白い羊の大群。
それと対比されるように
地下鉄口からどんどん出てくる労働者たち。

あ、前に図書館で借りて
観たことあるな‥‥と思っていると
舞台袖から大野さんが登場し、
語りはじめました。

「いま、白い羊の大群が出てきましたよね。
実はそのなかに、1匹だけ、
黒い羊がいたんです。気づきました?」

いや、気づきませんよ‥‥?
大野さんは話を続けます。

「羊の群れと労働者は、
どちらも同じ方向に走っていましたよね。
労働者が、家畜にたとえられている。

この対比は、誰でも考えつくんです。

大事なのは、ここからです。
白い羊の群れに1匹だけ、黒い羊がいた。
つまり、どんな色・個性を持つ者でも、
同じ方向に走らされてしまうのです。
次のシーンの労働者たちの中にも
“1匹の黒羊”は、いるはずです。
でも、すべて十把一絡げにされてしまう。
これが現代=モダン・タイムスの本質です。
そこまで描くのが、
チャップリンなんです」

いや‥‥めっちゃおもろいですやん!!
あれから15年経っても、覚えています。
映画を観るおもしろさ、
作品を読み解くたのしさ、
チャップリン作品の底しれぬ深みを
教えてくれた講演でした。

おそらくきっと、今回はもっと、
刺激的な話が飛び出すはず。
だって、ディズニーとチャップリンですよ?
エンタメの巨頭が揃い踏みですよ!?

ああ、今からたのしみだ。
リアル会場も、配信もございますよ。
ぜひ、お見逃しなきよう!
2021/06/21 15:40
mogi

うるさくてごめん‥‥。

7月7日に販売開始する、
「こどもは古くならない。」のために、
今日は、さんに
インタビューをする時間があります。
そんなわけで、から、
見本がほしいといわれまして、
5Fの作業台で、
作っていたわけです。

カッターで手をふんわりと刺して、
声をあげたり、
金尺をびしゃーんとおいたりなど
にぎやかにしておりまして、
集中しているインターンの二人、
左から村山ちゃん、右がはたさんには
もうしわけないな、
とおもいつつ仕事をいたしました。

うるさくされて、写真とられて
製作中にアップされるのは、
損をしていないだろうか‥‥。
多少、気がかりではある。
2021/06/21 13:34
mogi

これが、2Fスタジオ
タテ使い。

さて、今日は
「はじめての蓄音機 
三浦武さんの手回し演奏会」

当日です。

さきほどから、昼の部のイベントが
はじまっております。
わたくし、スタジオの外から漏れる音を
ひっそりと聴いております。
それもまた風情のあるもので
20世紀初頭気分でこれを書いています。

あ、ちなみに、
写真はその準備中のもの。

これが、2Fスタジオを
タテにつかった図です。
いつもと違くてよいですし、
こうしたほうが蓄音機が響く
謎のスタジオ。

蓄音機以外にも室内楽にもむいています。
(イベント企画しようとおもっています!)
2021/06/20 16:28
yukiko.wakushima

なんだか背中を押されて

アプリの収録に、イベントに、
ひびのこづえさんのワークショップの
パレード
にと、少しづつ、
にぎやかになってきた神田ポートビル。

蓄音機の演奏会の次は、
漫画『宇宙兄弟』『ちはやふる』から生まれた
ふたつの基金のお話をうかがうイベント
です。

『宇宙兄弟』とくれば、会場ロビーに、
やっぱりこれを持っていきたい!
さん、これ、
下のぐるぐるするやつごと
持っていけばいいですよね?

そして、のロッカーからも、かれらを!
去年、まだ引っ越す前の青山時代に
私が『宇宙兄弟』を読んでいたら...
席が目の前だったから、仕事しながら
語りたい放題だったのに!(迷惑!)

こうして世間のブームからは何周も遅れて、
私やがワーワー言っていると、
「途中までは読んだんだけどねー」、という声が
乗組員からは多く聞かれます。
『宇宙兄弟』だけでなく、『ちはやふる』も。
(ああー、もったいない。。
今、今が、読み進めどきだと思います...)

私は去年の秋
(コロナが一旦落ち着いていたときでした)、
競技かるたの聖地が見てみたくなって、
日帰りで近江神宮に出かけたことがあります。
聖地巡礼ということも、それまでは
特に意識したこともなかったのですが、
なんだかどうしても、近江神宮については、
行ってみたくなってしまったのでした。

だから『ちはやふる』から生まれた
競技かるたの未来を応援する
「ちはやふる基金」

「漫画の作品に背中に押されるようにして」
立ち上がった、という話をうかがって、
「ああー!」と思いました。

そして、その立ち上がりの手を引いたのが、
また別の漫画『宇宙兄弟』から生まれた
難病ALSの研究を支援する「せりか基金」で、
その「せりか基金」の代表の黒川さんは
いつもはニューヨーク在住だけれど、
たまたま、日本に一時帰国中と分かり。

これはもう、今お話を伺うしかない!
という経緯で、この6月末に
公開取材として実施、とあいなったのでした。
ぐいっと背中を押される作品の魅力、
背中を押されて、一歩、踏み出していったこと、
いろいろ、聞いてみたいことがたくさんです。

後日、読みものとして掲載されますので、
どうぞ、おたのしみに。
当日のお席も、まだ少しだけ余裕があります。
気になった方は、会場チケットをどうぞ。

『ちはやふる』『宇宙兄弟』どちらも、
物語から、登場人物たちから、本当に
前向きなエネルギーをもらえる、
動き出したくなる、そんな作品です。
そして何より、おもしろい。

途中までの方も、はじめての方も、
ぜひ(また!)、手にとってみてください。
2021/06/19 21:07
shinya.hirano

かつおさんの撮影、ほぼ終了!

ほぼ日手帳チームは
来年版のほぼ日手帳の発売に向けて
着々と準備を進めていますが、
『ほぼ日手帳公式ガイドブック2022』も
制作を進めています。

ことしのガイドブック、
写真を撮ってくださったのは
仁科勝介さん(かつおさん)です。
取材先で「えっ、かつおさん!?」と
名前が知られていることもあって
その場が盛り上がりました。
密になる状況を避けるようにして
取材と撮影を進め、
先ほどひと通りの撮影を無事に終えました。

あとはデザインして原稿を書いて
入稿して校正してチェックに出して
なんだかんだをすれば完成です。
(やらなきゃ‥‥。)

かつおさんには写真だけでなく、
文章を書いていただくコラムもあります。
まだ残っている作業もありますが、
ほぼ日手帳での初仕事おつかれさまでした!
また神田で会いましょうねー。
2021/06/18 21:20
hirono

下校中。

どせいさんと
ほぼ日の學校から下校中です。

はじめてのジャンルで
ちょっとドキドキしていた授業の収録を
どせいさんが、
あたたかく見守ってくれてました。
2021/06/18 18:52
yukiko.wakushima

ちょっといじって、指でとんとん...

来週、月曜日の蓄音機の演奏会に向けて、
今日は蓄音機の調整と打ち合わせをしました。

調整をしてくださったのは、
この方です、宮本さん。

「宮本さんのおかげで、僕の蓄音機は
世界で一番いい音で鳴るんです。
一番ていねいに、調整してもらっているから。」
と、三浦武さん。

いやあ、びっくり!!!しました。

蓄音機からは、演奏の音と、
ザーザープチプチ、というノイズの音が
一緒に聞こえてきますが、

宮本さんが、蓄音機の部品を
小さなドライバーで、ちょこちょこっといじって
指でとんとん弾くと、

演奏の音だけをひょいっとつまんで、
ひとなでして音を整えたように、
音楽の聞こえ方が変わるんです。

えええー。
聞き逃して、くやしがる

「音って、一本の音波でしかないのに、
人間の耳は、演奏とノイズとを
聴き分けるんですよね。

しかも、上手に調整すると、
演奏しか耳に入らなくなるんです。
不思議ですよね。」

宮本さんのお話をきき、
三浦さんが用意してくださった
演奏プラグラムを確認しているだけで
もう、授業がはじまっているような
おもしろさでした。

6月21日のチケット
昼の部はまだ少し余裕があります。
沼のほとりで、お待ちしております。