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気仙沼においでよ♪ 気仙沼観光はじめてガイド 気仙沼においでよ♪ 気仙沼観光はじめてガイド


気仙沼に おいでよ
気仙沼で 待ってるよ
晴れても 曇っても 雨でも
みんな おいでよ
いつでもいいよ

(矢野顕子さん「気仙沼においでよ」より)

震災以降、ほぼ日が深く関わらせてもらっている
宮城県北東にある海のまち・気仙沼は、
魅力的な人たちがたくさんいて、
おいしいものがいっぱいあって、
自然とたっぷり触れ合える、とてもいいところ。
ぜひ多くの方に訪れてみてほしくて、
観光情報を集めたページを作ってみました。

気仙沼には「気仙沼さ来てけらいん」という
すばらしい観光ガイドページがあるので
くわしい情報はそこを見るのがおすすめですが、
「なにから調べたらいいんだろう?」
という初心者のかたは、まずはこちらを。
最初の一歩に役立ちそうな基本的な情報を
まとめてご紹介しています。

2022年3月にほぼ日の乗組員が訪れた
気仙沼の様子を、動画でおとどけします。

気仙沼観光はじめてガイド 2022
気仙沼って、どんなところ? どう行けばいい? 現地では、どうまわればいい? どんな旅行ができる? 定番の観光スポットは? おいしいものを食べよう! ナイス! ビュースポット

気仙沼って、どんなところ?

宮城県の北東端に位置する、
世界三大漁場として知られる三陸沖にある
日本有数の港町。

写真 かとうまさゆき

日本中から漁船に乗って漁師たちがやってくるほか、
また遠洋漁業の外国人乗組員や
水産加工に従事する外国人研修生がいたりなど、
国際色豊かな海洋都市という顔もあります。
カツオ、メカジキはともに水揚げ量が日本トップクラス。
サンマの水揚げも盛んです。
マスコットキャラクターは「ホヤぼーや」。

三陸沖の黒潮の影響で、冬は比較的温暖ですが、
夏はやませの影響で冷涼な地域。

ほぼ日は東日本大震災をきっかけに
仲良くさせてもらうようになり、
震災後から2019年までは
「気仙沼のほぼ日」という事務所も
置かせてもらっていました。
その後も「たくさんのともだちがいる町」として、
いろいろなかたちで関わらせてもらっています。

どう行けばいい?

誰でもが行きやすいのは、新幹線&電車。
新幹線で一ノ関駅まで行き、
そこからJR大船渡線に乗れば、
1時間半でJR気仙沼駅に到着!

仙台から電車をのりついで
JR前谷地駅まで行き、
そこから気仙沼線BRT(バス)で
気仙沼駅まで行くという方法もあります。

運転ができる人は、車もおすすめです。
2021年、復興道路「三陸沿岸道」の
全線(仙台~八戸)が開通し、
気仙沼もぐっと行きやすくなりました。

また、高速バスを使うという手もあります。
こちらは仙台や東京からバスが出ています。

「気仙沼さ来てけらいん」の
アクセス情報ページ
もぜひ。

現地では、どうまわればいい?

シンプルなのは「徒歩+タクシー」。
気仙沼の中心部「内湾地区」は
徒歩でまわることができます。
タクシーも、呼べばすぐ来てくれます。

気仙沼駅前の観光案内所などで
レンタサイクルも借りられます
(冬場はすこし寒いかもしれませんが)。

車が運転できるなら、
レンタカーは非常におすすめです。
中心部以外にある魅力的なスポットが
ぐっとまわりやすくなります。

泊まる場所としては、
内湾地区を中心にまわるのなら、
観光スポットが集まっている気仙沼港周辺が、
ホテルも多くておすすめ。
街あるきの途中に戻って一休みもできますよ。

どんな旅行ができる?

「海のまち」をたのしむ
早朝に魚市場で水揚げや入札を見学したり、
たくさんの漁船が係留している港を眺めたり、
海の幸をたのしんだり、
おいしい水産加工品をおみやげを買ったり。
「シャークミュージアム」に行ったり、
漁師さん御用達のお店で買い物などもできます。

漁港近くの内湾地区には
商業施設「ないわん」をはじめとする
観光にぴったりのスポットが集まっているので、
散策もおすすめです。

「おかえりモネ」に「ホヤぼーや」
NHK連続テレビ小説「おかえりモネ」の舞台なので
ロケ地を巡るのもたのしいです。

(2022年10月31日まで「気仙沼 海の市」2階で
「おかえりモネ」展、2022年3月31日まで
「海の町スタンプラリー」を開催中!)。

気仙沼のキャラクター「ホヤぼーや」の
キャラクターショップ
を訪れても。

震災の記憶をふりかえる
東日本大震災関連の場所も数多くあります。
向洋高校の旧校舎をもとにした
「気仙沼 東日本大震災遺構・伝承館」や、
2021年3月に開園した「復興祈念公園」
津波体験館のある「唐桑半島ビジターセンター」
震災の記録の常設展がある

「リアス・アーク美術館」
(2022年3月21日まで「東日本大震災
発生10年特別企画展」も開催中)など。

復興のシンボル「龍の松」を見に行っても。

気仙沼の自然と触れ合う
自然と触れ合う旅行も、もちろんおすすめ。
安波山にのぼって気仙沼の街を一望したり、
気仙沼大島へ行ったり。
つつじの名所、徳仙丈岳のハイキングもたのしい。

宮城オルレ 気仙沼・唐桑コース」という
5時間ほどのトレッキングコースもあります。

夏なら、大谷海岸などの海水浴場を訪れたり、
SUPやシーカヤック、サーフィンなどの
マリンスポーツをたのしんでも。

「ほぼ日」と縁の深いスポットへ
ほぼ日と関わりの深いスポットで言えば、
気仙沼ニッティングのお店
「メモリーズ」(毎週土曜日オープン)や、
少しずつ数が増えている
「100のツリーハウス」もあります。
ぜひ季節の良い時期に巡ってください。
一代さんの民宿「つなかん」に泊まって、
日本に1台しかないサウナトースターに入る
「サウナ旅」もできます。

ほぼ日がこれまで
「うまけりゃうれるべ市」で販売してきた
さまざまな気仙沼のうまいものを
買ってまわるのも、もちろんおすすめです。

そのほか、こんなたのしみかた
気仙沼は天然温泉もあります!
「気仙沼プラザホテル」
「サンマリン気仙沼ホテル観洋」では、
日帰り入浴もできます。
海水に近い塩気の強い温泉で、
浮遊感をたのしめます。

また気仙沼とあわせて、
仙台、平泉、一ノ関、陸前高田といった場所を
あわせてまわることも可能です。

定番の観光スポットは?

気仙沼市魚市場
水揚げ風景(午前6~8時頃)や入札を見学できます。
荷捌き場内にたくさんの魚が並ぶ様子は壮観。
漁船を背景にかっこいい写真が撮れる
屋上もおすすめ。

写真 かとうまさゆき

2019年4月オープンの「水産情報等発信施設」も、
サンマの棒受漁のプロジェクションマッピングなど
ユニークな展示が多くてたのしいです。

※荷捌き場内(1階)には入れません。
見学スペースからの見学になります。
※お越しの際は開場日をご確認ください
※当日の水揚げ状況によっては魚がいない場合があります。

「気仙沼 海の市」
魚市場に隣接する観光物産施設。
1階は魚介類や水産加工品の商店や飲食店、
2階には日本で唯一のサメのミュージアム
「シャークミュージアム」
「氷の水族館」があります。

「ないわん」
2020年7月に内湾地区にオープンした、
「迎(ムカエル)」などの4施設からなる
商業観光施設。

レストラン、和食店、カフェ、
クラフトビールのお店、ジューススタンド、
サメ革専門店、衣料品店、生魚販売など
グルメやショッピングが楽しめます。
気仙沼湾が一望できる展望ラウンジも。

風待ち地区
もともと、大正や昭和初期に建てられた
個性的な建物が多かった地域。
震災でその多くが失われましたが、
修復・再建の取組みにより、現在4施設が修復され、
美しい姿を見ることができます。
近くには俳優の渡邊謙さんが手がけたカフェ
「K-Port」もあります。

南町紫神社前商店街
仮設の復興商店街「南町紫市場」から移ったお店や、
新たに参入したお店などが立ち並ぶ場所。
飲食店、バー、気仙沼グッズ店などがあります。
近くにはフカヒレ寿司の名店や
レトロな喫茶店、老舗のかまぼこ店など
気仙沼ならではのお店が集まるエリアがあります。

みしおね横丁
2019年にオープンした、
トレーラーハウス型の店舗集合型横丁。
朝早くから営業していて、漁師さんたちの
姿も見られる「鶴亀食堂&鶴亀の湯」のほか、
沖縄料理、メキシカン料理、インドネシア料理、
バーなど個性あふれるお店が集まっています。

おいしいものを食べよう!

海産物を中心に、おいしいものは
やまほどあります。
海鮮の定番は、カツオ、さんま、メカジキ、
牡蠣、ウニ、ホヤ、そしてフカヒレ!
お寿司屋さんもいっぱいあります。
海鮮丼や、焼き魚もとてもおいしいです。

また「気仙沼ホルモン」も名物のひとつ。
そのほか、農産物にもおいしいものが多いので、
おみやげにJA南三陸の直売所
「菜果好気仙沼店」で野菜や果物を
買っていくのもおすすめです。

お店の紹介は
「気仙沼さ来てけらいん」
グルメページを見ていただくのがおすすめ。

テイクアウトできるお店も多いので、
買ってきてホテルで食べることもできます。
また「ホヤデリ」という宅配サービスで
ホテルに届けてもらうこともできます。

糸井重里やほぼ日乗組員が、縁があって
よくお邪魔しているのはこちら。
・「鼎 斉吉」(和食)
・「アンカーコーヒー」(コーヒー)
・「まるき」(ラーメン)
・「マンボ」(喫茶店)
・「鶴亀食堂」(定食)

お酒が好きなかたなら、
気仙沼にある2つの酒蔵もぜひチェックを。
創業100年を越える老舗酒蔵「男山本店」
最後の一滴までこだわる
日本酒づくりの「角星」があって、
どちらも海産物との相性ばっちり。
また「black tide brewing」という
気仙沼発のクラフトビールも人気です。

ナイス! ビュースポット

最後に、写真を撮るのにもおすすめの
魅力的なスポットをいろいろ集めてみました。

気仙沼漁港
多くの漁船が港を覆い尽くすように
係留している風景は圧巻。
タイミングが合えば、漁に向かう大型船の出港を
5色のテープなどで盛大に見送る
「出船おくり」の光景も見られます。

安波山(あんばさん)
気仙沼を一望できる、標高239mの山で、
港まち・気仙沼のシンボルのひとつ。
気仙沼の紹介映像では、必ずと言っていいほど
ここからの眺めが使われます。

気仙沼大島
山頂から360度の大パノラマを望める「亀山」や、
島を代表する景勝地「龍舞崎(たつまいざき)」
キュッキュッと砂が鳴る砂浜の
「十八鳴浜(くぐなりはま)」など、
”緑の真珠”と呼ばれる自然たっぷりの島。
訪れるときは、玄関口である浦の浜湾にある
「気仙沼大島ウェルカム ターミナル」もぜひ。

蜂ヶ崎(はちがざき)展望スポット
気仙沼市内の蜂ヶ崎にある絶景スポット。
気仙沼湾横断橋と大島大橋を
同時に眺めることができ、
多数の漁船の係留風景も見られます。
駐車場もあるためドライブの合間に
立ち寄るのがおすすめ。
夜景も素敵なので、デートにも。

徳仙丈山(とくせんじょうさん)
ツツジの名所である、標高711メートルの山。
5月中旬から下旬にかけて、
約50万本のツツジが山全体を覆います。
登山口から山頂まではゆっくり歩いて
約40分ほどの道のりで、ハイキングにも最適。

岩井崎(いわいさき)
岩の割れ目から潮が吹き上がる「潮吹岩」や、
東日本大震災の津波で奇跡的に残った
1本の松が龍が昇る姿に見える
復興のシンボル「龍の松」などがあります。
かつては塩づくりが盛んに行われており、
現在は、自然塩づくりの体験ができます。

リアス式海岸
リアス式海岸沿いには絶景がたくさん。
1896年の大津波で先端が折れたという
巨釜・半造にある「折石」
津波で打ち上げられた唐桑町神の倉の
「津波石」(大きいものは高さ6メートル)
などを見ることもできます。

気仙沼に、おいでよ♪
ぜひあなたも、年をおうごとに
魅力的な場所が増えている、
海のまち・気仙沼に
遊びに来てみてください。
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