CI-VA、わたしのつきあい方
伊藤まさこ
「weeksdays」で取り扱いを始めたのは2019年。
イタリアのブランドですけれど、
日本側にも「ものづくりを提案するチーム」がいることで、
良質で、使い手の気持ちをくんだ、
わたしたちにも使いやすい革製品をうみだしています。
なかでも、「2189 NUVOLA」は人気が高く、
「weeksdays」でも初期からの定番的商品。
刻印をなくし、極力シンプルにした特別仕様で、
いくどか色を替えながらお届けしてきました。
使い続けて6年という伊藤まさこさんが、
「2189 NUVOLA」とのつきあい方をご紹介。
どうぞ参考になさってくださいね。
CI-VAのバッグは母と共有していて、
今、私の家にあるのが今回販売する、
ブラックとグレー。
季節を問わず、
服をえらばず。
過去に何度も販売してきたCI-VAですが、
この2色はだんとつで使い勝手がいい。
「はじめてのCI-VA、何色がおすすめですか?」
と問われたら、
ブラックかグレーはどうでしょう? と、
胸を張って薦めたい。
私の中でも特に気に入りの2色です。
バッグはふだん、
木のオープン棚に収納しています。
かごバッグやトートバッグは、
そのまま棚に。
CI-VAのバッグやクラッチなど「平たいもの」は、
箱に立てて収納し、
引き出しのようにして使っています。
こうすることで型崩れも防げるし、
中に何が入っているか一目瞭然というわけです。
お財布、スマートフォン、鍵、
ハンカチ、リップクリーム、ハンドクリーム、
それから水筒にエコバッグ。
私のふだんの荷物はこの8つが基本。
バッグの形はフラットでかなりコンパクトな印象ですが、
意外なほど容量はたっぷりで、
基本の荷物がすべて収まる。
水筒(350ml)を入れても大丈夫なんです。
このバッグは、
最初の販売の時に買ったから、
使い始めてもう6年。
ふだんのお出かけにはもちろん、
旅にも何度も持って行きました。
6年前に比べると、
革の様子はしっとり、つややかになりました。
特にこれといったお手入れはしていないのですが、
使うごとにいい感じになっていく、
それってすごいことなのではと思うんです。
仕事柄、革製品をたくさん見てきましたが、
CI-VAの製品は、とてもなめらかで上質。
ヒモ部分は長さ調整のため、
何度も結んだりまた元に戻したりを
繰り返しているにもかかわらず、
擦り切れない。
これはバッグのすみっこにも言えること
(すみっこが擦り切れたバッグほど
もの哀しいものはないですよね‥‥)。
ずっと使いたくなる理由は、そんなところにもあるのです。
こちらはここ最近の私のCI-VAコーディネート。
アウターにブラックを持ってくるときは、
中は肌馴染みのいい色でまとめます。
デニムコートやレオパード柄のコートを着る時は、
ブラックを。
また、フラットなので、
ショルダーバッグとしてはもちろん、
バッグインバッグとして使えるところもいい。
‥‥と好きなところを語りだすと、
止まらない。
CI-VA好きが集まって、
CI-VA愛を語る。
そんなコンテンツもいつか作ってみたいなぁ。