2022.3.10→3.13 ほぼ日編集部いま気仙沼にいます。気仙沼から、テキスト中継!

震災がきっかけとなりはじまった
「ほぼ日」と気仙沼のつながりも、11年め。
気仙沼自体、見どころがどんどん増えて、
その魅力がどんどん増えています。
ほぼ日が毎年お邪魔している3月の気仙沼、
ことしは編集部全員で訪れて、
仕事をしながら過ごすことにしました
(このタイミングで立川志の輔師匠の
「おかえり寄席 気仙沼」もありますし!)。
あちこち出かけたり、いろんな人に会ったり、
本部で作業したりしている様子を
4日間のテキスト中継でお届けします。
ちょこちょこ、最新の観光情報も紹介します。
ぜひ、いまの気仙沼を感じてください。


あなたの気仙沼への思い、おすすめ情報、
<br />エピソードなどを教えてください。


気仙沼にゆかりのあるみなさん、
住んでいる方だけでなく、仕事や旅行などで
1度でも気仙沼を訪れたことのあるみなさん、
「おかえりモネ」にハマったみなさん、
行ったことはないけれど
ちょっと気になっているみなさん、
よければぜひ、気仙沼へのあなたの思いを
メールで教えてください。
おいしい食べものやお店情報、
好きな場所、訪れたときのエピソード、
あなたが気になるスポットなども大歓迎!
中継のなかで紹介させていただきます。



宛先:postman@1101.com
メールタイトル:気仙沼おすすめ情報やエピソード


nagata

見えなくなるまで

2022/03/13 18:05
震災のあと、いつごろからか、
糸井重里と気仙沼の人たちではじめた、
別れ際のお約束。

それは、相手が見えなくなるまで、
しつこくしつこく手を振ること。

「まだ振れ!」
「こっちも振れ!」
「振り負けるな!」
「またねー!」
「まだ振れー!」

この日も師匠の車が見えなくなるまで、
みんなで手や旗を振ります。
rikas

最終日のメール紹介(2)

2022/03/13 18:00
震災から三年前まで、
夫は仕事で気仙沼の復興に
関わらせてもらっていました。

更地でなんにもないんだ。
と話していた時期から、
徐々に復興に向かって工場が完成したり、
漁船の竣工式があるんだ。
といきいきと気仙沼の方から
パワーを貰って仕事をしていました。

震災から5年後、
東京で暮らす夫の両親と
小さな娘2人も連れて気仙沼を訪れました。

まだまだ更地と
大型トラックが行き交う街でしたが、
町並みからは
『がんばっぺ』が聞こえてきました。

その時、お邪魔したのが「福よし」でした。
びっくりするくらい美味しくて
また行きたいけどなかなか予約が取れない‥‥。

あの日、気仙沼を
まるで俺の町! ばりに案内してくれた夫の
仕事をする姿と父としての姿は、
忘れられません。

復興を一緒に歩ませてくれた気仙沼のみんな、
ありがとう!
ずーっと共に歩んでくれているほぼ日のみなさん、
ありがとう!
宮城っこの私は、胸がいっぱいです。
私のできる事は、少ないけれど
震災を忘れない事子ども達に伝える事を
続けていきます。

ぼち、ぼちがんばっぺ!
(a)


「がんばっぺ!」

気仙沼のみなさんから
こちらがパワーをいただいている、という事実。
ほんとう〜に、よくわかります。
(写真はメールと関係なく、今回わたしたちが
たいへんお世話になった、気仙沼プラザホテルです。)
nagata

師匠をみんなで

2022/03/13 17:55
最後に師匠をみんなでお見送りします。
このイベントのぜんぶは、
立川志の輔さんが
真ん中にいてくださるからこそ、
成り立つもの。

師匠、ほんとうに
ありがとうございましたー。

さあ、みんなで、手を振れ、旗を振れ!

「行ってらっしゃいー!」
rikas

最終日のメール紹介(1)

2022/03/13 17:50
私の父は、北洋漁業の漁師でした。

二百海里付近まで行き
サケマスやサンマなどをとって、
気仙沼港に水揚げに入っていました。

気仙沼に入った父へ、家族みんなで
会いに行った思い出があります。
水揚げが終わると、
またすぐ出港してしまうので
ほんの数時間の再会でした。

170トン近くある大きな船から、
ボサボサヘアのワイルドな姿で
父が降りてきてくれました。
普段はクラシック音楽や、本が大好きな
父なので、ギャップがすごくて‥‥
なんだかかっこよかったです。笑

父は、港のそばにあった海鮮のお店に
連れて行ってくれました。
そこでいただいた生カツオが、
ものすごく美味しかったのです。
漁師の父が太鼓判を押すほど、
新鮮でぬめっとしていました。
(とろみのあるカツオって
伝わるでしょうか‥‥)

そのあとすぐに父を見送るので
淋しいなぁ‥‥という気持ちと、
お刺身が美味しかった‥‥という記憶が
セットで残っています。

震災でそのお店が流されてしまい、
その後、復活したのかわからないままです。

カツオが出回る季節になると、
お父さんに会いに行ったね、
カツオ美味しかったね、
また行きたいね‥‥
と家族でおしゃべりします。

いつかまた、美味しいカツオをいただきに
うかがいたいです。
(裕美子)


お父さまとご家族の思い出を
ありがとうございます。

気仙沼漁港は漁師さんに人気がある、
おもてなしの気持ちにあふれているから‥‥、
というお話を「ほぼ日」で以前
ご紹介したことがありました。

その場所で、
楽しい時間を過ごされたのだろうなあと
想像しました。

それに、気仙沼のカツオ、
ほんとにおいしいですよね!
「ほぼ日」のみんなも、大ファンです。
nagata

三本締め!

2022/03/13 17:36
最後は和枝さんの音頭で、
三本締め!

おつかれさまでした!
nagata

志の輔師匠のご挨拶

2022/03/13 17:34
立川志の輔師匠から、
ひとこといただきました。

「ほんとうに感謝感謝で、
たいへんよい2日間でした。
関わったみなさまの
いろんな気遣いや思いを
あちこちに感じました。
なにも言うことはありませんが、
ただひとつだけ、
言わせていただくのであれば‥‥
菅原市長は、
ぜひ紹介してあげてください」

一同 (爆笑)

そう、初日のはじまりの挨拶のとき、
気仙沼市長が緞帳の前で
ご挨拶してくださったのですが、
「気仙沼市長のご挨拶です」みたいな
紹介もまったくなく市長が急に出てきて
「いや、紹介があるのかなと思ったら、
そんなものはありませんから、
市長、自分で出ていってください、
と言われたんです」とおっしゃったんです。

いやあ、ほんとうに
忘れられないイベントになりました!
nagata

おつかれさまでした!

2022/03/13 17:21
無事、撤収も終わったあと、
スタッフみんなで集まって充実のご挨拶。

和枝さん
「2日間、あふれるような幸せでした。
打ち上げはできませんが
こころを込めて乾杯をしたいと思います。
乾杯!」

紀子さん
「北上の落語会で、志の輔師匠に
お願いしてから、
ずっと考えて、この日を楽しみにしていました。
ほんとうにありがとうございました。」

可奈子さん
「やりたい放題、
やらせていただきました(笑)。
怪我なく、事故なく、できました。
私はUターンで帰ってきたので
震災の時にできなかったことを
やらせていただく機会を
いただいたような気がしています。
ありがとうございました!」

ナンブさん
「今回、秋田から来ました。
気仙沼を離れても、
このような機会をいただき
ありがとうございました」

気仙沼中央公民館の館長
「気仙沼中央公民館の
柿落としを開催していただき、
ありがとうございました。
これからも引き続き、
気仙沼で公演をしてください」
hirono

撤収が早い!

2022/03/13 16:23
撤収がぐいぐい進んでいます。

目をスマホに落として
顔を上げるとまたすすんでる。

はやい!!
いけない。
手伝いにいきます。
hirono

落語会にいた、乗組員仲間。

2022/03/13 16:17
べっかむさんは、
何度目か師匠の落語。
ちのくんとハタさんは、はじめての落語。
ぜいたくをさせてもらいましたねー。

3人は今から、東京へ帰ります。
気をつけてー。また会社で!
この時間を共有した、独特の高揚感があります。
hirono

笑って、泣いて、また笑って。

2022/03/13 16:13
今日のダーリンに書かれていたことが
わかりました。

落語を聴きながら、
いろんな思いもよぎってきて、
笑い、笑い、思い、うるり、笑い。

気仙沼で聞く落語は、
なんだか特別です。

お客さまの背中に、
よかったねーー、と語りかけたくなります。
わかります、わかります。おなじ思いです。

この場を作ってくださった
気仙沼つばき会、気仙沼のみなさん、
志の輔師匠に何度もお礼を言いたいです。