気仙沼のほぼ日便り

先週、はたらきたい展のオープンにあたり、
渋谷パルコの会場設営に行ってきました。

私は東北ブースを担当することになったので、
気仙沼からいろいろと飾り付けのアイテムを
集めていきました。

震災後から今の様子を私たちが取材した
東北の事業者さんのパネルが、
周りに貼ってあるので、
みなさんのことを、ちゃんと見ていただけますようにと
思いながら装飾をしあげました。
装飾品は心優しい気仙沼のみなさんが、
快く貸してくださったものばかりなので、
手書きでちょっとした紹介をつけていたりします。
それも見ていただけるとうれしいです。

オープンしてからは、
たくさんの人が東北ブースをみてくださって、
東北の商品を買っていかれるので、
すごく嬉しかったです。

現在、物販コーナーでは、
アンカーコーヒーさんのコーヒー、
八木澤商店さんの醤油やポン酢、ドレッシング、
大木大吉商店さんのお酒を、
販売していますよ!

15日(土)には一日かぎりですが、
冷蔵商品も増えて、
丸光食品さんの麺商品、
波座物産の塩辛も販売する予定です!
斉吉商店さんの「金のさんま」もこの日から販売します。

私も15日にまた会場にいきます。
東北のみなさんのゼロからスタートした仕事を、
多くの方に知ってもらえると嬉しいなと思います。

今年も美しい花を咲かせた、徳仙丈山のツツジ。
去年は見に行けたのですが、
はたらきたい展。の準備であわただしくて、
今年は行けないなぁと残念に思っていたら、
コヤマ菓子店の小山裕隆さんが、
写真を送ってくれました!

気仙沼っていうと海のイメージが強いんですが、
すぐ近くには山があるので、
ちょっとお出かけすると山も楽しめるのが良いところです。
そして、山の上に登ると、海が見えます。
高いところから見る海は、青くて広々していて、
晴れ晴れとした気持ちになります。

気仙沼に住んでいて、
もちろん良い事ばかりじゃないのですが、
こうして美しい海と街の全体像を眺めると、
自然と、この街を良い街にしていきたいなぁと思えます。

いま、ツツジの見頃は終わってしまいましたが、
これからの山は緑がきれいでいいですよ。

ところで、コヤマ菓子店の「はまぐりもなかくっきー」
以前の『週刊文春』で、
矢野顕子さんがおすすめという記事が掲載されて以来
大人気みたいで、お店は連日忙しそうでした。
お仕事の息抜きに、やっぱり山はいいですよね!

5月23日、気仙沼魚市場に
初カツオが水揚げされましたー!
カツオ水揚げ日本一の気仙沼にとっては、
めちゃくちゃテンションの上がるお知らせです。
この日、地元紙の三陸新報の一面に掲載されていました。
こうなると「もうカツオ食べた?」が、
日常会話にひんぱんに登場するようになります。

せっかくなので、気仙沼の目利き、
磯屋水産の安藤竜司さんに初カツオを持ってもらいました。
当たり前のようにカツオが似合いますね。

そういえば、磯屋水産さんが選んだカツオを、
東京のほぼ日にも送っていただいたみたいで、
のツイッターでも紹介されてました。

初水揚げは例年よりも2週間ほど早いそうで、
まだ気仙沼は夜肌寒い気温だったりするのですが、
カツオがきたなら夏がくるぞ〜って感じがします!
魚の旬で季節を感じるようになったのは、
気仙沼に来てからかもしれません。
みなさんも気仙沼のカツオで夏の始まりを感じてくださいねー!

先日、糸井のコラム「今日のダーリン」でも紹介されましたが、
5月16日には「東北にたくさんのツリーハウスを」というテーマで
「へんなミーティング」という名前の
大ミーティングが行われました。
食事をはさんで5時間の長丁場‥‥
ご参加のみなさまは本当におつかれさまでした!
いよいよツリーハウスの計画が動き出してきた感じがします。
そもそもは、気仙沼の山に賑わいがあったら、という所から始まり、
ツリーハウスのある観光地があったら、という計画がうまれたのでした。
(1回めのミーティングが終わったばかりで
 まだまだ何がどうなるか、わからないんですけれどもね。
 でも、気持ちははやる、私です!)

さて、翌日はミーティングに気仙沼から参加したメンバーと
横浜にある「なんじゃもんじゃカフェ」という
ツリーハウスのあるカフェに行ってきました。
お店がオープンしてすぐについたはずなのですが、
行列ができています!
場所は車が入って行けないような、
決して良いと言えない立地なのに、
遠くからでも来たくなる場所で、並んでも入りたい空間なんですよね。
気仙沼には、こういう場所が無いものですから、
うらやましいなぁというのが、正直な感想でした。

ここのツリーハウスは、
一つ一つの窓にも、柱にも個性があって、
壁となる素材や、置かれている小物の選び方にも、
作った人の好みが表れている気がしました。
そしてそれが、細かいところまで、貫かれてる感じがします。
このツリーハウスを作った人は、
このツリーハウスみたいな人なんだろうかと、
だとしたらなんてカッコいいんだろうかと‥‥
ずいぶん思わせられました。
なんていうか、しびれました。

うう、私だってカッコいいと思われたい!
東北にツリーハウスを作るぞっていう計画がどう進んでいくのか、
全然分からないけど、なんだかとってもわくわくしします。

試しに自分の友達にもツリーハウス計画を話してみたら、
「私もやりたい!」
って返事が、いくつもかえってきました。
ありがとう、みんな!
これからはぜひ工具を持って、気仙沼に遊びにきてね!

こんにちは、気仙沼のほぼ日のサユミです。
最近更新していませんでしたが、
来月に控えた「はたらきたい展」の
準備に追われておりました。
先日が気仙沼に着て、
かつて「東北の仕事論」でご紹介した方々の今の様子を訪ねたり、
写真家の齋藤陽道さんが、みなさんのお写真を撮ったりと、
短いながらも盛りだくさんの取材をしていきました。

東北の頑張っている事業者さんたちからは、
働くことへの、強い希望を感じます。

「会社をたたもうと思った事は何度もあるけど、
震災が起きてからは、あきらめたことなんか一度も無いよ」
とおっしゃっていた方もいました。
工場が再開できたこと、商品がまた棚に置かれたこと、
新商品ができたこと、従業員さんが戻ってきたことなど‥‥
みなさんの「うれしかったこと」を聞いてたら、
すごく明るい気持ちになれました。

「はたらきたい展」では、東北で頑張っていらっしゃる
事業者さんのお話も紹介される予定です。
6月6日からの「はたらきたい展」の会場は、
渋谷パルコミュージアムです。
ぜひお越し下さいませ!

先日、東京のほぼ日の
プライベートで気仙沼に遊びにきました。
(ちなみにですけど、東京のほぼ日は本社であり、
気仙沼のほぼ日は、いまのところただ一つの支社です。)

ちょうどその日は気仙沼の「おもてなし隊」のみなさんが、
はっぴを着て気仙沼駅に集合していました。

電車がやってくるのを、手を振り、旗を振り、大漁唄込でお出迎え!
大漁唄込を歌うのは、唐桑の大漁唄込保存会のみなさんです。
出船送りや、お祭りなどの時にも披露されている、
このあたりの伝統の歌なんですよ。

そして、我らがホヤぼーやも、
おもてなし隊と一緒にスタンバっていました。
ホヤぼーやは気仙沼を背負ってたつ、ゆるキャラ界のプリンスです。
前回のゆるキャラグランプリでは、堂々の東北一位に輝きました。
東京のほぼ日のみんなも、ホヤぼーやを応援しています

思わぬ歓迎に、も、すごく喜んでいました。

お客様をもてなしたい気持ちは、気仙沼市民みんなが持っています。
お客さんに喜んでもらえたら、もちろん私も嬉しいです!

そのあと、斉吉商店さんの「ばっぱの台所」でお昼をいただきました。
甘くてたのしいあんこのワークショップの会場にもなったこのスペース、
ランチ(要予約)が頂けるようになったんです!
くわしくは、斉吉商店さんのページをご覧ください。

この日のメニューは、
金のさんまに、すき昆布の煮物、あざら、あさり汁、
そして、ご飯をお茶碗によそっていただいて
海鮮の具を自分でかけるセルフ海鮮丼もあります。
つまり、基本的なメニューは
「季節ごとのおかずと海鮮丼」となっているそうです。

ばっぱの台所にいけば、和枝専務や、
ばっぱ(おばあさんの意味)こと貞子お母さんにも、
お会いすることができるかもしれません。
面白くて、気さくな斉吉家のファンになっちゃいますよー。

気仙沼にお越しの際は、おすすめです!

前回からお伝えしている通りですがと福島にいってきました。

金澤翔子美術館スパリゾートハワイアンズ
フラガールショー見学を終えた私たちは、
小名浜港のあたりを車で移動することにしました。

まず向かったのはハワイアンズと同じいわき市にある
いわき・ら・ら・ミュウ」という観光物産センターです。
建物がとてもきれいだったので、最近できたのかな?
と思っていたのですが、後から調べたところ、
もともとここにはこの建物があり、
震災時には2.7メートルの津波がきたようでした。

現在は、沢山の観光客でにぎわっていて、
津波の被害はほとんど感じられないほどでした。
ここまでの再建に尽力された方々が、
たくさんいらっしゃったのだと思います。

ここでは、ビジュアルだけでテンションが上がる、
いわきの郷土料理「ウニの貝焼き」が、
至る所で売られていました。
その名の通り、貝殻にこんもりとウニが盛られています。
おいしかったです。ぜひ、あれはまた食べたい……。

そのあと、私たちは、すこし北上して海岸線を進みました。
当然ですが、福島にも津波の被害があります。
海沿いにはまだまだ震災の爪痕が残っていました。

じゅんぺいが「気仙沼みたいですね」と話していて、
確かに、街が何も無くなってしまったようなこの光景は、
気仙沼の津波で被害を受けた地域と似ていると思いました。

きっと震災前には、福島らしい、海沿いの町の独特の風景があって、
それぞれの暮らしがあったんだと思います。
今それを知る事ができないのは、とても残念です。

そのあと、福島駅方面に向かい、
最後に立ち寄ったのが、駅近くのPICK-UPというお店です。
1階はおしゃれなアパレルのお店で、
2階にはギャラリーが併設されています。
私の友人でもある福島出身アーティストの佐藤洋美ちゃんの
コラージュ作品が展示されていました。
福島の自然や、名産の桃、おじいちゃん、おばあちゃんなどが
表現された作品には、福島のお店の包装紙、新聞などが使われていて、
彼女の福島の思い出がそのまま語られているように感じました。
しかしですね、このお店ほんとにおしゃれなんですよ……。
気仙沼にもこういう場所があったらなぁ……と、憧れてしまいます。
最後にPICK-UPの藁谷さん、洋美ちゃんと記念撮影をして、
福島の旅は幕をとじました。

思い返してみますと、
福島は、笑顔のすてきな人がたくさんいらっしゃいました。
おしゃれな場所もいっぱいあります。おいしい食べ物もたくさんあります。
あと、福島県は、すんごい広い。
東京都の6倍くらいの広さなんですよ!
おかげで、長い道中、これまで知らなかったの人柄を知り、
趣味、好きなタイプなど、たくさん話が聞けたことも良い思い出です。
福島には、まだまだ素敵なスポットがあって、
今回だけでは全然まわりきれなかったので、
また近いうちに行きたいなーと思っています。

3月20日、春分の日。
福島に行ってきました。
も東京から行くことになり、
は気仙沼から向かい、
いわき市のいわき駅で合流することにしました。
じゃ、まずはじゅんぺいから、
ご報告をおねがいします。
ーーーーーーーーーーーーーーー
こんにちは、じゅんぺいです。
なにかの取材でというわけではなく、
福島県を楽しむ旅に出てきました。

まず最初に行ったのは
書道家である金澤翔子さんの美術館
金澤翔子美術館」です。
福島県いわき市に東日本の復興を願い開設されました。

金澤翔子さんは一字一画に
ものすごいエネルギーを注ぎながら、
作品をお書きになられます。
NHK大河ドラマ「平清盛」の力強い題字を書いた方でもあります。
作品の目の前に来ると、思わず息をのむほど、パワーにあふれたものばかりです。

この美術館は広々とした和風のつくりで、良い香りがしました。
庭は手入れの行き届いた日本庭園が広がっていて、
心地よい時間を過ごす事ができました。
全部見終わった頃には
なんだか勇気とチカラが湧いてくるようでした。

次に向かったのは
スパリゾートハワイアンズ」です。
ここから、と合流します。
ほぼ日の乗組員が絶賛しているフラガールのショーを一度見てみたくて、
ショーの時間に合わせて行ってきました。

会場は本当にたくさんのお客さんがいらっしゃっていて、
ほとんどが福島県外から来た人たちでした。
みんながわくわくしながらショーを楽しみにしている、
その空気を感じるだけでも、なんだかわくわくしてしまいます。
ちなみに、お客さんは水着姿です。
私服でショーだけを見に来たぼくらは、
暑い気温とお客さんの熱気で汗だくで、ちょっと浮いてしまいました……。

フラの生演奏がはじまると、
たくさんのダンサーの人たちが元気よく登場しました。
そのみなさんが、ほんとうに笑顔なんです。

びっくりするぐらい笑顔で、楽しそうで、
こちらまで笑顔になります。
心が躍るってこういうことか!と思うほど、そりゃもう最高でした。

「来てくれてありがとう」という気持ちが
ダンサーのみなさんから言葉なしに伝わってきましたし、
たくさんの元気をもらえて、胸がいっぱいになりました。

途中でお客さんも舞台にあがって
踊りの振りを教えてもらい
一緒に踊るコーナーがあるんですが、
子どもたちがとってもかわいいんです。
大人たちもつられるように無邪気に踊っていて、
みんなが一つになる感じがすばらしかったです。

フラガールのみなさんは、終始笑顔で踊るために、
相当な稽古を積んできているはずです。
来てくれた人たちを喜ばせたいという気持ちが
踊り全体に溢れ出ていました。
パフォーマンスとして、とても素晴らしいショーでした。

帰ってすぐに映画の「フラガール」を見たのですが、
感動して泣きっぱなしでした。
この映画を見たら、もう一回ハワイアンズに行って
ショーを見たくなってしまいました。
きっと近々行っちゃうと思います!

さて次は海岸沿いを車で北上してから、
福島駅方面に向かいます。
次回はサユミさんにバトンタッチしたいと思います。

遠くからお客様がいらしたので、
一関→陸前高田→気仙沼とご案内をしました。

とはいっても、今回のご案内の企画は、
斉吉商店の和枝専務とアンカーコーヒーの紀子さんプロデュースでした。
このおふたり、気仙沼のおかみさん集団「つばき会」のエースとして、
矢野顕子の音楽の稽古場の「おいしい打ちあげごはん」を
仕切っていただいたこともあります。
信頼と実績のつばき会! まさに気仙沼おもてなしのプロであります。

ということで、私はお手伝いをさせていただいただけ……というより、
お客様に便乗して、おいしいものをただ沢山食べただけになってしまいました。
(そして、今回はそれを紹介するだけ! いいんでしょうか。)

まずは一関市、世嬉の一酒造さん併設のレストランで昼食。
自分ではっと(すいとんのようなもの)をちぎって
お鍋に入れていただく「手ぎりはっと膳」と、
名物の「果報もち膳」をみなさんでいただきます。
一関って、何百種類とお餅の食べ方があるそうで、
お祝いの席ではこういう「もち膳」が
ふるまわれるんだそうですよ。

で、果報もちっていうのは、お椀の中に萩の枝が一つ入っていて、
それが当たった人は幸運になれると、そういうものなんですが、
自分の食べたクルミ餅のお椀に、枝のようなものが……。
ガーン。お客様を差し置いて当たってしまうワタシ……!
黙っていたのですが、
お膳をさげにいらっしゃったお店の方が
「枝が当たった方はどちら様ですか?」とお聞きくださいます。
ひえー。なんだか申し訳ない!
「……あれっ!?もしかして、これですかね〜?」
などと、しらじらしく、自分から申し上げました。
当たると、世嬉の一酒造のお酒をいただけます。
嬉しいんですけどね〜、ああ、すみません。
この写真の表情にもこの微妙な心境が表れています。

その後、唐桑の盛屋水産さんのところへ。
船で、牡蠣とホタテの養殖いかだのあるところまで乗せていただくのですが、
なんと突然の雨!(しかも結構強い)
盛屋水産のおかみ、一代さんが大漁旗をババっと広げ、
みんなでその中に入って雨をしのぎます。
写真中央でカメラを見ている黄色のベストの方が一代さんです。
いつものことですが、この時の一代さんは、
このまま歌って踊れそうなくらいテンションが高かったです。

しかしなんだろう、この写真。味写?
右上のほうにウミネコがゆうゆうととまっているのがなんとも言えません。
大漁旗で雨しのぎというのは、なかなか見ない光景ですね。
これは良い思い出だねーなんていいながら、
養殖いかだにつく頃には晴れました。

その場で、むいた殻をお皿にして、牡蠣とホタテを頂きます。
すんごい身が厚くて、甘いんです。
海産物って、新鮮だと全然生臭くなくて、甘いんですよね。
気仙沼に着てから知りました。
ホタテの貝柱の繊維っていうんですか、
縦方向の繊維みたいなのを感じます。
牡蠣も甘いんです。
私、もともと牡蠣の生臭い感じが苦手だったんですけど、
いったい何で苦手だったんだっけ?と思うほど、
この牡蠣はおいしかった……。
あー、すでに、また食べたいです。

最後に、斉吉商店さんのばっぱの台所でご飯です。
こちらは、あんこのワークショップでも使わせていただいたキッチンスペース。
この日のお客様のために、ご飯を用意していただきました。

メニューは、今が旬のわかめのしゃぶしゃぶです。
わかめは、お湯にくぐらせると、茶色からきれいな緑色に変化します。
わかめはクニャクニャしていると思っているみなさま!
旬の生わかめはすんごいシャキシャキした歯ごたえなんですよ。
さっぱりしたポン酢でいただくと、またおいしくて、いくらでもいけます。

そしてさらに、出していただいたのが海鮮丼と、さんまのつみれ汁……。
うう、おいしい。気仙沼に来てよかったー!!!

と、このように、ご案内というのは非常においしい仕事なんです。
今回も、ごちそうさまでした。

私も気仙沼に来てからもう一年経ちました。
サユミちゃん太ったねという説もありますが、
それはしかたのないことなんですよ!!

さて、先日石巻に行ったので、私が寄ってみたかったもう一つの場所……
石ノ森萬画館に行ってきました。
こちらは、萬画家の故・石ノ森章太郎先生の作品を中心としたマンガ展示、
アトラクション、マンガ図書館などを兼ね備えた
アミューズメントパークのようなところです。

ここは北上川河口の中州に建っており、
高さ約5メートルの津波が押し寄せました。
さいわい、この宇宙船のようなフォルムの建物は残りましたが、
施設内は大きな被害を受けていました。
震災後閉館となっていたのですが、
このたび、3月23日にリニューアルオープンしたのです。

入り口には『ゴルゴ13』のさいとう・たかを先生、
『ゲゲゲの鬼太郎』の水木しげる先生など
そうそうたる方々のお花が飾られていました。

石ノ森先生といえば、
マンガの神様こと手塚治虫先生のアシスタントをつとめ、
トキワ荘グループとして、
仮面ライダーシリーズにサイボーグ009、
がんばれ!!ロボコン、人造人間キカイダーなどの幅広い作品を手がけ、
子どもたちのヒーローを数多く生み出した方です。

そんな石ノ森先生の作ったヒーローたちが「待たせたな!!」と、
入り口で迎えてくれました。
そこには「今こそみんなが、ひとつになる時」との言葉が書かれてありました。
そうですよね、ヒーローたちの世界では、
最後はみんなの力が集まって、正義が勝つんですよね。
力強い言葉がじーんと心にしみました。

受付のスタッフさんはサイボーグ003(サイボーグの紅一点)スタイル!
私がやや石ノ森先生にくわしいのは、
学生の時、このサイボーグ003の格好で、
萬画館の単発アルバイトをしたことがあるからなんです。
ちなみに着ますとね、なんていうか……
心もヒーローになれるんですよ。

別の階では、企画展として開催されていた
「シージェッター海斗」展も、見る事ができました。
ああ、これも、懐かしい!
海斗も、私が学生の頃に始まったプロジェクトです。
簡単に言うと、石巻のローカルヒーローなのですが、
原案は石ノ森先生で、石森プロが仕上げているので、
ひいき目を抜きにしても、クオリティが高いと思います。
地元のヒーローショーでも、子どもたちに大人気なんですよ。
震災時、外に展示されていた海斗は少しぼろぼろになっていましたが、
りりしい立ち姿にグッときました。

また常設展では、歴代仮面ライダーのマスクがずらりと展示されていたり、
仮面ライダーのサイクロン号に乗るアトラクションがあったり、
子どもだけでなく親御さんもかなり楽しいんじゃないかなと思いました。
私もヒーローたちに勇気をもらった気がします。

ところで、気仙沼と石巻は車があれば2時間弱なので、
遠くからお越しの方は、一緒に回ってみるのもおすすめですよ。